室内を明るくおしゃれに彩る観葉植物は、インテリアアイテムとしても、お祝いに贈るギフトとしても人気です。ひと口に観葉植物といってもさまざまな種類があり、どれを購入したらよいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。初心者の方には、生命力が強く、育てやすい「パキラ」がおすすめです。風水においても縁起が良く、プレゼントに選ばれることが多い観葉植物の1つです。そこで、パキラの育て方や管理のポイントなどを詳しく紹介します。
目次
「パキラ」の基本情報
パキラの特徴
「パキラ」はアオイ科(パンヤ科)パキラ属に分類される植物で、メキシコやコスタリカなど中南米が原産です。
やや細長いボートのような形をした濃いグリーンの葉を放射状に広げます。
どっしりと太い幹1本のタイプや、複数を編み込んで仕立てた樹形などがあるので、購入の際はインテリアや好みに合わせて選びましょう。
パキラは常緑樹であるため、1年中鮮やかなグリーンを楽しめるのが魅力です。
自生種では高さ20mほどに成長することもあり、生命力が強く、育てやすいのも人気を集める理由です。
また、パキラは風水でも縁起が良い観葉植物とされており、お祝いごとのプレゼントにも喜ばれます。
なお、パキラには以下のような品種があります。
【パキラの品種】
・「パキラ・アクアティカ」…丸みを帯びた葉と赤い花を咲かせるのが特徴
・「パキラ・グラブラ」…幹が太く、白い花を咲かせるのが特徴
・「パキラ・ミルキーウェイ」…幹が細く、葉に白い斑が入っているのが特徴
パキラの育て方や管理のポイント
パキラは熱帯アメリカ原産の植物であり、日光を好みます。そのため、日当たりと風通しの良い場所で管理するのが一般的です。
なお、エアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。
ある程度耐陰性があり、半日陰となる場所でも育ちますが、日陰に強いわけではないので、日照が不足していると感じたら、週2~3回ほどのペースで日光浴させるのが理想です。
日照不足になると、葉が落ちる可能性があるため注意が必要です。
水やりは、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与えることを心がけましょう。
ただし、流れ出た水を受け皿にためたままにしておくと根腐れの原因になるので、水やり後は必ず排水しましょう。
さらに、定期的に霧吹きなどを使って葉の表裏に水をふきかける(葉水)と、ホコリの付着や、ハダニの発生を防げます。
パキラは暑さに強いものの、寒さは苦手です。冬は室温が5℃を下回らない場所で管理しましょう。
【パキラの基本的な育て方】
・植え付け…5月~7月
・植え替え…5月~9月
・肥料やり…4月~11月
・剪定(摘心)…5月~8月
・開花期…6月~7月
・挿し木…5月~9月
-
-
観葉植物 パキラ
花言葉は「勝利」「快活」
観葉植物 パキラをお祝いやプレゼント用に無料の立て札・メッセージカードをつけて全国に送料無料でお届けします。インテリアや風水にも注目されている観葉植物を、プレゼント、ご自宅用などの用途に合わせてお選びください。
詳しく見る
「パキラ」の花言葉
パキラには「快活(かいかつ)」「勝利」などのポジティブな意味を持つ花言葉があります。
「快活」とは、明るく生き生きとして元気がある様子を表します。
まるで、生命力を感じる力強い幹と青々と茂る緑の葉を持つ、パキラの姿そのものを表現しているようです。
他方、「勝利」の花言葉は、貧しい村人がパキラを育てて売り、財を得たという昔話に由来します。
そのため、パキラは「発財樹(Money Tree)」の別名でも呼ばれます。
財をもたらすとされるパキラは縁起が良い観葉植物であり、開店や開業祝のギフトにぴったりです。
なお、パキラは運気アップが期待できる上、管理の手間がかかりにくい植物であるものの、雑に扱うと、反対に不幸を呼ぶとされているため、大切に育てましょう。
「パキラ」を飾るときのポイント
パキラは細長くとがった葉を下向きに生やします。細長い葉は強い気を発し、邪気をはらう風水効果があるとされています。
家の中に悪い気を入れないようにするには、パキラを玄関やベランダなどに設置しましょう。
リラックス効果を求める場合は、リビングや寝室などに飾るのがおすすめです。
また、ワークデスクや学習デスク周辺に置くと、集中力を高め、仕事運や勉強運などをアップさせる効果が期待できます。
さらに、財をもたらす「発財樹」の別名もあり、商売繁盛や金運アップの効果も期待できることから、オフィスや店舗などに飾るインテリア植物にもぴったりです。
「パキラ」の豆知識
パキラは花を咲かせることもある
パキラは観葉植物であるため、グリーンの葉を眺めて楽しむのが基本ですが、生育条件により、花を咲かせることもあります。
花色は、品種によって、白または赤です。
パキラが花をつけるには、種から育てた「実生株(みしょうかぶ)」であることが必要です。
市場で流通しているものの多くは挿し木で栽培されているため、花を咲かせたい場合は、実生株を購入しましょう。
なお、パキラが開花するまでに、発芽から5〜10年を要します。
そのため、購入後は枯らさないように注意しながら育てる必要があります。
また、花が受粉に成功すると実ができるので、葉や花と同様に観賞して楽しむのがおすすめです。
まとめ
パキラは縁起が良い上、生命力が強く、比較的育てやすいので、初心者が最初に購入する観葉植物にも適しています。棚やデスクの上に飾るのに適したコンパクトな鉢植えから、自宅のリビングやオフィスなどのシンボルツリーにふさわしい大型タイプまで、さまざまなサイズがあるため好みで選びましょう。大型の鉢植えを購入する際は、通販サイトの利用が便利です。花と植物のギフト通販サイト「HanaPrime(ハナプライム)」をぜひご利用ください。
購入はこちら▶▶▶【HanaPrime公式サイト】
ギャラリー▶▶▶【HanaPrime公式Instagram】
お花のサブスク▶▶▶【HanaPrimeお花の定期便】