花を贈る

アレンジメント花を贈りたい!選び方やマナー、タブーを解説

花々を美しく配置しそのまま飾ることができるフラワーアレンジメントは、思いを伝えたいシーンにぴったりの贈り物です。花の種類や色によってお祝いから供花までさまざまなシチュエーションに対応できますが、用途によってマナーやタブーがあります。贈られた方に喜んでもらえるよう、選び方や注意したいポイントを紹介します。

花贈りにアレンジメントがおすすめのシチュエーションとは

花を贈るには花束やアレンジメント、鉢花などのスタイルがあります。中でも、専用のスポンジを使って美しく生けられているアレンジメントは、贈られた方がそのまま飾れ、さらに手間のかかるお手入れなしで楽しめるというメリットがあります。

特にアレンジメントで花を贈るのにおすすめなのは、次のようなシチュエーションです。

その場に飾る花を贈りたいとき

贈られた状態でそのまま飾ることができるアレンジメントは、開店祝いやイベント会場などその場で花を飾るシーンにぴったりです。華やかな演出を手助けしてくれます。個人的な花贈りだけでなく、ビジネスシーンにもよく用いられています。

忙しい方や花の扱いに慣れていない方に贈るとき

アレンジメントは刺してあるスポンジに水を足すだけでよく、花瓶の準備や水替えの手間がかかりませんので、忙しい方や花の扱いに慣れていない方にも贈りやすいです。

また、お見舞いや供花にも贈られた方に負担のかからないアレンジメントが向いています。一般的には、花好きで扱いに慣れている方にはアレンジメントよりも花束の方がおすすめですが、状況によってアレンジメントの方が適します。

フラワーアレンジメントの選び方とマナー

フラワーアレンジメントを贈るときのマナーはシチュエーション別に異なりますが、どの場合にも共通して押さえておきたいポイントが3つあります。基本的には、贈られる方のことを考えた上で選べば問題ないことばかりです。

目的や贈り先にあったアレンジメントを選ぶ

目的や贈り先にあった花のアレンジメントを選ぶことが基本です。お祝いなら喜びをイメージさせる明るいアレンジメント弔事なら哀悼の意を表す花や穏やかな色あいのアレンジメントを選びます。贈られる方の性別や年代、イメージなども考慮した上で選ぶと喜ばれるアレンジメントを贈ることができるでしょう。

配置場所・目的に合うサイズを選ぶ

豪華なフラワーアレンジメントは美しく華やかですが、贈る相手やシチュエーションによっては大きすぎて困ることもあります。

開店祝いなどその場で設置する場合には豪華なアレンジメントでも構いませんが、後で花を持ち帰ることを想定しなければならない場合には、あまり大きすぎない手頃なサイズを選びましょう。また、先方の自宅に贈る場合には、飾ることができる場所がイメージできるかどうかもサイズ選びの参考になります。

アレンジメントに使用する花器にも気を配る

アレンジメントを選ぶ際には、使用する花器にも目を向けましょう。

アレンジメントで人気があるのは、持ち運びも可能なバスケットアレンジです。その他、高級感のある花瓶風の花器を使ったものもありますが、重くなるという点に注意しましょう。

ラッピングに用いるリボンやペーパーなどのカラーについても用途やイメージにあったものを選ぶ必要があります。

ここに注意!アレンジメントを贈る際のタブー

花を贈る際にさまざまなタブーがあるのは、花にはそれぞれ花言葉意味があるからです。単純に綺麗だからと選んでしまうと、思ってもいなかった意味を含んでいたということにもなりかねません。もし、タブーと言われる花を贈ってしまうと、せっかくの思いが伝わらないばかりか、先方に不快感を与えてしまうこともあります。

アレンジメントは、季節の花々を組み合わせて1点1点フローリストが希望にあわせて作ります。そのため、フラワーショップ にアレンジメントを依頼する場合は、花贈りの目的を必ず伝えましょう。ほとんどのショップではオーダーの際に確認があるはずですが、できるだけ詳しく贈り先や目的を伝えることで、タブーとなる花を使わない、シーンにふさわしい素敵なアレンジメントを贈ることができます。

花贈りにはさまざまなタブーがありますので、代表的なタブーをいくつか紹介します。

結婚祝いの赤・黄色のバラ

赤いバラには「愛する人に贈るもの」、黄色のバラには「嫉妬」という意味があります。異性に贈る場合には誤解を招かないように避けるのが無難です。バラを贈るなら幸せを呼ぶと言われる青いバラがおすすめです。

開店祝いや新築祝いの赤い花

赤い花は火事をイメージさせますので、開店祝いや新築祝いに贈るのはタブーとなります。

先方が好きな花なのでどうしても贈りたいという場合には、差し色にするなどアレンジメントに工夫してもらうようにすると良いでしょう。

お見舞いや快気祝いの色のタブー

お見舞いや快気祝いには、元気になれるような明るい色の花を贈ります。弔事に用いられる白や寂しい印象を与えてしまう寒色系メインのアレンジメントは避けましょう。差し色程度に使うのでしたら問題ありません。

お見舞いには「根づく」鉢植えはタブーと言われていますが、その他にも手術を予定している方に赤い花を贈るのも、血液を連想させるため良くありません。

香りの強い花や花粉の多い花がタブーの場合も

ユリなどの香りが強い花や花粉が飛びやすい花は、贈り先によってはタブーとなる場合があります。たとえば飲食店の開店祝いでは、強い香りや花粉は食事に影響してしまい良くありません。また、お見舞いや産後の出産祝いなどにも、身体がデリケートな状態ですので向きません。相部屋の病室の場合には、同室者に迷惑をかけてしまうこともあります。

アレンジメントの持ち込みができないケースに注意

フラワーアレンジメントは生花を使いますが、贈り先によっては生花の持ち込みがNGの場合もありますので持ち込み可能かどうかを確認した上で贈るようにしましょう。中でも注意したいのは、お見舞いと式の会場宛てに贈る場合です。

お見舞いのお花の持ち込みは病院に確認

かつてはお見舞いに花を贈ることはありましたが、現在はアレルギーの問題や感染症予防のため生花の持ち込みを禁じる病院が増えています。入院のお見舞いに花を持参したり、贈ったりしたい場合には、先に持ち込みの可否について病院に問い合わせておきましょう。生花がNGの場合には、プリザーブドフラワーなら認められることが多いです。

外部持ち込み不可の場合もある

先方の自宅ではなく式などの会場宛てに贈る場合には、事前に会場に持ち込みについて確認してから贈るようにしましょう。提携業者以外の外部からの花の持ち込みを受け付けていない場合や、大きさの制限がある場合、別途持ち込み料が発生する場合などがあるからです。

まとめ

思いを伝えるのにぴったりなフラワーギフトの中でも、アレンジメントはそのまま飾ることができ贈られた方に負担がかかりません。また、デザイン性が高くより花々の美しさを楽しむことができる点がメリットです。思いを伝えたいときいには、ぜひ美しいアレンジメントを活用してみてください。

HanaPrimeでは、さまざまなフラワーギフトを承っております。大切な方や大切な場面に花を贈ってみたいとう方はお気軽にご連絡ください。新鮮な花を全国へお届けすることが可能です。

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