ポトス ライムの育て方

育てやすさ

初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

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ポトス ライムの基本情報

植物名ポトス ライム
学名Epipremnum aureum ‘Lime’
和名ポトス ライム
英名Pothos
別名ポトス ライム、ライム
原産地ソロモン諸島
科名サトイモ科
属名エピプレムヌム属(旧ポトス属)
開花時期4月前後

ポトス ライムは、明るくて鮮やかなライムグリーンの葉をつけるのが特徴です。

光沢のある綺麗な葉はフレッシュさがあり、部屋を明るくするインテリアアイテムとしても人気があります。

耐陰性もあり管理も比較的簡単なので、初めて観葉植物を育てる方にもおすすめです。

月別栽培カレンダー

植え付け・植え替え

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肥料

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種類と品種

ポトス ライムはポトスの品種の一つになります。

ポトスは原種や園芸品種を含めると100種類以上も品種がある植物です。

ポトス ライムに比べて葉が小さくコンパクトなポトス ライムコンパクトという品種もあります。

主なポトスの品種は以下の通りです。

品種特徴
ゴールデンポトス黄色と緑の斑入りの葉をつけるポトスの定番品種
丈夫で葉焼けがしにくく育てやすい事が人気
テルノシャングリラねじれたり、表面がボコボコとしている個性的な葉が特徴
成長が早く育てやすい
パーフェクトグリーングリーン一色の光沢のある葉をつける
グローバルグリーン2020年発売の新しい品種
緑色の濃淡による迷彩模様の葉が特徴。つるの成長が遅く手入れが簡単
テルノバンピーデコボコとした立体感のある葉が特徴
黄色と緑色の斑入りで丈夫な品種
マーブルクイーン白色ベースの葉に緑の斑がはいる爽やかな柄がポイント
日光に弱く葉焼けしやすい
エンジョイ黄色と緑色がくっきりと分かれたコントラストが美しい葉が魅力
葉が比較的小さめ
ポトス ライムコンパクトポトス ライムより小さな葉をつけるコンパクトな品種
葉には少し斑がはいる
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ポトス ライムはどんな花が咲く?

ポトス ライムはスパティフィラムのような、一枚の花びらが花芯をくるりと包みこむ形の白い花を咲かせます。

厳密にいえば、白い花びらに見える部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉で、花芯にみえる棒状のものが花です。

また、ポトス ライムの花が咲くのはとても珍しく、10年に一度咲くか咲かないかといわれています。

ポトス ライムの葉っぱの形

ポトスライムは円心形や卵形のつやがある葉をつけます。

その場をパッと明るくするような爽やかなライムグリーン色が一番の特徴です。

単色に見えますが、じつはライムグリーンの斑の色が葉全体に広がっている斑入りの品種になります。

ポトス ライムの花言葉

ポトスライムの花言葉「華やかな明るさ」「永遠の富」「長い幸」です。

これらはポトスの品種に共通する花言葉とになっています。

「永遠の富」は学名の「aureum」が黄金色を意味することが由来です。

また、黄色の斑がはいることから風水においても金運アップに効果があるとされています。

「華やかな明るさ」は明るく光沢のある葉をもつポトスの印象からつけられました。

「長い幸」は、常に葉を絶やさずつるを伸ばして成長するポトスの姿が、長く続く幸せをイメージさせることからつけられています。

ポトス ライムの育て方

ポトスライムは比較的丈夫で育てやすい観葉植物ですが、元気に成長させるためにはいくつかのポイントがあります。

水やりや肥料、剪定など、育て方のポイントを以下で紹介します。

水やりの頻度

水やりは5月~10月頃は土が乾いたらたっぷりあげるようにします

それ以外の時期では、土が乾いてから2、3日後にあげるようにしましょう。

ポトスライムは緩やかに水を吸い上げる性質のため、特に冬場の水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意が必要です。

