プロポーズのやり方と全体の流れは?事前に何を準備すればいいの?
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プロポーズのやり方と全体の流れ
付き合っている相手へのプロポーズを考えたとき「せっかくのプロポーズだから思い出に残るものにしたい」と思う人も多いはずです。
しかし、人生で初めてのプロポーズだからこそ不安はつきものでしょう。
そこで今回はプロポーズを成功させるための事前準備と流れについて解説していきます。
プロポーズのやり方と全体の流れは次の通りです。
【STEP1】プロポーズをいつするのか時期を決める
「プロポーズしたいけど何から決めたらいいかわからない」という人はまずはプロポーズをする時期を決めましょう。
プロポーズの日は相手の誕生日、お互いの都合の良いタイミングなどカップルによってそれぞれです。
ホテルやレストランでプロポーズをする場合、縁起の良い日やイベントがある時期は予約が数ヶ月前から埋まっていることもあります。
「予約しようとしたら取れなかった」なんてことがないように、まずはいつプロポーズをするか決めましょう。
悩んでいる人に向けてプロポーズに人気の日をあげてみました。
そして欠かせないのが、プロポーズ用の花束
近所のお花屋さんで急に用意はできません。
プロポーズの前日に花束が自分の手元に届くようにしっかり手配しておきましょう
\一生の思い出を/
なんでもない日常の日
意外にも女性から人気なのは「なんでもない日常の日」のプロポーズです。
その理由は「なんでもない日にプロポーズをされた方がサプライズ感があって思い出に残る」や「2人の新しい記念日ができる」というものでした。
「サプライズはしたいけど、張り切りすぎるのは柄じゃない」という人はなんでもない日常の日にプロポーズしてはいかがでしょうか。
クリスマス
クリスマスは街中がライトアップされ非日常感が味わえます。
「プロポーズするのは決めているけど、イマイチ自信がない」という人でも街の雰囲気が背中を押してくれるでしょう。
また、ホテルを予約しても「クリスマスだから」と言えば相手にプロポーズだと悟られにくいです。
24日と25日で悩んだ場合は、24日のクリスマスイブにプロポーズをしましょう。
クリスマスイブの方がクリスマスムードが最高に高まり、25日に余韻を味わうことができます。
2人の記念日
2人が初めてデートした日、付き合い始めた日など思い入れのある日があるなら、その日にプロポーズをするのもおすすめです。
2人にとっての記念日にプロポーズすることで、その日はさらに大切な日になります。
また、他のカップルとは違う日だからこそ特別感も味わえます。
縁起の良い日
「プロポーズの日に特にこだわりはない」という場合は、大安や一粒万倍日などの縁起の良い日にプロポーズしてはどうでしょうか。
大安は六曜の中で一日を通して運の悪い時間帯がない日とされ、結婚式の日を決める際に好まれます。
また、一粒万倍日はその字から「小さな籾が万倍に実り返ってくる」縁起の良い日とされています。
大安と一粒万倍日などの吉日が重なっている日もあるので、2人の予定と照らし合わせて決めても良いでしょう。
語呂合わせも
「覚えにくい日だと忘れてしまいそう」という人には語呂が良い日がおすすめです。
代表的なのは11月22日の良い夫婦の日ですが、7月22日の仲良し夫婦の日や10月8日の永遠(とわ)の日などもあります。
「毎年のことだから忘れようがない」と思っていても、忙しいと忘れてしまうかもしれません。
相手を寂しい気持ちにさせないためにも、覚えやすい語呂の日は魅力的です。
【STEP2】プロポーズの場所・シチュエーションを決める
「プロポーズをする場所の選択肢が多くて決めるのが難しい」と思っている人もいるかもしれません。
悩んだ場合は「どこなら相手が一番喜ぶか」を考えて決めるようにしましょう。
シチュエーションは相手の身になって考える
一番大切なポイントは相手の性格や好みを考慮して選ぶことです。
相手は控えめな性格なのか、大勢の人ににぎやかに祝福されたい性格なのか付き合う時間が長くなってくると好みも分かってくるでしょう。
お互いの友人たちのプロポーズや結婚が話題にでることがあるかもしれません。
プロポーズや結婚の話題が出たときにはすかさず、相手の好みについてチェックするようにしましょう。
プロポーズにサプライズは必要?
