珍しいレアな観葉植物ランキング
公開日 2025年09月10日
更新日 2025年09月10日
監修者情報

覚張大季
植物と人との関わりに魅了され、日本各地の植物農園を見て回る。HanaPrimeの植物部門の立ち上げ後はオフィスや商業施設、個人宅など、幅広いシーンのグリーンコーディネートを数多く担当。植物の生態や特性を深く掘り下げ、それぞれの空間やライフスタイルに適したグリーン空間デザインを提案することが得意。観葉植物の世界に情熱を注ぎ、植物の価値を最大化することを使命としている。

INDEX
目次
レアな観葉植物になる理由は?

観葉植物のなかには、栽培に手間や時間がかかるものや日本の一般的な環境下では育てにくいものなどがあります。
そういった手に入りづらい種類は、人気の高いレアな観葉植物です。
ここからは、レアな観葉植物といわれるようになる理由について詳しく解説していきます
成長が遅く流通量が少ない
成長が遅く量産しづらい種類は、レアな観葉植物です。
販売に適した大きさになるまでに多くの時間を要するので、流通量が少なくなるのは必然でしょう。
そのため、希少価値が高くなり、園芸店やホームセンターなどの一般店ではあまり取り扱われなくなります。
生育環境が限られている
生育環境が限られていて管理が難しい種類は、レアな観葉植物です。
観葉植物の多くは海外が原産で、日本の気候に適応するものとしないものがあります。
日本の気候に合わない種類は、温度や湿度を徹底的に管理しなければなりません。
そのため、日本に出荷されにくく、希少価値が高くなる傾向にあります。
偶発的に発生するため中々出回らない
偶発的に発生するものは、入手困難でレアな観葉植物です。
本来の色ではない葉っぱや花、茎をつけるものは「個体変異」で、意図して生産したり量産したりすることはできません。
このような個体は中々出回ることがないため、希少価値が高くなります。
メジャー品種でも一点ものはレア
メジャー品種のなかでも幹が曲がったおしゃれな個体は、一点もののレアな観葉植物です。
このような個体は、いわゆる「曲げ木」で手間や時間をかけて仕立てられているため、希少価値が高くなります。
曲げ木で一点ものを仕立ててみたいという方は、ゴムの木の仲間の「フィカス アルテシマ」が曲げやすくておすすめです。
麻ひもを使って幹を曲げたい方向に引っ張るように固定すると、1年ほどでおしゃれな曲げ木が完成するでしょう。

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珍しいレアな観葉植物ランキング

レアな観葉植物は、種類によって見た目や特徴、育てやすさなどが異なります。
ここからは、珍しいレアな観葉植物ランキングとその特徴や育てやすさについて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
① ジャボチカバ

名前 | ジャボチカバ(別名:ブラジリアングレープツリー) |
学名 | Plinia cauliflora |
科・属 | フトモモ科・ミルキアリア属 |
鉢植えでの樹高 | 0.3~3mほど |
成長期 | 4~9月 |
育てやすさ | 耐乾性と耐暑性に優れていて育てやすい |
ジャボチカバは主にブラジルに自生し、原産地では最大10mほどにまで成長する常緑性の果樹です。
幹や枝に張り付くように、白い花とブドウに似た実をつける特徴があります。
置き場所と日当たり
ジャボチカバは熱帯植物なので、高温多湿かつ日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。
0℃ほどの寒さなら耐えられますが、花や実を楽しみたいのであれば15℃以上をキープしてください。
水やりの頻度
ジャボチカバは乾燥を嫌うため、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりの水を与えましょう。
成長期の夏は基本的に毎日水を与え、休眠期の冬は乾かし気味で育てるのがベストです。
鉢替えのタイミング
ジャボチカバは、1~2年に1回は成長期に鉢替えをしてください。
株が小さいうちは鉢替えを行わずにいると成長スピードが極端に遅くなるので、1年に1回を目安に行うと良いでしょう。
② モンキーパズルツリー

