アイディア

「胡蝶蘭」は部屋の雰囲気をも変える華麗なるインテリア!

胡蝶蘭をボタニカルインテリアに
一般的に私たちが「胡蝶蘭」と聞いて思い浮かべるのは店舗の開店祝いや企業の移転祝いなどで仰々しく並べられている豪華な白い大輪の胡蝶蘭ではないでしょうか。
知り合いや友人のお誕生日のお祝いなどに贈った経験のある方もいらっしゃるでしょう。
でも案外、自分の為に買い求めることは少ないかも知れません。
今回はそんな胡蝶蘭が優雅で気品あるインテリアになるというお話です。

植物をインテリアにしたボタニカルライフ

ボタニカル?あまり聞き慣れない言葉でしょうか。
英語でbotanical(植物の)という意味です。
文字通りボタニカルライフというのは、植物を上手くインテリアとして取り入れた暮らしのことです。
ボタニカルライフにもなるインテリア胡蝶蘭
昔から海外ではインテリアのツールとして胡蝶蘭が広く活用されています。
自分のお気に入りの植物が部屋の中に常時あると癒されるだけでなく、その植物が持っている生命力で自分まで元気になるような気がしてきます。

気分転換に部屋の雰囲気を変えたいと模様替えを予定しているような場合にはトライしてみる絶好のチャンスでしょう。
自分の部屋に華やかで豪華すぎる胡蝶蘭を置いても、部屋に馴染まずに浮いてしまうのでは?と心配する方がいるかも知れませんが大丈夫ですよ。
胡蝶蘭には、あなたの予想以上に様々な種類があり花のサイズも多様で多くの花色がありますから、きっと自分の好みにピッタリの胡蝶蘭が見つかることでしょう。

インテリアに胡蝶蘭がおススメな理由とは?

胡蝶蘭がインテリアにおすすめな理由
胡蝶蘭がインテリアツールとして適している理由は以下のようにたくさんあります。

・長く楽しめる
切り花と違って鉢植えなので、長期に渡って1~2カ月は美しい花が楽しめます。
花が終わった後も常緑なので観葉植物として十分に立派なインテリアになります。

・虫が発生しにくい
普通の鉢植え植物と異なる点ですが、土を一切使用せずバーク(樹皮を細かく砕いてチップ状にしたもの)や水苔などを使用するので部屋が汚れたり、虫が発生したりすることがありません。従って部屋の中を常に清潔に保つことができる訳です。

・手間が掛からない
水やりも季節に依りますが、7~10日に一度で良いので手間が掛からず非常に楽です。

・部屋が汚れにくい
またユリの花などと違い花粉の飛び散りがありませんから部屋が汚れません。

・飾り方が多彩にある
インテリアとしての飾り方も多彩です。通常の鉢やガラスポットに入れて窓辺やテーブルの上に置くこともできますし、壁にハンギングとして吊り下げることも可能です。
熱帯雨林のジャングルで自生している胡蝶蘭は大木の幹や枝に着生して自然に垂れ下がった状態で成長しますからハンギングは理にかなっているのです。
むしろ風通しが良く、乾燥しており、床に近いところよりも天井に近い方が空気は暖かいという点で胡蝶蘭の好む環境に近い訳です。

・花言葉がとても良い
胡蝶蘭の持つ花言葉を知っていますか?「幸せが飛んでくる」です。非常に縁起が良くラッキーな花であると言えますね。
そんな幸運な花をインテリアにすることで毎日、気分良く過ごせたら最高ではないでしょうか。

インテリアとして最適な胡蝶蘭は?

インテリアにおすすめのミディ胡蝶蘭
法人用のお祝いなどに贈答する大輪の胡蝶蘭はサイズ的にも少し大き過ぎたり、主張が強すぎると思ってしまうかもしれません。
その場合はやや小振りな花サイズのミディ胡蝶蘭などが最適でしょう。
部屋の家具や色調に合わせてコーディネートしやすく、バランス良く調和させることができます。
大輪の胡蝶蘭と比べて、価格的にも手頃で、ミディ胡蝶蘭は種類や花色も豊富ですから自分の好みにピッタリなものを必ず見つけられると思います。

胡蝶蘭の管理方法

胡蝶蘭を少しでも長く室内で楽しめるように下記の点に注意して管理するようにしてください。

置き場所はどこが良いか?

胡蝶蘭の置き場所は直射日光を避けたほうが良い
胡蝶蘭は直射日光を嫌います。
長時間、直射日光を浴びると葉が白く変色して枯れてしまう場合があるので気を付けないといけません。
窓際のレースのカーテン越しに日光が当たる程度で十分です。
そして胡蝶蘭の周りに物を置かずに風通しを良くしてやりましょう。
更にエアコンや扇風機の風が胡蝶蘭に直接当たらないようにしてください。
これは乾燥して花が傷んでしまうのを避ける為です。

温度管理は?

胡蝶蘭などのお花を育てるのに適した室内の温度調節お花を育てるのに室内の温度調節
胡蝶蘭の生育に適した温度は夜間が15℃位で、日中は25℃程度が最適です。
目安としては、できる限り20℃前後に近づけてやるようにすることです。
逆に温度が高過ぎても枯れる原因になるので温度管理には細心の注意を払うようにします。
また冬場など室内が乾燥し過ぎている場合には時々霧吹きで葉水するのも効果的です。

水やりの仕方は?

胡蝶蘭などお花の水やりはお水のあげ過ぎに注意
季節や室温にもよりますが、基本的には7~10日に一度、株の根元にコップ1杯の常温の水を与えます。
1株ごとに1杯です。
水やり後に鉢底から水が流れ出してきたら水切りをします。
受け皿の水は、すべて捨てて残らないようにしましょう。
根腐れの原因になります。
胡蝶蘭を枯らす最大の原因は水のやり過ぎですから、水苔などが完全に乾燥しているのを確認してから水やりをする習慣を付けましょう。

まとめ

長期間、美しい花が楽しめて管理の手間も少ない胡蝶蘭はインテリアグッズとしても最適な花でしょう。
室内に飾るだけで部屋の雰囲気がグッと明るく華やかになります。
胡蝶蘭自体が他のインテリアとも合わせやすい植物ですから、自分好みの自分らしいコーディネートを是非楽しんでみてください。

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