観葉植物は1年でどのくらい大きくなるの?|品種別

更新日 2025年02月20日

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観葉植物は1年でどれくらい大きくなる?品種別に紹介

観葉植物は1年でどれくらい大きくなる?品種別に紹介

観葉植物を育て始めると、この先の成長スピードが気になることも多いでしょう。

今回は、観葉植物が1年でどれくらい大きくなるのか、次の8つの観葉植物を例に確認していきます。

観葉植物の生育状況の確認や、今後の置き場所を考える上での参考にしてみてください。

① パキラ

観葉植物  パキラ

観葉植物 パキラ

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見た目細めの葉とすらりとした幹で爽やかな見た目
大きさ(樹高)20~200cm
水やりの頻度春〜秋:表面のが乾き切ってからたっぷり与える
冬:表面のが乾いてから3〜4日後に水やりする
必要な光量日当たりが良い場所を好むが耐陰性もある
温度10~30℃で生育できる
湿度湿度が高い場所を好む

パキラは家庭用としてはもちろん、開店祝いや新築祝いなどのプレゼントとしても人気の高い観葉植物です。

生命力が強く、小さなパキラを購入した場合に1年で約50cmも成長した例もあります。

生育旺盛で虫が付きにくいため、初心者の方でも育てやすいといわれているパキラ

これから観葉植物を育ててみたいと考えている方は、まずパキラからチャレンジしてみるのもおすすめです。

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② ガジュマル

観葉植物 ガジュマル

観葉植物 ガジュマル

ガジュマルは、太い幹が印象的な塊根植物です。古くから幸福をもたらす精霊キジムナーが宿る木として神秘的な樹木であり、独特の樹形や丈夫な性質から、初心者でも楽しめるインテリアプランツとして人気の高い植物です。また、お祝い事の贈り物などにぴったりの植物です。

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見た目太いぷっくりとした幹が独特な見た目
大きさ(樹高)15〜30cm
水やりの頻度春〜秋:表面のが乾き切ってからたっぷり与える
冬:表面のが乾いてから2〜3日後に水やりする
必要な光量明るい日陰を好む
温度10〜30℃で生育できる
湿度湿度が高い場所を好む

「幸運の木」としても知られるガジュマルは、ぷっくりとした形の幹が可愛らしく、独特の存在感を放つ観葉植物です。

成長はゆっくりなので、1年では樹高の変化はあまりありませが、枝が伸びたり新芽が出たりすること成長を感じられるでしょう。

日当たりのよい環境で育てれば1年で30cm以上枝が伸びた例もあります。

ガジュマルは幹に水分を溜めて乾燥に耐える性質があるので、水やりの管理に自信がない方でも育てやすいです。

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③ モンステラ

観葉植物 モンステラ

観葉植物 モンステラ

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見た目大きな切れ込みがある葉でエキゾチックな見た目
大きさ(樹高)30〜200cm
水やりの頻度1~2週間に1回程度
※表面のが乾いたら水やりをする
必要な光量耐陰性があり日陰でも育成できる
温度15~30℃で生育できる
湿度湿気を好む

モンステラは幅の広い濃緑の葉が特徴で、成長するにつれて葉に切れ込みが入り、エキゾチックな表情を見せてくれる観葉植物です。

小さな苗から育てた場合、1年で背丈が約20cm伸びるほどに成長することもあります。

耐陰性が高いため、日当たりが確保できないお部屋にも飾れるのが嬉しいポイントです。

日当たりが悪いという理由で観葉植物を諦めていた方は、モンステラを取り入れてみるのも良いでしょう。

④ オーガスタ

観葉植物 オーガスタ

観葉植物 オーガスタ

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見た目バナナの葉のように大きな葉でインパクトがある見た目
大きさ(樹高)60〜180cm
水やりの頻度春から秋:の表面が乾いたら
冬:の表面が乾いてから2~3日後
必要な光量暗い場所での育成には不向き
温度10〜30℃で生育できる
湿度乾燥に強い