名前 | モンキーパズルツリー(別名:チリマツ) |
学名 | Araucaria araucana |
科・属 | フナンヨウスギ科・ナンヨウスギ属 |
鉢植えでの樹高 | 1~1.5mほど |
成長期 | 4~9月 |
育てやすさ | 寒さや暑さに強く育てやすい |
モンキーパズルツリーは世界三大美樹のひとつ「ナンヨウスギ」の一種で、チリやアンデス地方に自生します。
原産地では高さ60mにまで成長し、大きく育つと円錐のような美しい樹形になるのが特徴です。
置き場所と日当たり
モンキーパズルツリーは、日光が不足すると枝葉が間延びして見た目が悪くなるので、日当たりの良い場所で管理しましょう。
真夏の強い日差しは葉焼けの原因となるので避けてください。
水やりの頻度
モンキーパズルツリーは極度の乾燥と湿気を嫌うので、土の表面が乾いてから水を与えましょう。
春から秋にかけては鉢底から流れ出るくらいたっぷりの水を与え、冬は土の表面が濡れる程度で控えめに与えてください。
鉢替えのタイミング
モンキーパズルツリーは、2年に1回を目安に成長期に鉢替えしましょう。
根詰まりすると、葉先が枯れる恐れがあるので注意してください。
③ パキラ ミルキーウェイ

観葉植物 パキラ ミルキーウェイ
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名前 | パキラ ミルキーウェイ(別名:天の川) |
学名 | Pachira glabra ‘Milky Way’ |
科・属 | アオイ科・パキラ属 |
鉢植えでの樹高 | 01~1.5mほど |
成長期 | 5~9月 |
育てやすさ | 通常のパキラよりも繊細でやや育てにくい |
パキラ ミルキーウェイは熱帯アメリカが原産で、天の川のような白斑が入った葉っぱをつける希少品種です。
流通しているものの多くは通常のパキラに接ぎ木されていて、種から育った実生株はほとんど出回りません。
置き場所と日当たり
パキラ ミルキーウェイは、日当たりと風通しが良い場所で育てましょう。
白斑部分は葉焼けしやすいので直射日光は避けてください。
10℃以下になると葉っぱが変色したり落ちたりすることがあるので、15℃以上をキープして育てるのがベストです。
水やりの頻度
パキラ ミルキーウェイは乾燥気味に育てるのが適しているので、土の内部までしっかり乾いてから水やりしてください。
春から秋にかけては土が乾いたらすぐに与え、冬は土が乾いてから1週間後くらいに与えるのが目安です。
土が乾いていない状態で水やりすると、根腐れの原因になるので注意しましょう。
鉢替えのタイミング
パキラ ミルキーウェイは成長スピードが遅めなので、頻繁に鉢替えを行う必要はありません。
土の劣化を防ぐために、2~3年に1回は成長期に新しい土に植え替えましょう。
④ 班入りモンステラ

名前 | 斑入りモンステラ(別名:ホワイトモンスター) |
学名 | Monstera deliciosa ‘White monster’ |
科・属 | サトイモ科・モンステラ属 |
鉢植えでの樹高 | 1mほど |
成長期 | 5~9月 |
育てやすさ | 通常のモンステラよりも繊細でやや育てにくい |
斑入りモンステラは通常のモンステラと同じ熱帯アメリカが原産ですが、通常のものよりも繊細で耐寒性が劣ります。
大きな葉っぱには深い切れ込みがあり、白や黄色の斑が入っているのが特徴です。

観葉植物 モンステラ タイコンステレーション
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置き場所と日当たり
斑入りモンステラは日当たりを好むので、日当たりの良い場所で育てましょう。
白斑部分は葉焼けしやすいので、直射日光は避けてください。
水やりの頻度
斑入りモンステラは根っこが肉厚で保水力に優れているので、土の中央部分までしっかりと乾いてからたっぷりの水を与えましょう。
春から秋にかけては土が乾いたらすぐに、冬は土が乾いてから2~3日後が目安です。
鉢替えのタイミング
斑入りモンステラは、通常のモンステラに比べて成長スピードが遅いので、頻繁な鉢替えは必要ありません。
土の劣化を防ぐために、2~3年に1回は成長期に新しい土に植え替えましょう。
⑤ サンスベリア ロリダ

