家庭菜園で秋に植えるおすすめの野菜

更新日 2025年04月22日

「寒さ対策や注意すべきことは?」
「秋野菜をプランターで育てられる?」

初めての家庭菜園はわからないことが多く、野菜選びで迷う方も多いでしょう。

本記事では、秋に植えるのに適した野菜を16種類厳選し、初心者にも育てやすい品種や栽培のコツを解説します。

秋から家庭菜園を始めたい方が迷わず野菜を選び、収穫の喜びを感じてみましょう。

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監修者情報

株式会社HanaPrime|植物アドバイザー

覚張大季

覚張大季

植物と人との関わりに魅了され、日本各地の植物農園を見て回る。HanaPrimeの植物部門の立ち上げ後はオフィスや商業施設、個人宅など、幅広いシーンのグリーンコーディネートを数多く担当。植物の生態や特性を深く掘り下げ、それぞれの空間やライフスタイルに適したグリーン空間デザインを提案することが得意。観葉植物の世界に情熱を注ぎ、植物の価値を最大化することを使命としている。

秋の家庭菜園で植える野菜の選び方

秋に家庭菜園を始めるなら、季節に合った野菜を選ぶことが成功させるポイントです。

秋の野菜選びの基本は以下の通り。

  1. 寒さに強い野菜を選ぶ
  2. 栽培期間の短い野菜を選ぶ
  3. 根菜類や葉物野菜を中心に選ぶ

それぞれ順番に解説します。

寒さに強い野菜を選ぶ

秋は気温が徐々に下がるため、寒さに強い野菜を選ぶことが重要です。

特に霜が降りる地域では、低温でも元気に育つ野菜が適しており、ほうれん草や小松菜、ブロッコリーなどがあります。

これらの野菜は寒さによって甘みが増す特徴もあり、秋冬にぴったりです。

生育が安定しやすいため、初心者にも育てやすいでしょう。

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栽培期間の短い野菜を選ぶ

秋は春に比べて生育期間が短いため、収穫までの時間が早い野菜が適しています。

代表的な野菜は、ラディッシュ(はつか大根)やリーフレタス、ミズナなどです。

これらは種まきから1か月ほどで収穫できるため、寒さが厳しくなる前に収穫できます。

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根菜類や葉物野菜を中心に選ぶ

秋は根を張る野菜や葉を食べる野菜がよく育つ時期です。

次のような秋に育つ野菜を育てれば、旬の味を楽しめる上に、栄養価も高い野菜がそろいます。

  • 根菜類:ダイコンやカブ、ニンジンなど
  • 葉物野菜:チンゲンサイやシュンギクなど

土の中に隠れる根菜類は寒さに強く、保存もしやすい点が利点です。

葉物野菜も気温が下がることで味が引き締まり、葉物野菜も気温が下がることで味が引き締まります。

栽培期間の短い野菜を選ぶ

秋に植える野菜は、冬野菜を本格的に育てる前のつなぎとして、短期間で収穫できる品種を選ぶのが適しています。

栽培期間の長さは、短い順に次の5つに分かれており、収穫までの期間が長いほど栽培が難しいです。

超極早生(ちょうごくわせ)生育期間がきわめて短い品種
極早生(ごくわせ)超極早生と早生の中間
早生(わせ)生育期間が短い品種
中生(なかて)晩生と早生の中間
晩生(おくて)生育期間が長い品種

