ツピタンサスの育て方

更新日 2025年05月03日

育てやすさ

初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

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ツピタンサスの基本情報

観葉植物 ツピタンサス

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植物名ツピタンサス
学名Schefflera pueckleri
英名Umbrella Tree
別名シェフレラ・ピュックレリ、カリプトラツス、インドヤツデ
原産地熱帯アジア
科名ウコギ科
属名シェフレラ

ツピタンサスは春から秋頃の暖かい時期であれば屋外でも管理が可能観葉植物です。

屋内外どちらで育てる場合も、まるで大きく手を広げたようなかわいらしい形の葉を一年中豊富に茂らせ、鮮やかな緑色で目を楽しませてくれます。

手軽に育てられるため、インテリアとしても人気が高く、多くの人に愛されている植物のひとつです。

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種類と品種

種類と品種

ツピタンサスは、斑の入り方によってまるで違う品種のように見た目が異なります。

そのため、同じツピタンサスでも個性を楽しむことができるので、育てる前にはぜひお気に入りを選んで見つけてみてください。

ツピタンサスは観葉植物の中でも人気の高い「シェフレラ属」の一種で、シェフレラにはほかにも以下のような品種があります。

ムーンドロップ

斑の入る量が少なく、全体の半分にも満たないため斑のひとつずつに存在感があります。

流通量は、ほかの品種と比較するとあまり多くありません。

コンパクタ

コンパクタ

シェフレラのなかでも王道で、とくに人気が高い品種です。

斑が無く、葉の色は緑のみとなっているので、シンプルな見た目を好む人によく選ばれています。

ジェニーネ

ジェニーネ

斑の色が黄色いため、葉が全体的に明るく見えるのが特徴です。

ほかの品種と比較すると葉の形が非常に独特で、不規則に波打っていたり丸みを帯びていたりと、かわいらしい葉はインテリアにも向いています。

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ツピタンサスはどんな花が咲く?

ツピタンサスは、時折緑色の蕾のような花芽がつき、白い房状の花を咲かせることがあります。

ツピタンサスの葉っぱの特徴

ツピタンサスの葉っぱの特徴

葉っぱの形はまるで大きく手を広げているかのようで、鮮やかな緑色をしています。

葉の大きさのほかに縁が波打っているのも魅力的で、豊富に葉っぱを茂らせるので部屋に飾ると存在感が抜群です。

ツピタンサスの花言葉

ツピタンサスには「幸福」という花言葉がつけられています。

ツピタンサスの育て方

丈夫で健康なツピタンサスを育てるには、以下の点に気をつけましょう。

  • 直射日光を避けながら、なるべく日光に当てる
  • 土の表面が乾いたタイミングで、たっぷりの水を与える
  • 生育期には二か月に一回ほどのペースで肥料を与え、必要に応じて剪定をする