オーガスタはバナナの葉のような印象で、まるで南国にいるかのような雰囲気を感じられる観葉植物です。

100円ショップでも購入でき、1年育てると大きな葉っぱも含めて100cm近くになるまで成長するほどの生命力を持っています。

大きな葉から水分をたくさん放出してくれるので、お部屋の湿度調整にも一役かってくれる頼もしい存在です。

ただし、生育旺盛なぶん育ちすぎる可能性もあるため、スペースに余裕をもって管理するか、大きくなりすぎないように肥料や根の管理を行いましょう。

⑤ サンスベリア

観葉植物 サンスベリア ローレンチ

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見た目葉が細長く縦に尖っていてスタイリッシュな見た目
大きさ(樹高)10〜100cm
水やりの頻度春〜秋:の表面が乾いたら、たっぷり水やりする
冬:7~10日に1回程度
必要な光量耐陰性に優れているが、徒長防止に定期的な日光浴が必要
温度10℃以上を保つ
湿度乾燥を好む

サンスベリアは、細長く鋭い葉が上に向かって立ち上がる、スタイリッシュで力強い姿が印象的な観葉植物です。

100円ショップなどでは葉がに植えられていない状態で売られていることも多く、驚いたことがある方もいるかもしれません。

このまま育つのかと不安になりますが、自宅でハイドロカルチャーに植えてあげれば、しっかり根付いてくれます。

1年育てても樹高の変化はあまり感じられませんが、根元に新しい葉が育ってくるので、葉の枚数が増えるのを楽しめるでしょう。

乾燥した環境を好むことから水やりの頻度が少なくて済むため、家を空けがちな方でも育てやすい植物といえます。

⑥ フィカス ウンベラータ

観葉植物 フィカス ウンベラータ

観葉植物 フィカス ウンベラータ

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見た目ハート型で透け感がある大きめの葉で柔らかい見た目
大きさ(樹高)50〜150cm
水やりの頻度夏~秋:表面のが乾いたら
冬:表面のが乾いてから2~3日後
必要な光量日光を好むが明るい日陰でも育つ
温度25℃前後が適温
湿度湿気を好む

フィカス ウンベラータはハート形の葉が特徴で、質感の柔らかさが優しい雰囲気を醸し出す観葉植物です。

非常に生命力が強く、1年で幹が20cm以上も伸びるくらい育つこともあります。

気が付いたら天井の高さまで伸びていた、という例もあり、ぐんぐん育つのが嬉しい反面、大きさの管理が必要になるでしょう。

生育しすぎてしまったと感じたら、思い切って枝を剪定してみてください。

多めに剪定しても、持ち前の生命力で夏前には新芽を出してくれるので、安心して生育を見守ることができます。

⑦ カポック

観葉植物 シェフレラ ホンコンカポック

観葉植物 シェフレラ ホンコンカポック

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見た目葉が手のひらを広げたような形の可愛らしい見た目
大きさ(樹高)15~150cm
水やりの頻度春~秋:の表面が乾いたら、たっぷり水やりする
冬:の表面が乾いた2~3日後に水やりする
必要な光量日陰でも育つが、徒長防止に定期的な日光浴が必要
温度0~40℃で生育できる
湿度湿気を好む

カポックは、まるで人が手を広げたような形の葉を上向きに付ける植物です。

生育旺盛で、小さな苗から1年で幹が15cmも伸びることもあり、成長の様子を日々見守ることができます。

根の成長も早いため、1年に1回は鉢替えをするようにしましょう。

耐陰性があるため置き場所に困ることが少なく、寒さにも強いので寒冷地でも安心して育てられるのが嬉しいポイントです。

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⑧ シンゴニウム

⑧ シンゴニウム
見た目矢尻型の葉でエキゾチックな見た目
大きさ(樹高)5~200cm
水やりの頻度春~秋:の表面が乾いたら、たっぷり水やりする
冬:の中まで乾いたらたっぷり水やりする
必要な光量明るい日陰で育成できる
温度10~30℃で生育できる
湿度湿気を好む