夏野菜の収穫後から冬野菜を植えるまでの1〜2か月を活用することで、間を空けずに効率的に家庭菜園を楽しめます

栽培期間は、同じ野菜でも品種や種まきの時期によって、収穫までの日数は変わります。

家庭菜園に慣れていないうちは、超極早生や極早生から始めると良いでしょう。

根菜類や葉物野菜を中心に選ぶ

秋の家庭菜園には、次のような根菜や葉物野菜が適しています。

白菜鍋料理に最適な定番野菜
大根甘みのある根菜
小松菜栄養価の高い葉物
ほうれん草鉄分が豊富な葉物

秋に植える野菜は、白菜や大根などの根菜類や小松菜・ほうれん草といった葉物が最適です。

秋は害虫の活動が弱まり、農薬の使用も抑えられるため、初心者にも育てやすい時期といえます。

根菜は寒さで甘みが増し、葉物はゆっくり育つことで栄養価が高いです。

ほったらかしで育つ野菜もある

毎日の水やりや手入れは苦手だけど、家庭菜園には憧れる方にぴったりなのが、手間がかからない”ほったらかし栽培”です。

実は中には、特別な管理をしなくてもぐんぐん育つ野菜が数多くあります。

ほったらかしで育てやすい野菜は以下の通り。

野菜名草の種類増え方放置栽培のしやすさ
ニラ多年草自然に増える
シソ一年草自然に増える
ねぎ多年草自然に増える
ふき多年草自然に増える
えごま一年草
三つ葉多年草自然に増える
わけぎ多年草自然に増える
ししとう一年草自然に増える
みょうが多年草自然に増える
さつまいも一年草

特に多年草の野菜は、一度植えてしまえば毎年収穫できる可能性があるため、コストパフォーマンスにも優れています。

家庭菜園の初心者の方は、まずこれらの野菜から育ててみることがおすすめです。

秋に植える家庭菜園おすすめの野菜16選 

秋は気温が下がり、害虫も減ってくるため、家庭菜園を始めやすい季節です。

土づくりや水やりも比較的楽で、初心者でも育てやすい野菜が揃っています。

秋に植えるおすすめの野菜は以下の16種類です。

  1. 大根|育てやすい根菜の定番
  2. ほうれん草|寒さに強く短期間で収穫
  3. キャベツ|栽培しやすい葉物野菜
  4. レタス|日当たりで甘みが増す
  5. ブロッコリー|寒さに強く害虫に注意
  6. 小松菜|寒さと病害虫に強い
  7. じゃがいも|土寄せが必要で収穫多い
  8. 玉ねぎ|冬越しして春に収穫
  9. ニンニク|肥料豊富で大きく育つ
  10. カリフラワー|水はけ良い土で育てる
  11. カブ|短期間で収穫できる
  12. サヤエンドウ|支柱が必要なつる植物
  13. そら豆|風を避けて寒さに強い
  14. チンゲン菜|日陰でも育つ葉物
  15. 春菊|寒さに強い葉物野菜
  16. パセリ|強い香りで薬味に最適

それぞれ順番に解説します。

① 大根|育てやすい根菜の定番

① 大根|育てやすい根菜の定番
種まき時期8月下旬〜9月中旬
収穫時期10月〜11月
栽培期間60日〜90日
栽培温度17℃〜20℃
栽培難易度

大根は秋に植える根菜のなかでも育てやすく、初心者にもおすすめです。

種まき後、株が混み合ったまま育つと根が十分に大きくなりません。

間引きをこまめに行うと、根が真っすぐ綺麗に育ちます。

葉にも栄養が豊富に含まれており、おでんなどの料理に活用するのも良いでしょう。

② ほうれん草|寒さに強く短期間で収穫

② ほうれん草|寒さに強く短期間で収穫
種まき時期9月上旬〜10月下旬
収穫時期10月〜12月
栽培期間30日〜60日
栽培温度15℃〜20℃
栽培難易度

ほうれん草は寒さに強く、約30日で収穫できるため家庭菜園の初心者向きです。

土壌が酸性だと育ちにくいので、種まきの前に苦土石灰で土壌改良をしましょう。

発芽後の水分不足には気をつけ、適度な湿度を保つことがポイントです。

鉄分やビタミンが豊富で、収穫後すぐ食べる楽しみもあります。

③ キャベツ|栽培しやすい葉物野菜

③ キャベツ|栽培しやすい葉物野菜
種まき時期種まき:7月中旬~7月下旬植え付け:8月中旬~9月中旬
収穫時期11月~12月
栽培期間110日~140日
栽培温度15℃〜20℃
栽培難易度

