ヒューケラの育て方

更新日 2025年02月20日

育てやすさ

初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

\最短翌日にお届け/

かわいいお花の通販を見る

ヒューケラの基本情報

ヒューケラの基本情報
植物名ヒューケラ
学名Heuchera
和名壺珊瑚(ツボサンゴ)
英名coralbells
別名ツボサンゴ
原産地メキシコ北部、アメリカ南部
科名ユキノシタ科
属名ツボサンゴ属

ヒューケラはカラーリーフとして人気があり、花以上に葉の色や形が魅力的な植物です。

豊富なカラーバリエーションがあり、洋風和風どちらのテイストにも似合います。

常緑の多年草で寒さに強く、寄せ植えの材料や花壇のアクセントとして、年間を通して庭を彩ってくれます。

日陰でも育てられるので、シェードガーデンにもおすすめです。

月別栽培カレンダー

種まき

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

植え付け・植え替え

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

肥料

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

開花

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

簡単なアンケートにご協力ください

貰ってうれしい観葉植物は?

種類と品種 

ヒューケラは花も咲きますが、葉の色や形を楽しむ植物です。

葉は、シックな色から明るい色までバリエーションが豊富で、品種は60種類ほどあります。

ここでは、ヒューケラの人気の種類や品種を紹介します。

ドルチェシリーズ

直射日光や暑さに強く、夏場でも育てやすいように改良された品種です。

カラーバリエーションが豊富で、葉の形も丸みを帯びたものから切れ込みが強いもの、フリンジなどさまざまです。

ファイヤーフライ

葉と花の色の対比が魅力の品種です。

鮮やかな真っ赤な花と花茎が、春の庭のアクセントになります。

パレス パープル

パレス パープル

ヒューケラの定番品種です。

渋い花穂がたくさん付くのが特徴で、シックな色合いがモダンな雰囲気の庭にぴったりです。

パプリカ

花付きがよい品種です。

黄色、オレンジ、赤へと変化する暖色の葉色が、庭を明るくしてくれます。

キャラメル

キャラメル

丈夫で育てやすい品種です。

他の品種に比べて葉が大きく、10㎝以上になります。

ライムリッキー

ライムリッキー

生育が早く、丈夫で育てやすい品種です。

春は黄色の発色が濃く、夏になると爽やかなライムグリーンに変化します。

モネ

葉全体に入った細かい斑点模様がおしゃれな品種です。

耐陰性があるヒューケラの中でも、日陰では育ちにくい性質があります。

品種葉の色花の色
ドルチェシリーズ緑~紫、12色種類による
ファイヤーフライ
パレス パープル濃い赤紫
パプリカオレンジ薄桃色
キャラメルキャラメル
ライムリッキー黄緑
モネ緑(斑入り)

ヒューケラはどんな花が咲く?

ヒューケラはどんな花が咲く?

