花を贈る

胡蝶蘭の特徴とは?原産国・二度咲きの方法・高価になる理由も解説

普段、野生で目にすることは基本的にありませんが、ギフトとしてはなじみ深い胡蝶蘭。どんな特徴を持った花なのか、気になったことはありませんか?ギフトでいただいたり、誰かに贈ろうと思っていたりするときは、せっかくですから胡蝶蘭の特徴をよく知っておきたいものです。

そこで今回は、胡蝶蘭の特徴について詳しく解説していきたいと思います。

胡蝶蘭はジャングル出身という特徴を持つ

意外に思う人も多いかもしれませんが、胡蝶蘭は実はジャングル出身の植物です。厳密に言えば東南アジアの熱帯雨林に生えている植物になります。

胡蝶蘭は名前の印象から日本の花のイメージもありますが、実際のところは海外の植物なのです。しかも熱帯雨林というジャングル出身と聞くと、その上品そうに見える見た目とはかけ離れていて少し不思議なものですよね。

熱帯雨林の植物ゆえ湿気に強く温暖な気候を好む

胡蝶蘭は亜熱帯地域で育った植物という特徴を持ちます。そのためジメジメとした気候や暖かさに強い特徴があり、とにかく温暖な気候を好みます

そのためもらった胡蝶蘭を家で育てるときは、鉢植えを暖かい場所やほどよく自然光が当たる場所に飾っておくと良いといいます。もちろん高温すぎる環境や直射日光が当たる場所はNGですが、温かい気候であれば育ちやすいのは確かです。

熱帯雨林の植物ゆえ寒さには非常に弱い

東南アジアの熱帯雨林で育った植物ということは、寒さには弱いということ。胡蝶蘭は10℃を下回る環境下だと、すぐにダメになってしまうという特徴があります。

そのため冬場は、「もらった胡蝶蘭がすぐに枯れてしまった…胡蝶蘭は長持ちしやすいって聞いてたのに」といったことはよく起こりえるため、飾っておく際には注意が必要です。特に夜は気温が下がりやすく、日光も当たらないため、エアコンなどでなるべく室内を温かくしておくなどの工夫が必要になります。

胡蝶蘭が育つ場所は土ではなく樹の幹

普段ギフトとして目にする胡蝶蘭は鉢に植えられていたり、ブーケとして切り花の状態になっていたりすることがほとんどです。

では胡蝶蘭は、鉢に植えられているように土で育つものなのでしょうか。実はそれは違っていて、本来の胡蝶蘭は、土ではなく樹の幹に根を張って育つといった特徴があります。その見た目のイメージに反して、意外とワイルドな育ち方をするのが特徴的ですね。

ちなみに、ギフト用に品種改良されて栽培された胡蝶蘭は、土で育てることによってしっかり花を咲かせてくれます。長持ちさせたいときは、胡蝶蘭向けの肥料を使って育てることもあります。

胡蝶蘭の最大の特徴・魅力はその生命力にある

胡蝶蘭は長持ちしやすく、一度枯れてもお手入れをしっかりとすれば、再び花を咲かせてくれるという特徴を持っています。そのため鉢植えの状態で胡蝶蘭を贈れば、特にお花が好きな人にはとても喜んでもらえるでしょう。

鉢植えで育てても二度咲きにチャレンジできる

もらった胡蝶蘭をそのまま鉢植えで長持ちさせていくなら、枯れた後の「二度咲き」にチャレンジしてみるのがおすすめです。胡蝶蘭は長持ちするという特徴があるため、育て方を間違わなければ再び開花時期を迎えることができます。

二度咲きに向けて準備をするときは、胡蝶蘭の花茎の節目を、下部分から見て5節目くらいを目安に切っていきます。節目部分で切るのではなく、若干上部分にハサミを入れていくと、成功しやすいです。

その後は20℃前後の温度が保てる場所を目安として、窓際に飾っておきましょう。ちなみに直射日光が当たりすぎないように注意することも必要になってきます。

胡蝶蘭といえば贈り物をイメージする人も多い

胡蝶蘭といえば、贈り物をイメージする人も多いでしょう。実際に胡蝶蘭は主にギフト用・観賞用として選ばれることが多いのが特徴的です。

胡蝶蘭 大輪 60輪~70輪 5本立ち 白
胡蝶蘭 大輪 60輪~70輪 5本立ち 白

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こちらは商品は、1本あたり約13輪の白色胡蝶蘭が咲く、最高グレードの商品となっています。輪数も多く、幅、高さもありますので、特別な方へ最高の胡蝶蘭を贈られてみてはいかがでしょうか。大変喜ばれること間違いありません。

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胡蝶蘭を贈るお祝い事といえば?