また、水受け皿に溜まった水も根腐れを招くのでこまめに捨てるようにしましょう。

肥料のあげ方

ポトス ライムは肥料を好む品種なので、1週間から10日に1度のペースで固形肥料または液体肥料を与えるようにしましょう。

与える肥料は、葉の成長を促し色つやがよくなる効果を持つ「窒素」が多く配合されたものがおすすめです。

肥料を与える場合は基本的に室温が23~28℃のポトス ライムが元気に活動できる時に行います。

それ以外の時に肥料を与えてしまうと、うまく養分を吸収できずに肥料が根の表面に触れてやけどのような状態になる「肥料焼け」を起こす場合があるので注意しましょう。

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病害虫・害虫対策

ポトス ライムは、葉に黒褐色の斑点ができ枯れていく炭疽病に注意しましょう。

被害が出た場合は、発病した葉を取り除き、薬剤を散布することで防除することができます。

また、カイガラムシやハダニが付く場合もあります

カイガラムシが発生した場合は布で拭き取り除去し、混みあったつるを剪定して風通しを良くして予防しましょう。

ハダニは夏であれば、屋外で水をかけて洗い流します。

葉を清潔に保つことや霧吹きで葉水を行うことで一定の予防効果があるので、普段から手入れをしっかり行うことが大事です。

種まきと植え方

ポトス ライムの種は基本的に流通していないので、苗を植える手順を以下で紹介します。

  1. ポットから苗を取り出し軽くほぐして土を落とす。
  2. 鉢に鉢底石を2割ほど入れる。(水切りネットにいれると植え替えの際に便利です。)
  3. 水はけのよい観葉植物用の土や培養土を4割程いれ、株を置く。
  4. 株の根元が隠れるまで土を充填していく。
  5. 完了したらたっぷりと水を与える。
  6. 根が定着するまでの1か月間は10日に1度の間隔で液体活力剤を与える

剪定に適した時期とやり方

ポトス ライムは剪定をしなくても成長に影響はありませんが、する場合は春頃がよいでしょう

剪定する際は、理想とする樹形をイメージしながら行います。

ボリュームを出したい場合は、枝分かれさせたい部分をカットしましょう。

切り戻しの場合は、伸びすぎた不要な部分をカットしましょう。

どちらも節のすぐ上にはさみをいれることがポイントです。

なお、ポトス ライムの樹液には毒性があり、皮膚に触れるとかぶれてしまう場合もあるので手袋をして作業をしましょう。

ポトス ライムの仕立て方

ポトス ライムの仕立て方には様々な方法がありますが、ヘゴ科のシダ植物の幹を素材とした支柱で仕立てる「ヘゴ仕立て」が代表的です

ヘゴ支柱の表面には小さなデコボコが多数あり、ポトスのつるが掴まって登るのに最適な構造になっています。

ハンギングバスケットなどでつるを垂らして飾る方法よりも、一枚一枚の葉が大きく成長するのがヘゴ仕立ての特徴です。

ヘゴ仕立てのやり方

  1. 仕立てたい高さのヘゴ支柱を用意する
  2. 鉢の底までしっかりと支柱を挿し込む
  3. 支柱のそばにポトス ライムを植える
  4. つると支柱を紐で八の字に結ぶ

つると支柱を結ぶ際は太く成長するのを考慮して、きつく結ばずに少し余裕をもたせるようにしましょう。

ポトス ライムの栽培環境

ポトスライムは耐陰性があり、日光を好むが直射日光が苦手、耐暑性はあるが寒さに弱いなどの性質があります。

元気に育てるためには適切な栽培環境を整えることが大切です。

置き場所と日当たり

ポトス ライムは日光を好むので、日当たりのよい場所に置くのがおすすめです。

日光を好む品種なので日に弱いというわけではないですが、直射日光の強い光がガンガン当たる場所では葉焼けする可能性があります。

耐陰性はありますが、全く日が当たらない環境では丈夫に育たずひょろひょろとした株になるので注意が必要です。

鉢を置く場所は、カーテンのレース越しの柔らかい光が当たるような窓辺がよいでしょう。

また、ポトス ライムは葉や茎の樹液に毒性があるので、誤食による事故に注意が必要です。

ペットや子どもがいる家庭では、鉢を置いてある部屋にいれない、手の届かない場所に置くなどの対策をしましょう。

適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる?

