メラレウカ スノーインサマーの育て方

更新日 2025年08月25日

育てやすさ

初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

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監修者情報

株式会社HanaPrime|植物アドバイザー

覚張大季

覚張大季

植物と人との関わりに魅了され、日本各地の植物農園を見て回る。HanaPrimeの植物部門の立ち上げ後はオフィスや商業施設、個人宅など、幅広いシーンのグリーンコーディネートを数多く担当。植物の生態や特性を深く掘り下げ、それぞれの空間やライフスタイルに適したグリーン空間デザインを提案することが得意。観葉植物の世界に情熱を注ぎ、植物の価値を最大化することを使命としている。

メラレウカ スノーインサマーの基本情報

植物名メラレウカ スノーインサマー
学名Melaleuca linariifolia ‘Snow in Summer’
和名スノーインサマー(流通名)
英名Snow in summer
別名ティーツリー(メラレウカ属の園芸上の呼称)
原産地オーストラリア東部
科名フトモモ科
属名メラレウカ属
開花時期6~7月

メラレウカ スノーインサマーは、繊細な線形の葉をもつ常緑低木で、やや白みを帯びたグリーンが軽やかな印象を与えます。

初夏には枝いっぱいに白い綿毛状の花を咲かせ、雪が降り積もっているかのような景観をつくり出すことから「スノーインサマー」と名づけられました。

メディカルティーツリーに似ているものの、精油の採取には向かず、観賞用として楽しまれています。

洋風、モダン、ナチュラルスタイルなど幅広い庭づくりに適していて、ほかの植物とも調和しやすいことから、人気の高い庭木のひとつです。

月別栽培カレンダー

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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種類と品種

種類と品種
品種葉の色成長速度最終樹高育てやすさ
メラレウカ リナリイフォリア(基本種)緑色速い~10m初心者向け
メラレウカ スノーインサマー白みがかった緑色やや遅い約1~6m初心者向け

メラレウカ スノーインサマーは、基本種であるメラレウカ リナリイフォリアから生まれた園芸品種のひとつです。

そのため、メラレウカ スノーインサマー自体に下位品種は存在しません。

メラレウカ リナリイフォリアは大型に育ち、野性的で力強い樹形が特徴です。

一方でメラレウカ スノーインサマーは基本種よりコンパクトなサイズ感で、やわらかい雰囲気と整いやすい樹形をもちます。

メラレウカ スノーインサマーは、庭木として管理しやすい品種といえるでしょう。

メラレウカ リナリイフォリア(基本種)

メラレウカ リナリイフォリア(基本種)

原種ならではの旺盛な成長力があり、自然な樹形の変化を楽しめます。

広いスペースでのびのびと育てたい場合に適した品種です。

メラレウカ スノーインサマー

メラレウカ スノーインサマー

観賞価値を高めた改良品種で、明るい葉色と整った樹形が魅力です。

成長が緩やかで管理しやすく、限られたスペースでも美しく育てられます。

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メラレウカ スノーインサマーはどんな花が咲く?

