シャクヤクの育て方

更新日 2025年02月20日

育てやすさ

初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

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シャクヤクの基本情報

シャクヤクの基本情報
名称シャクヤク
学名Paeonia lactiflora Pallas
和名芍薬(シャクヤク)
英名Peony
別名貌佳草(カオヨグサ)、夷草(エビスグサ)
原産地中国北部~朝鮮半島
科名ボタン科
属名シャクヤク属
開花時期5〜6月中旬

シャクヤクは「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」といわれるとおり、美人の代名詞でもある美しい花です。

一輪でもボリュームがあり、インパクトのある力強い色から淡い可憐な色と、様々な花色が楽しめます。

適切な管理をすることで初心者でもきれいな花を咲かせることができ、耐寒性があるので寒冷地でも育てやすい植物です。

月別栽培カレンダー

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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種類と品種

シャクヤクは咲き方や花の色が多種多様で、品種が多いのが特徴です。

レッドローズ

レッドローズ

名前の通り深く濃い紅色をした品種で、バラの花に似ています。

健康に育てると、毎年株が大きくなり咲く花の数も増えていきます。

コーラルチャーム

コーラルチャーム

咲き始めと開花した後でオレンジ色が強いコーラルピンクから、淡いサーモンピンクに変化する珍しい品種です。

ソルベット

ソルベット

中央から盛り上がるように花びらが開き、ボリュームがある人気の品種です。

花の中心が淡いピンクから淡い黄色に変化し、1番外側の花びらは濃いピンク色のグラデーションに変わっていきます。

サラベル

サラベル

フリルのような形状の花びらが幾重にも重なり、大輪の花を咲かせ、フランスの女優「サラ ベルナール」が名前の由来になっています。

バラのような甘さと菊のような合わさった香りで、エレガントな品種です。

ホワイトキャップ

ホワイトキャップ

淡い黄色の花芯は細かいフリルのような花びらが集まり、白いドレスを着たような見た目から、花束に人気です。

イエロークラウン

ボタンとシャクヤクの組み合わせからできた品種です。

庭植えにも最適な品種で、毎年株が大きくなり、実る花の数も増えていきます。

白雪姫

白雪姫

他の品種にはないほどの超大輪を咲かせるのが、この白雪姫の特徴です。

純白でふわっと広がる花形は、清楚でエレガントな印象で、ウエディングブーケにおすすめです。

品種名咲き方花色花径
レッドローズ半八重咲き真紅約12cm
コーラルチャーム半八重咲きコーラルピンク13~15om
ソルベット三段咲きピンク13~18cm
サラベル八重咲き淡いピンク20~25cm
ホワイトキャップ翁咲きローズピンク15~18cm
イエロークラウン八重咲きイエロー8~16cm
白雪姫バラ咲き純白約20cm~

シャクヤクはどんな花が咲く?

シャクヤクはどんな花が咲く?

