ラナンキュラスの育て方

更新日 2025年03月11日

育てやすさ

初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

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ラナンキュラスの基本情報

ラナンキュラスの基本情報
植物名ラナンキュラス
学名Ranunculus asiatics
和名ハナキンポウゲ(花金鳳花)
英名Ranunculus、Persian buttercup
別名花金鳳花
原産地ヨーロッパ、西アジア
科名キンポウゲ科
属名キンポウゲ属
開花時期3~5月頃

ラナンキュラスは、幾重にも重なる繊細な花びらが魅力の球根植物です。

春に見事な花を咲かせ、切り花だけでなくガーデニングにも人気があります。

艶やかな光沢のある花びらやフリルのように可愛らしく咲くものなど、花色や咲き方のバリエーションが豊富で、品種それぞれに個性があります。

見た目の繊細さに反して、耐寒性があり育てやすいため上級者はもちろんガーデニング初心者にもおすすめです。

月別栽培カレンダー

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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種類と品種

ラナンキュラスには500種以上の種類があり、改良が進むことで続々と新たな品種が登場しています。

代表的な人気のシリーズを6つ紹介しますので、育てる際にはぜひ参考にしてください。

ポンポンシリーズ

ポンポンシリーズ

フリルのような花びらと、丸みを帯びた可愛らしいフォルムが特徴的です。

花色は単色だけでなく、オレンジとグリーンなど複色もあり、華やかな色合いも楽しめます。

フェスティバルシリーズ

開花すると白やオレンジの花の中心が緑に変化し、2色のコントラストが印象的です。

夜には花が閉じるので、日中とは違った雰囲気を楽しめます。

ラックスシリーズ

ラックスシリーズ

花びらにシルクのような光沢感があるのが特徴的で、1本の茎に複数の花を次々と咲かせます。

草丈は80cmほどにもなり、丈夫で耐寒性が強いです。

モロッコシリーズ

花は1円玉サイズの小輪から中輪で、黒と黄色の複色など野性的な雰囲気があります。

黒い雌しべが突起しているもの、花びらが縮れているもの、多弁のものなど個性的な品種が多いのも特徴です。

シャルロット

シャルロット

大輪花で花びらの縁がフリルのようにひらひらとしているのが特徴的です。

ゴージャスな雰囲気をもち、変わり咲きラナンキュラスの女王とも呼ばれています。

ゴールドコイン

ゴールドコイン

小ぶりながらも存在感のある鮮やかな黄色の花が庭を可愛らしく彩ります。

草丈は15〜20cmほどで、丈夫で地植えにもおすすめです。

品種名咲き方花色
ポンポンシリーズポンポン咲き白、ピンク、黄
フェスティバルシリーズ八重咲き白、オレンジ
ラックスシリーズ一重咲き、半八重咲き黄、オレンジ、ピンク
モロッコシリーズ一重咲き、半八重咲き白、紫、黒
シャルロットアネモネ咲き白、ピンク、オレンジ
ゴールドコイン八重咲き黄色

ラナンキュラスはどんな花が咲く?

ラナンキュラスはどんな花が咲く?

ラナンキュラスは、花びらが何層にも重なり、繊細ながらも華やかな花を咲かせます。

咲き方は一重咲きから八重咲きまで、大きさも小輪から大輪まで多種多様です。

花色はピンク、オレンジ、赤など単色のものから複色などカラーバリエーションが豊富で、庭を明るく彩ります。

ラナンキュラスの葉っぱの形

ラナンキュラスの葉っぱの形

ラナンキュラスの葉は、カエルが足ヒレを広げた様子に似ており、切れ込みが多く、春菊やヨモギのような形状です。

艶やかな柔らかい質感で、存在感のある花を優しく惹き立てます。

ラナンキュラスの花言葉

ラナンキュラスの花言葉は、「とても魅力的」「晴れやかな魅力」「純潔」「合格」です。

ラナンキュラスの育て方

ラナンキュラスは育て方のポイントをおさえることで、美しい花を楽しむことができます。

水やりの頻度や肥料の与え方、病害虫対策など基本的な管理方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