メラレウカ スノーインサマーは、初夏に枝の先端部分に密集した白い小花を数多く咲かせます。

花は細かい糸状の雄しべが特徴的で、雪の結晶のような繊細な美しさが品種名の由来です。

満開時には枝全体が白い花で覆われ、まるで雪化粧をしたかのような幻想的な景観をつくります。

花はほんのり甘い香りを放ち、上品な印象です。

また、開花後には小さな果実がつき、熟すと細かな種子を風に乗せて飛ばします。

四季を通じて異なる魅力をみせてくれる、観賞価値の高い樹木といえるでしょう。

メラレウカ スノーインサマーの葉っぱの特徴

メラレウカ スノーインサマーの葉っぱの特徴
葉の形線形
葉の質感やわらかく、ほんのりとしたツヤ感
葉の色白みがかった緑色

メラレウカ スノーインサマーの葉は、細長くコンパクトな形状で、枝先に密につきます。

やわらかな質感と淡いグリーンの葉色が穏やかな印象を与え、全体として軽やかで涼やかな雰囲気です。

新芽はより明るく、季節によって微妙な色の変化が楽しめるのも魅力のひとつといえるでしょう。

整った枝葉のバランスが美しく、軽い剪定だけでまとまりのある姿になります。

明るい葉色が日差しに映え、庭にやさしいアクセントを添えてくれる存在です。

メラレウカ スノーインサマーの花言葉

メラレウカ スノーインサマーの花言葉は、一般的に「強い味方」「清潔」と紹介されることが多く、同じメラレウカ属のティーツリーと共通する内容です。

精油がもつ抗菌・抗ウイルス作用に由来し、原産地オーストラリアで先住民が薬草として用いてきた歴史が背景にあります。

メラレウカ スノーインサマーの育て方

メラレウカ スノーインサマーの育て方

メラレウカ スノーインサマーは、日差しと風通しの良い環境を好む植物です。

乾燥には比較的強く、根が張れば少々の水切れにも耐えられるため、過湿を避けて管理すれば育てやすいといえます。

水やりの頻度

メラレウカ スノーインサマーは、過湿が苦手で根腐れの原因になるため、水はけと通気性の良い環境を保つことが重要です。

地植えの場合

植え付けの直後は、しっかり水を与えて乾燥を防ぎましょう。

根付いたあとは雨でまかなえることが多く、極端に乾燥する日が続くときだけ水を補う程度でかまいません。

鉢植えの場合

土の表面が乾いてから数日以内に、鉢底から水が流れるくらいたっぷり与えます。

ただし水の与えすぎには注意し、土の乾き具合や気温に応じて加減しましょう。

排水性と適度な保水性を両立させる環境づくりが大切です。

肥料のあげ方

メラレウカ スノーインサマーは、もともとやせた土地でも育つ丈夫な性質があり、肥料はそれほど必要としません。

地植えの場合は植え付け時の元肥だけで十分で、鉢植えでは成長期にごく少量の緩効性肥料を与える程度で育ちます。

  • 地植え:植え付け時に緩効性肥料や有機肥料を少量混ぜ込む
  • 鉢植え:春から初夏にかけて1~2回程度

成長が明らかに鈍い場合は、薄めた液体肥料を与えてみましょう。

ただし、肥料の与えすぎは枝葉の乱れや病害虫の原因にもなるため、あくまで控えめに施すのがポイントです。

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病害虫・害虫対策

メラレウカ スノーインサマーは、ほかのメラレウカ属の仲間と同様に丈夫で、病害虫に強い植物です。
葉に含まれる成分が害虫を寄せつけにくくし、健康に育てれば大きなトラブルはあまり起こりません。

