ドラセナ コンパクタの育て方
育てやすさ
初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。
INDEX
目次
ドラセナ コンパクタの基本情報
観葉植物 ドラセナ コンパクター
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植物名 | ドラセナ コンパクタ |
学名 | Dracaena deremensis ‘Compacta’ |
英名 | Dracaena Compacta |
原産地 | 熱帯アフリカ |
科名 | リュウゼツラン科 |
属名 | ドラセナ属 |
開花時期 | 12~4月 |
ドラセナ コンパクタはドラセナの仲間で、密に茂る葉と枝葉が縦に伸びて横に広がらないコンパクトな性質が特徴です。
丈夫でお手入れの手間が少なく、通常のドラセナよりも成長がゆっくりなので好みの樹形を長く楽しめます。
濃い緑色の葉っぱがまとまって茂る姿はお部屋の雰囲気を引き締めてくれるでしょう。
リビングやオフィスでインテリアのアクセントになるため、新築祝いや開店祝いにもおすすめです。
月別栽培カレンダー
種まき
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植え付け・植え替え
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肥料
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開花
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種類と品種
ドラセナ コンパクタは「ドラセナ デレメンシス コンパクタ」と呼ばれる品種が主流となっています。
ドラセナ アオワーネッキーの矮性種で、幅広で先のとがった濃いグリーンの葉が特徴です。
そのほか、葉の色や形が異なる以下の品種も人気があります。
ドラセナ コンパクタ バリエガータ
黄色の斑がはいった美しい葉が特徴
ドラセナ コンパクタ ホワイト
白い線状の斑がはいった葉が特徴
ドラセナ コンパクタ トルネード
渦のようにカールした葉っぱの形が特徴
ドラセナ コンパクタの葉っぱの特徴
ドラセナ コンパクタは光沢のある葉が上向きに密集して茂り、ほかのドラセナよりゆっくり成長するコンパクトさが特徴です。
形は細長くシャープなものから幅広で短いものまでさまざまで、色や斑の入り方も品種によって異なります。
葉は幹全体に茂りますが、先端の一部だけ残して幹の途中の葉をカットする仕立て方を見かけることが多いでしょう。
ドラセナ コンパクタはどんな花が咲く?
ドラセナ コンパクタはごく稀に白や紫の小さな花を咲かせます。
新芽が出る茎の先端から緑色の花穂を伸ばし、たくさんの花が芳香を放ちながら次々と咲くのが特徴です。
ただし、ドラセナ コンパクタは開花や結実に多くの栄養を必要とし、花を咲かせると株が弱ってしまいます。
葉っぱが萎れたり変色したりするほか、ドラセナ コンパクタが枯れる恐れもあるため、花穂を見つけたら早めに摘み取るのがおすすめです。
ドラセナ コンパクタの花言葉
ドラセナの仲間はどれも「幸福」の花言葉をもち、幸運のシンボルとして結婚祝いや新築祝いに選ばれています。
ドラセナ コンパクタの育て方
ドラセナ コンパクタは乾燥や病害虫に強く、丈夫で育てやすい植物です。
ただし、乾燥に強いからと水を切らしすぎ、枯らしてしまうケースも多いため注意しましょう。
ここでは、ドラセナ コンパクタのお手入れのポイントを紹介します。
水やりの頻度
ドラセナ コンパクタの水やりは生育期の春から秋と、休眠期の冬で頻度が異なります。
特に気温が高い夏場は乾燥しやすいため水切れに注意しましょう。
水やりは鉢底から溢れるまでたっぷり与え、受け皿に溜まった水は根腐れを防ぐため捨てておきます。
ドラセナ コンパクタは乾燥に強い植物ですが、葉っぱが黄色くしんなりしてきたら水切れのサインです。