キャベツは秋の涼しい気候で育ちやすく、初心者も気軽に取り組める野菜です。

球状に葉が巻き始めたら、肥料を追加すると大きく結球しやすくなります。

病害虫予防のため、風通しが良く日当たりの良い環境で育てるのが理想です。

上手く栽培できれば、家庭で使いやすい万能な葉物野菜になるでしょう。

④ レタス|日当たりで甘みが増す

④ レタス|日当たりで甘みが増す
種まき時期種まき:8月上旬~9月初旬植え付け:9月上旬~9月下旬
収穫時期10月~11月
栽培期間60日~90日
栽培温度15℃~20℃
栽培難易度

レタスは日当たりが良いほど光合成が活発になり、甘みが増して美味しくなります。

しかし、夜間に照明が当たると「とう立ち」を起こして食味が悪くなるため注意しましょう。

ベランダ栽培の場合、家の光が届かないように工夫することが重要です。

水はけの良い土で栽培すると育てやすくなります。

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⑤ ブロッコリー|寒さに強く害虫に注意

⑤ ブロッコリー|寒さに強く害虫に注意
種まき時期種まき:7月中旬~7月下旬植え付け:8月中旬~9月中旬
収穫時期10月~12月
栽培期間約90日
栽培温度15℃~20℃
栽培難易度

ブロッコリーは秋植え野菜の中でも寒さに強いですが、害虫対策が大切です。

アオムシなどの害虫は早期発見と防虫ネットでの予防が効果的でしょう。

ブロッコリーはカロテンやビタミンCが豊富で、花蕾(つぼみ)が固く締まっているうちに収穫するのが、美味しくいただくコツです。

収穫後も脇芽が伸びて収穫できるため、長く楽しめます。

⑥ 小松菜|寒さと病害虫に強い

⑥ 小松菜|寒さと病害虫に強い
種まき時期9月中旬~11月上旬
収穫時期11月~2月
栽培期間50~70日
栽培温度15℃~25℃
栽培難易度

小松菜は寒さや病害虫に強く、家庭菜園初心者でも手軽に育てられる野菜です。

成長が早いため、種をまいてから約2か月で収穫が可能でしょう。

発芽後に間引きを行い、株間を十分にとることで大きく育ちます。

小松菜はカルシウムやビタミンKなどの良い様を含み、炒め物やおひたしなど調理法も豊富で、収穫後も楽しみが広がるはずです。

⑦ じゃがいも|土寄せが必要で収穫多い

⑦ じゃがいも|土寄せが必要で収穫多い
種まき時期植え付け:8月下旬から9月中旬
収穫時期11月~12月
栽培期間90日
栽培温度15℃~25℃
栽培難易度

じゃがいもは家庭菜園で人気が高く、秋に植えると収穫量が多くなります

栽培のポイントは「土寄せ」で、芋が地表に出ると有毒物質ができるため注意しましょう。

日当たりが良く水はけの良い土壌を選ぶことが大切になります。

⑧ 玉ねぎ|冬越しして春に収穫

⑧ 玉ねぎ|冬越しして春に収穫
種まき時期種まき:8月~9月苗の植え付け:11月中旬~12月上旬
収穫時期翌年5月~6月
栽培期間180日~210日
栽培温度15℃~25℃
栽培難易度

玉ねぎは冬を越し、翌春に収穫する野菜で、家庭菜園初心者でもじっくり育てられます。

苗を植えるときには深すぎず浅すぎず、適度な深さを意識しましょう。

肥料を与えすぎると葉が伸びすぎて球が大きくならないため、追肥は控えめがベストです。

玉ねぎは収穫後く保存できるため重宝します

⑨ ニンニク|肥料豊富で大きく育つ

⑨ ニンニク|肥料豊富で大きく育つ
種まき時期9月下旬~10月下旬
収穫時期5月~6月
栽培期間240日~270日
栽培温度18℃~20℃
栽培難易度

ニンニクは育てやすく初心者向けですが、冬を越すため長期間の栽培が必要です。

特に肥料が重要で、冬前と春先に追肥すると球が大きくなり収穫量が増えます

日当たりの良い場所で栽培すると、病害虫にも強く健康に育つでしょう。

独特な風味で料理にも幅広く活用できる野菜です。

⑩ カリフラワー|水はけ良い土で育てる

⑩ カリフラワー|水はけ良い土で育てる
種まき時期種まき:7月中旬~7月下旬植え付け:8月中旬~9月中旬
収穫時期11月~12月
栽培期間70日~90日
栽培温度15℃~20℃
栽培難易度