ただし、風通しや排水が悪い場所では植物の抵抗力が弱まり、以下の害虫が発生することがあります。

コガネムシ

  • 葉や花、根にダメージを与える
  • 生育が鈍くなる
  • 被害がひどいと枯れることもある

コガネムシは、庭木や草花など多くの植物を食害する甲虫の仲間です。

幼虫は土の中で根を食べ、株の吸水を妨げます。

成虫は腐葉土や落ち葉などの有機物に卵を産みやすいため、用土の管理が重要です。

発見したら早めに取り除きましょう。

カミキリムシ

  • 枝が枯れてしまう
  • 樹勢が急速に弱まる

テッポウムシとも呼ばれるカミキリムシは、枝や幹を食害することで知られる甲虫です。

弱った幹に産卵しやすい傾向があり、幼虫は幹や枝の内部を食害します。

被害に遭うと薬剤での除去は困難なため、見つけたら速やかに処分しましょう。

カイガラムシ

  • 葉が黄色っぽく変色する
  • 成長の勢いが衰える
  • 被害が進むと枯死することもある

カイガラムシは茎や葉に斑点のように付着する、貝殻に似た外観やロウ質の被膜をまとう害虫です。

通気性の悪い環境で発生しやすく、茎や葉に付着して吸汁します。

見つけたら葉を傷つけないよう気をつけながら、歯ブラシなどでこすり落とすと効果的です。

植え付け方

  1. 植え付け場所を選定し、土づくりをする
  2. 鉢などから苗を取り出す
  3. 根を確認し、軽くほぐす
  4. 植え付ける
  5. 水やりをする

メラレウカ スノーインサマーを地植えするなら、気温が安定していて根付きやすい3〜6月頃がベストです。

風通しと排水性の良い場所を選ぶことで、蒸れや根腐れを防ぎ、健やかに育ちます。

① 植え付け場所を選定し、土づくりをする

日光がよく当たり、風が抜ける場所を選びましょう。

土壌は事前によく耕し、必要に応じて腐葉土などを混ぜておくと、排水性と保水性のバランスがとれます。

② 鉢などから苗を取り出す

容器から苗を取り出す際は、根鉢を崩さないように注意しながら、やさしく扱いましょう。

③ 根を確認し、軽くほぐす

根が密に巻いている場合は、下部を軽く指でほぐして広げます。

多少根が切れてしまっても、過度でなければ問題ありません。

鉢の形状によって上部に張り出した土は、水が偏らないように軽く落としておくと効果的です。

④ 植え付ける

事前に掘った穴に苗を置き、根元が地表と同じ高さになるように調整します。

深植えは根腐れの原因になるため避け、周囲の土を戻しながら株元を軽く押さえて安定させましょう。

⑤ 水やりをする

植え付け直後は、根が土にしっかりなじむよう、たっぷりと水を与えます。

その後は、乾きすぎないよう様子をみながら水やりを行いましょう。

根がしっかり活着するまでは、強い直射日光を避けるために遮光ネットなどで保護すると安心です。

剪定|適した時期とやり方

メラレウカ スノーインサマーは、春から初夏にかけて旺盛に成長します。

この時期に剪定を行うと枝の回復が早く、株への負担も軽減されるのでおすすめです。

夏の猛暑期や冬の寒冷期は、切り口の傷みや凍結の恐れもあるため、剪定は避けたほうが良いでしょう。

以下のポイントを参考に、樹形を整えながら風通しの良い状態を保つことが大切です。

  • 葉が密集している部分は、枝を間引いて風通しを確保する(透かし剪定)
  • 内向きや徒長している枝は付け根から切り取る
  • 樹形を整える際は、枝先を軽く切り戻す程度にとどめる
  • 剪定後は切り口を清潔に保ち、湿気を避けて自然乾燥させる

適切な剪定を行うことで、枝葉の伸びが良くなり、株全体が健やかに保たれます。

とくに梅雨前の透かし剪定は、蒸れや病害虫の予防に効果的です。

樹高はどれくらい大きくなる?

樹高はどれくらい大きくなる?