名前 | サンスベリア ロリダ(別名:キング・オブ・サンスベリア) |
学名 | Sansevieria rorida |
科・属 | サキジカクシ科・サンスベリア属 |
鉢植えでの樹高 | 0.1~0.2mほど |
成長期 | 5~9月 |
育てやすさ | 丈夫で育てやすい |
サンスベリア ロリダはソマリア原産で、扇状に広がる緑色の葉っぱに赤と白のラインが入っているのが特徴です。
サンスベリア属の品種のなかでも成長が極端に遅く、大きく育つまでにかなりの時間を必要とします。
置き場所と日当たり
サンスベリア ロリダは、日当たりと風通しが良い場所で管理しましょう。
葉焼けの原因となる直射日光は避けてください。
寒さに弱い性質があるので、15℃以上をキープして育てるのが適しています。
水やりの頻度
サンスベリア ロリダは乾燥に強く過湿に弱いので、土の表面が乾いてから水やりしてください。
春から秋にかけての成長期はたっぷりの水を与え、冬の休眠期は水やりの頻度を減らして乾燥気味に育てましょう。
鉢替えのタイミング
サンスベリア ロリダは、頻繁な鉢替えが必要ない植物ですが、土の劣化を防ぐために2~3年に1回は成長期に土を新しくしましょう。
⑥ アグラオネマ ピクタム トリカラー

名前 | アグラオネマ ピクタム トリカラー(別名:リョクチク) |
学名 | Aglaonema pictum tricolor |
科・属 | サトイモ科・アグラオネマ属 |
鉢植えでの樹高 | 0.1~0.5mほど |
成長期 | 5~9月 |
育てやすさ | 耐陰性に優れているので室内であれば育てやすい |
アグラオネマ ピクタム トリカラーは、インドネシアのスマトラ島が原産の観葉植物です。
名前にある「トリカラー(3色)」のとおり、葉っぱに迷彩柄のように3つの色が入っていて、模様は採取地によって個体差があります。
置き場所と日当たり
アグラオネマ ピクタム トリカラーは暖かい場所を好み耐陰性に優れているので、室内かつ15℃以上の環境で育てましょう。
葉焼けの原因となる直射日光は避けてください。
水やりの頻度
アグラオネマ ピクタム トリカラーは、土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えます。
水のやりすぎは根腐れの原因となるので、冬は水やりの頻度を減らしてください。
多湿な環境を好むので、1日1回は葉水すると良いでしょう。
鉢替えのタイミング
アグラオネマ ピクタム トリカラーは、2年に1回を目安に成長期に鉢替えしてください。
根っこが詰まり水の吸収が悪くなってきた場合も、鉢替えが必要なタイミングとなります。
⑦ 亀甲竜

名前 | 亀甲竜(別名:エレファントフット) |
学名 | Dioscorea elephantipes |
科・属 | ヤマノイモ科・ディオスコレア属 |
鉢植えでの樹高 | 0.1~0.3mほど |
成長期 | 9~翌5月 |
育てやすさ | 成長が早く育てやすい |
亀甲竜は、塊根部が亀の甲羅のようにゴツゴツとひび割れているのが特徴です。
成長期にはつるをどんどん伸ばして、ハート形のかわいらしい葉っぱをつけます。
置き場所と日当たり
亀甲竜は、日当たりと風通しの良い場所を好み寒さに弱い性質があるため、明るい室内かつ15℃以上をキープした環境で育てましょう。
塊根部は強い日差しに当たると風化する恐れがあるので、直射日光は避けてください。
水やりの頻度
亀甲竜は過湿が苦手なので、年間を通して乾燥気味に育てましょう。
秋から翌春にかけての成長期は土の表面が乾いてから水を与え、夏の休眠期は断水しても問題ありません。
鉢替えのタイミング
亀甲竜の鉢替えは、塊根部が鉢いっぱいになってきたらベストなタイミングです。
休眠期明けの9月ごろに行うことで、鉢替えによるダメージを軽減できます。
⑧ コパンダガジュマル