ヒューケラは、壺やベルに似た小さな花を咲かせます。

5月から7月にかけて花茎を伸ばし、鈴なりに花を咲かせるのが特徴です。

花の色は、赤やピンク、白など様々な色があります。

ヒューケラの葉っぱの形

ヒューケラの葉っぱの形

ヒューケラの葉っぱは、全体的に丸みを帯びたカエデのような形をしています。

品種によって、切れ込みがしっかり入っているものや少ないもの、葉の縁にウェーブが入っているものなどさまざまです。

また、日当たりや季節によって葉の色が変化し、葉脈が浮き出ると葉に柄が入ったように見えるなど、四季を通じて楽しむことができます。

ヒューケラの花言葉

ヒューケラの花言葉「辛抱強さ」「恋心」「きらめき」「繊細な思い」などです。

ヒューケラの育て方

ヒューケラを適切に育てることで、一年中美しいカラーリーフを楽しめます。

水やりは、土が乾いてから与えるのが基本で、生育期に適切な肥料を与えることで美しく立派な葉っぱが育ちます。

水やりの頻度

ヒューケラは蒸れに弱いので、植え付け時はたっぷり水やりをし、根が張ったら乾燥気味に育てることが大切です。

葉や茎に直接水がかかると蒸れやすいので、株元に優しく水を与えてください。

鉢植えの場合

鉢植えの場合は、表土が乾いてからたっぷり水を与えます。

夏は蒸れを防ぐために気温の高い日中を避け、朝か夕方の涼しい時間帯に水やりをしてください。

地植えの場合

地植えの場合は基本的には降雨に任せ、しばらく雨が降らない時に水やりをしましょう。

肥料のあげ方

ヒューケラは、植え付け時に元肥を与えます。

植え付けから1か月くらい経った生育期の3~4月と10~11月の間は、7~10日ごとに液体肥料を与えましょう。

固形の緩効性肥料を株元に置き肥すると、より元気に育ちます。

ただし、肥料のやりすぎは根腐れの原因になるので注意してください。

病害虫・害虫対策

ヒューケラは、比較的病害虫に強い植物です。

ここでは、ヒューケラに発生しやすい主な病害虫と対策を紹介します。

アブラムシ

  • 春と秋に多く発生する
  • 新芽や柔らかい葉に群生し、汁を吸って弱らせる

素手や粘着テープで取り除くか、水で洗い流してください。

スプレータイプの駆除剤や粒状の殺虫剤を土にまくのもおすすめです。

また、用土にオルトランを混ぜて植え、風通しのよい場所で育てると予防できます。

カイガラムシ

  • 5~7月に繁殖しやすい
  • 植物の汁を吸って弱らせる
  • 排泄物によってカビが発生する

幼虫を発見したら、スプレータイプの殺虫剤で駆除します。

成虫の場合は、手で取るか剪定して取り除きましょう。

風通しのよい場所で葉水をし、剪定ですっきりさせておくと予防できます。

ナメクジ

  • じめじめした場所に発生する
  • 葉を食害する

目視で除去するかスプレータイプの殺虫剤で駆除します。

鉢を土の上に直置きせずに、台の上に置くことで予防できます。

忌避剤として、木酢液や竹酢液をスプレーしたり、コーヒー殻を土に撒くのも効果的です。

ヨトウムシ

  • 春と秋の生育期に発生しやすい
  • 食害して枯らしてしまう

スプレータイプの殺虫剤で駆除するか、葉ごと摘み取って処分しましょう。

成長すると殺虫剤が効きにくくなるため、早めの発見と駆除が重要です。

植え付け時にオルトランを混ぜておくと予防できます。

木酢液をスプレーしたり、コーヒー殻を土に撒いたりするのもおすすめです。

うどんこ病

  • 葉に白い斑点状のカビが発生する
  • 患部が広がると、株を弱らせて枯らしてしまう
  • 雨季など多湿の時期に発生しやすい

発症した部分は摘み取って処分し、殺菌用の薬剤を散布しましょう。

風通しと水はけをよくしておくことで予防できます。

なお、窒素が多い肥料の与えすぎに注意してください。

花がら摘み|タイミングとやり方

ヒューケラは、5~7月頃に花を咲かせます。

花が咲き終わった茎から順番に花がら摘みを行いましょう。

花がらは花茎の根元から手で摘むか、ハサミでカットしてください。

こまめに花がら摘みを行うことで、次に咲く花に栄養が届き、長く花を楽しめます。

剪定・切り戻し|タイミングとやり方

ヒューケラは、剪定と切り戻しを行うことで、まとまりのある美しい姿を保つことができます。

タイミングは春と秋の2回で、春は新芽の成長を促すために切り戻しをし、秋は夏越しで傷んだ部分を剪定します。

剪定や切り戻しは、以下の要領で行ってください。

  • 古くなった葉や茎を株元から摘み取る
