オリーブ ワッガベルダルの育て方

更新日 2025年01月18日

育てやすさ

初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

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オリーブ ワッガベルダルの基本情報

植物名オリーブ ワッガベルダル
学名Olea europaea Wagga Verdale
和名阿列布
英名Olive Wagga Verdale
別名橄欖(かんらん)
原産地オーストラリア
科名モクセイ科
属名オリーブ属
開花時期5~7月

オーストラリア原産のオリーブ ワッガベルダルは、あまり流通していない希少な品種です。

横に広がる樹形と、濃い緑色をした大きめの葉でボリュームがあり、シンボルツリーにすると存在感が引き立ちます。

開張型で樹高があまり高くならず、枝葉もまとまりやすいので初心者でも比較的育てやすいでしょう。

オリーブ ワッガベルダルのオイルは含油率こそ少ないものの良質で、果実も味が良くテーブルオリーブとして親しまれています。

月別栽培カレンダー

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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種類と品種

種類と品種

世界中で愛されるオリーブの木は、1,000種類以上も品種があるといわれています。

風味豊かなオイルや果実、特徴的なシルバーリーフも品種によって違いがあり、多くの愛好家がいる常緑高木です。

オリーブ ワッガベルダル以外の代表的なオリーブを紹介します。

種類・品種原産地樹形育てやすさ
シプレッシーノイタリア直立型
コロネイキギリシャ開張型
ネバディロブランコスペイン開張型
レッチーノアメリカ直立型
ルッカアメリカ開張型
ミッションアメリカ直立型
オヒブランカスペイン直立型
マンザニロスペイン開張型