名前 | コパンダガジュマル(別名:フィカス コパンダ) |
学名 | Ficus microcarpa ‘Panda Dwarf’ |
科・属 | クワ科・イチジク属(フィカス属) |
鉢植えでの樹高 | 0.1~0.3mほど |
成長期 | 5~10月 |
育てやすさ | 生命力が強くて育てやすい |
コパンダガジュマルはガジュマルの突然変異種で、丸くて肉厚な葉っぱがパンダに似ているとして名付けられました。
仲間の「パンダガジュマル」よりも小さいので、コンパクトでかわいらしい姿を楽しみたい方におすすめです。
置き場所と日当たり
コパンダガジュマルは耐陰性に優れた植物ですが、美しい葉っぱを楽しみたいなら日当たりの良い場所に置きます。
葉焼けの原因となる真夏の直射日光は避けてください。
耐寒温度は5℃程度ですが、健康に育てるためには10℃以上をキープしましょう。
水やりの頻度
コパンダガジュマルは土をさわって水分を感じなくなってから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりの水を与えます。
冬の休眠期は、土が乾いてから2~3日後に水やりしてください。
鉢替えのタイミング
コパンダガジュマルの鉢替えは、1~2年に1回がベストです。
水の吸収が悪くなったり鉢底から根っこが出てきたりしたら、成長期に鉢替えを行いましょう。
⑨ ユーフォルビア ホワイトゴースト

名前 | ユーフォルビア ホワイトゴースト(別名:ホワイトゴースト) |
学名 | Euphorbia lactea ‘White ghost’ |
科・属 | トウダイグサ科・トウダイグサ属(ユーフォルビア属) |
鉢植えでの樹高 | 0.2~0.8mほど |
成長期 | 4~10月 |
育てやすさ | 日差しと温度に注意すれば育てやすい |
ユーフォルビア ホワイトゴーストは名前のとおり、幽霊のようなフォルムに白く透明感のある姿をしています。
茎は手を広げたように枝分かれし、成長期にはピンク色の小さな葉っぱをつけるのが特徴です。
置き場所と日当たり
ユーフォルビア ホワイトゴーストは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
しかし、直射日光は苦手なので、レースカーテンなどで強い日差しを遮光してください。
耐寒温度は5℃程度ですが、健康に育てるためには10℃以上をキープしましょう。
水やりの頻度
ユーフォルビア ホワイトゴーストは多湿を嫌うため、年間を通して乾燥気味に育ててください。
成長期は月に2~3回ほど、休眠期は月に1回程度が水やりの目安です。
鉢替えのタイミング
ユーフォルビア ホワイトゴーストは、頻繁な鉢替えは必要ありません。
土を新しくするために、2~3年に1回は成長期に鉢替えしましょう。
⑩ フィットニア

名前 | フィットニア(別名:アミメグサ) |
学名 | Fittonia |
科・属 | キツネノマゴ科・アミメグサ属(フィットニア属) |
鉢植えでの樹高 | 0.2~0.3mほど |
成長期 | 5~10月 |
育てやすさ | 寒さに弱いので室内であれば育てやすい |
フィットニアは、緑の葉っぱに白や赤の網目模様が入ったペルー原産の観葉植物です。
茎は上に伸びずに横に這うように伸びるので、ハンギングで吊るして飾るのに適しています。
置き場所と日当たり
フィットニアは直射日光が苦手なので、強い日差しを避けられる明るい日陰で管理しましょう。
耐寒温度は10℃程度と寒さに弱く、15℃以上の環境で育てるのがベストです。
水やりの頻度
フィットニアは多湿な環境を好むので、土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えましょう。
成長期は土が乾いたらすぐに、休眠期は土が乾いてから2~3日後に水やりしてください。
鉢替えのタイミング
フィットニアの鉢替えは、鉢底から根っこがはみ出したらベストなタイミングです。
生育不良や土の劣化を防ぐために、2~3年に1回は成長期に鉢替えしましょう。
⑪ ボトルツリー

