アルストロメリアの育て方

更新日 2025年03月31日

育てやすさ

初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

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アルストロメリアの基本情報

アルストロメリアの基本情報
植物名アルストロメリア
学名Alstroemeria
和名百合スイセン(ユリズイセン)
英名Lily of the Incas、Peruvian lily
別名インカノユリ
原産地南アメリカ
科名ユリズイセン科
属名ユリズイセン属

アルストロメリアは、春から夏にかけてユリに似た花を咲かせる球根植物です。

適切な環境で育てれば何年も花を咲かせ、植え替えの手間がなく手軽に育てられます。

豊富な花色と個性的な花弁の模様が華やかで、庭や花壇に彩りを与えるだけでなく、切り花として飾っても楽しめる植物です。

月別栽培カレンダー

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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種類と品種 

アルストロメリアは毎年新たな品種が作られており、30種類以上ある原種をもとに改良された園芸品種が多数存在します。

種類や品種によって適した環境が異なるので、育てる場所に応じて選ぶのがポイントです。

代表的な以下の6種類を紹介します。

リグツ系

リグツ系

アルストロメリアの中でも特に華やかな色が多く、縞模様や斑点のコントラストが印象的です。

寒さに強く、地植えにも適しています。

バタフライ系

蝶が舞うような柔らかく優雅な雰囲気で、春から秋にかけて長く花を楽しめます。

花は小ぶりですが、独特な形と豊富な花色を楽しめる品種です。

ペレグリナ系

豪華な大輪系の花と低めの草丈が組み合わさった品種で、春から夏にかけて鮮やかな花が楽しめます。

寒さに弱いので鉢植えでの管理がおすすめです。

カリオ系

アルストロメリアの原種に近い小輪の花を咲かせ、暑さに強い特徴があります。

花の大きさはやや小さめですが、甘く爽やかな香りが楽しめる種類です。

オーランチカ系

花弁の模様が独特な美しい花で、切り花向きです。

寒さに強く育てやすい品種ですが、夏の高温に弱いので、初夏に花を咲かせたあとは休眠期に入ります。

ハイブリッド系

ハイブリッド系

花の色と花弁の模様がバリエーション豊かで、切り花としても人気があります。

耐寒性や耐暑性にも優れており、庭植えや鉢植えどちらにも適した品種です。

品種名咲き方草丈
リグツ系一季咲き70~120cm
バタフライ系四季咲き30~60cm
ペレグリナ系一季咲き20~40cm
カリオ系一季咲き30~60cm
オーランチカ系一季咲き30~60cm
ハイブリッド系四季咲き40~90cm

アルストロメリアはどんな花が咲く?

アルストロメリアはどんな花が咲く?

アルストロメリアは、ユリに似た形の可愛らしい花を咲かせます。

花色は多彩で、花びらの一部にスポットと呼ばれる独特の模様があり、個性的で観賞価値が高い花です。

一般的に6枚の花びらを持っており、外側3枚は丸みがあり、内側3枚はひとまわり小さいのが特徴です。

なお、品種によっては模様がない「スポットレス」のシンプルなタイプもあります。

アルストロメリアの葉っぱの形

アルストロメリアの葉っぱの形

アルストロメリアの葉は、一般的には細長く先が尖っている形状です。

茎に対して垂直で、くるっと回転して反り返っているように見えます。

アルストロメリアの花言葉 

アルストロメリアの花言葉「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」です。

アルストロメリアの育て方

アルストロメリアは、多年草のため一度植えると毎年花を咲かせますが、適切な環境と簡単な手入れが必要です。

  • 植え付けは、3~4月頃と9月頃
  • 水はけが良く、朝の光が良く当たる半日陰の場所
  • 季節や成長に合わせて適切な肥料を与える
  • 切り戻しや花がら摘み

以上のポイントを踏まえて、上手に育てるコツをそれぞれ詳しく説明します。

水やりの頻度

成長期には土が乾かないように水やりしますが、過湿には注意が必要です。

鉢植えの場合

土の表面が乾いてきたら、鉢底から水が流れるまでしっかりと与えます。

なお、成長期には乾燥させないように注意し、開花後は水やりを控えめにしてください。

地植えの場合

基本的に、降雨に任せて大丈夫です。

ただし、乾燥が続く時には頻度を増やすなど天候に応じて調整しましょう。

肥料のあげ方

アルストロメリアの肥料のポイントは次のとおりです。

  • 植え付け時に緩効性肥料を与える
  • 春から夏にかけて水やりと一緒に、月1回程度液体肥料を与える
  • 四季咲き品種は10~11月も月1回程度液体肥料を与える

