パキラの幹を太くする方法

更新日 2025年03月31日

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パキラを育てるのは難しい?

パキラを育てるのは難しい?

育てやすくおしゃれなパキラは、日本でポピュラーな観葉植物のひとつです。

風水的にも縁起が良く「発財樹」の別名をもち、開店祝いや事務所の移転祝いなどのギフトとしても人気があります。

丈夫な植物で幹を太くしたり編み込んだりと初心者でもアレンジを楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。

パキラの基本情報

名前パキラ
原産地域中南米(熱帯アメリカ)
風水効果金運・仕事運・健康運・恋愛運・対人運アップ
花言葉「快活」「勝利」
観葉植物  パキラ

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パキラは挿し木より実生株の方が太くなる

パキラは挿し木より実生株の方が太くなる

パキラの苗には「実生(みしょう)」と「挿し木(さしき)」があり、幹を太く育てやすいのは実生株です。

株の種類特徴見分け方
実生株種から育てられた苗・成長すると花や実をつける根元が膨らんでいて先端が細い・最初の葉が双葉
挿し木株挿し木で育てられた苗
成長しても花や実をつけない
幹の太さが根元から一定・太い幹から細い根が出ている

一般的に販売されているパキラの多くは実生株ですが、挿し木の場合でも根気よく育てることで幹を太くできます。

本記事を参考に、パキラの幹を太く育ててお好みの樹形を楽しみましょう。

パキラの幹を太くする育て方6つのポイント

パキラの幹を太くするためには、育て方に6つのポイントがあります。

  1. できるだけ多く日光に当てる
  2. 春~秋の暖かい時期は屋外で育てる
  3. 風通しの良い場所に置く
  4. 水やりは十分にする
  5. 生育期に肥料や活力剤を与える
  6. 定期的に植え替えをする

幹を太らせるには株全体を大きくする必要があるため、パキラが成長しやすい生育環境を整えてあげることが大切です。

① できるだけ多く日光に当てる

パキラの幹を太く育てるには、日光にたっぷり当てることがポイントです。

日当たりの良い屋外に置くか、室内で育てる場合は窓際でカーテンを開けて日差しに当ててあげましょう。

ただし、真夏の直射日光はパキラを弱らせる場合があるため注意が必要です。

日に当たる時間が長くなる地植えの方が太くなりやすいものの、気候によっては冬越しできない場合もあります。

最低気温が5度を下回る地域では鉢植えで育て、冬は屋内に入れてあげてください。

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② 春~秋の暖かい時期は屋外で育てる

パキラは耐陰性があり室内でも育ちますが、幹を太くしたい場合、春~秋の暖かい季節は屋外に出してあげましょう。

生育期に日光や風が当たる自然に近い環境に置いてあげることで、パキラの成長が促されます。

なお、室内で育てていたパキラを突然屋外に出すと、環境の変化で弱ってしまう場合があるため気をつけましょう。

葉焼けを防ぐため日差しの弱い午前中の2~3時間から始め、徐々に時間を伸ばして環境に慣らしていくのがポイントです。

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③ 風通しの良い場所に置く

パキラは程よく風に当たることで、折れたり倒れたりしないように抵抗して幹が太く育ちます。

風通しの良い場所に植えるか、鉢植えの場合はなるべく自然の風が当たる屋外に置きましょう。

室内で育てるときは時々窓を開けて、自然の風を取り入れるのがおすすめです。

なお、扇風機やエアコンの風は、葉が乾燥するなどかえってパキラを弱らせてしまうため直風を避けてください。

④ 水やりは十分にする

パキラの水やりは、土の表面が完全に乾いてから、鉢底からあふれるくらいにたっぷりの水を与えるのがポイントです。

幹を太く成長させるためには乾燥しすぎても過湿状態でも良くありません。

水分が蒸発しやすい夏は土の状態を見ながら水やりの頻度を増やし、梅雨時期は風通しの良いところで土の中が乾くまで待ちましょう。

また、パキラの成長が緩やかになる冬はあまり水を必要としないため、水やりの頻度も控えめにしてください。

⑤ 生育期に肥料や活力剤を与える

パキラの幹を太く育てるためには、生育期に肥料や活力剤を与えることも大切です。

真夏を避けた春~秋の間、固形肥料なら2か月に1度土の上に置き、液体肥料なら水やりの水に希釈して与えます。

幹を太くするには窒素が多めの肥料を選び、活力剤を併用すると効果的です。

なお、15度以下の環境ではパキラの成長が緩やかになるため、涼しくなってきたら肥料を与えるのはやめましょう。

肥料や活力剤を与えすぎると、葉が変色したり葉先がしおれたりする肥料やけを起こすので避けるため、肥料や活力剤の与えすぎには注意してください。

⑥ 定期的に植え替えをする

一般的に観葉植物の植え替えは2~3年に1度が目安とされますが、幹を太くしたいときは毎年植え替えるのがポイントです。

パキラは生育旺盛な植物で、環境を整えてあげると年間50cm以上成長することもあります。

幹や葉が大きくなると根っこのボリュームも増えるため、のびのび成長できるよう鉢をサイズアップすることが重要です。

パキラの幹がお好みの太さになるまで、以下のポイントに注意して毎年植え替えましょう。

  • 植え替えに適切な時期は生育期の5月~6月
  • 一回りか二回り大きな鉢を用意する
  • 植え替え前の1週間ほどは水を与えない
  • 余分な土を落として、観葉植物用の土に植え替える