メラレウカ スノーインサマーは、条件がよければ最終的に5〜6mほどまで育つこともあります。

自然樹形のまま伸ばせば、緩やかなスピードで高さを増していき、シンボルツリーとしての存在感も十分です。

一方で、剪定によって高さを2〜3m前後に抑えることもできるため、庭の広さや好みに応じて育てられます。

コンパクトに育てたい場合のポイントは、以下のとおりです。

分岐の多い苗を選ぶ

根元から枝が分かれている「株立ち」や「2本立ち」の苗は、上に伸びにくく、広がりのある低めの樹形に整えやすくなります。

日当たりと風通しを確保する

樹形を保ち、病害虫のリスクを減らすには、日当たりにくわえ風通しの良い場所を選びましょう。

早めに芯止めする

あらかじめ育てたい高さの目安を決め、その半分〜先端から3分の2のあたりで生長点を切るのが「芯止め」です。

たとえば、最終的に3mにしたい場合は1〜2mあたりで切ります。

植え付けから1〜2年以内など、成長初期の段階で芯止めを行うと、理想の高さにコントロールしやすくなるでしょう。

適度に剪定する

混み合った枝を間引いたり、全体のバランスを整えたりしながら、高さと形を調整します。

メラレウカ スノーインサマーの栽培環境

メラレウカ スノーインサマーの栽培環境

メラレウカ スノーインサマーは、日当たりのほか、風通しが良い場所を好みます。

寒さにはある程度耐えるものの、霜や冷たい風には弱いため、地域や環境に合わせた管理が必要です。

地植え・鉢植えどちらでも育てられますが、寒冷地では鉢植えでの管理が向いています。

置き場所と日当たり

日当たり屋外のみ

メラレウカ スノーインサマーに適した環境は、植え方を問わず、日当たりの良い場所です。

日光が不足すると枝がひょろ長く伸びて姿が乱れやすくなるため、明るく日差しがしっかり届く場所が向いています。

とくに地植えでは、日がよく当たる場所を選ぶことが大切です。

半日陰でも育ちますが、花つきや葉の密度が低下する傾向があります。

また、強い西日が長時間当たると葉焼けを起こすことがあるため、午前中は日が当たり、午後はやわらかな日差しになるような環境が望ましいでしょう。

適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる?

メラレウカ スノーインサマーは、一般的に氷点下5℃前後まで耐えられます。

ただし、霜や冷たい風に長くさらされると、枝先が傷んだり枯れ込んだりする可能性があるため、温度のみならず周囲の環境にも注意が必要です。

寒さ対策

地植えの場合は、霜や冷風が直接当たらない場所を選び、株元に腐葉土やバークチップを敷いて根元を保温しましょう。

また、雪の重みで枝が折れるのを防ぐため、冬前に剪定して樹形を整えておくと安心です。

鉢植えの場合は、霜や冷風を避けられる軒下や室内に移動するのが望ましいといえます。

寒冷地では、最初から鉢植えで育てると管理がしやすく安心です。

用土

メラレウカ スノーインサマーを健やかに育てるには、水はけの良さを重視した用土選びが基本です。

湿気が長く残る環境では根腐れのリスクがあるため、風通しと排水性を両立させた土づくりが重要になります。

地植えに適した用土

  • 庭土:7
  • 腐葉土:2
  • パーライトまたは軽石:1

あらかじめ庭土をよく耕し、腐葉土やパーライトをまんべんなく混ぜ込んでおきましょう。

これにより、土中に余分な水分がとどまりにくくなり、根がしっかり呼吸できる環境が整います。

鉢植えに適した用土

  • 赤玉土(小粒):6
  • 腐葉土:3
  • パーライトまたは軽石:1

鉢の種類や育てる環境に応じて、配合を微調整しましょう。

たとえば、乾きやすい素焼き鉢なら腐葉土をやや多めに、湿気がこもりやすいプラスチック鉢なら排水性を重視してパーライトや軽石を増やすと、より育てやすくなります。

メラレウカ スノーインサマーの開花時期

メラレウカ スノーインサマーの開花時期

メラレウカ スノーインサマーは、初夏に枝先を白い花で彩る常緑低木です。

開花期になると、細かく繊細なブラシのような白い花が、葉の間からふんわりとたくさん顔を出します。

その様子がまるで雪が舞い降りたかのように見えることから「スノーインサマー」と名付けられました。

開花時期は6~7月

メラレウカ スノーインサマーは、6月から7月頃にかけて開花します。

満開時には枝先に花が連なり、樹全体が白く染まったように見えるのが特徴です。

開花期間は比較的長く、1つの花序が2週間ほど咲き続けることもあります。

メラレウカ スノーインサマーの花が咲かない原因は?

環境や管理の状態によっては、つぼみがつかない、または花が咲かないこともあります。

日照不足にくわえ、春以降に前年の枝を剪定しすぎると、花芽が形成されず開花に至らない場合があるため注意が必要です。

また、肥料の与えすぎや、乾燥した状態が長く続くと、つぼみが落ちてしまう原因になります。

たとえその年に花が咲かなかったとしても、環境や手入れを見直すことで、翌年には再び花を楽しめるようになるでしょう。

メラレウカ スノーインサマーの増やし方

メラレウカ スノーインサマーの増やし方

メラレウカ スノーインサマーは、挿し木で比較的手軽に増やせる植物です。

鉢植えで育てている場合は、株が大きくなりすぎないよう、適切なタイミングで植え替えも行いましょう。

挿し木の時期はいつがいい?