なお、カリウム含有量の高い肥料がおすすめです。

病害虫・害虫対策

アルストロメリアは、風通しが悪いと病気や害虫被害に遭いやすいです。

適切な対策を実施して健康に育てましょう。

灰色カビ病

  • 茎や葉に斑点のような灰色のカビが発生する
  • 感染部位が柔らかくなり腐敗する

影響を受けた部位を早めに取り除き、風通しを良くして殺菌剤で予防しましょう。

うどんこ病

  • 葉や茎に白い粉状の菌が付着する
  • 葉が変色、変形したり縮れたりする

感染した葉を取り除き、よく乾燥させて殺菌剤を散布するのが有効です。

重症化すると植物全体が衰弱するので早めの予防をおすすめします。

アブラムシ

  • 葉や茎に集まり、植物の汁を吸う
  • 成長が妨げられ変色したり枯れたりする
  • 排泄物が真菌病を引き起こす

水で洗い流すかピンセットなどで直接取り除き、予防策として殺菌剤を散布しましょう。

また、密集させないように風通しに気をつけることも予防につながります。

間引き|タイミングとやり方

アルストロメリアは、健康な成長を促すために密集した苗や弱々しい苗を間引きすることが大切です。

間引きのタイミングは2回あるので、その都度効果的に行いましょう。

初期の間引き

種まきから2~3週間後、苗の本葉が2~3枚になったころが最初のタイミングで、成長が遅れているものや弱々しい苗を慎重に取り除きます。

風通し良く成長するために、最終的に健康な苗を5~10cm程度の間隔で残しましょう。

追加の間引き

初期の間引きから数週間後、苗が10~15cm程度の高さになったころが追加の間引きのタイミングです。

成長が遅れている苗を慎重に取り除き、残した健康な苗の間隔が15~20cmになるように調整します。

支柱立て|タイミングとやり方

アルストロメリアの背の高い品種は、風や雨で茎が倒れないように支柱を立てる必要があります。

支柱のタイミングと立て方のポイントは次のとおりです。

  • 支柱はプラスチックや金属などで高さは1mくらい
  • 花の高さが20~30cmに成長したら立てる
  • 柔らかい紐や園芸用テープで8の字を描くように固定する

花がら摘み|タイミングとやり方

アルストロメリアは花が萎れたり色褪せたりしたら、すぐにつまんで取り除きましょう。

花がら摘みを定期的に行うことで次の開花が促進され、見た目も美しく保たれます。

切り戻し|タイミングとやり方

アルストロメリアは、株の健康を保ち次の花を咲かせるために切り戻しが必要です。

根元から新しい茎が伸びる性質があるため、効果的な切り戻しをしましょう。

花の状態や季節に応じた切り戻しのポイントを紹介します。

  • 咲き終わった花は早めに根元から引き抜く
  • 6〜7月に株全体を半分ぐらいまで切り戻す
  • 9〜10月に不要な茎や株の乱れを整えてリフレッシュさせる
  • 11〜12月に枯れてしまった葉や茎を整理し必要な寒さ対策をする

切り戻しの後は緩効性肥料や液肥など、追肥をすることで次の花が咲きやすくなります。

また、真夏と真冬の切り戻しは、株弱りやすくなっているので避けましょう。

アルストロメリアの栽培環境

アルストロメリアは日当たりの良い場所と温暖な気候を好みます。

また、過湿が苦手なので水はけの良い土壌と風通しの良さも重要です。

置き場所と日当たり

アルストロメリアは真夏の強い日差しが苦手なため、半日陰の場所が理想的です。

午前中は日光が十分に当たり、午後は日陰になる場所が最も良く育ちます。

湿った環境は病害虫の原因にもなるので、土壌は水はけがよいことを確認してください。

適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる?