水やりの頻度

ラナンキュラスは基本的に多湿が苦手なため、水やりの頻度は少なめにします。

鉢植えの場合

春と秋の植え付け時期は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。

花に水がかかると傷みやすくなるため、株元にそっと与えましょう。

なお、夏は休眠期のため水やりは不要です。

地植えの場合

地植えの場合は、根付いたあとは基本的に水やりはほとんど必要ありません。

肥料のあげ方

ラナンキュラスは開花に多くの栄養を必要とするため、肥料切れには注意しましょう。

鉢植えと地植え、どちらも肥料の与え方は以下のとおりです。

  • 元肥として緩効性肥料を混ぜ込む
  • 葉が増え始めたら追肥として緩効性肥料を与える
  • 花が咲き始めたら、液体肥料を月に2~3回程度与える

ただし、球根が腐るのを防ぐため、葉が枯れる前の3月末頃に肥料をストップします。

病害虫・害虫対策

ラナンキュラスを元気に育てるためには、適切な病害虫対策も大切です。

日頃からこまめにつぼみや葉をチェックし、早期に対処しましょう。

灰色カビ病

  • 開花期や湿度の多い環境で発生しやすい
  • 花に斑点が現れ、進行すると灰色のカビに覆われる

被害を受けて枯れてしまった部分は取り除きましょう。

また、殺菌剤を10日に1回程度、定期的に散布することも効果的です。

アブラムシ

  • 新芽や葉裏に寄生して汁液を吸い取る
  • ウイルスの媒介となりやすい
  • 繁殖しやすく生育を妨げる

数が少ないうちは、粘着テープで取り除きます。

繁殖して駆除が難しいときは、園芸用の殺虫剤をかけましょう。

花がら摘み・切り戻し|タイミングとやり方

ラナンキュラスは花が咲き終わったら、すぐに花がら摘みを兼ねた切り戻しをします。

新芽を残して花茎の付け根あたりをカットしてください。

株の負担を軽減でき、たくさんの花を楽しめます。

なお、花が咲いているうちに切り戻し、切り花として楽しむのも良いでしょう。

ラナンキュラスの栽培環境

ラナンキュラスは鉢植えでも植えでも育てやすく、美しい花を楽しめます。

元気に育てるためには、適切な栽培環境とお手入れが大切です。

置き場所と日当たり

ラナンキュラスは日当たりと風通しが良い場所に置きます。

鉢植えの場合は、天候や季節に応じて雨や霜、雪に当たらない軒下などに移動しましょう。

適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる?

ラナンキュラスに適した生育温度は5〜20℃です。

比較的耐寒性があるため、0℃程度までは屋外で問題なく育てることができます。

中でも、耐寒性の強いラックスシリーズは-5℃程度まで耐えられるので、寒冷地での栽培におすすめです。

用土

ラナンキュラスは、水はけのよい土を好みます。

市販の草花用培養土に3割ほど小粒の赤玉土を混ぜて使うと良いでしょう。

自分で作る場合は、赤玉土5、腐葉土3、酸度調整済ピートモス2の割合で配合したものが適しています。

夏越しの方法

ラナンキュラスは暑さに弱いため、花が終わった後は休眠期に入ります。

地植えの場合はそのまま放置して問題ありませんが、鉢植えの場合は夏越しの対策が必要です。

球根を掘り上げる場合と掘り上げない場合があり、それぞれのポイントは以下のとおりです。

球根を掘り上げる場合

球根の掘り上げは、過湿になりやすい梅雨前に終わらせましょう。

  • 咲き終わった花はカットする
  • 葉が完全に黄色くなったら水やりを中止する
  • 葉や茎が完全に枯れてから掘り上げる
  • 日陰で2~3日乾燥させる
  • 紙袋に入れて風通しの良い日陰で保管する

球根を掘り上げない場合

鉢のまま夏越しする場合も、花が終わってからも水やりを続け、葉が完全に黄色くなったらストップします。

茎葉が完全に枯れた後は、鉢の中が過湿になるのを防ぐため、雨に当たらない風通しの良い日陰に移動させましょう。

冬越しの方法と注意点

ラナンキュラスは冬でも屋外のままで問題ありません。

寒さに当てることによって花芽が作られるため、日中は日当たりのよい屋外で管理し、0℃以下になる場合は室内に移動しましょう。

また、霜に当たると球根が傷んでしまうので注意が必要です。

なお、地植えで厳寒地の場合は、マルチングや冬囲いなどで対策してください。

ラナンキュラスの種まき

ラナンキュラスは種からでも育てられますが、ほとんど市販されてないため入手が難しいかもしれません。

ここでは種の採種方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ラナンキュラスを種から育てると大変?