シャクヤクは花びらが大きく何枚も重なり、ふわっと広がる豪華な花を咲かせます。

花色はピンクや赤、紫、ベージュやコーラルのほか、咲き始めから色が変化する品種もあり、豊富なバリエーションがあります。

シャクヤクの葉っぱの形

シャクヤクの葉っぱの形

全体に丸みがあり、先端に向かって細くなる形です。

花が似ているためボタンと間違えられることがありますが、シャクヤクの葉は表面にツヤがあり短毛があるので、葉で見分けることができます。

シャクヤクの花言葉

シャクヤクの花言葉「恥じらい」「つつましさ」「謙遜」「威厳」です。

シャクヤクの育て方

シャクヤクは鉢植えと地植え、どちらでも育てることができ、耐寒性があるので寒冷地でも比較的育てやすいです。

育て方のポイントを詳しく解説します。

水やりの頻度

シャクヤクは乾燥が苦手なので、適切な水やりが大切です。

鉢植えの場合

鉢植えの場合、基本的に1日に1度たっぷりと水やりをし、水切れしないように注意します。

夏は朝と夕方の2回、水やりをします。

冬の水やりは、土が乾いたタイミングで、午前中に与えてください。

地植えの場合

水やりは降雨に任せて問題ありませんが、しばらく雨が降らず土が乾燥している場合はたっぷり水を与えてください。

肥料のあげ方

シャクヤクは肥料を好む植物なので、適切に与えると花付きがよくなります。

肥料を与えるタイミングは次の通りです。

時期種類
芽出し(2月)緩効性肥料
花後(6月)液体肥料、緩効性肥料
冬越し準備(10月)有機固形肥料、緩効性肥料

病害虫、害虫対策

シャクヤクは、開花時期の春に病害虫が発生しやすくなります。

主な病害虫と害虫への対策を紹介します。

アオムシ

  • 葉の裏に発生することが多い
  • 葉や開花したばかりの花を食害する
  • 葉に穴があき、衰弱する

見つけ次第取り除くか、殺虫剤を使用します。

うどんこ病

  • 葉の表面に白いカビが生える

風通しが悪いと発生しやすい病気です。

見つけたら傷んだ部分を切り取り、薬剤を使うことも有効です。

灰色カビ病

  • 葉全体に湿った褐色、灰褐色の病斑が生じる
  • 放置すると根茎まで腐敗する

発病するとカビに覆われ枯れるため、発病した部分を切り取ります。

予防薬剤をこまめに使用しましょう。

支柱立て|タイミング

シャクヤクは花の大きさに対して茎が細く、成長する過程で重さを支えられなくなるため、支柱立てで補助します。

開花前に茎を固定してあげるとよいでしょう。

  • 植え付け時に仮支柱を設置する
  • 茎が伸びたら80~90cmの支柱を立てる

シャクヤクの4つの剪定

シャクヤクの大輪の花を楽しむためには、不必要な葉や蕾を取り除き、栄養を分散させないことが大切です。

シャクヤクに必要な4つの剪定について解説します。

芽かき|タイミングとやり方

シャクヤクはより大きな花を咲かせるために、小さな芽を摘む芽かきを行います。

芽かきのタイミングは3月頃で、成長段階で不要な細かい茎や伸びた葉を切り落とし、茎や葉、花に栄養が行き渡るようにしましょう。

1ヶ月ほどおいた4月頃に、必要であれば追加で芽かきをしてください。

摘蕾(てきらい)|タイミングとやり方

大きな花を咲かせるためには1つの茎につき1輪の花が基本なので、摘蕾をします。

摘蕾とは余分な蕾を摘み取ることで、タイミングは芽かきが終わった4月頃を目安に行いましょう。

いちばん上の蕾を残して、そのほかの蕾を摘み取ってください。

花がら摘み|タイミングとやり方

シャクヤクは花が終わり次第、葉を残して花がら摘みをしてください。

花がら摘みをすることで株に栄養を残すことができ、風通しがよくなり病害虫の予防にもつながります。

刈り取り|タイミングとやり方

刈り取りの主な時期は、茎や葉が枯れたタイミングの10〜11月が良いでしょう。

やり方は地上部の枯れた茎をきれいに刈り取るだけです。

刈り取りをすることで、根に栄養分を集中させ来年の開花につないでいきます。

シャクヤクの栽培環境

シャクヤクの栽培には日当たりと水はけが重要で、乾燥しない環境が適しています。

耐寒性があるので寒冷地でも育てることができます。

置き場所と日当たり

シャクヤクは日当たりの良い場所が適しています。

日光不足だと花付きが悪く、茎が細く貧弱になってしまうので、ある程度日が当たる場所で管理するとよいでしょう。

ただし、強い日差しは土の温度が上がることで根が痛む場合があるため、長時間直射日光が当たる場所や西日に注意してください。

適切な温度|どれくらいの寒さまで耐えられる?