シンゴニウムは、矢尻型の葉とバラエティー豊かな品種で人気の観葉植物です。

成長速度が非常に早く、1年で茎が60cmも伸びることもあります。

シンゴニウムはツル性の植物なので、横方向や下方向に茎をのばしていくのが特徴です。

ハンギングバスケットや棚の上に飾って枝が垂れる様子を見守ったり、支柱を立ててスタイリッシュな形に整えたりして楽しむのも良いでしょう。

⑨ フィロデンドロン

観葉植物 フィロデンドロンホープ

観葉植物 フィロデンドロンホープ

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見た目ハート形の肉厚な葉で模様がオシャレな見た目
大きさ(樹高)20~100cm
水やりの頻度春~秋:の表面が乾いたら、たっぷり水やりする
冬:の中まで乾いたらたっぷり水やりする
必要な光量明るい日陰で生育できる
温度10~30℃で生育できる
湿度湿気を好む

フィロデンドロンはハート形をベースにした肉厚な葉で、品種によっては縁に切れ込みが入っていたり、鮮やかな色や複雑な模様が出たりするオシャレな植物です。

立ち姿には直立タイプ・ロゼットタイプ・ツル性タイプがあるため、成長した後の様子を想像しながら購入する品種を選ぶのが良いでしょう。

生育旺盛で、1年で葉っぱも含めた樹高60cmくらいまで成長する場合もあります。

耐陰性は高いものの、ずっと日陰に起きておくと軟弱な株に育ってしまうため、定期的に日光浴をさせてあげましょう。

⑩ ビカクシダ

⑩ ビカクシダ
見た目鹿の角の形に似た葉を出す独特な見た目
大きさ(樹高)10~200cm
水やりの頻度春~秋:の表面が乾いたら、たっぷり水やりする
冬:の表面が乾いてから2~3日後に水やりする
必要な光量明るい日陰で生育できる
温度10~30℃で生育できる
湿度湿気を好む

ビカクシダは別名コウモリランとも呼ばれ、鹿の角やコウモリの羽のような形の葉を付けるシダ植物です。

根元に育つ「貯水葉」と長く伸びる「胞子葉」の2種類の葉を持ち、ワイルドで独特な見た目に成長するため、ハンギングや壁掛けにしてインテリアとして楽しむ方も増えています。

小さな株から育てると1年で葉っぱが30cmほど伸び、波打つような形状の変化を見ることも可能です。

ビカクシダは品種によって葉の形が大きく異なるため、成長した姿を調べたうえで株を購入すると安心でしょう。

観葉植物を大きくするためのコツ

観葉植物を大きくするためのコツ

観葉植物を大きくするコツは次の3つです。

  • 買うタイミングを考える
  • 成長しやすい環境を整える
  • 定期的に植え替えをする

ポイントをおさえて成長を促しましょう。

買うタイミングを考える

買うタイミングを考える

観葉植物は季節によって成長スピードが異なるため、購入のタイミングは大きく育てるうえで大切です。

購入するタイミングおすすめ度理由
生育適温で育てやすい
夏以降の過酷な季節に向けて準備ができる
生育期だが水切れや根腐れのリスクがある
秋~冬生育緩慢期で、冷気によりしおれるリスクもある