また、冬場に冷たい水を与えると寒さで弱ってしまうため、汲み置きして室温と同じくらいの水温にしてから与えましょう。
観葉植物 ドラセナ コンパクター
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肥料のあげ方
ドラセナ コンパクタに肥料を与えるのは生育期の4~9月です。
固形肥料は2か月に1回土の上に置き、液体肥料なら2週間に1回を目安に水やりの水に希釈して与えましょう。
なお、休眠期の冬や気温が30度を超える真夏は肥料を吸収できません。
固形肥料が土の上に残っている場合は取り除き、液肥も与えるのは避けてください。
病害虫・害虫対策
ドラセナ コンパクタで注意すべき病害虫の症状と対策は以下のとおりです。
ハダニ
- 葉の表面に白い斑点が生じる
- 葉の裏や茎に細い糸が張り巡らされている
ハダニは水に弱いため、葉全体をシャワーで洗い流すと良いでしょう。
対策にはこまめな葉水が効果的で、葉の裏側まで念入りに水を吹きかけるのがポイントです。
カイガラムシ
- ドラセナ コンパクタの葉や枝が枯れる
- 黒いすす状のものや白い綿のようなものが葉っぱについている
白い綿状のカイガラムシを手やブラシでやさしく取り除き、専用の薬剤を散布して対処しましょう。
対策には風通しを良くするほか、定期的な殺虫剤または木酢液の散布などがあります。
また、カイガラムシの排せつ物はカビを生じさせ、黒いすすに覆われたようになる「すす病」の原因になるため早めの駆除が重要です。
カビ
- 害虫による食害の跡からカビが発生する
害虫に気付いたらすぐに取り除くのはもちろん、カビの発生を抑えるため風通し良く清潔な環境を心がけましょう。
発生した場合はお酢や木酢液を吹きかけて除去し、被害が大きい場合は傷んだ部分を剪定する必要があります。
土にカビが発生した場合は再発を防ぐため、新しい土に入れ替えてください。
種まきと植え方
ドラセナ コンパクタの種は3~4月、気温が20度を超えた頃に植えるのが適しています。
水はけの良い培養土を用い、発芽まで土を常に湿らせておくことが重要です。
発芽までの期間は約2~4週間が目安で、その間は20~25度の温度を維持して明るい日陰で管理しましょう。
発芽して本葉が2~3枚生えてきた頃が成熟の目安で、鉢に植え替えて育てます。
なお、ドラセナ コンパクタの種を日本で入手するのは非常に難しく、すでに成熟した株を購入するのが一般的です。
家庭で花が咲き結実すると種がポロポロと落ちるので、入手する機会があればぜひ種から育ててみてください。
葉っぱが傷んだときの対処法
- 傷んだ葉っぱごと取り除く
- 傷んだ部分だけ斜めにカットする
- 傷みが激しい時は枝ごと剪定する
ドラセナ コンパクタは水切れや寒さにより、葉っぱが黄色や茶色に変色したり、萎れてちぢれたりする場合があります。
傷んだ葉っぱは引っ張ると簡単に抜けるため、取り除いておきましょう。
また、葉先の変色は傷んだ部分だけ斜めにカットすると目立たずに処理できます。
変色した葉は元に戻らないものの、あたたかい日陰で適切に育てれば新しい元気な新芽に生え変わるでしょう。
葉の傷みが激しいときは思い切って枝ごと剪定するのも一つの方法です。
ドラセナ コンパクタは成長が遅いため、葉のない坊主の状態から新芽が出るまでに1年ほどかかる場合もあります。
ドラセナ コンパクタの栽培環境
寒さに弱いドラセナの中で、ドラセナ コンパクタは比較的耐陰性や耐寒性が高い品種です。
ここでは、ドラセナ コンパクタの栽培に適した環境を紹介します。
置き場所と日当たり
ドラセナ コンパクタは耐陰性が高く、蛍光灯の灯りで十分育ちます。
日当たりの良い場所を好みますが、直射日光や西日に当たると特徴的な深いグリーンの葉があせてしまうので半日陰で育てるのがおすすめです。
室内で育てるときはレースカーテン越しの明るい窓辺に置いてあげると良いでしょう。
また、エアコンや暖房の風は刺激が強く乾燥で弱ってしまうため、直風が当たらないように配置してください。
適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる?