名前 | ボトルツリー(別名:ブラキキトン) |
学名 | Brachychiton rupestris |
科・属 | アオギリ科・ブラキキトン属 |
鉢植えでの樹高 | 0.2~0.6mほど |
成長期 | 5~9月 |
育てやすさ | 乾燥に強く育てやすい |
ボトルツリーはオーストラリアのクイーンズランド州原産で、自生地では約20mもの大きさになる観葉植物です。
名前のとおりワインボトルのように太い幹をもち、内部に水分を蓄える性質があります。
置き場所と日当たり
ボトルツリーは、日当たりの良い場所で管理しましょう。
葉焼けの原因となるため、直射日光は避けてください。
耐寒温度は5℃程度ですが、健康に育てるためには15℃以上をキープしましょう。
水やりの頻度
ボトルツリーは、年間を通して土の内部まで乾いたのを確認してから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりの水を与えます。
頻回に水を与えると根腐れの原因となるので注意してください。
鉢替えのタイミング
ボトルツリーは、2~3年に1回は成長期に鉢替えしましょう。
土がなかなか乾かなかったり根っこが詰まったりした場合も、鉢替えが必要となります。
⑫ フィカス ベンジャミン バロック

観葉植物 フィカス ベンジャミンバロック
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名前 | フィカス ベンジャミン バロック(別名:ベンジャミン バロック) |
学名 | Ficus benjamina barok |
科・属 | クワ科・イチジク属(フィカス属) |
鉢植えでの樹高 | 0.5~1mほど |
成長期 | 5〜10月 |
育てやすさ | 耐陰性に優れているので育てやすい |
フィカス ベンジャミン バロックは東南アジアやインド原産で、くるくるカールした葉っぱが特徴です。
明るい緑の新芽は成長するにつれ濃い緑に変化するので、葉っぱの濃淡を楽しめる観葉植物として人気があります。
置き場所と日当たり
フィカス ベンジャミン バロックは日当たりの良い場所を好むので、直射日光が当たらない明るい場所で育てましょう。
10℃を下回ると弱ってしまうので、10℃以上をキープした環境で育ててください。
水やりの頻度
フィカス ベンジャミン バロックは、土が乾いてからたっぷりの水を与えます。
成長期は土が乾いたらすぐに、休眠期は土が乾いてから2~3日後に水やりしましょう。
葉っぱのカールを美しく保つためには、こまめな葉水も大切です。
鉢替えのタイミング
フィカス ベンジャミン バロックの鉢替えは、2年に1回に行うと良いでしょう。
成長期に行うことで、鉢替えによるダメージを軽減できます。
⑬ ザミオクルカス レイヴン

観葉植物 ザミオクルカス レイブン
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名前 | ザミオクルカス レイヴン(別名:ザンジバルの宝石) |
学名 | Zamioculcas zamifolia ‘Raven’ |
科・属 | サトイモ科・ザミオクルカス属 |
鉢植えでの樹高 | 0.4~1mほど |
成長期 | 5~10月 |
育てやすさ | 耐陰性に優れているので育てやすい |
ザミオクルカス レイヴンは、つやのある黒い葉っぱが特徴のスタイリッシュな観葉植物です。
成長期に出てくる新芽は緑色をしていて、成長するにつれ黒色に変化していきます。
置き場所と日当たり
ザミオクルカス レイヴンは日当たりが良い場所を好むので、直射日光を避けた明るい場所で育てましょう。
寒さに弱い性質があり、10℃を下回ると枯れる恐れがあるので、最低でも10℃以上をキープしてください。
水やりの頻度
ザミオクルカス レイヴンは乾燥に強く過湿に弱いので、水のやりすぎに注意しましょう。
成長期は土が乾燥してからたっぷりの水を与え、休眠期は土が乾燥してから2~3日後に与えるのが目安です。
鉢替えのタイミング
ザミオクルカス レイヴンの鉢替えは、1~2年に1回の頻度で成長期に行いましょう。
水の吸収が悪くなったり鉢底から根っこが出たりしている場合も、鉢替えが必要なタイミングとなります。
⑭ ミルクブッシュ