ラナンキュラスを種から育てると、発芽までに2〜3週間程度かかります。

発芽には適切な栽培管理が重要なため、やや手間がかかりますが、種から育てる過程も楽しみたい方にはおすすめです。

種まきにおすすめの時期は9月中旬~10月中旬頃

ラナンキュラスの種まきは、朝の気温が15℃程度になる9月中旬〜10月中旬頃が適しています。

種まきのやり方

  1. 種に吸水処理をしておく
  2. セルトレイに土を入れ湿らせる
  3. 種をまく
  4. 日陰で管理する
  5. 本葉が出たら植え替える

① 種に吸水処理をしておく

発芽しやすくするために、水を含ませたキッチンペーパーに種をはさみ、冷暗所に一晩置きます。

② セルトレイに土を入れて湿らせる

セルトレイに培養土を入れて水でしっかり湿らせます。

③ 種をまく

セルトレイ1枠に1〜2粒づつ種をまき、上から薄く土をかぶせます。

再度、霧吹きやスプレーなどでやさしく水をかけ土を湿らせてください。

④ 日陰で管理する

発芽するまでは、土を乾燥させないように注意して日陰で管理します。

2週間ほどで発芽するので、少しづつ日に当てましょう。

⑤ 本葉が出たら植え替える

本葉が4〜5枚出てきたら、育苗ポットや鉢に植え替えます。

ラナンキュラスの種の採り方

  1. 花がらをそのまま放置しておく
  2. 種を採種し、天日干しにする
  3. 冷暗所で保管する

① 花がらをそのまま放置しておく

採種する場合は、花がら摘みをせずそのまま残しておきます。

開花後、花が茶色くなり完全に枯れるまで1〜2か月程度放置しましょう。

② 種を採り、天日干しにする

サヤごと採取し天日で干したら、やさしく揉むようにして、種を取り出します。

③ 冷暗所で保管する

乾燥した種は、紙袋に入れて冷蔵庫などの冷暗所で保管してください。

ラナンキュラスの植え付け

ラナンキュラスは、苗と球根どちらからでも育てることが可能ですが、苗のほうが初心者向きです。

球根から育てる場合は吸水処理や発芽までの管理が必要なため、難易度が高いかもしれません。

苗の選び方

ラナンキュラスの苗を選ぶ際は、以下のポイントを目安にしましょう。

  • 葉が緑色で生き生きとしている
  • 株がしっかりとしている
  • つぼみが押し上がってきている

ラナンキュラスは、つぼみの時と開花時で花色が異なる場合があります。

お目当ての色がある場合は、花が開き始めている苗で確認してから選びましょう。

苗の植え付け|タイミングとやり方

ラナンキュラスの植え付けは、10月上旬〜12月中旬に行います。

  1. 鉢に鉢底石と土を入れる
  2. 鉢に苗を植え付ける
  3. 水をたっぷり与える

① 鉢に鉢底石と土を入れる

鉢のサイズは5号鉢がおすすめで、鉢に鉢底石を敷いておきます。

あらかじめ湿らせておいた培養土に緩効性肥料を混ぜ込み、鉢の3分の1の高さまで入れてください。

② 鉢に苗を植え付ける

根鉢を崩さないようにポットから取り出し、鉢の中心に置きます。

球根が地表から2cmの深さになるように土を入れ、隙間を埋めてください。

③ 水をたっぷり与える

水をたっぷり与えて日当たりの良い場所で管理しましょう。

球根の植え付け|タイミングとやり方

球根の植え付けは11〜12月頃が適しており、事前に球根の吸水処理が必要です。

  1. 球根の吸水処理をする
  2. 鉢に鉢底石と土を入れる
  3. 球根を植え付ける
  4. 水をたっぷり与える

① 球根の吸水処理をする

バーミキュライトをタッパーなどの容器に入れ、スプレーで水をかけて湿らせます。

球根を半分ほど埋めてから濡らしたキッチンペーパーをかぶせ、冷蔵庫の野菜室で1週間ほど吸水させてください。

② 鉢に鉢底石と土を入れる

