花と植物を贈る

アレンジメントでお祝いを!贈るタイミングや贈り方を解説

華やかなフラワーアレンジメントはお祝いにぴったりの贈り物です。しかし、アレンジメントなどの花を贈るときには、タイミングや花選びなどさまざまなマナーがあります。

そこで、今回はお祝いのアレンジメントを贈るタイミングや贈り方についてシーン別に解説します。

お祝いのアレンジメントはいつ贈る?

お祝いのアレンジメントを贈るタイミングはシーンにより異なります。前もって贈った方が良い場合、あとから贈った方が良い場合などさまざまですのでよく確認してから、先方に失礼にならないタイミングとなるように手配しましょう。

開店祝い・開業祝い

開店・開業の1週間から前日、遅くとも当日午前中までに届くように贈るのが一般的です。

開店・開業当日は来客が多く何かと慌ただしくなります。アレンジメントが届いても飾る余裕がないかもしれませんし、アレンジメントは室内に飾ることが多いため、飾るスペースも確保する必要もあるからです。なお、オープン前までに内覧会などが行われる場合にはその日に合わせます。

開店・開業前は必ずしも人が常にいるとは限りません。そのため、お祝いの花を贈るときは不在で受け取れないという事態を避けるため、花を贈りたいことを知らせて先方の予定を確認しておくことをおすすめします

なお、当日までに手配が間に合わなかった場合には、1週間後程度までなら贈って問題ありません。しかし、それ以上過ぎてしまった場合は、開店祝いの花を飾るにはそぐいませんので、お祝いはアレンジメント以外のものを検討したほうが良いでしょう。

周年祝い

記念日の1週間前から当日までに贈ります。イベントなどが行われる場合には、その前日までに贈るようにしましょう。

周年祝いを贈ると良いとされているタイミングは、縁起の良い1年3年5年7年や節目となる10年20年です。なお、数字に良くない4年目9年目のお祝いは避けるというお店や会社も中にはありますので、その年にあたる場合には、周年祝いを行うのかどうか確認してから贈るようにしましょう。

就任や昇進・昇格祝い

お祝いを贈るタイミングは、正式辞令後なるべく早く贈るのがマナーです。就任・昇進の当日以降、遅くても1週間以内に贈るようにしましょう。

内示の段階でのお祝いは前任者の方もいるため原則はタブーとなります。ただし、親しい方や事前に公表されているようなケースなら、自宅宛てに贈るなど配慮を行った上で正式辞令前に贈っても失礼にはなりません。

就任や昇進にあたりお祝いの席が設けられる場合には、その席に間に合うように贈ります。

ただし、就任や昇任・昇格のお祝いは、人によっては辞退されることや、会社独自の慣例があるケースもあります。ビジネスで贈る場合には、先方の状況を確認しておきましょう。

誕生祝い

当日に贈るのが良いとされていますが、当日は出かける可能性も考えて前日に贈っておいても構いません。自宅宛てに贈るのが一般的ですが、当日にパーティーなどで顔を合わせる場合には、手頃な大きさであるならその場で手渡しするという方法もあります。

誕生日までに手配が間に合わない場合には、メッセージに誕生日当日の日付を入れるのをおすすめします

結婚祝い

結婚式直前は式の準備が忙しくなりますので、式の1週間前を目安に贈ります。ただし、式や披露宴に招待されていない場合には、式終了後に贈ると先方に気を遣わせません。結婚式後はそのまま新婚旅行で長期不在となる場合もあるので、受け取りが確実にできるよう、予定を確認した上で贈りましょう。

出産祝い

出産’祝いを贈るタイミングは、退院後から1か月後ほどの間が目安となります。母子ともに健康なことを確認してから贈りましょう。出産前に贈るのはタブーです。

1か月を過ぎてしまってからの出産祝いは、先方がすでに内祝いの手配を終えていて二度手間をかけてしまう可能性もあります。遅れた場合には、出産祝いではなく、1歳の誕生祝いに合わせたお祝いにするなどの配慮をしたほうが良いでしょう。

新築祝い

新居に招待された場合には、その時に持参します。大きなアレンジメントの場合には、お披露目の前日までに届くように手配しましょう。特にお披露目などが行われない場合には、引越し直後のタイミングは片付けで忙しいため、落ち着いた頃の1〜2か月後を目安に贈ります。贈る前には先方に連絡しておくようにしましょう。

卒業祝い

次の進路が決まっている場合には、卒業直後もしくは卒業式の1週間前くらいが目安です。卒業時点で進路が決まっていない場合は、決まったあとに贈ります。この場合、タイミングによっては時間が開いてしまいますので、業祝いではなく就職・進学祝いとして贈る方が良い場合もあります

公演・発表会などのお祝い

舞台や発表会などの公演祝いに贈る場合には、当日開場の2〜3時間前に贈るのが一般的です。しかし、会場によっては受入時間が決まっている場合もある上、外部からの花が受け取れるかどうかも異なります。お祝いのアレンジメントを贈りたい場合には、主催者・会場などに確認した上で手配しましょう

お祝いのアレンジメントの手配方法

お祝いのアレンジメントを手配するには、フラワーショップの店頭でオーダーするほか、インターネット通販を利用することもできます。

手配は1週間〜3日前までに

アレンジメントは店頭なら飛び込みでも作ってもらうことができますし、通販でも地域によっては最短当日の配達が可能です。しかし、贈りたい日時がはっきりしているのであれば、1週間〜3日ほど前に予約しておくことをおすすめします。

前もって手配しておいたほうが良い理由は2つあります。

1つ目は、直前になると在庫している花材からアレンジメントを製作することになりますので、可能なデザインがどうしても限られてしまうからです。事前にわかっていれば、フラワーショップは必要な花を仕入れることができます。特に「先方の好みの花をアレンジに使いたい」など、希望がある場合には予約は必須です。

2つ目は、繁忙期に重なってしまった場合には、受け取りまでに時間を要してしまうことがあるからです。「渡すタイミングに間に合わない」などと慌てずに済むよう、贈る予定が分かり次第手配をはじめましょう。

予算や目的を詳しく伝える

お祝いのアレンジメントを選ぶ際には、まずフラワーショップに相談するという方も多いでしょう。その際には、予算だけでなく目的を詳しく伝えましょう。用途によってはアレンジメントに使用するのにタブーとなる花があるからです。

目的はフラワーショップの方からも確認があるはずですが、できるだけ多くの情報を伝えましょう。用途とあわせて贈られる方の年代や性別などがわかれば、よりその方にふさわしく、喜ばれるアレンジメントを製作することができます。デザインの自由度が高いアレンジメントだからこそのメリットです。

まとめ

フラワーギフトの中でもアレンジメントは仕上がりが華やかなだけでなく、すぐに飾れて手入れの手間がかからないという点でも喜ばれています。お祝いに何を贈ろうか迷っているなら、ぜひ美しいアレンジメントを贈ってみませんか。

HanaPrimeでは。胡蝶蘭をはじめさまざまなフラワーギフトを取り扱っており、全国発送を承っております。生産農家から直接仕入れた高品質な花々で目的やご予算に応じたフラワーをお作りしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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