幹を太くするためには根っこも大きく成長させる必要があるため、傷んだ部分以外はカットしないようにしましょう。

パキラの木の幹を編み込んで太くする方法

置き場所や生活リズムの関係で生育環境を整えてあげられないときは、幹を編み込んで太くするのもひとつの方法です。

細い幹でも編み込むことでボリュームが出て見栄えも良くなります。

パキラの編み込みは自分でもできるので、下記を参考にしてぜひチャレンジしてみてください。

編み込みを行うのに適した時期

パキラの幹を編み込むのに適した時期は、生育期がはじまる4~5月頃です。

暖かい季節にぐんぐん成長するため、この時期であれば多少のストレスに負けずに回復し、新芽も早く伸びてくれます。

真夏や秋以降はパキラが弱りやすく、強いストレスを与えると枯れてしまう場合があるので避けましょう。

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パキラの編み込みに必要なもの

  • パキラの苗 2~3株
  • 観葉植物用の土
  • 大きめの鉢
  • ハサミ
  • 紐または結束バンド
  • 支柱

パキラの苗は、樹高30cmほどのまだ幹がやわらかいものを用意します。

用意した苗を寄せ植えするため、数や大きさに応じて成長を見越したサイズの鉢を選びましょう。

パキラの編み込みの手順

  1. 余分な枝葉を切り落とす
  2. パキラを寄せ植えする
  3. 幹を編み込む
  4. 余分な葉を剪定する

① 余分な枝葉を切り落とす

編み込む部分の枝葉は邪魔になるため、ハサミで切り落とします。

30cmの苗の場合は下の20cmほどを編み込むので、上部のみ葉を残しておくと良いでしょう。

なお、ハサミが汚れていると病気の原因になる場合があるため、必ず消毒してから使用してください。

② パキラを寄せ植えする

パキラが成長できるよう10cm以上の間隔をあけて、ひとつの鉢に寄せ植えします。

編み込む苗の本数に合わせて2本なら並列、3本なら正三角形というように、鉢の中にバランスよく植えましょう。

パキラの高さや植える位置のバランスが悪いと、編み込んだときに幹の長さが足りず不格好になるため気をつけてください。

③ 幹を編み込む

幹が折れたり傷んだりしないよう、やさしく編み込んでいきます。

パキラの編み込みは成長に合わせて時間をかけて行うため、幹が太くなることを見越して隙間を空けるのがポイントです。

苗の下から2/3程度までゆとりをもって編み、編んだ部分がほどけないように紐や結束バンドで結んで固定しましょう。

④ 余分な葉を剪定する

編み込みができたら葉が重なっている部分をカットし、全体にまんべんなく日光が当たるように剪定しましょう。

それぞれの苗に適度に葉がついているとバランスよく育ちます。

最後に編み込みの真ん中に支柱を立てて、倒れないようにパキラを支えてあげたら完成です。

パキラの幹を太くする方法に関するよくある質問

パキラの幹を太くしようとした時に気になる、よくある質問と回答を紹介します。

パキラは地植えにした方が幹は太くなる?

パキラ日光や風が自然に当たる地植えの方が、幹が太く育ちます。

シンボルツリーとして逞しいパキラを育てたいときは、地植えにするのもおすすめです。

ただし、気温が5度を下回る地域では枯れてしまう場合もあるため、鉢植えで育てて冬は屋内に入れてあげてください。

パキラは日光に当てると葉焼けしてしまうけど大丈夫?

日光に当たって葉焼けしたパキラも、日差しに慣れれば新しくきれいな葉が生えてきます。

幹を太くするときは、葉焼けを恐れず日光に当ててあげましょう。

なお、パキラの葉焼けを防ぐために、徐々に日光に慣らしていくことも大切です。

日差しのやわらかい午前中から始め、少しずつ日光に当てる時間を増やしながら慣らしていくと良いでしょう。

肥料をたくさん与えれば太くなる?

パキラに肥料を与えすぎると肥料やけで元気がなくなったり、反対に徒長して細くなったりする場合があります。

肥料の与えすぎは逆効果になるため、定められた用量を守って与えてください。

なお、幹を太らせたいときは窒素を多く含む肥料を選び、活力剤を併用すると効果的です。

パキラの幹が太くなるまでにどれくらい時間がかかる?

パキラは成長が早い植物ですが、幹が太くなるには数年単位の時間がかかります。

お好みの太さに育つまで生育環境を整えながら毎年植え替えをし、鉢をサイズアップしていきましょう。

じっくり成長をサポートすれば、幹が太くなりにくい挿し木でも逞しいパキラに育ちます。

パキラの寿命は30~50年以上ともいわれるため、根気よくお世話をして好みの樹形に近づけていきましょう。

パキラの幹を太くしたいならまずは生育環境を見直そう

パキラの幹を太くしたいときは生育環境を見直し、時間をかけてじっくり育てる必要があります。

日光と風にたっぷり当てて適切な水やりを心がけ、逞しいパキラを育てましょう。

HanaPrimeでは幹が太くなりやすい実生株や、おしゃれな編み込みタイプのパキラも取り扱っています。

本記事を参考に、ぜひパキラの幹をお好みの太さまで育ててみてください。

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