水やりの頻度

水やりは、基本的に土の表面が乾いたタイミングで実施します。

鉢底から流れ出るほどたっぷりと水を与え、再び土が乾くまでは水やりは控えてください。

しかし、気候や気温の変化によって適切なタイミングは都度異なるので、土の乾き具合やツピタンサスの様子を見ながら調整しましょう。

気温が高い生育期には多め、気温が下がる冬の時期には控えめに水やりをすることを意識すると、元気に育ちやすくなります。

観葉植物 ツピタンサス

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肥料のあげ方

ツピタンサスの生育期にあたる5〜10月頃には、定期的に肥料を与えると成長を促進できます。

生育期を終えた冬の時期には逆に成長に悪影響を及ぼすおそれがあるため、肥料は与えないようにしてください。

与える肥料は緩和性の置き肥か希釈した液肥で、化成肥料を選ぶとコバエの発生を防ぐことができます。

液肥の場合は10日に一回ほどを目安に与えてください。ツピタンサスは基本的に肥料無しでも健康に育つので、必ずしも与える必要はありません。

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病害虫・害虫対策

ツピタンサスを育てるうえで注意すべき病害や害虫には「アブラムシ」や「ハダニ」「カイガラムシ」などがあります。

アブラムシ

  • 葉や芽が縮れ、ベタベタになる
  • 葉や蕾を吸汁して栄養を奪い、病気を発症させることもある

2〜4mmほどと非常に小さな害虫ですが、群生するため早めの対処が重要です。

手遅れになると病気になったり枯れてしまったりするので、見つけ次第取り除いたり葉や茎をカットしたりしましょう。

殺虫剤や重曹を薄めた液などを吹き付けるのも効果的です。

ハダニ

  • 葉に細い糸がついたり、斑点や傷ができたりする
  • 葉の色が全体的にかすれたように薄くなって枯れる

ハダニは害虫のなかでもとくに繁殖力が高いため、しっかりと予防をするのがおすすめです。

対処法には、殺虫剤のほかに重曹や牛乳を薄めた液を吹き付けたり、水で洗い流したりする方法があります。

カイガラムシ

  • すすのような黒いカビが発生し、葉や茎がベタベタになる

殻や粉状の物質で覆われた虫が枝葉に付着しているのを見つけたら、それはカイガラムシです。

ほかの害虫と同様にツピタンサスの生育に悪影響を及ぼすため、見つけ次第殺虫剤を使用して布やブラシを使って取り除きます。

黄色くなった葉っぱはどうする?

一度変色した葉っぱは、どれだけ栄養を与えて手入れをしても元の緑色には戻りません。

そのため、黄色くなった葉はある程度変色が進んだタイミングで茎の根元からとってしまいましょう。

不要な葉を除去することで、より効率よく新芽に栄養が届くようになります。

元気が無い時の対処法

ツピタンサスは、植え替えの時期や水やりの量などを間違えることで元気が無くなってしまう場合があります。

葉や茎に元気が無いと感じた際には、無理に水や肥料の量を増やすのではなく、ある程度乾燥気味な環境のなかで様子を見てお世話をしてください。

茎がぶよぶよと柔らかくなっておらず、しっかりと固い場合には春先にまた元気を取り戻す可能性があります。

植え方

ツピタンサスは、基本的に種からではなくある程度成長した株を用意し、鉢に植え付けて育てます。

植え付けに適した時期は5~9月頃の暖かい時期ですが、猛暑日は避けてなるべく涼しい時間に作業をしましょう。

鉢底石を敷いて土を入れた植木鉢に株を入れ、しっかりと根が出るまでは土が乾燥しないように水を与え続けるのがコツです。

ツピタンサスの栽培環境

ツピタンサスを上手に栽培するためには、適度な日当たりと適切な湿度や用土を理解し、環境を整えてあげる必要があります。

生育期にはしっかりと水や肥料を与えて、万全な状態で冬を越すことが何より大切です。

置き場所と日当たり

ツピタンサスは、屋外と屋内どちらの環境下でも育てることができます。

耐陰性があるため日光にばかり当てる必要はありませんが、基本的にはなるべく明るいところに置いてあげると健康で丈夫なツピタンサスに育つでしょう。

強い直射日光は、葉焼けを起こしてしまう恐れがあるので避けるようにして、日光を当てる際には遮光をしながら当てるようにしてください。

また、寒さにはあまり強くないので冬場は必ず屋内で管理します。

適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる?

ツピタンサスの生育に適切な温度は20℃前後です。

15〜25℃ほどの環境を維持し、寒さには弱い植物なので冬場は10℃を下回ることのないように屋内で管理します。

用土

根腐れを予防するため、使用する用土は必ず水はけに優れたものを選びます。

観葉植物用の土と、赤玉土と鹿沼土を2:1:1の割合でブレンドしたものや、悩んだ際にはツピタンサスをはじめとした観葉植物向けに展開された市販の用土を使用するのがおすすめです。

ツピタンサスを種から育てると大変?

ツピタンサスは株の状態から育て始めるのが一般的なので、種から育てる機会はほぼありません。

園芸店やホームセンターなどでも、ツピタンサスはある程度成長した株がポットや小鉢で販売されていることが多いので、購入後に好みの鉢に植え替えて育てましょう。

数を増やす場合にも、新しい株を購入したり挿し木を実施したりする方法が基本です。

ツピタンサスの増やし方

植物の増やし方には種まきや水挿しなど豊富な方法がありますが、ツピタンサスには「挿し木」が最も適しています。

まず親となる株を丈夫に育て上げたら適切な時期に剪定をはじめ、しっかりと準備を整えてから挿し木を実施しましょう。

剪定の時期はいつがいい?