相手の性格にもよりますが、必ずしもサプライズプロポーズが喜ばれるとは限りません。
男性は女性が喜んでくれることを想像しサプライズプロポーズをしても、女性側からすると驚きすぎてうまく反応ができないこともあるからです。
女性の反応が薄いと、時間をかけて準備した男性はモヤモヤしてしまうかもしれません。
お互いのためにもサプライズプロポーズが良いかどうかは事前に確認した方が良いでしょう。
サプライズのアイデア
相手がサプライズプロポーズに憧れを持っているなら、手を尽くして相手にピッタリのサプライズプロポーズを準備してみてはいかがでしょうか。
もし相手が非日常を味わえる場所を好む場合は高級レストランや旅先など、いつもとは違うシチュエーションがいいかもしれません。
しかし、いつもと違うことがわかると「サプライズプロポーズかも?」と気づかれてしまう可能性があります。
事前に「誕生日だから」「◯年記念だから」などと相手から聞かれたときに答える理由を考えておくと安心です。
一方、相手が恥ずかしがり屋で派手なプロポーズが好みでない場合は、自宅や個室などプライベートな空間でサプライズを狙いましょう。
たとえプロポーズの場所が2人だけの空間でも、バルーンや花で飾り付け非日常感を演出することで相手はドキっとするはずです。
何より自分のことを思って準備してくれたプロポーズに喜んでくれるでしょう。
関連記事:プロポーズサプライズで感動させるアイデア20選!注意点についても解説
おすすめのシチュエーションランキング
「プロポーズのシチュエーションで悩んでいる」「いくつかに絞れたけどまだ決められない」という人に向けておすすめのプロポーズのシチュエーションランキングを用意しました。
1位 思い出の場所
「初めて2人で出かけた場所」「2人のお気に入りのお店」など2人の思い出の場所でプロポーズされたいと思う女性は多いものです。
これまでのことを思い返しながら、将来のことを話すことでさらに2人の絆が深まるでしょう。
2位 どちらかの家
「プロポーズしたいけど張り切りすぎている感じはみせたくない」という人は、どちらかの家でのプロポーズはいかがでしょうか。
いつも過ごすどちらかの家を飾り付けてのプロポーズは逆に相手の目に新鮮に映るでしょう。
相手が恥ずかしがり屋で、人前でのプロポーズを避けたい場合はおすすめです。
3位 夜景やイルミネーションが綺麗な場所
夜景やイルミネーションが綺麗な場所はプロポーズの定番スポットで、このシチュエーションに憧れを持っている女性も多くいます。
キラキラ輝くイルミネーションや綺麗な夜景は非日常感を演出し、雰囲気を盛り上げてくれるでしょう。
きっと相手の記憶にも残るプロポーズ記念日になるはずです。
4位 高級レストラン
4位は高級レストランでのプロポーズです。
高級レストランの中にはプロポーズプランを用意しているレストランもあり、スタッフもプロポーズのサポートに慣れていて安心感があります。
レストランでプロポーズを考えているが不安という人は高級レストランのプロポーズプランを利用するのも選択肢の一つです。
5位 非日常の旅先
相手が旅行好きなら、旅先でのプロポーズを計画してみてはいかがでしょうか。
慌ただしい日常からはなれ、ゆっくりした雰囲気の中でのプロポーズは2人にとって良い思い出になるはずです。
また、旅先ならホテルの部屋でくつろいでいるときや2人で散策している最中などシチュエーションも相手に合わせて選べます。
あまりプランを詰め込みすぎると疲れてプロポーズに集中できない可能性があるので、余裕をもったプランを組み立てるようにしましょう。
【STEP3】プロポーズで渡すもの(指輪や花束)を用意する
場所やシチュエーションが決まったら、プレゼントの用意をしましょう。
プロポーズの際のプレゼントと言えば定番は「指輪」や「花束」になりますが、いざ準備するとなると疑問に思うこともあるかと思います。
指輪はなしでも大丈夫?
