街を歩いていて新規開店などで大輪の白い胡蝶蘭が店頭を華やかに飾っている光景を目にした方も多いでしょう。
これまでにビジネスシーンやプライベートなお祝い事などにご自分で胡蝶蘭を贈った経験のある方はご存知かも知れませんが、胡蝶蘭の場合は「3本立ち」とか「5本立ち」という呼び方をしています。
今回は胡蝶蘭における「3本立ち」「5本立ち」の意味に加えて、どのようなシチュエーションで贈られる場合が多いのか、どこで胡蝶蘭を購入するか、5本立ち胡蝶蘭の相場などについて解説します。
胡蝶蘭の「3本立ち」、「5本立ち」とはどういう意味か?
簡単に言えば花の付いた茎の本数のことです。
従って3本立ちであれば3本の茎がひとつの鉢に入っているということですね。
本来ならば、ひとつの株から複数の茎が発生するのですが、特に大輪の胡蝶蘭の場合には、敢えてひとつの株からひとつの茎だけを残して、極力大きな花を咲かそうとしているのですね。
ですから3本立ちなら、ひとつの鉢に3本の花茎、5本立ちなら5本の花茎が鉢に寄せ植えされているということです。
当然ですが3本立ちよりも5本立ちの方がよりボリュームがあって豪華で高価になります。
大輪5本立ちの用途
一般的にお祝いで胡蝶蘭を贈るような用途は、開店祝いや新築祝い、移転祝い就任祝いなど様々ですが、大輪胡蝶蘭5本立ちは通常どのような用途で選ばれているのでしょうか。
5本立ちの大輪胡蝶蘭が贈られる用途としては、竣工祝いや落成祝い、創業記念などのお祝いに贈答される場合が多いようです。
確かに企業にとっては非常に特別な大きいイベントと言えますし企業の長い歴史の中でも頻繁にあることではありません。
更に区切りの良い企業の50周年や100周年記念などにも5本立ちの胡蝶蘭を贈ることが増えています。
例えば「創業100周年記念のイベントだから、通常より大きく豪華に!」とか「移転した新社屋の落成祝いだから、いつもより派手に豪華に!」とか、「多くの胡蝶蘭が他社からも届くお祝いの席なので、見劣りせず目立つようにいつもより豪華にしたい!」という場合が多いです。
基本的には、3本立ちはこの用途であるとか、このお祝いには5本立ちなどと決まったルールはありません。
要するに〇年に一度とか、生涯に一度とか、とにかく特別なイベントやパーティーなどの際に、他に比べて豪勢で目立つような胡蝶蘭を選ぶ傾向が強いようです。
相手との関係性やお店の大きさ、お祝い事の規模などによってどのくらい豪華な胡蝶蘭を贈るべきか判断するのが良いです。
5本立ち胡蝶蘭の購入方法
通常のお祝い事に贈る胡蝶蘭は3本立ちが主流です。
ですから胡蝶蘭5本立ちとなるとより豪華で、より一層特別感が強くなるのです。
そんなプレミア感が漂う5本立ち胡蝶蘭ですが、どこで購入したら良いのでしょうか。
もちろん街の花屋さんでも購入できるでしょうが、ネット通販のショップでの購入をおすすめします。
ネット上には数多くの胡蝶蘭専門のショップがあります。
贈る花を選ぶ時にも、胡蝶蘭のサイズから花の色目まで多種多様な商品写真が掲載されていますから、希望に合致した選りすぐりの胡蝶蘭を見つけることができるでしょう。
また肝心の価格に関しても花屋さんで買うよりも割安で購入出来ることがほとんどで、生産農園から配達希望日に合わせて仕入れたり、直送している場合もあるので非常に新鮮な胡蝶蘭を相手にお届けすることができるのです。
ネット通販は自分の目で現物を確認できないので不安だと感じる方もいらっしゃるかも知れませんね。
でも心配はいりません。
発送前に現物の写真を送付するサービスをしてくれるネット通販のショップもありますから、そのような通販のショップを利用して購入すれば安心でしょう。
大輪胡蝶蘭5本立ちの相場はどの位か
胡蝶蘭を贈るに際してやはり気になるのは価格がどの程度なのかということでしょう。
数ある胡蝶蘭専門のネット通販のショップ価格もバラつきがありますが、平均的なところで大体30,000円~40,000円程度になっています。
是非、購入される時の参考にしてください。
まとめ
一般的にポピュラーな3本立ちに比べても5本立ちの胡蝶蘭がどれだけ特別感を強く醸しだすのかをご理解頂けたかと思います。3本立ちと比べると価格的にも当然高価になりますが、十分それに見合った魅力を備えています。
非常に大きなイベントや生涯に一度のお祝い事など、ここぞという時には大輪胡蝶蘭の5本立ちを贈ってはいかがでしょうか。
きっと先方様の印象に強く残る贈り物になるに違いありません。