「アレカヤシ」は、まっすぐ伸びた鮮やかグリーンの葉が美しい観葉植物です。細長い葉が放射状に広がり、大きな羽のように見えるのも特徴です。南国ムードたっぷりの佇まいで、トロピカル風のインテリアによく似合います。アレカヤシが1つあるだけでリゾート感を演出できるため、ゆったりくつろげるスペースに飾るのがおすすめです。そこで、アレカヤシを長く楽しむためのお手入れのポイントなどを詳しく紹介します。
目次
「アレカヤシ」の基本情報
アレカヤシの特徴
アレカヤシは、ヤシ科クリサリドカルパス属(ヤマドリヤシ属)に分類される植物です。
マダガスカルやアフリカなどの熱帯雨林気候帯に属する国々が原産で、野生種では樹高10m以上に達する個体もあるほど成長力が強いのが特徴です。
別名「ヤマドリヤシ」や「コガネタケヤシ(黄金竹椰子)」とも呼ばれます。
アレカヤシはまっすぐに伸びた細長いグリーンの葉が鮮やかで、名前に「ヤシ」の言葉が入っているように、見た目もヤシそのものです。
長い葉は放射状に広がり、羽のようにも見える美しいフォルムが特徴的です。
アレカヤシの育て方や管理のポイント
熱帯雨林気候帯に分布するアレカヤシは暑さに強く、寒さに弱い植物です。
そのため、年間を通して10℃を下回らない場所で管理しましょう。
耐陰性があり、屋外で育てることも可能ですが、10℃以上の気温が保たれるあたたかい地域に限られます。
アレカヤシを室内で管理するときは、日当たりと風通しの良い場所がおすすめです。
ただし、強い直射日光に当たると葉焼けを起こすため、窓辺に置くときは、レースのカーテン越しに光を当てるのが理想です。
アレカヤシは水も好みますが、基本的に、土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷり与えるくらいの頻度で問題ありません。
水の与えすぎは根腐れの原因となるので注意しましょう。受け皿にたまった水をこまめに捨てるのも、根腐れを防止するポイントです。
ハダニ予防のために、霧吹きを使って葉に水を与える(葉水)のもおすすめです。
なお、冬はアレカヤシの成長がゆるやかになるため、水やりを減らして乾燥気味に育てます。
アレカヤシは生命力が強く、1年を通して葉が常に生えてきます。葉が茂りすぎると、お互いに成長を邪魔してしまうため、こまめに剪定しましょう。
【アレカヤシの基本的な育て方】
・植え付け…5月~6月
・植え替え…5月~6月
・肥料やり…4月~10月
・剪定…1月~12月
・開花期…3月~5月
・株分け…5月~7月
「アレカヤシ」の花言葉
アレカヤシには、「元気」と「勝利」という花言葉があります。
勢いよく、まっすぐに伸びるみずみずしい葉は、非常にエネルギッシュです。
したがって、眺めているだけでパワーをもらえるアレカヤシにぴったりの花言葉といえます。
インテリアにはもちろん、空間をポジティブな雰囲気にしたいときに飾るのもおすすめです。
「アレカヤシ」を飾るときのポイント
アレカヤシにはマイナスイオンを発生する効果があるといわれています。
マイナスイオンには空気清浄、消臭、ストレス緩和、リラックス効果などのはたらきがあるとされており、アレカヤシを室内に設置することで、快適に過ごしやすくなると期待できます。
また、アレカヤシには蒸散作用があり、たくさんある葉から水蒸気が放出されるため、加湿器代わりになるのも魅力です。
そのため、リビング、寝室、勉強部屋など、あらゆる場所で活用できます。
大きく茂った葉は目隠しにもなるので、パーティション代わりにオフィスで使用するのもおすすめです。
さらに、アレカヤシには、風水において出会い運を高める効果があるとされています。
したがって、出会い運や対人運をアップさせたいときに飾ると、その効果が期待できます。
なお、アレカヤシを飾るときは、対人運や良縁によい方角とされる「東南」に設置しましょう。
「アレカヤシ」の豆知識
「アレカヤシ」は小さな黄色い花を鈴なりに咲かせ、実をつける
アレカヤシはグリーンの葉を楽しむのが一般的ですが、うまく育てると花を咲かせてくれます。
3月~5月頃に、小さい黄色い花が鈴なりにたくさん咲くのが特徴です。
また、秋頃には、輝くような鮮やかな金色の実をつけます。
アレカヤシの実は長さ2cmほどの卵形で、最初はオレンジ色を帯びた黄色をしています。
熟すと黒紫色に変化し、鳥や小動物のえさになるものの、人間の食用には利用されません。
まとめ
名前に「ヤシ」の文字が入っているアレヤカシは、見た目がヤシの木そのものであり、トロピカルムードたっぷりの観葉植物です。1つ飾っておくだけで、室内が南国の雰囲気に包まれるのが魅力です。マイナスイオン効果や加湿効果なども期待できるため、自宅使いからオフィスまで、幅広く活用できます。「元気」や「勝利」といったポジティブな意味の花言葉もあり、プレゼントにも最適です。
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