時期生育期冬越し
適温25℃以下0℃前後

シャクヤクは耐寒性が強いので屋外でも冬越しができます。

ただ、特に寒さが厳しい寒冷地では、防寒対策として株元にマルチングをするとよいでしょう。

用土

シャクヤクは水はけのよい土を好む植物です。

鉢植えの場合は、赤玉土を約4割を混ぜた土をベースに、腐葉土や砂を混ぜて排水性がよい土壌にします。

地植えの場合も排水性の高い土壌にするために、砂や軽石を入れ、堆肥や腐葉土を混ぜて水はけと保水性の高い土壌にしましょう。

梅雨越しの方法と注意点

梅雨の時期は雨に当たらないように鉢植えを移動します。

地植えの場合も直接雨が当たりすぎないように、屋根を設置するなど対処してください。

万一、雨風に遭ったった場合に倒れないよう、開花前に支柱立てをしてあげることとも大切です。

冬越しの方法と注意点

シャクヤクは耐寒性がある植物なので冬でも屋外でも冬越しができます。

ただ、寒冷地では防寒対策に腐葉土と藁を敷き、マルチングをして雪や霜を防ぎましょう。

シャクヤクの種まき

シャクヤクを種まきから育てることは可能ですが、発芽までの手間と時間がかかります。

シャクヤクを種から育てるのは大変?

シャクヤクを種から育てる場合、発芽して花が咲くまで数年かかるため、初心者の人にはあまりおすすめできません。

また、シャクヤクの種はほとんど流通していないため、自家採種する必要があります。

種まきにおすすめの時期は8月下旬〜10月中旬頃

シャクヤクの種まきは、花が終わり種が熟す8〜10月の時期が適しています。

シャクヤクの種は乾燥に弱く、翌年まで種を持ち越すと発芽率が下がるので、採種したらすぐにまく「とりまき」を行います

採種と種まきのやり方

  1. 実から採種し、選別する
  2. 湿らせたコットンに種を並べる
  3. 種を土に植える
  4. 土を湿った状態で管理する
  5. 発芽し、株が育ったら植え替えする