名前 | ミルクブッシュ(別名:ミドリサンゴ) |
学名 | Euphorbia tirucalli |
科・属 | トウダイグサ科・トウダイグサ属(ユーフォルビア属) |
鉢植えでの樹高 | 0.1~2mほど |
成長期 | 5〜9月 |
育てやすさ | 丈夫で育てやすい |
ミルクブッシュは熱帯アフリカ原産で、珊瑚のような形状をした多肉質な葉っぱをもつ観葉植物です。
葉っぱや茎が傷付くと白い液体を出し、さわると強い痛みを伴うので注意してください。
置き場所と日当たり
ミルクブッシュは、日当たりの良い場所で管理しましょう。
直射日光は葉焼けの原因となるので、強い日差しはレースカーテンなどで遮光してください。
耐寒温度は5℃程度ですが、健康に育てるためには15℃以上をキープして育てましょう。
水やりの頻度
ミルクブッシュは、茎に水分を溜め込む性質があり乾燥に強いので、水やりは控えめにしてください。
成長期は土の表面が乾いたらたっぷりの水を与え、休眠期には土の内部まで乾いてから与えます。
鉢替えのタイミング
ミルクブッシュの鉢替えは、2~3年に1回の頻度で成長期に行いましょう。
土の吸水が悪くなったり根っこが鉢底から出たりした場合も、鉢替えが必要なタイミングです。
100均で見つけたら即買いなレア観葉植物

100均にはさまざまな植物が売られていて、その中には出会えたらラッキーな観葉植物が並ぶことがあります。
ここからは、100均で見つけたら即買うべきレアな観葉植物を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- アグラオネマ
- キサントソーマ
- アデニウム
- ユーフォルビア
- フィカス ベンガレンシス
- カラテア
アグラオネマ

名前 | アグラオネマ(別名:チャイニーズ・エバーグリーン) |
学名 | Aglaonema |
科・属 | サトイモ科・アグラオネマ属 |
鉢植えでの樹高 | 0.2~1mほど |
成長期 | 4~10月 |
育てやすさ | 耐陰性に優れ枯れにくく育てやすい |
アグラオネマは赤やピンク、白などの斑模様が入った独特な葉っぱをつける観葉植物です。
100均では品種名は記載されずに売られることが多いですが、葉っぱの色や斑の入り方でどの品種か見分けられます。
置き場所と日当たり
アグラオネマは、日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。
直射日光は葉焼けの原因となるので、レースカーテンなどで強い日差しを遮光してください。
水やりの頻度
アグラオネマは湿度の高い地域に自生する植物なので、土の表面が乾いたらたっぷりの水を与えましょう。
冬の水やりは土の表面が乾いてから1週間後くらいにして、乾燥気味に育てても問題ありません。
鉢替えのタイミング
アグラオネマの鉢替えは、2年に1回の頻度で成長期に行いましょう。
根っこが鉢いっぱいになったり吸水しにくくなったりした場合も、鉢替えが必要なタイミングとなります。
キサントソーマ