剪定は、5〜10月頃の葉や茎が元気な時に実施します。

この時期は生育期となるため、過度に長く伸びた幹や茂りすぎた葉を整えるタイミングとしてぴったりです。

剪定をすることで親株の健康を維持しつつ、挿し木のための枝が準備できます。

剪定のやり方|切り戻し剪定

ツピタンサスの剪定には「切り戻し剪定」という方法が適しています。

剪定に適切な時期となる5〜10月のなかでも、切り戻し剪定の場合はとくに3〜6月頃に実施すると、ツピタンサスをより健康な状態で維持することができるのでおすすめです。

切り戻し剪定は、主に以下の手順で実施します。

  1. ハサミの消毒、枝葉のカット
  2. 水揚げ作業を行う

① ハサミの消毒、枝葉のカット

剪定時に使用する専用のハサミを事前にしっかりと消毒してください。

伸びすぎた茎や多く茂りすぎた葉を選んで、全体のバランスを見ながらカットをします。

② 水揚げ作業を行う

挿し木用に選んだ枝を深めの容器に入れて、1〜2時間ほどたっぷりの水に浸します。

挿し木のやり方

剪定を終えたら、ツピタンサスを増やすために挿し木を実施します。

挿し木の手順は以下の通りです。

  1. 剪定した枝を植えるための鉢を用意する
  2. 鉢のなかに枝と土を入れる
  3. たっぷりと水を与えて、風通しの良い日陰で管理する

① 剪定した枝を植えるための鉢を用意する

挿し木用に準備した枝よりも一回りほど大きい鉢を用意し、底に鉢底石を敷いておきます。

② 鉢のなかに枝と土を入れる

鉢の半分ほどまで土を入れたら、中央に枝を入れて片手で固定をしながら周りに土を入れます。

土を入れる際には、手や棒などを使って土と鉢の隙間を埋めるようにして、なるべく土の密度を高めるのがポイントです。

③ たっぷりと水を与えて、風通しの良い日陰で管理する

枝に土を被せたら、鉢底から溢れるほどたっぷりの水を与えます。

その後は土が乾くまで水やりは控え、風通しの良い日陰に鉢を置いて様子を見てください。

植え替え時期はいつがいい?

ツピタンサスの植え替えは、2〜3年に一度を目安に実施します。

枝葉が伸びて株が窮屈に感じたら、根詰まりを起こしてしまう前に春から秋頃の暖かい時期に植え替えをしてください。

鉢替えのやり方

植え替えの際には、必ずひと回り大きな鉢を用意して「鉢替え」もあわせて実施します。

植え替えと鉢替えの手順は以下の通りです。

  1. ひと回り大きな鉢を用意する
  2. 植え替え前の鉢から株を取り出し、根についた土を取り除く
  3. 新しい鉢に株を入れて土を被せる

① ひと回り大きな鉢を用意する

鉢替えは、ツピタンサスが根腐れや根詰まりを起こしてしまわないように実施します。

そのため、新しい鉢は必ず現在の鉢よりもひと回り大きなサイズを用意しましょう。

植え替えの前に鉢底石を敷き、鉢の半分ほどまで新しい土を入れておきます。

② 植え替え前の鉢から株を取り出し、根についた土を取り除く

新しい鉢の準備を終えたら、鉢から株をそっと取り出します。

根がちぎれてしまわないように周りの土と一緒に取り出し、新聞紙やレジャーシートなどの上で余分な土を取り除きましょう。

根や幹を傷つけないためにも、すべての土を丁寧に払う必要はありません。

③ 新しい鉢に株を入れて土を被せる

根の土を払った株を新しい鉢に入れて、周りに土を被せます。鉢の上部に少し余白を残して土を入れたら、挿し木の手順と同様にたっぷりと溢れるほどの水を与えてください。

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