ドラセナ コンパクタは比較的耐寒性が高く、5度程度の寒さまで耐えられます。
ただし、寒さに強い植物ではないため、元気に育てるには最低気温が10度を下回らないように心がけましょう。
外置きの場合も冬は屋内で育て、夜間は温度変化の激しい窓辺を避けてください。
用土
ドラセナ コンパクタを育てるのには市販の観葉植物用の培養土が適しています。
自分で用土を作るときは赤玉土小粒7割、ピートモスや腐葉土3割を目安に配合しましょう。
また、小ぶりのドラセナ コンパクタを卓上で育てるときは、虫がつきにくく衛生的なハイドロカルチャーを用いるのもおすすめです。
ドラセナ コンパクタの増やし方
ここでは、一般的な株分けの方法として挿し木のやり方を紹介します。
剪定・株分けの時期はいつがいい?
ドラセナ コンパクタの剪定・株分けは生育期の4~9月頃が適しています。
葉っぱが密集している部分や傷んだ部分を剪定すると、風通しが良くなり病害虫の予防になるでしょう。
ドラセナ コンパクタはカットした部分から枝分かれするため、好みの樹形になるよう計算しながら剪定することが重要です。
切り落とした枝で元気の良いものを選び、挿し穂にして発根させます。
挿し木のやり方
ドラセナ コンパクタの挿し木のやり方は以下のとおりです。
- 挿し穂を用意する
- 切り口を半日ほど水に浸ける
- 割りばしで土に穴をあけ、挿し穂を挿す
- 風通しの良い半日陰で水を切らさないように管理する
- 発根して新芽が2~3枚生えたら新しい鉢に植え替える
① 挿し穂を用意する
挿し穂の切り口を斜めにカットし、葉っぱは3~5枚を残して取り除きましょう。
② 切り口を半日ほど水に浸ける
③ 割りばしで土に穴をあけ、挿し穂を挿す
④ 風通しの良い半日陰で水を切らさないように管理する
成長が遅めのドラセナ コンパクタは根が出るまでに1~2か月程度かかるため、土が乾かないようにこまめに水やりしてください。
⑤ 発根して新芽が2~3枚生えたら新しい鉢に植え替える
新芽が出始めたらやさしく引っ張ってみて、抵抗を感じたら発根に成功しています。
なお、ドラセナ コンパクタの根っこは枝に対して細めなので、生えた根を傷めないよう取り扱いには十分注意しましょう。
植え替え時期はいつがいい?
ドラセナ コンパクタの植え替えに適した時期は、生育期の5~9月です。
挿し木から発根した株の植え替えもこのタイミングで行います。
植え替えの目安は2~3年に1度で、以下の症状が出たら早めに植え替えましょう。
- 根詰まりのサインがある(土に水が染み込まない、葉っぱがよく落ちる)
- 鉢底から根っこがたくさん伸びている
なお、気温が30度を超える真夏日や梅雨の時期は植え替えに向かないため避けてください。
鉢替えのやり方
ドラセナ コンパクタの鉢替えは以下の手順で行います。
① 1週間ほど水やりを控えておく
事前に水やりを控えることで土が軽くなり植え替えしやすくなります。
② 新しい鉢に鉢底石と用土を入れておく
鉢のサイズは小さすぎると根詰まりを起こしやすく、大きすぎると水はけが悪くなり根腐れの原因になります。
元のサイズより1~2回り大きめの鉢を用意するか、株を大きくしたくないときは根っこを多めにカットしましょう。
③ ドラセナ コンパクタを元の鉢から出す
根っこをほぐしながら軽く土を落とし、傷んだ根はカットしてください。
④ 鉢にドラセナ コンパクタを置き、上から土をかぶせる
鉢替えのあとは元気な新芽が出てくるまで、1か月ほど明るい日陰で様子を見てあげてください。
観葉植物 ドラセナ コンパクター
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