名前 | キサントソーマ(別名:アメリカサトイモ) |
学名 | Xanthosoma |
科・属 | サトイモ科・アメリカサトイモ属(キサントソーマ属) |
鉢植えでの樹高 | 0.3~1mほど |
成長期 | 5~9月 |
育てやすさ | 暖かい場所であれば育てやすい |
キサントソーマは、緑色の葉っぱに白い葉脈がくっきりと入ったエキゾチックな観葉植物です。
100均に並んでいる子株でも葉っぱは大きめで、茎には細かい毛が生えています。
置き場所と日当たり
キサントソーマは、日当たりと風通しの良い場所で管理しましょう。
直射日光は葉焼けの原因となるので、レースカーテンなどで強い日差しを遮光してください。
他の植物よりも寒さに弱い性質があるので、15℃以上をキープした環境が適しています。
水やりの頻度
アグラオネマは、土が乾いてから水を与えるようにしましょう。
休眠期は土が乾いてから2~3日後くらいにして、水やりの頻度を減らしてください。
鉢替えのタイミング
アグラオネマは、5月ごろに新芽が伸びてきたら株分けを兼ねて鉢替えするのがおすすめです。
根っこが鉢いっぱいになってきた場合は、新芽の有無にかかわらず成長期に鉢替えしてください。
アデニウム

名前 | アデニウム(別名:砂漠のバラ) |
学名 | Adenium |
科・属 | キョウチクトウ科・アデニウム属 |
鉢植えでの樹高 | 0.2~0.8mほど |
成長期 | 5~10月 |
育てやすさ | 寒さに気をつければ育てやすい |
アデニウムは、ふっくらと丸みを帯びた幹や塊根が特徴的な観葉植物です。
幹の先に緑の葉っぱをつけるユニークな見た目から、盆栽のように楽しむ方もいます。
置き場所と日当たり
アデニウムは、日当たりと風通しの良い場所を好む植物です。
直射日光に当てて育てるのが適していますが、購入したての株は強い日差しに適応できないので、徐々に慣らすようにしましょう。
耐寒温度は5℃程度ですが、最低でも10℃をキープした環境で育ててください。
水やりの頻度
アデニウムは乾燥を好む植物なので、水やりのしすぎには注意しましょう。
成長期は土が乾いてからたっぷりの水を与え、休眠期には断水してください。
鉢替えのタイミング
アデニウムは、2~3年に1回を目安に鉢替えしましょう。
根本が太くて土が見えなくなったり吸水が悪くなったりしたら、鉢替えが必要なタイミングです。
ユーフォルビア

ユーフォルビアは、扇状にうねうねと波打った姿をしています。
サボテンのように全体にトゲが付いているので、取り扱いには注意しましょう。
置き場所と日当たり
ユーフォルビアは強い日差しに強く耐乾性に優れているので、日当たりの良い場所で育てるのが適しています。
耐寒温度は5℃程度ですが、10℃以上をキープして管理しましょう。
水やりの頻度
ユーフォルビアは乾燥を好む植物で、水やりをしすぎると枯れてしまいます。
成長期には土の表面が乾いてから水を与え、休眠期には水を控えめにしてください。
鉢替えのタイミング
ユーフォルビアの鉢替えは、2~3年に1回の頻度で行います。
もしくは、根っこが詰まったり吸水が悪くなったりしたら鉢替えしてください。
フィカス ベンガレンシス