  • 葉や茎が混み合っているところを整理する
  • バランスの悪い葉や茎を剪定し、全体の形を整える

ヒューケラの栽培環境

ヒューケラは、耐陰性と耐寒性に優れています。

一方で高温多湿に弱く、夏場の置き場所や風通しに注意が必要です。

ここでは、ヒューケラに適した栽培環境について、詳しく解説します。

置き場所と日当たり

ヒューケラの置き場所は、半日陰で風通しのよいところを選びましょう。

特に、夏場は長時間の直射日光や、日陰であっても高温の場所に置くと弱ってしまいます。

地植えする場合は東や北向きを選び、直射日光が厳しい南や西向きは避けてください。

適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる

季節
適温20~28℃-15~-20℃

ヒューケラは寒さに強いため、ほとんどの地域では枯れずに越冬します。

冬に地上部の葉が枯れても、春になればまた新芽をつける可能性が高いです。

用土

ヒューケラは、水はけのよい土を好みます。

市販の草花用の培養土に、赤玉土の小粒を2~3割と軽石を1割程度混ぜて、水はけと通気性のよい土に植えましょう。

植え付け時にオルトランを混ぜると、病害虫の予防ができます。

夏越しの方法と注意点

ヒューケラは、夏の直射日光と蒸れに弱い植物です。

以下の要領で、夏越しさせてください。

  • 半日陰の涼しい場所で管理する
  • 夏の間は肥料を与えない
  • 水やりは朝か夕方の涼しい時間帯に行う
  • 夏前に剪定をし、風通しをよくする

地植えの場合は、夏越しを考慮した場所を選ぶことが大切です。

冬越しの方法

耐寒性に優れているヒューケラは、冬場も屋外で育てることができます。

基本的に防寒対策は必要ありませんが、霜によって葉の色が悪くなったり根腐れしたりしやすいです。

以下の要領で、冬越しさせるとよいでしょう。

  • 鉢植えは日当たりのよい場所や軒下に移動させる
  • 地植えの場合は、藁やバークチップなどでマルチングをする
  • 水やりは控えめにし、午前中に行う

寒さが強いと地上部が枯れることがありますが、春になると新芽が出て、また元気に成長してくれます。

ヒューケラの種まき

ヒューケラは一般的には苗を育てますが、種から育てることも可能です。

ヒューケラを種から育てると大変?

ヒューケラは、発芽するまでに日数がかかります。

ヒューケラの葉を早く楽しみたい場合は、苗を購入して育てる方が手軽です。

また、ヒューケラの種は細かすぎて採種が難しいため、種まきは市販の種で行いましょう。

種まきにおすすめの時期は3~5月、または9~10月

ヒューケラの種まきは、3~5月または9~10月が適期です。

春の種まきは、発芽した苗が暑さで枯れないよう夏越しに注意しましょう。

一方で、秋に種まきをすると冬の間に丈夫な苗が育ち、春にぐんぐんと伸びてくれます。

種まきのやり方

  1. 種まき用の土を用意する
  2. 種をまく
  3. 土が乾かないように管理する
  4. 発芽したら間引きする
  5. 草丈5~10㎝くらいで鉢上げする
  6. 苗が育ったら定植する

① 種まき用の土を用意する

ヒューケラの種は細かいため、種まき用のポットではなくピートバンを使うのがおすすめです。

種まき前にピートバンを水でふくらませ、トレーに載せておきます。

② 種をまく

種まき用の土に、ヒューケラの種をパラパラと全体的にまき、上から軽く土を被せます。

ピートバンを使う場合は、覆土しなくても大丈夫です。

③ 土が乾かないように管理する

発芽までは日陰に置いて、水切れしないように管理します。

ラップで覆って乾燥を防ぎ、定期的に霧吹きをして湿度を保つとよいでしょう。

④ 発芽したら間引きする

発芽したら、混み合っているところをすくように間引きします。

⑤ 草丈5~10㎝くらいで鉢上げする

草丈が5~10㎝くらいまで育ったら、ビニールポットへの鉢上げを行います。

⑥ 苗が育ったら定植する

苗が育ち、しっかりした株になった段階で、育てたい場所に定植しましょう。

ヒューケラの植え付け

ヒューケラの苗は、購入したらすぐに植え付けてください。

元気に育てるためには、苗選びと適切な植え付けが大切です。

苗の選び方

ヒューケラの苗を選ぶ時は、以下の点をチェックして元気な苗を選びましょう。

  • 葉にハリがあり、しっかりしている
  • 葉の色がよく、変色していない
  • 株元がぐらつかない
  • 茎が徒長していない
  • 葉の裏側に虫や病気がついていない