生育に適した温度18~24℃
耐寒温度0℃
耐暑温度30℃

アルストロメリアは、温暖な気候を好み生育に適した温度は18℃以上です。

0℃までは耐えられますが、それ以下はダメージを受けやすくなるため、覆いをかけるか暖かい場所に移動させましょう。

また、温度が30℃を超え強い日差しに当たると葉焼けを起こすことがあります。

暑さが続く場合は半日陰に移動するか、遮光ネットなどで直射日光を和らげてください。

用土

アルストロメリアは水はけがよく栄養豊富な用土が適しています。

市販の培養土に堆肥や腐葉土を混ぜると栄養バランスが取れた土になり、さらに砂質土を混ぜることで水はけも良くなります。

夏越しの方法

アルストロメリアは一般的に夏の高温多湿に弱い植物です。

上手に夏越しできるよう、次のポイントに注意して対策を行いましょう。

  • 半日陰に移動する
  • 病害虫対策を行う
  • 風通しの確保
  • 朝や夕方の涼しい時間に水やりをする

冬越しの方法と注意点

アルストロメリアは氷点下の寒さに弱い植物ですが、適切な保護で冬越しの可能性が高くなります。

冬越しのポイントは次のとおりです。

  • 乾燥しない程度の水やりをする
  • 室内など日当たりが良く暖かい場所に移動する
  • 地植えの場合は覆いをかけ寒さから守る

アルストロメリアの種まき 

アルストロメリアは、主に球根や苗で販売されることが一般的なので、種から育てたい場合は自家採種して育てることになります。

アルストロメリアを種から育てると大変?

アルストロメリアは種から育てるのはかなり大変と言えるでしょう。

時間と手間がかかるうえに発芽しにくく品質管理が難しいため、アルストロメリアの種は市場にはあまり出回っていません。

また、アルストロメリアは発芽までに1〜3ヶ月、開花までに2〜3年かかることもあります。

根気よくじっくりと育てて、美しい花を楽しんでください。

種まきにおすすめの時期は9月中旬~11月上旬

アルストロメリアの種まきにおすすめの時期は、9月中旬〜11月上旬です。

発芽には1〜3ヶ月程度かかるので、発芽に適した温度15〜20℃が安定して保たれて、発芽後もあまり気温が高くならないこの時期が最適と言えるでしょう。

種まきのやり方

  1. 種を湿らせ低温処理する
  2. 用土を準備し種をまく
  3. 発芽のための温度管理をする
  4. 本葉が2~3枚出たら植え替えする

① 種を湿らせ低温処理する

種を湿らせたキッチンペーパーなどに包み、5℃前後の冷蔵庫で4〜6週間程度保管し低温処理をします。

② 用土を準備し種をまく

市販の種まき用培養土を準備し、種を土の上に置き軽く土をかぶせます。

種が流れないように霧吹きで軽く水を与えましょう。

③ 発芽のための温度管理をする

種まき後は発芽に必要な温度15〜20℃を保ち、適度な日当たりの明るい場所で管理しましょう。

④ 本葉が2~3枚出たら植え替えする

苗が育って本葉が2〜3枚出たら、1本ずつポットに植え替えします。

鉢や花壇などへの植え替えはしっかり根付いてから行いましょう。

アルストロメリアの種の採り方

アルストロメリアの種は、花が枯れてから莢(さや)が緑から茶色に変わったら採種しましょう。

莢(さや)が割れてしまうと種が落ちてしまうので注意が必要です。

取り出した種は数日乾燥させた後、冷蔵庫で低温処理をすると発芽率を保てます。

アルストロメリアの植え付け

アルストロメリアは、球根を植え付けて育てるのが一般的です。

適切な手順を踏んで正しく植え付ければ毎年美しい花を咲かせてくれるでしょう。

球根の選び方

アルストロメリアの球根は、品質管理がしっかりされている園芸店や専門店で購入するのがおすすめです。

良い球根を選ぶ基準は、球根の形と発芽点の有無です。

  • 球根がふっくらして太いもの
  • 球根がしっかりして固いもの
  • 球根が横に広がる形状のもの
  • 発芽点がしっかりあるかどうか
  • 発芽点から芽が出ているもの