シプレッシーノ

耐寒性が強く、丈夫で育てやすい品種です。

直立型の樹形でコンパクトなサイズに育ち、ほかの品種より剪定も簡単にできます。

コロネイキ

小さな実が鈴なりに実り、高品質なオイルが採れます。

小さな尖った葉が密集した、樹勢のある枝が生えるのが特徴です。

ネバディロブランコ

樹勢が強くボリュームがあり、生垣としてよく使われる品種です。

たくさんの花を咲かせるので観賞用に最適で、また花粉量が多いことからほかの品種の受粉樹にも適しています。

レッチーノ

レッチーノ

小さな葉がたくさん茂る直立型で、人気シンボルツリーに最適です。

また、自家結実性があるので実がなりやすく、高品質なオイルが取れます。

ミッション

真っ直ぐ育つ直立型の樹形で、生育旺盛で育てやすい品種です。

先の尖ったハート型の果実はオイル含有量が多く、濃厚な風味を持ったオイルが取れます。

オヒブランカ

オヒブランカ

ボリュームがある開帳型の樹形ですが、まとまりやすくシルバーリーフが美しいので、生垣として人気が高いです。

果実はオイルとテーブルオリーブの両方で楽しめます。

マンザニロ

開張型の樹形で、鉢植えでも育てやすい品種です。

スペイン語で小さなリンゴを意味する「マンザニロ」の名前通り、大きく丸みのある果実がなり、塩漬けに最適です。

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オリーブ ワッガベルダルの花の形

オリーブ ワッガベルダルはモクセイ科に属する植物で、初夏に房状の花を咲かせます。

花はクリーム色を帯びた白色で直径約3mmと小さく、4枚の花びらの中央には2つの雄しべと1つの雌しべがある形です。

1つの房に10~30輪の花が集まりキンモクセイに似たほんのり甘い香りが楽しめます。

樹齢が5年以上になるとやっと花芽がつき始めるものの、開花期間は数日から1週間とわずかな命です。

オリーブ ワッガベルダルの葉っぱの形

オリーブ ワッガベルダルの葉っぱは、丸みを帯びた幅広い形をしています。

やや大きめの葉と開帳型の樹形で存在感があるため、庭のシンボルツリーに最適でしょう。

濃い緑色をした表面と、シルバーに見える裏面のコントラストが美しい葉です。

オリーブ ワッガベルダルの実の特徴

オリーブ ワッガベルダルの実は、テーブルオリーブとしてもオリーブオイルとしても利用できる兼用タイプという特徴があります。

含油率は控えめですが酸味が少なくマイルドな味わいです。

実は苦みが少なく塩漬けのピクルスとしても好まれています。

ただし、オリーブ ワッガベルダルは自家結実性がほとんどないため、実をつけるためには別の品種のオリーブを近くに植えて受粉させなければなりません。

オリーブ ワッガベルダルの成長速度

オリーブ ワッガベルダルは、樹勢が強めで成長速度が早い品種です。

温暖な気候で雨量が少なく水はけの良い地を好み、栽培環境が整えば1年で10cm以上も成長するといわれています。

また、地植えにすると鉢植えに比べ格段に成長が早まるため、あまり大きくさせたくない場合は地植えを避けましょう。

オリーブ ワッガベルダルの花言葉

オリーブ ワッガベルダルの花言葉「平和」と「知恵」です。

オリーブ ワッガベルダルの育て方

オリーブは発芽率が非常に低い植物のため、慣れないうちは苗木を購入して育てましょう。

オリーブ ワッガベルダルの水やりや肥料、気をつけるべき病害虫など育て方を解説します。

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水やりの頻度

地植え

植え付け時にたっぷりと水を与えれば、後は基本的に自然の雨だけで十分です。

ただし、真夏に日照りが続く場合は、の乾燥具合を確認して水を与えてください。

幹の根元だけでなく、枝が広がっている範囲の地面全体に水を与えるようにします。

鉢植え

水やりの頻度は季節によって異なり、以下が目安です。

  • 春と秋:3~7日に1回
  • 夏:2~3日に1回
  • 冬:7~10日に1回

あくまで目安なので、触ってが完全に乾いている場合はその都度水を与える必要があります。

鉢底から水が溢れるくらいたっぷりと水を与えてください。

■ポイント

オリーブ ワッガベルダルは乾燥した環境を好みますが、夏場に完全に乾いてしまうと成長が止まる場合があります。

また、冬に乾燥しすぎるとその後実付きが悪くなるため、冬の間も適度な湿度を保つようにしましょう。

肥料のあげ方

肥料を与える推奨時期は、3月6月10月の3回です。

地植え

植物は根の先から養分を摂取します。

枝先の真下あたりまで地中では根が伸びている範囲なので、幹から円を描くように枝先の下に肥料を埋めましょう。

鉢植え

幹の根元ではなく、鉢の縁に沿って肥料を与えてください。

地植えよりも肥料を多く必要としますが、植えてすぐに多く与えると根腐れの原因になります。

肥料は控えめに始め、有機肥料や化成肥料を選びましょう。

病害虫・害虫対策

オリーブ ワッガベルダルの枝や葉には「オレウロペイン」という抗菌作用が強い成分が含まれているため、害虫被害に強い植物です。

しかし、オリーブアナアキゾウムシといった天敵もいるので、毎日よく観察して病害虫を防ぎましょう。

オリーブアナアキゾウムシ

  • 幹や枝に穴が開く食害
  • 根元に木くずが見られる

幼虫や成虫を見つけ次第取り除き、専用の薬剤を塗布して駆除してください。

普段から定期的に剪定をして風通しを良くしておくと予防になります。

ハマキムシ

  • 葉が巻かれたり、綴られたりする
  • 食害で葉が枯れる

被害が出てしまった葉は剪定して取り除き、その後に薬剤も塗布して完全に駆除してください。

コガネムシ

  • 根に卵を生まれ食害される
  • 生育が悪くなる

被害を食い止めるためにも、発見次第ほかの鉢に新しい用土で植え替えましょう。

植え替えが難しい場合は、専用の薬剤で駆除を行います。

種まきと植え方

種から育てる場合は事前準備を整えることが大切で、発芽率が上がるように以下の手順を参考に実生に挑戦してください。

オリーブ ワッガベルダルの種まきは、休眠期を避けた春か秋に行います。

種の準備と種まき

  1. 実を洗って種を取り出す
  2. 乾燥させてから外殻を割る
  3. 冷蔵庫で低温保管する
  4. 植える数日前から水に浸す
  5. 消毒したを湿らせ、種を浅く植える