植え付けでおすすめの時期は3~4月、または9~11月

ヒューケラを植え付ける時期は、3~4月、もしくは9~11月がおすすめです。

なお、ヒューケラは暑さに弱いため、植え付け後に夏を迎える春に比べ、秋に植え付けてしっかり育てた方が株への負担が少なく元気に育ちます。

植え付けのやり方

  1. 植え付ける場所を用意する
  2. 苗を植え付ける
  3. 水やりをする

① 植え付ける場所を用意する

地植えする時は、植える苗の高さ分の穴を掘ります。

鉢やプランターに植える場合は、鉢底ネットと鉢底石を敷き、植える苗の高さを残して土を入れましょう。

ヒューケラは浅植えが基本なので、植え付け場所を深くしすぎないように注意してください。

② 苗を植え付ける

ポットから苗を取り出し、根鉢を軽くほぐして植えたい場所に置きます。

株元の中心が埋まらないように注意して土をかぶせてください。

ヒューケラの芽は低い位置につくため、成長点に土をかぶせてしまうと、過湿や蒸れの原因になります。

③ 水やりをする

植え付けたら、たっぷり水を与えて用土と根をしっかり馴染ませます。

水に活力剤を混ぜて与えると根が伸びやすくなり、生育が旺盛になるのでおすすめです。

ヒューケラの開花時期

ヒューケラの開花時期

ヒューケラは葉の色を楽しむ植物ですが、春は花を楽しむこともできます。

開花時期は5~7月中旬

開花時期は、5~7月中旬頃です。

株元から長い花茎をまっすぐ伸ばし、壺やベル状の小花を次々と咲かせます。

ヒューケラの花が咲かない原因は?

ヒューケラの花が咲かない原因は、主に3つです。

  • 日照不足
  • 肥料不足
  • 花がら摘みが不十分

ヒューケラは日陰でも育ちますが、花を咲かせるには適度な日光も必要です。

リン酸が多めの肥料を与えると、花を咲かせやすくなります。

ヒューケラの増やし方

ヒューケラは、種まきだけでなく株分けで増やすことも可能です。

大きく育ったヒューケラは、茎がワサビのように間延びしバランスが悪くなります。

そのため、株分けはワサビ茎の対処法としても有効です。

株分けの時期は3~4月、または9~11月

ヒューケラの株分は、3~4月、もしくは9~11月が適期です。

春に株分けを行う時は、夏の暑さで弱らないように注意しましょう。

株分けのやり方

  1. 株を土から取り出す
  2. ハサミやナイフで茎を切り分ける
  3. 株分けした苗を整理して植え付ける

① 株を土から取り出す

地植えの株は、根を切らないように大きめに掘り上げます。

鉢植えの場合は鉢から抜いて、根鉢をほぐしましょう。

② ハサミやナイフで茎を切り分ける

ハサミやナイフを使って、根がついた状態で茎を切り分けます。

③ 株分けした苗を整理して植え付ける

枯れた葉や弱っている茎などを整理し、ポットに植えて育成しましょう。

ワサビ茎を土に埋める時は、先端にある成長点に土をかぶせないよう注意してください。

ヒューケラのよくある質問

最後に、ヒューケラのよくある質問を3つ紹介します。

ヒューケラに植え替えは必要?

ヒューケラの植え替えは、株分けと同様にワサビ茎の対処法として有効です。

美しい形を保つために、2年以上経った株は植え替えを行ってあげましょう。

植え替えの適期や手順は、株分けと同じです。

また、ワサビ茎の対処法としては、盛り土もあります。

伸びた茎の部分に盛り土をするだけなので、植え替えができない時におすすめです。

ヒューケラの株分けに失敗したら?

ヒューケラの株分け時に根が取れてしまったら、諦めずに挿し芽を行いましょう。

挿し芽のやり方は以下のとおりです。

  1. 根のついていない茎を用意する
  2. 30分くらい水につけて吸水させる
  3. 挿し芽用の土を用意する
  4. 挿し芽を土に挿す
  5. 発根したら植え替える

① 根のついていない茎を用意する

葉っぱが多いと水分が蒸散しやすいので、2~3枚くらいに整理しましょう。

② 30分くらい水につけて吸水させる

茎の切り口を斜めにカットし、深水につけて30分くらい吸水させます。

③ 挿し芽用の土を用意する

赤玉土の小粒をポットに用意し、しっかり湿らせておきましょう。

④ 挿し芽を土に挿す

挿し芽を土に挿したら、さらに水やりをして半日陰で育てます。

発根まで2か月くらいかかるので、その間は土が乾かないように管理しましょう。

⑤ 発根したら植え替える

発根したら、鉢やプランターに植え替えます。

ヒューケラが枯れてしまう原因は?

ヒューケラが枯れてしまう原因は、主に次の3つです。

  • 夏場の直射日光
  • 水のやりすぎや蒸れ
  • 病害虫

ヒューケラは暑さに弱いので、夏場に直射日光が当たりすぎると枯れてしまいます。

また、根腐れは、風通しの悪い場所や水のやりすぎが原因です。

株が弱ると病害虫がつきやすいので、注意しましょう。

一覧へ戻る

オススメの記事

RECOMMENDED ARTICLES