観葉植物 フィカス ベンガレンシス 曲がり
フィカス・ベンガレンシスは丸みを帯びた葉と白い幹で独特の樹形をしている個性ある観葉植物です。 丈夫で育てやすくお洒落な見た目からインテリアグリーンや、 素敵な花言葉を持つことからお祝いの贈り物としてもとても人気があります。
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名前 | フィカス ベンガレンシス(別名:ベンガルゴム) |
学名 | Ficus benghalensis |
科・属 | クワ科・イチジク属(フィカス属) |
鉢植えでの樹高 | 1~2mほど |
成長期 | 5〜9月 |
育てやすさ | 耐暑性や耐陰性に優れていて育てやすい |
フィカス ベンガレンシスはゴムの木の仲間の希少品種で、鮮やかな緑色をした葉っぱが特徴です。
大きく成長してから幹や枝を曲げて個性的な樹形にすることで、一点ものとして楽しめます。
置き場所と日当たり
フィカス ベンガレンシスは、直射日光を避けた日当たりの良い場所で管理しましょう。
暖かい環境を好むので、15℃以上をキープして育てるのが適しています。
水やりの頻度
フィカス ベンガレンシスは、土の内部まで乾燥したらたっぷりの水を与えましょう。
休眠期の水やりは土が乾燥してから2~3日程度に抑え、乾燥気味に育ててください。
鉢替えのタイミング
フィカス ベンガレンシスの鉢替えは、2~3年に1回の頻度で行いましょう。
鉢底から根っこが出たり吸水が悪くなったりしたら鉢替えが必要となります。
カラテア

名前 | カラテア(別名:ゴシキヤバネショウ) |
学名 | Calathea |
科・属 | クズウコン科・カラテア属 |
鉢植えでの樹高 | 0.3~0.5mほど |
成長期 | 4~10月 |
育てやすさ | 寒さと乾燥に弱いのでやや育てにくい |
カラテアは、光沢のある緑の葉っぱに個性的な斑模様が入ったエキゾチックな観葉植物です。
品種によって斑の入り方や葉っぱの形、色が異なります。
置き場所と日当たり
カラテアは、明るい日陰に置くのがおすすめです。
直射日光は苦手なので、レースカーテンなどで強い日差しを遮光してください。
10℃を下回ると枯れる危険性があるので、最低でも10℃以上をキープして育てましょう。
水やりの頻度
カラテアの水やりは、土が乾いてから行ってください。
冬の休眠期に入って葉っぱが枯れ始めたら、断水しながら管理しましょう。
水やりに併せて葉水することで乾燥や害虫を予防できます。
鉢替えのタイミング
カラテアは、2~3年に1回の頻度で鉢替えしましょう。
根っこが詰まったり吸水が悪くなったりした場合も、鉢替えが必要なタイミングです。
珍しい観葉植物はどうやって手に入れればいい?
珍しい観葉植物は、ホームセンターや園芸店などに並ぶことが少ないといわれています。
観葉植物専門店やオンラインショップで探すのが効率的ですが、物が出回ることもあるので、信頼できるお店で購入しましょう。
観葉植物専門店
珍しい観葉植物は、専門的な知識をもったスタッフが対応してくれる観葉植物専門店で購入するのがおすすめです。
実際に目で見て選ぶことができ、スタッフに相談しながら探せるので、安心して購入できるでしょう。
オンラインショップ
珍しい観葉植物は、取り扱いの数が豊富なオンラインショップで購入するのもおすすめです。
オンラインショップであれば、店舗に足を運ぶ手間や時間を省けます。
電話やメールで問い合わせできるショップもあるので、相談しながら安心して購入できるでしょう。
偽物に注意!信頼のできるお店で購入する
珍しい観葉植物は高価なものが多いので、お店選びに重点を置いてください。
一般人も出品できるネットオークションやフリマサイトなどで購入すると、以下のようなリスクがあります。
- 商品詳細に記載された内容と違うものが届く(例:斑入りとして販売されたものが実際は斑が出ない偽物だった)
- 梱包や輸送方法が悪く苗がダメージを受けている
- 正規の品質管理がされていないものが届いて害虫被害などに遭う
このようなことにならないためには、信頼できるお店で購入するようにしましょう。
珍しい観葉植物は育てるのも見るのも楽しい!
本記事では、珍しいレアな観葉植物の特徴や育て方、購入方法について解説しました。
珍しい観葉植物には、見た目がユニークなものや一点ものに仕立てられるものなどがあり、育てるのも見るのも楽しめます。
HanaPrimeでは珍しい観葉植物も取り扱っているので、ぜひ生活にレアな観葉植物を取り入れてみてください。