① 実を洗って種を取り出す

緑の実ではなく、完熟して黒くなったものを選ぶと発芽しやすいです。

果肉は全て洗って取り除き、種だけを取り出しましょう。

② 乾燥させてから外殻を割る

外殻にカビが発生する可能性があるため、一度しっかり乾燥させてください。

乾燥したら、内部に水を浸透しやすくさせるため、外殻の先端1~2mmほどをニッパーなどで割ります。

③ 冷蔵庫で低温保管する

低温処理をして発芽を促すため、種を冷蔵庫で数週間から数か月間保存します。

④ 植える数日前から水に浸す

植える前に活力剤を入れた水に数日浸し、外殻を柔らかくしておきます。

⑤ 消毒した土を湿らせ、種を浅く植える

病気の予防のため消毒したを使い、適度に湿らせておきましょう

種は軽くを被せる程度で、浅く植えてください。

植えた種は直射日光を避け、湿度を保ちながら管理します。

数週間後に芽が出始めたら発芽成功です。

苗木の植え方|地植えの場合

地植え

  1. 植えるのに適した場所を選ぶ
  2. 壌に石灰を混ぜておく
  3. 大きめの穴を掘って植え付ける
  4. たっぷり水を与える

まず、地植えの場合のやり方を紹介します。

① 植えるのに適した場所を選ぶ

1年を通して日光が当たる水はけのいい場所を選びましょう。

② 土壌に石灰を混ぜておく

植え付ける1週間前までに、壌を弱アルカリ性にするための石灰を混ぜておきます。

③ 大きめの穴を掘って植え付ける

苗木より一回り大きめの穴を掘ってから、苗の根をほぐして真っすぐに植えます。

植え付け後はしっかりとをかぶせましょう。

④ たっぷり水を与える

植え付け後は、たっぷり水を与えてください。

苗木の植え方|鉢植えの場合

鉢植え

  1. 大きめの鉢を用意する
  2. 鉢底石と用土を入れる
  3. 苗を植え付け、支柱を立てる
  4. たっぷり水を与える

鉢植えの場合も、基本的な手順は同じです。

① 大きめの鉢を用意する

購入時に入っているポットよりも2〜3倍大きめの鉢を用意してください。

② 鉢底石と用土を入れる

鉢底に鉢底石を敷き、石灰を混ぜた赤玉土や腐葉などを入れます。

③ 苗を植え付け、支柱を立てる

ポットから取り出した苗の根をほぐし、幹が真っすぐになるように植えます。

根付きが浅い場合は、支柱を深くまで立てて苗木と結び安定させてください。

④ たっぷり水を与える

植え付け後は、地植えの場合と同じくたっぷりと水を与えましょう。

オリーブ ワッガベルダルの栽培環境

オリーブ ワッガベルダルは生命力旺盛で、栽培環境を整えれば比較的育てやすい植物です。

適切な置き場所や温度管理を解説します。

置き場所と日当たり

オリーブ ワッガベルダルは日光を好むので、1日の大半を陽が当たる場所で育てる必要があります。

日光不足になると葉が変色して枯れる原因になるため、屋外の日当たりの良い場所に植えてください。

また、風通しにも気をつけましょう。

夏など気温が上がると葉が密集して蒸れやすくなり、病害虫が発生するリスクが上がるため注意が必要です。

冬の置き場所

寒冷地で育てる場合は、鉢植えにして真冬は屋内に移動させてください。

屋内での注意点はエアコンの風が直接当たらないようにすることと、夜の窓辺は冷え込むので、日中以外は別の場所に移動させると良いでしょう。

適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる?