「プロポーズの前に指輪を用意しなくては」と思う人も多いかもしれませんが、カップルによって指輪を買うタイミングは違うようです。
指輪購入のタイミング | メリット |
プロポーズの前 | プロポーズ時、背中を押してくれるアイテムになる |
プロポーズの後 | 女性の好みにピッタリの指輪を2人で選べる |
顔合わせ前 | 顔合わせのときに渡すとセレモニー感があり盛り上がる |
「プロポーズのときに指輪を渡されるシチュエーションに憧れる」「じっくり自分好みの指輪を選びたい」などタイミングは相手によって変わります。
相手がどんなタイプなのかを事前に確認するようにしましょう。
関連記事:プロポーズリングの代わりになるプレゼントは何がおすすめ?女性の本音は?
プロポーズリングでもOK
「プロポーズのときに指輪を渡したいけども、相手の好みのデザインやサイズがわからない」という場合はプロポーズリングを渡すのもおすすめです。
プロポーズリングであれば、プロポーズ時に箱パカのシチュエーションを演出でき、後から2人で婚約指輪を選ぶことができます。
注意点は婚約指輪を購入することが条件でプロポーズリングを販売しているブランドもあるため、プロポーズリングを購入する際は事前に相手の好きなブランドのリサーチをしておきましょう。
プロポーズの花束は赤い薔薇(バラ)が定番
プロポーズのときに相手に渡す花束の定番はやはり赤いバラです。
バラには「あなたを愛しています」「愛情」「情熱」「美」という様々な花言葉が込められているのでプロポーズにピッタリの花と言えるでしょう。
プロポーズのバラ束の本数は108本が人気で、意味は「結婚してください」となります。
意味によって本数を変えることでさらにメッセージ性のあるプレゼントになることは間違いありません。
関連記事:プロポーズに贈るバラの花束は何本がおすすめ?色で意味が変わるって本当?
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花束を予約する際に気を付けたいこと
花束を予約する際にはプロポーズの場所やシチュエーションを考えて注文するようにしましょう。
たとえば、暑い季節にプロポーズをする場合、花の種類によっては鮮度が落ちてしまうこともあります。
また、レストランやホテルでプロポーズする場合、お店で買ってから持っていくと花束の大きさや移動時間によっては持ち運びが大変なこともあるでしょう。
暑い時期には耐暑性のある花を選んだり、プロポーズ場所が遠方のときは配送してもらったりすることで美しい花束を保てます。
花に詳しくない場合は注文する際に店員さんにプロポーズする旨伝えると安心です。
バラ以外の花束の選び方は?
「相手の好きな花がバラではない」「バラは相手のイメージに合わない」という人は、バラ以外の花で花束をつくるのも良いでしょう。
女性の中にはいかにもプロポーズというイメージの花を好まない人もいます。
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【STEP4】プロポーズの言葉やセリフを考えて練習する
プロポーズの日時、場所、プレゼントが決まったらセリフの練習をしましょう。
いつも緊張しない人でも、いざ当日になると緊張してしまう可能性もあります。
人生で一度きりと思うとプレッシャーがかかってくるでしょう。
予期せぬことが起こったときでも練習をしておけば、気持ちが落ち着きプロポーズもカッコよく決まります。
関連記事:サンプル多数|プロポーズの気持ちが伝わる言葉と例文
シンプルな言葉のサンプル
シンプルな言葉は気持ちがストレートに伝わるのが魅力です。
たとえばこんな言葉はいかがでしょうか。
- 愛してます。結婚してください。
- これからもずっと一緒にいよう。
- 僕と家族になってください。
- 一生かけて幸せにします。結婚してください。
- 僕の奥さんになってくれませんか?
真剣なまなざしで伝える言葉はたとえ短くても相手の心に響くはずです。
さり気ない言葉のサンプル
「相手が恥ずかしがり屋」「自然体で伝えた方がよさそう」という場合はふだんの生活の中でさらっと伝えてみてはいかがでしょうか。
さりげなく伝えるには会話の中で言うのがポイントです。
たとえば
- おじいちゃんとおばあちゃんになっても一緒にいたいな。
- 一緒に暮らさない?