鉢のサイズは4号がおすすめで、鉢に鉢底石を敷いておきます。

培養土に緩効性肥料をひとつかみ混ぜ、8分目まで入れてください。

③ 球根を植え付ける

土に穴を掘り、地表から約2cmの深さに球根を植え付けます。

球根の先が細くなっている方が下になるように植えてください。

④ 水をたっぷり与える

鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。

発芽するまでは水の与えすぎに注意し、土が乾いたら与えるようにしてください。

地植えの植え付け方

地植えの植え付け方は苗、球根ともに鉢植えと同じ手順ですが、以下のポイントを参考にしてください。

  • 植え付け前に緩効性肥料と苦土石灰を土に混ぜておく
  • 苗の場合は15~20cm間隔で植え付ける
  • 球根は20~30cm間隔で植え付ける

ラナンキュラスの開花時期

ラナンキュラスの開花時期

ラナンキュラスは、春の訪れとともに色とりどりの華やかな花を咲かせます。

開花時期は3~5月頃

ラナンキュラスの開花時期は3〜5月頃です。

品種による大きな違いはありませんが、育てる地域や栽培条件によって多少前後します。

ラナンキュラスの花が咲かない原因は?

ラナンキュラスの花が咲かない原因は、次のようなことが考えられます。

  • 日照不足
  • 肥料不足
  • 水のやり過ぎ
  • 根詰まり

ラナンキュラスは日当たりの良い場所に置き、適切な頻度で肥料を与えましょう。

水のやり過ぎにも注意し、根詰まりを防ぐため必要に応じて植え替えをしてください。

ラナンキュラスの増やし方

ラナンキュラスは、種まきのほかに分球でも増やせます。

分球とは、成長した球根の周りに発生した子球を取り分けて、新しい苗を作る増やし方です。

種まきで育てるより開花までの期間が短く、初心者でも挑戦しやすいでしょう。

分球におすすめの時期は5~6月頃

ラナンキュラスの分球に適した時期は、休眠期に入る前の5〜6月頃です。

葉が枯れ始めたタイミングで行い、湿気が多くなる梅雨入り前に済ませておきましょう。

分球のやり方

  1. 球根を掘り上げる
  2. 茎を折り、球根を分ける
  3. 土を落として乾燥させる
  4. 涼しい場所で保管する

① 球根を掘り上げる

葉や茎が枯れたら茎ごと持って引き抜くか、スコップで球根を傷つけないようにやさしく掘り上げます。

② 茎を折り、球根を分ける

掘り上げたら土を落とし、茎を根元で折ります。

絡まった塊根が折れないように、発芽する白い根のついた部分をそれぞれに残しながら球根を分けてください。

③ 土を落として乾燥させる

球根は洗って土を落とします。

新聞紙などの上にのせて直射日光に当てないように、日陰の風通しの良い場所で3日間程乾燥させましょう。

④ 涼しい場所で保管する

乾燥させた球根はネット袋に入れて風通しの良い場所に吊るし、植え付けの時期まで保管しておきます。

ラナンキュラスに植え替えは必要?

ラナンキュラスを鉢植えで育てている場合、植え替えは必要です。

根詰まりや用土の劣化により生育不良を起こしてしまうので、球根を掘り上げない場合は定期的に植え替えをしましょう。

植え替えのタイミングとやり方

ラナンキュラスは、2~3年に1度を目安に植え替えします。

植え替えの時期は、暖かい地域なら11月中旬〜12月中旬、寒い地域なら10月上旬〜11月中旬が適しています。

ポイントは以下のとおりです。

  • 植え替え前よりひと回り大きい鉢を用意する
  • 根鉢を崩さないよう、株をやさしく引き抜く
  • 球根の上部が土の表面から2cm下になるよう植え付ける

なお、地植えの場合は植え替えの必要はありません。

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