挿し木の適期は、気温が安定して高くなる4月から9月頃です。

発根が促されやすく、管理もしやすいため、初心者でも取り組みやすい時期といえます。

夏場に行う場合は、強い直射日光を避け、明るい日陰かつ風通しの良い場所に置くのがポイントです。

秋から冬にかけては気温が下がり、発根に時間がかかるうえに失敗しやすくなるため、挿し木にはあまり向いていません。

挿し木のやり方

  1. 元気な枝を10cm前後切り取り、下葉を除く
  2. 吸水させてから発根促進剤を塗布する
  3. 用土に挿し穂を挿し込む
  4. たっぷり水やりし、適した場所で管理する

① 元気な枝を10cm前後切り取り、下葉を除く

葉が数枚ついた新しい枝の先端を、清潔なハサミで10cmほど切り取ります。

切り口は発根しやすくなるよう、斜めにカットするのがおすすめです。

下のほうにある葉は、あらかじめ取り除いておきましょう。

② 吸水させてから発根促進剤を塗布する

切り取った枝は、切り口を下にしてコップなどの水に30分ほど浸け、吸水させましょう。

その後、挿す前に発根促進剤を切り口に薄く塗布すると、スムーズに根付きやすくなります。

③ 用土に挿し穂を挿し込む

挿し木には、小粒の赤玉土など水はけが良く清潔な用土を使います。

枝をまっすぐ挿し込み、倒れないように土をしっかり寄せて固定しましょう。

④ たっぷり水やりをし、適した場所で管理する

挿し終えたら、ジョウロなどで用土全体にたっぷりと水を与えることがポイントです。

その後は、直射日光が当たらない風通しの良い半日陰で管理します。

発根するまでに約1カ月かかるため、その間は乾燥させすぎないよう、土の表面が乾いたタイミングで軽く水を与えましょう。

植え替え時期はいつがいい?

メラレウカ スノーインサマーの植え替えに適した時期は、気温が比較的安定する3月から6月頃です。

この時期を選ぶことで、植物へのストレスを軽減し、根の負担を最小限に抑えられます。

鉢植えの場合は、根が鉢底から顔を出したり水はけの悪さを感じたりしたら、植え替えを検討しましょう。

葉の色が悪くなったり生育が鈍ったりする場合は、根詰まりが原因のことが多いです。

健康的な成長を促すためには、2〜3年を目安に鉢を替え、新鮮な土で植え直すことをおすすめします。

鉢替えのやり方

  1. 鉢から慎重に株を取り出す
  2. 古い土を落とし、根を整える
  3. ひと回り大きい鉢に植え替える
  4. 水をたっぷり与え、適した環境で管理する

① 鉢から慎重に株を取り出す

鉢のフチを軽くたたいて土をほぐし、根鉢を崩さないよう注意しながらゆっくり引き抜きます。

無理に引っ張ると根を傷つける恐れがあるため、丁寧に行いましょう。

② 古い土を落とし、根を整える

根元についた古い土を軽く落とし、根が絡み合っている部分はやさしくほぐします。

傷んだ根や変色している部分があれば、清潔なハサミで切り取っておきましょう。

③ ひと回り大きい鉢に植え替える

排水の良い鉢に鉢底石を敷いたら新しい用土を入れ、株を植えます。

株が安定するよう、土を隙間なく詰めて軽く押さえましょう。

④ 水をたっぷり与え、適した環境で管理する

植え替え後は十分に水を与え、直射日光が長時間当たらず、風通しの良い場所で管理します。

水やりは様子をみながら、土が乾きすぎないよう調整して行いましょう。

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