- これからもずっと一緒にいようね。
- (ウェディングドレスを見たときに)きっと○○(名前)に似合うと思う。着たところを見てみたいな。
- (綺麗な景色を見ながら)10年後も20年後もまた同じ景色を一緒に見に来よう。
もし言葉を伝えてから相手が「あれ?」という表情をしたらもう一度伝えましょう。
リラックスしているときにふいに伝えられるプロポーズの言葉に相手はドキドキするはずです。
ロマンチックな言葉のサンプル
ロマンチックなプロポーズの言葉に憧れる女性も多いでしょう。
普段伝えられない気持ちを改めて言葉にすると、「自分のために一生懸命考えてくれたんだ」と相手は嬉しくなるはずです。
ロマンチックなプロポーズの言葉を伝えるならこんな言葉はどうでしょうか。
- (テーマパークのお城の前で)ずっと僕だけのお姫様でいてください。
- 君のことを世界で一番幸せにします。結婚してください。
- 世界一大切な君と、これからも一緒に生きていきたい。
- 君なしの人生は考えられない。結婚しよう。
- 僕は君と出会うために生まれたんだと思う。好きです。結婚してください。
気恥ずかしいかもしれませんが、2人にとって最高の思い出の日になるように挑戦してみてはいかがでしょうか。
ただし、相手の好みをしっかり把握し言葉を選ぶことが大切です。
【STEP5】プロポーズ当日は花束と共に決めセリフで一生の思い出を
花束には正式な持ち方や渡し方があるのをご存じですか。
プロポーズ直前は細かいことが気になるものです。
花束を渡す場面になり、緊張でどう渡して良いか分からなくなる可能性もあります。
カッコよくプロポーズを決めるためにも事前に細かいところまでチェックしておくようにしましょう。
花束の持ち方
「正式な花束の持ち方があるなんて知らなかった!」という人も多いのではないでしょうか。
花束を渡す機会は多くはありませんが、フォーマルな場では正式な花束の持ち方の方が見栄えがします。
正しい花の持ち方は花を左、茎を右にし茎側を少し下げ花を少し上に向けます。
茎側には保水剤などが巻かれていて、花を下にすると水分が漏れてしまうことがあるので気をつけましょう。
正式な花束の渡し方
花束の正式な渡し方は上記のように花束を正式に持っているところから、右に花、左に茎となるよう持ち替えます。
そして茎の部分は相手が持ちやすいように束ねている部分の少し上を持ち渡します。
このとき茎の部分は花よりも下にくるように持ちましょう。
正式な花束の渡し方は式典などのフォーマルな場で花束を渡す際に使われます。
略式の花束の渡し方
略式の花束の渡し方は始めから右手に花、左手に茎を持ちます。
そして渡す際、左手は相手が持ちやすいように茎を束ねている部分より少し上で持ち相手に渡します。
このときも茎が花よりも下になるように気をつけましょう。
略式の花束の渡し方はカジュアルな集まりやプライベートな会で花束を渡すときに使われます。
プロポーズではひざまずいた方が良い?
プロポーズのときに男性がひざまずくポーズは中世ヨーロッパの騎士が主にひざまずき忠誠を誓ったところが始まりとされています。
それからプロポーズの際には男性が女性にひざまずき求婚するようになりました。
しかし、日本では浸透しておらず女性の中には「恥ずかしい」と思っている人もいます。
相手の性格によっては引かれてしまう可能性もあるため、ひざまずいてのプロポーズは相手の好みを調べてから行うようにしましょう。
ひざまずく時のやり方
ひざまずいてプロポーズする場合、やはり姿勢は重要です。
下記のポイントに注意すると、より洗練された印象になります。
- 背筋を真っすぐに保つ
- 膝が直角なのを意識する
- 優しい表情で相手を見つめる
- 恥ずかしがらない
ひざまずくポーズはやり慣れていないとふらついてしまうこともあるので、事前に何度か練習をするのがおすすめです。
スマートにポーズを決めて相手の心をつかみましょう。