傷やカビがないか、乾燥しすぎていないかにも注目して選ぶと良いでしょう。

植え付けでおすすめの時期は3~4月と9月

アルストロメリアの植え付けでおすすめの時期は3〜4月と9月です。

冬の寒さが厳しい地域では春に植え付けて、温暖な地域では秋に植え付けることで冬にしっかりと根を張り、元気に成長します。

鉢植えの植え付け方

  1. 鉢と植え付け用の土を用意する
  2. 鉢に球根を植え付ける 
  3. 水やりをし、半日陰で管理する

① 鉢と植え付け用の土を用意する

根が深く広がって伸びるため、鉢は深さと直径が30cm以上あるものがおすすめです。

土は草花用の培養土、または赤玉土と腐葉土、緩効性肥料を配合して水はけの良い土を用意しましょう。

② 鉢に球根を植え付ける

鉢に鉢底石を敷き、土を入れます。

球根は発芽点が上を向くように置き、5〜10cmくらいの深さに植えてください。

③ 水やりをし、半日陰で管理する

軽く土をかぶせた後、しっかりと水を与え半日陰で管理します。

地植えの植え付け方

  1. 植え付け場所を選び、土作りをする
  2. 球根を植え付ける
  3. 土をかぶせ、しっかりと水やりをする

① 植え付け場所を選び、土作りをする

日当たりが良く排水性の良い場所を選びます。

植え付け場所の土に腐葉土や堆肥を混ぜて弱酸性に調整し、栄養分を確保しましょう。

② 球根を植え付ける

球根の発芽点が上を向くように置き、深さは5〜10cm、球根の間を30〜40cmの間隔で植え付けます。

③ 土をかぶせ、しっかりと水やりをする

軽く土をかぶせた後、押さえてしっかりと固定します。

植え付け後はたっぷりと水を与え、乾燥しない限りは自然の雨に任せて大丈夫です。

初心者は苗を植え付けるのがおすすめ

手軽にアルストロメリアを育てたい方は、苗からスタートするのが確実です。

球根は発芽や発根に時間がかかり、開花させるまでにかなりの手間が必要になります。

その点、苗の植え付けは成長が早いので特に初心者におすすめです。

球根の植え付け方とほぼ同じですが、ポイントは次のとおりです。

  • 鉢植えの場合は深さがある鉢を準備する
  • 地植えの場合は植え付け場所に腐葉土を混ぜておく
  • 苗の根鉢を崩さないように植え付ける
  • 苗を植え付けたら土で軽く押さえて固定する

アルストロメリアの開花時期

アルストロメリアの開花時期

アルストロメリアは品種や栽培環境によって多少開花時期が異なり、初夏から秋にかけて花が咲きます。

どの品種も色鮮やかできれいな花が楽しめます。

開花時期は5~7月頃 

アルストロメリアの開花時期は一般的に5〜7月頃です。

品種によっては10〜11月に開花するものもあり、温暖な環境であれば一年を通して開花することもあります。

アルストロメリアの花が咲かない原因は?

アルストロメリアの花が咲かない原因は、以下のようなことが考えられます。

  • 日光不足
  • 過湿または乾燥
  • 肥料不足または与えすぎ
  • 温度ストレス
  • 植え付けが深すぎる

アルストロメリアの花が咲かない場合は、原因になっている育成環境を見直してみましょう。

アルストロメリアの増やし方 

アルストロメリアの増やし方 

アルストロメリアの増やし方には種まきと株分けの2つの方法がありますが、株分けが一般的です。

株分けにおすすめの時期は3~4月上旬と9月

株分けにおすすめの時期は3〜4月上旬と9月です。

この時期に行うことで元気に成長し、花付きも良くなります。

株分けのやり方

  1. 株を掘り上げる
  2. 株を分ける
  3. 植え付け後は乾燥させないよう管理する

① 株を掘り上げる

根を傷つけないように丁寧に、茎の根元から優しく掘り起こし土を落とします。

手袋を着用して作業するのがおすすめです。

② 株を分ける

芽がついている地下茎を確認して、1つの株に2〜3個芽がついているように切り分けます。

球根が折れやすいので注意しましょう。

③ 植え付け後は乾燥させないよう管理する

切り分けた株は乾燥に弱いので、すぐに植え付けてください。

その後、根が張るまでは乾燥させないように管理します。

アルストロメリアに植え替えは必要?

アルストロメリアは2〜3年に1回程度の植え替えが必要です。

長い期間同じ土で育てていると根詰まりや栄養不足になるため、定期的に植え替えることで健康に育ちます。

植え替えのタイミングとやり方

アルストロメリアの植え替えは、気温が安定し新しい環境に適応しやすい春または秋がおすすめです。

株分けと同じタイミングで植え替えるとよいでしょう。

  1. 植え付け場所と土を準備する
  2. 株を植え付ける
  3. 半日陰で管理する

① 植え付け場所と土を準備する

鉢植えの場合は、深さのある鉢と新しい草花用培養土を用意します。 

地植えの場合は、日当たりの良い場所を選び、腐葉土や堆肥をまぜておきましょう。

② 株を植え付ける

植え替える株を丁寧に取り出します。

植え付ける場所に深さ10cmくらいの植え穴を掘り、広げるようにして植え付けましょう。

根元を軽く押さえると、株と土がなじんでしっかり安定しやすいです。

③ 半日陰で管理する

植え替え後は直射日光を避け半日陰で管理し、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをしましょう。

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