適切な温度14~16℃
耐寒温度−10℃

オリーブ ワッガベルダルの適温は14~16℃です。

夏の直射日光にも強いですが、気温が高すぎると葉焼けや病害虫のリスクが高まるので、日除けなどを作って管理するといいでしょう。

耐寒性があり、凍らない程度ならば冬の屋外でも耐えられます。

ただし、霜や凍結には非常に弱いため、寒さの厳しい地域では鉢植えにして霜の当たらない場所に移動させてください。

用土

オリーブ ワッガベルダルの栽培には、水はけが良く石灰質のが適しています。

赤玉や鹿沼など、水分を保持しつつも排水性の良いを使用すると良いでしょう。

オリーブ ワッガベルダルは弱アルカリ性のを好みますが、日本の壌は酸性に傾きがちなので、石灰質のを混ぜて酸度を調整してください。

地植えの場合は壌をアルカリ性に傾け、堆肥や腐葉を混ぜることで、より適した用土にできます。

■ポイント

園芸店ではオリーブ専用のが販売されているので、これを利用することで手軽に適した壌を準備できおすすめです。

オリーブ ワッガベルダルを種から育てると大変?

オリーブの発芽率は非常に低く1%程度といわれ、種から育てるのは簡単ではありません。

オリーブの種は硬い殻に発芽を妨げられているため、この外殻を慎重に割るという手間がかかります。

さらに、発芽できても実生からだと成長が遅くなり、花を咲かせるまでに5年、実をつけるには10年かかるといわれ、大変な時間と根気が必要です。

しかし植物を育てる楽しみはその過程にあります。

毎日の成長を見守りながら、少しずつ育っていく姿に喜びを感じられるでしょう。

オリーブ ワッガベルダルの開花時期

オリーブ ワッガベルダルの開花時期は初夏です。

開花しない場合の原因や、実った果実の収穫について解説します。

開花時期は5月〜7月

オリーブ ワッガベルダルの開花時期は5〜7月です。

数日から1週間と短い期間に白い房状の花が咲きます。

オリーブ ワッガベルダルの花が咲かない原因は?

オリーブ ワッガベルダルは樹齢が若いと開花しません。

苗木を購入して植え付けた場合、樹高が1m以上に育つまで待ちましょう。

ほかには次のような原因が考えられます。

  • 水やり不足
    オリーブ ワッガベルダルは乾燥に強いですが、開花時期は壌が乾燥しすぎないように注意が必要です。
    水やりが不足すると、花芽が形成されにくくなります。
  • 寒さ不足
    オリーブ ワッガベルダルが開花するには、冬の寒さを与える必要があります。
    寒さが足りないと、花芽が十分に発達せず花が咲きません。
  • 日照不足
    日照が不足すると光合成が十分に行われず、花芽の形成が妨げられます。
  • 剪定間違い
    剪定する枝を間違えると、花芽が出る枝を切り落としてしまうことがあります。
    前年に伸びた新しい枝に花をつけるため、剪定は慎重に行ってください。
  • 病害虫の影響
    害虫は花芽や葉芽を食害し成長を妨げるので、よく観察して早期発見しましょう。
    適度な剪定も病害虫の対策に有効です。

オリーブの実の収穫タイミング

オリーブの実の収穫は9月から2月にかけてで、実の用途によって収穫時期が変わるため収穫期間が長くなっています。

塩漬けのテーブルオリーブなら実が成りたての9月、オリーブオイルにする場合は12月以降に完熟してからの収穫です。

オリーブの実は熟成するにつれ、色が緑から黒へと変わるため用途による熟成度が分かり収穫のタイミングが見極められます。

実の色の変化黄緑橙色
主な用途塩漬けオイル

オリーブ ワッガベルダルの増やし方

オリーブ ワッガベルダルは挿し木で増やすことができます。

挿し木のやり方と剪定方法、植え替えについて解説します。

挿し木のやり方

新しい芽が出た枝を使う「緑枝挿し」と、剪定で切り落とした枝を使う「休眠枝挿し」があり、オリーブ ワッガベルダルの挿し木では「休眠枝挿し」がおすすめです。

挿し木のやり方

  1. 元気な枝を選んで剪定し、冷蔵庫で保管する
  2. 春になったら枝を取り出し水揚げする
  3. 切り口に発根剤を塗ってに挿す
  4. 発根するまで明るい日陰で管理する