観葉植物を丈夫に大きく育てるには、生育期である春に購入するのが良いでしょう。

春に購入すれば、毎日ぐんぐんと成長する様子を見守ることができます。

加えて、適温の季節にある程度育てて元気な状態にしておくことで、この後に来る過酷な季節に備えることができる点もメリットです。

一方、夏は暑さによって水切れや根腐れを起こしやすく、秋~冬は冷気によりしおれてしまう可能性もあります。

いずれの季節も、特に初心者の方にとっては育てるのが難しい季節といえるでしょう。

成長しやすい環境を整える

成長しやすい環境を整える

観葉植物にとって成長しやすい環境を整えることも、大きく育てるには重要な要素です。

植物の種類によって適切な環境が異なるため、次のようなポイントをチェックし、その植物がもっとも快適に過ごせるように管理してあげましょう。

  • 日当たり
  • 水やりの頻度
  • 用土の性質
  • 温度
  • 湿度

例えば、ある植物にとっては水はけが良いが理想でも、別の植物にとっては保水性の高いが向いている場合もあります。

植物の一般論にとらわれず、購入した種類に合った環境を確認するのが大切です。

定期的に植え替えをする

定期的に植え替えをする

鉢の中に根がぎっしりと詰まってしまう「根詰まり」を起こすと、観葉植物の生育が悪くなったり、最悪の場合は枯れてしまったりすることがあります。

それを防ぐため、定期的に植え替えをするようにしましょう。

これまで使用していた鉢よりもひとまわり大きな鉢を用意し、根を傷つけないように注意しながら植え替えます。

小さな観葉植物であれば1~2年に1回、大きく成長したあとは数年に1回のペースで行い、根の健康状態を保つようにしましょう。

寒い時期の管理に気をつける

寒い時期の管理に気をつける

寒い時期を乗り越えて大きく育てるには、観葉植物を冷気にさらさないようにする管理が必要です。

冷たい空気に当たり続けると、葉が弱って縮んだり、変色したりして、最終的には散ってしまうことにもなりかねません。

秋になると徐々に気温が下がり、10月ごろには1日の寒暖差も大きくなってくるでしょう。

普段の置き場所によって、次のような対応を心がけてみてください。

普段の置き場所寒い時期に必要な対応
屋内窓際に置いている場合は部屋の中央に移動させる(特に朝晩の冷気に注意)
屋外最低気温が15℃を下回るようになれば室内に取り込む

日々の気温の変化に注意を払い、観葉植物が冷気にさらされないように工夫することが大切です。

観葉植物の成長に関するよくある質問

観葉植物の成長に関するよくある質問

観葉植物の成長に関して、よくある質問を集めました。

挿し木から1年でどれくらい育つ?

挿し木したあとの成長スピードは、植物の種類や生育環境で大きく異なります。

例えばパキラでは、挿し木をして1年で50cmほど育つこともありますが、別の事例ではほとんど成長しないものもありました。

その観葉植物に合ったお世話を続け、焦らずに見守ってあげるようにしましょう。

モンステラの葉っぱが割れるまでにどれくらいかかる?

モンステラの葉っぱが割れるまでにどれくらいかかる?

100円ショップなどの小さなモンステラを購入した場合、適切な栽培環境で育てると約3ヵ月で葉っぱが割れてきます。

購入後に植え替えや日当たりの管理、水やりや肥料の調整などを行うことで、葉っぱが大きく育ち、割れる準備が整ってくるでしょう。

大きくなりすぎるのを防ぐ方法はある?

観葉植物が大きくなりすぎるのを防ぐには、次の2つの方法があります。

  • 定期的な剪定
  • 根の整理

定期的な剪定

長く伸びてしまったり角度が悪かったりする枝を剪定することで、大きさを抑えることが可能です。

単純にボリュームを減らすという目的の他にも、全体を均整がとれた形に整えることによってバランスが良く見え、すっきりとした印象にする効果が期待できます。

根の整理

鉢替えの際に根の整理を行うことも、育ちすぎの防止におすすめです。

腐食している根や、鉢の形に沿って長く巻いている「走り根」をカットし、今までと同じサイズの鉢に再度植えてみてください。

根の量を減らすことで根詰まりを防ぎつつ、鉢の大きさを変えずにおけば、さらに大きく育とうとする力を抑制することができます。

成長が早い観葉植物の品種はどれ?

成長が早い観葉植物は以下の種類です。

大きくなる様子を短い期間で実感できるので、成長を見守りたい方や、植物を育てるのが初めての方にもおすすめです。

室内で日当たりが悪い場合どうすればいい?

観葉植物を日当たりが悪い場所にしか置けない場合は、育成ライトを活用するのがおすすめです。

光合成に必要な光を人工的に当てることによって、植物の成長を促すことができます。

様々なデザインや機能をもったライトが販売されているので、好みのものを使用して問題ありません。

どんなライトを使う場合も、十分な効果を得るためには照射時間と照射距離の管理が大切です。

購入した育成ライトの説明書を良く確認し、適切な方法で使用してみてください。

どんどん大きくなる観葉植物を楽しもう

新しく購入した小さな観葉植物はもちろん、ずっと一緒に暮らしている植物でも、生きている限り日々成長して新しい姿を見せてくれます。

適切な環境で育てれば確実に変化を感じられ、どんどん大きくなる姿に喜びを感じることも多いでしょう。

HanaPrimeでは、様々な種類の観葉植物を取り揃えています。

ぜひお好みの1つを見つけて、お部屋にお迎えしてみてください。


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