カリフラワーは少し栽培難易度が高いですが、水はけの良い土壌を選べば初心者でも育てられます。

根腐れを起こしやすいため、過湿を防ぎつつ、乾燥にも注意して適切な水管理を心がけましょう。

花蕾が白く締まったタイミングで収穫すれば、風味豊かで美味しくいただけます。

⑪ カブ|短期間で収穫できる

⑪ カブ|短期間で収穫できる
種まき時期9月上旬~10月上旬
収穫時期10月~12月
栽培期間60日
栽培温度15℃~25℃
栽培難易度

カブは栽培開始から2ヶ月程度と短期間で収穫できるため、初心者が家庭菜園を始める際におすすめの野菜です。

間引きを適切に行い、混み合わないように育てると根がしっかり成長します。

葉も栄養価が高く料理に活用できるため、無駄なく使えるでしょう。

連作障害を避け、同じ場所で続けて栽培しないように注意が必要です。

⑫ サヤエンドウ|支柱が必要なつる植物

⑫ サヤエンドウ|支柱が必要なつる植物
種まき時期種まき:10月中旬~11月上旬植え付け:11月中旬~11月下旬
収穫時期4月~6月
栽培期間180日
栽培温度15℃~20℃
栽培難易度

サヤエンドウはつるが伸びる野菜で、支柱を立てて支えることが栽培の基本です。

日当たりと風通しが良い環境を好み、水分管理も大切になります。

茎が伸び始めたら、支柱に誘引して倒れないようにして育てましょう。

丁寧に育てれば、やわらかく美味しい実がたくさん収穫でき、家庭菜園に向いています。

⑬ そら豆|風を避けて寒さに強い

⑬ そら豆|風を避けて寒さに強い
種まき時期種まき:10月中旬~11月上旬植え付け:11月中旬~11月下旬
収穫時期5月~6月
栽培期間210日
栽培温度15℃~20℃
栽培難易度

そら豆は寒さに強く秋植えに向いていますが、成長後は風に弱いため注意が必要です。

強風対策として支柱を立て、茎が折れないように管理しましょう。

肥料を与えすぎると実が付きにくいため、適量を心がけることがポイントです。

⑭ チンゲン菜|日陰でも育つ葉物

⑭ チンゲン菜|日陰でも育つ葉物
種まき時期9月上旬~10月中旬
収穫時期10月~12月
栽培期間45日~60日
栽培温度15℃~20℃
栽培難易度

チンゲン菜は半日陰でも育つため、ベランダなど限られた場所でも手軽に栽培できます。

栽培期間も短く、約45日ほどで収穫できるのは今回紹介した野菜の中でも最速です。

過湿にならないよう注意し、適度に水分を管理しましょう。

⑮ 春菊|寒さに強い葉物野菜

⑮ 春菊|寒さに強い葉物野菜
種まき時期9月上旬~10月上旬
収穫時期10月~12月
栽培期間60日~90日
栽培温度15℃~20℃
栽培難易度

春菊は秋の家庭菜園に適した、寒さに強い葉物野菜です。

霜には弱いため、防寒対策として不織布を使用すると良いでしょう。

葉が柔らかいうちに順次収穫すると長く楽しめ、鍋物や和え物にも最適です。

⑯ パセリ|強い香りで薬味に最適

⑯ パセリ|強い香りで薬味に最適
種まき時期種まき:9月~10月植え付け:9月上旬~10月中旬
収穫時期9月~11月
栽培期間30日
栽培温度15℃~25℃
栽培難易度