① 元気な枝を選んで剪定し、冷蔵庫で保管する

元気な枝を選び10〜15cmの位置で斜めにカットし、乾燥を防ぐためにビニール袋に包んで冷蔵庫で保管しておきましょう。

② 春になったら枝を取り出し水揚げする

春になったら保管していた枝を取り出します。

葉がついている場合は先端の2~3枚だけを残してほかの葉は取り除いてください。

切り口を斜めにカットして、活力剤をまぜた水に数時間つけておきます。

③ 切り口に発根剤を塗って土に挿す

赤玉や鹿沼を使った挿し床を作り、切り口に発根促進剤を塗った挿し穂を挿します。

水はけをよくするため、挿し床の底には鉢底石を敷いておきましょう。

④ 発根するまで明るい日陰で管理する

直射日光の当たらない明るい日陰で約1~2ヶ月管理すると、根が出てきます。

根が十分に育ったら鉢上げして通常のに植え替えてください。

剪定・株分けの時期はいつがいい?

オリーブ ワッガベルダルの剪定は、休眠期が終わる前の2月〜3月中旬に行いましょう。

この時期に剪定を行うと、生育期に入ってすぐに傷が治り、枝が良く育つようになります。

剪定は不要な枝や葉を取り除くことで栄養を集中させ、植物の成長を促進させる作業です。

通気性も良くなり病害虫を防ぐ効果があるので、健康に育てるためにも生育期前に剪定を行っておきましょう

植え替え時期はいつがいい?

オリーブ ワッガベルダルの植え替えは、3~5月の間に行います。

植え替えでかかるストレスを極力抑えるために、できれば休眠期中の4月までに終わらせるのが望ましいでしょう。

休眠期はオリーブ ワッガベルダルの成長が止まり根への負担が少なくなるからです。

また、以下も植え替えが必要な状態なので、気付いたら早めに対処してください。

  • 鉢底から根が出ている
  • 水が染み込みにくい
  • 葉に元気がない
  • 鉢が小さく不安定

鉢替えのやり方

  1. 新しい鉢とを用意する
  2. 古い鉢から株を取り出し根っこを整える
  3. 新しい鉢に植え付け、支柱を立てる
  4. たっぷり水を与える

鉢が窮屈になると根詰まりを起こし栄養が行き渡らなくなるため、定期的に一回り大きな鉢への植え替えが必要です。

① 新しい鉢と土を用意する

新しく一回り大きな鉢とオリーブ用のを用意し、鉢底に鉢底ネットと3~5cmの鉢底石を敷きます。

鉢の3分の1くらいまで、新しいを入れてください。

② 古い鉢から株を取り出し根っこを整える

古い鉢からオリーブ ワッガベルダルを取り出し、伸びすぎている根っこは剪定してください。

また、水分を吸収すると根がやわらかくなり傷つきやすくなるため、鉢替えの1週間ほど前から水やりを控えると安全に作業できます。

③ 新しい鉢に植え付け、支柱を立てる

新しい鉢に植え付け、2~3cmのウォータースペースを残して隙間にを埋めます。

支柱を立ててオリーブ ワッガベルダルの根本と中央あたりと紐などで結び、株を安定させましょう。

④ たっぷり水を与える

完了したら、鉢底から水が流れるほどたっぷりと水を与えます。

植え替え後は1週間ほど半日陰に置いて根をなじませ、肥料は1~2週間与えないでおきましょう。


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