① 実から採種し、選別する

8~9月頃に実がなったら、中から種を取り出します。

取り出した種は水を入れた容器に入れ、しばらく置いて浮いてきた種は処分してください。

② 湿らせたコットンに種を並べる

水の容器の中で沈んだ種を取り出し、水気を切ります。

浅い皿に湿らせたコットンなどを敷き、種をならべて約1週間置きます。

③ 種を土に植える

鉢または地植えする場所に土を用意し、種を植え付けます。

種を深く埋めてしまうと発芽率が下がってしまうので、土を薄くかぶせる程度の浅まきにしましょう。

④ 土を湿った状態で管理する

土を湿った状態に保ちながら、風通しのよい日陰で管理してください。

⑤ 発芽し、株が育ったら植え替えする

種まきをした翌年の春頃が発芽の時期です。

発芽したら土が乾いたタイミングで水やりをするようにします。

その後、株が育ってきて植え替えが必要な場合は、ひとまわり大きな鉢に植え替えをしてください。

シャクヤクの植え付け

シャクヤクは、苗の植え付けが一般的です。

苗の選び方や植え付けの手順を紹介します。

苗の選び方

シャクヤクの苗は、芽がしっかり太くツヤがある健康的な苗を選びましょう。

葉の裏に虫がいないか、状態を確認することも大切です。

植え付けでおすすめの時期は9〜10月頃

シャクヤクの植え付けは、9〜10月が適しています。

シャクヤクは根が太く葉が大きくなるのが特徴なので、地植えの場合は数年植え替えをしなくても大丈夫な場所を選んで植え付けてください。

植え付けのやり方

  1. 植え付け用の鉢と土を用意する
  2. 根の土を落とし、苗を植え付ける
  3. 肥料と腐葉土をかぶせ、水やりをする

① 植え付け用の鉢と土を用意する

鉢植えには赤玉土約4割、腐葉土約2割を混ぜた土を用意します。

育つにつれ根が太く量が増えるため、深めで通気性のある鉢を選びましょう。

地植えには全体の約3割を腐葉土、約2割の砂を混ぜて肥沃で水はけのよい土にします。

② 根の土を落とし、苗を植え付ける

苗をポットから取り出し、根の土をしっかり落とします。

植え付ける場所に深さ約50cmの植穴を掘り、根の上の芽が約5cm土に埋まるように植え付けます。

③ 肥料と腐葉土をかぶせ、水やりをする

植え付け後は、緩効性肥料と腐葉土を被せてしっかりと水をあげてください。

植え替え時期とやり方

シャクヤクの植え替えは、2〜3年を目安に、9〜10月頃に行います。

根詰まりや土の劣化が解消をし、翌年の花付きが良くなります。

  1. 枯れた茎を切り、掘り上げる
  2. 排水性の高い土を用意する
  3. 芽の深さ約5cmに植える
  4. 肥料と腐葉土をかぶせ、水やりをする

① 枯れた茎を切り、掘り上げる

根の近くに生える芽から上の約3〜5cmを残したところで枯れた茎を切り、根が傷つかないよう注意して掘り上げます。

② 排水性の高い土を用意する

鉢植えには赤玉土約4割、腐葉土約2割を混ぜた土を用意します。

鉢植えの場合8号(24cm)以上の大きさを用意してください。

地植えには全体の約3割を腐葉土、約2割の砂を混ぜて肥沃で水はけのよい土にします。

③ 芽の深さ約5cmに植える

目安として、苗の芽が約5cm埋まる深さに植えます。

株が大きな場合は、約50cm前後の深さに植え替えましょう。

④ 肥料と腐葉土をかぶせ、水やりをする

植え付け後は、緩効性肥料と腐葉土を被せてしっかりと水をあげてください。

シャクヤクの開花時期

シャクヤクの開花時期

シャクヤクは、春の終わりから初夏の兆しが見え始める頃に大輪の花を咲かせます。

ジューンブライドのウエディングブーケにもおすすめです。

開花時期は5〜6月

シャクヤクの開花時期は、5~6月です。

桜が終わり、春から初夏に変わる頃に開花し、一気に大きな花を咲かせるのが特徴的です。

シャクヤクの花が咲かない原因は?

シャクヤクの花が咲かない場合、次のような原因が考えられます。

  • 栄養不足
  • 日当たり、風通しが悪い
  • 病害虫に侵されている
  • 植え替えしていないことによる根詰まり

栽培環境を見直し、病害虫や根の状態などを確認し、適切に対処することが大切です。

シャクヤクの増やし方

シャクヤクは、種まきのほかに株分けで増やすことができます。

株分けにおすすめの時期は9〜10月

株分けは種まきや植え付けと同様に、9〜10月が適しています。 

数年に一度行う植え替えと同じタイミングで株分けをすると良いでしょう。

株分のやり方

  1. 枯れた古い茎を切り、掘り上げる
  2. 株を切り分ける
  3. 排水性の高い土を用意する
  4. 約5cmの深さに植える

① 枯れた古い茎を切り、掘り上げる

枯れた茎を約3〜5cmほど残して切り、丁寧に掘り上げます。

根についた土は落としておきます。

② 株を切り分ける

切り分けた株に芽が4〜5個残るように、清潔なハサミで切り分けましょう。

切り口に雑菌が入らないように、殺菌剤を塗布します。

株の根が伸びすぎているものは、他の根と揃える程度に切り揃えてください。

③ 排水性の高い土を用意する

鉢植えには赤玉土約4割、腐葉土約2割を混ぜた土を用意します。

鉢植えの場合8号(24cm)以上の大きさを用意してください。

地植えには全体の約3割を腐葉土、約2割の砂を混ぜて肥沃で水はけのよい土にします。

④ 約5cmの深さに植える

芽が地上から約5cmの深さに埋まるように植え付けます。

株が大きな場合、根が大きいため約50cmの深さが必要です。

⑤ 肥料と腐葉土をかぶせ、水やりをする

植え付け後は、緩効性肥料と腐葉土を被せてしっかりと水をあげてください。

挿し木はできる?

シャクヤクの茎は発芽する能力がないため、挿し木には向かない植物です。

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