胡蝶蘭をギフトとして贈るお祝いシーンはさまざまありますが、花の特徴として豪華でボリューミーなイメージから、開店や開業、栄転、就任の大きなお祝い事に選ばれることは非常に多いです。そういった盛大なお祝いシーンの定番の花になってくるのは間違いないでしょう。

もちろん個人の印象や好みにもよりますが、胡蝶蘭は、華やかでありながら上品や落ち着き、清楚さなどを兼ね備えているイメージが強いもの。バラやチューリップなどの華やかな定番のフラワーギフトを贈る際、「少し華やかすぎるかも…」と思ったときには、胡蝶蘭をチョイスするとちょうど良いかもしれません。目上の人や取引先、お世話になった恩師などに贈るのにはぴったりです。

胡蝶蘭の花言葉はお祝いに向いている

胡蝶蘭がお祝いの贈り物として選ばれることが多いのは、その花言葉にも理由があります。

胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という花言葉を持っているため、花言葉を気にかけつつプレゼン・ギフトを選びたい人にはまさにぴったりでしょう。その他にも白い胡蝶蘭は「純粋」という花言葉があるため、白いウェディングドレスを身にまとった花嫁のイメージから、結婚祝いに選ばれることも多いです。

清楚で落ち着いたイメージの白花は供え花にも

胡蝶蘭はお祝い事にぴったりですが、一方で、お悔やみの際の供え花として選ばれるという特徴も持ちます。実際、胡蝶蘭といえばお葬式に供えられるイメージを強く持っている人も多いでしょう。

胡蝶蘭の白花は、華やかになりすぎない落ち着きや上品さを持っています。供え花で悪目立ちしてしまうのは避けたいところですから、そういった側面から胡蝶蘭は供え花にも選ばれやすいのです。お悔やみで花を贈りたいが、どの花を選べば良いのかわからない…となった際には、白の胡蝶蘭を検討してみると良いでしょう。

胡蝶蘭は高価なイメージも…

ちなみに胡蝶蘭といえば、高価で他の花と比べて手が出しにくい印象がある人も多いのではないでしょうか。胡蝶蘭はなぜ高価になりやすいのか、その理由や特徴を整理してみましょう。

胡蝶蘭の栽培は手間もお金もかかる

胡蝶蘭を人工的に栽培し、美しく育てるにはとにかくコストがかかります。胡蝶蘭はもともと亜熱帯地域の植物なので、それに近い状態を常に維持して育てる必要があります。莫大な施設維持費と人件費がかかるのは言うまでもないでしょう。

もともとしっかり発芽する胡蝶蘭の種を作るには技術が要り、さらにその種を培養していくのには何年もの時間がかかります。苗の状態で外国から輸入して育てた場合でも、出荷されるのには同じく相当な時間がかかると言います。また、観賞用として市場に出しても問題ない見た目にすべての胡蝶蘭が仕上がるわけでもないため、とにかくお金と時間と技術が要ることが、胡蝶蘭が効果になりやすい理由なのです。

それでもギフトとして人気が高い胡蝶蘭

胡蝶蘭はボリュームのあるものなら、数万円以上の相場になることも珍しくありません。ですがそれでも胡蝶蘭はフラワーギフトとして根強い人気を持っているという特徴があります。

やはりギフトとして相手に本当に喜んでもらうなら、高価でしっかりとした贈り物を選んで気持ちを伝えたいものです。もちろん値段ばかりがものをいうわけではありませんが、高価なものを贈ってこそ…という心理はどこかにありますし、高価なものだからこそもらって嬉しいという思いは相手にもあるでしょう。

それでいて胡蝶蘭は、その値段に見合うほどの美しい見た目を持っています。高価でも根強い人気がある、そして喜ばれやすいのは、そういった点に理由があるのでしょう。

まとめ

胡蝶蘭はジャングル出身の植物のため、温かさや湿気を好み、寒さや乾燥を嫌うといった特徴を持っています。胡蝶蘭をもらうようなことがあれば、ぜひ温かい場所で管理して長持ちさせていきたいところです。
大事なお祝いの際には、ぜひ胡蝶蘭をギフトとして選択肢に入れてみましょう。高価になりやすい胡蝶蘭ですが、HanaPrimeでは比較的お求めやすい価格で提供を行っているため、特に初めて胡蝶蘭を贈る方にはとてもおすすめです。

胡蝶蘭 大輪 80輪~90輪 5本立ち 白
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