ポトス ライムは寒さに弱く、10℃以下の環境では枯れてしまう場合があります。

特に冬場の窓辺は温度が低いため、離れた場所に移動するなどの対策をしましょう。

ポトスライムの適切な温度は23~28℃とされているので、エアコンの乾燥などに注意しながら温度管理をしっかりすることが大切です。

用土

ポトス ライムの用土は水はけがよいものであれば、特にこだわる必要はありません。

観葉植物用の土や、草花培養土などで大丈夫です。

虫の被害を防ぎたい方には、虫がよりつかない土などもあるので活用してみるのもいいかもしれません。

ポトス ライムの開花時期

ポトスライムの開花時期について紹介します。

開花時期は春

ポトス ライムは4月頃に白い花を咲かせます

ですが、花が咲くことは珍しいため、目にする機会は少ないでしょう。

ポトス ライムの花は滅多に咲かない

ポトスライムの花が咲くのはとても珍しく、10年に1度咲くか咲かないかといわれています

「幸運の花」とも呼ばれるほど滅多に咲くことはありません。

育てている時に咲いた場合はとてもラッキーです。

ポトス ライムの増やし方

ポトス ライムは主に株分けや挿し木、水挿しで増やすことができます

比較的簡単にできるので株を増やしたい方は是非参考にしてみてください。

なお、株分けや植え替えには適切な時期があるので注意しましょう。

以下でそれぞれのやり方とポイントを紹介します。

株分けの時期はいつがいい?

株分けは生育期である5月~10月に行いましょう。

ただし、生育期でも気温が高すぎる日に株分けをするのは株へのダメージが大きいため避けましょう。

適切な気温の日を選び、暑い日、寒い日を避ける事がポイントです。

株分けのやり方

株分けする土をある程度落として根が見えやすいようにしましょう。

株元を見て分け目を見つけて引き離します。

分けた株があまり小さくならないようにするのがポイントです。

植え付け時と同じように鉢底石と用土を入れた鉢に、分けた株を植えてたっぷりと水やりをします。

根が定着するまではしばらく肥料を与えない様にしましょう。

挿し木・水挿しのやり方

挿し木、水挿しに使用するつるは葉を2枚ほど残し15cm程にカットしておきます。

挿し木の場合は、カットしたつるを土に植えて水やりをし、常に湿度を保った状態で管理しましょう。

ねこチップなどの園芸用土を使用すると発芽成功率が高いです。

水挿しは、水をいれたコップにつるを挿しておきます。

こまめに水を換えて清潔な状態を保つようにしましょう。

葉とつるの付け根にある気根から根が出るので、水挿しの場合は気根が水に浸るようにするのがポイントです。

どちらも適切に管理すれば2週間程で発根、発芽します。

植え替え時期はいつがいい?

ポトス ライムの植え替えは、真夏を除く5月~10月が適しています

ポトス ライムの適正気温は23~28℃とされていますので、水の吸い上げが悪い真夏や真冬に植え替えるのは株によくありません。

最悪の場合枯れてしまうこともあるので適切な時期に植え替えを行うようにしましょう。

鉢替えのやり方

鉢替えは基本的に植え付けの時と同様に底石、水はけのよい観葉植物用や培養土をいれ、たっぷりと水をあげます。

大きくなるのを見越して鉢も大きいものにしたいところですが、ポトス ライムは水の吸い上げが緩やかな品種です。

大きすぎる鉢に移した場合、水分過多で根腐れを起こしてしまうことがあるので、今の鉢の直径からプラス3cm程を目安にしましょう


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