パセリは料理の薬味に最適な香りの強い野菜で、家庭菜園にも向いています。

発芽には光が必要なので、覆土を薄くして栽培しましょう。

半日陰でも育つため、小スペースでも気軽に育てられ、病害虫にも強いため、初心者でも安心して栽培できます。

秋の家庭菜園で注意すること

秋の家庭菜園では、季節特有の気候変化に応じた栽培管理が求められます。

特に注意すべきポイントは以下の通りです。

  1. 気温変化に注意する
  2. 短い日照時間に対応する
  3. 水やりの頻度を調整する
  4. 害虫対策を忘れずに
  5.  霜や雪のリスクを意識する

それぞれ解説していきます。

① 気温変化に注意する

秋は朝晩の気温差が大きく、結露によって湿度が高くなりやすい季節です。

湿度が高いと、以下のような問題が起きます。

  • カビが発生しやすい
  • アブラムシなど害虫の発生が増える

また、種まき時期にも注意が必要で、タイミングを間違えると次のリスクがあります。

  • 早すぎると暑さで発芽率が下がる
  • 遅すぎると寒さで生育が遅れ、収穫が減る

種を購入する際は、パッケージを確認し、それぞれの野菜に適した気温や時期を守りましょう。

② 短い日照時間に対応する

秋になると日照時間が短くなるため、野菜の特性に合わせて植える場所を決めることが重要です。

秋野菜は日照の好みにより、次の3タイプに分類されます。

野菜の種類必要な日照時間野菜の種類
陽性植物1日6時間以上の直射日光大根、キャベツ、ブロッコリー、玉ねぎ、にんにく、カリフラワー、かぶ、サヤエンドウ、そら豆
半陰性植物3~4時間程度の直射日光レタス、じゃがいも、かぶ
陰性植物半日陰や日陰を好むチンゲン菜、春菊、ほうれん草、小松菜、パセリ

特に陽性植物は、短くなった日照でも十分に日光が当たるよう、植え付け場所を慎重に選びましょう。

③ 水やりの頻度を調整する

秋は夏に比べて日差しが弱まり、土の表面が乾燥していても、中は湿っている場合が多い季節です。

水を与えすぎると、根腐れを起こして野菜が枯れてしまうこともあるため、水やり頻度の調整が重要になります。

具体的な水やりのポイントは以下の通り。

  • 土の表面だけでなく、指を土に差し込んで中の湿り具合を確認する
  • 土が中まで乾燥している時だけ水を与える
  • 水やりは基本的に朝に行う
  • 秋の始めの暑い時期は夕方でもよいが、気温が下がったら控える

水やりのタイミングを意識して、健康な野菜を育てましょう。

④ 害虫対策を忘れずに

秋は害虫が夏より少なくなりますが、それでも活動する害虫はいるため、油断はできません。

対策を怠ると、葉が食害されるだけでなく、害虫の排泄物で野菜が病気になることもあります。

具体的には次の5つの対策を行いましょう。

  • 防虫ネットの設置で物理的に害虫の侵入を防ぐ
  • 定期的に目視点検を行い、害虫の早期発見を心がける
  • 害虫を見つけ次第、速やかに駆除する
  • 雑草をこまめに除去し、害虫の隠れ場所をなくす
  • 野菜用殺虫剤を適切に使用して予防・駆除を行う

特に葉の裏側や茂った部分に害虫が潜むため、念入りにチェックしましょう。

⑤ 霜や雪のリスクを意識する

秋の家庭菜園では、霜や雪に備えた対策が欠かせません。

霜や雪によって野菜の細胞が壊れ、黒ずみや枯れが起きる場合があるため注意が必要です。

霜や雪への具体的な対策法は次の通りです。

  • ビニールや寒冷紗をかけて直接の寒気から野菜を守る
  • 土をマルチングして地温を高め、根を冷えから守る

「寒冷紗」とは、化学繊維を網目状に粗く縫った布で、軽量で柔らかく、通気性が良いのが特徴です。
また、ビニールをかける際は、結露を防ぐため裾を少し開け、風通しを良くしましょう。

秋に最適な野菜を選んで家庭菜園を楽しもう! 

今回は、家庭菜園で秋に植える野菜の選び方や、秋におすすめの野菜16選、育てる際の注意について解説しました。

寒さに強く、栽培期間が短い根菜や葉物野菜を選ぶことがポイントで、大根や小松菜、ほうれん草など初心者でも育てやすい野菜が揃っています。 

秋は夏の暑さが落ち着いて熱中症の心配が少なく、安心して作業に取り組めるため、家庭菜園での作業効率が向上します。

本記事で解説したおすすめの野菜を選んで、楽しい秋の家庭菜園を始めてみてはいかがでしょう。


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