ハウスウェディングとは?費用とメリットは?
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ハウスウェディングのメリット
近年、一軒家やレストランなどを貸し切って挙式や披露宴を行う「ハウスウェディング」が注目され、人気が高まっています。
建物全体を使用してゲストをもてなすため「ゲストハウスウェディング」とも呼ばれており、アットホームな雰囲気や自由度の高さなど豊富なメリットがある魅力的な結婚式のひとつです。
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プロポーズの前日に花束が自分の手元に届くようにしっかり手配しておきましょう
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① プライベート感を出せる
同日に複数の挙式や披露宴が行われる結婚式場とは異なり、主役は完全に自分たちだけとなる「プライベート感」が出せることが最大の魅力です。
もちろんほかの新郎新婦や参列者と出会うことはなく、建物内で過ごすのは招待したゲストのみと、まるでホームパーティーを行っているかのような環境でのびのびと結婚式を楽しむことができます。
② 演出の自由度が高い
別荘タイプの一軒家やお気に入りのレストランなど好きな場所を完全に貸し切って行うため、工夫次第でさまざまな演出を楽しむことができる点も魅力です。
ウェルカムグッズを飾る場所や更衣室など、結婚式場を利用した場合にはスペースが限られてしまうような空間もハウスウェディングであれば制限はありません。
部屋数や広さがある場所を選べば、好きなアイテムを自由に飾りながら、必要なスペースはどんどん用意することができます。
ゲストと一緒に楽しむ演出も行いやすく、専門の会場を利用する場合よりも距離感の近い挙式や披露宴を満喫することができるでしょう。
③ 庭やプールなど解放感が抜群
ハウスウェディングで貸し切る会場には、庭やプールなどがついている場合があります。
そのため、天気が良い日であれば敷地を最大限に利用し、抜群の解放感のなかで式が挙げられるのが特徴です。
また、ハウスウェディングのように会場を貸し切る結婚式である「ホテルウェディング」も、同じように庭やプールつきを楽しむことができるプランが多く存在します。
しかし、ホテルウェディングの場合は建物そのものを貸し切ることはできない可能性があるため、必ず事前によく確認してください。
ハウスウェディングとホテルウェディングのどちらを選べばいいか悩む場合には、あわせて宿泊施設の有無や周辺環境なども確認すると判断しやすくなるのでおすすめです。
④ 時間に追われず楽しめる
半日から一日ほど同じ場所を貸し切って結婚式を行うため、利用時間内であれば細かなスケジュールを気にする必要はなく、マイペースに挙式や披露宴を進めることができます。
専用の式場では一日に数組の結婚式が行われることから、一組が式場を利用できる時間に限りがあったり細かなスケジュールを組んだりしなければいけません。
ハウスウェディングは、タイムテーブルを気にしながら過ごすことにストレスを感じる方や、ゲストとのひとときをのんびりと過ごしたいと考える夫婦に非常におすすめです。
⑤ ゲストと距離が近い
利用できる空間や演出の自由度が高いからこそ、ゲストとの距離が近い点もメリットと言えるでしょう。
一緒に食事やゲームを楽しんだり思い出話に花を咲かせたりと、時間を気にせず楽しい時間が過ごせます。
余裕のあるタイムスケジュールを組めば、好きなだけ会話や写真撮影を満喫することができるので、親族や友人との時間を重視したい夫婦にぴったりです。
ハウスウェディングのデメリット
豊富なメリットが魅力的なハウスウェディングですが、借りる場所や希望する日程によってはいくつかデメリットも生まれてしまいます。
ハウスウェディングを検討する際には、互いの家族や友人の意見も取り入れながらゲストもしっかりと満足できるようなプランを考えることが大切です。
① 交通アクセスが不便になりがち
とくに別荘タイプの一戸建てを選んでハウスウェディングを行う場合には、会場が街の中心部から外れた場所になる可能性が高く、交通アクセスが不便になりやすい傾向にあります。
遠方から参加するゲストであれば宿泊に加えて移動の費用も掛かってしまうことになるので、新郎新婦の手配や負担も増えることを忘れないようにしましょう。
また、結婚式のあとに新郎新婦やゲストが宿泊を考えている際には、より一層周辺環境やホテルの有無などをよく確認して会場を選んでください。
② 予約が取りにくい
ハウスウェディングは建物を貸し切って一組のみで結婚式を行える点が魅力であるからこそ、同日に予約できる組数が限られてしまいます。
とくに丸一日貸し切りたい場合は希望する日程が空いていない可能性があるので、ハウスウェディングを実施することが決まったらなるべく早めに予約をすることが重要です。
③ 天気が気になる
会場にある庭やプールを利用したウェディングを考えている場合、当日の天候によってプランが変わってしまうことがあります。
また、チャペルと披露宴を行う場所が離れている造りの会場であれば移動が発生するため、雨天時への考慮が必要です。
専用の式場であれば移動の距離が短かったり、チャペルと披露宴会場が同じ建物のなかにあったりするため、式場と比較すると天気の影響を受けやすい点は多くの人に当てはまるデメリットと言えるでしょう。
④ カジュアルすぎると感じる年代も…
アットホームな雰囲気で楽しめるハウスウェディングは、ゲストの年代によってはカジュアルすぎると感じるかもしれません。
しかし、式場での挙式や披露宴のように、こまかなスケジュールや演出を取り入れることでほどよくフォーマルな式になるので、工夫次第でカジュアルになりすぎないようにすることは可能です。
親族や職場の人などの年代を考慮し、不安な場合には意見を取り入れながらベストな結婚式の形を見つけてください。
⑤ 値段が高い
一日に予約できる組数が限られていることや貸し切りで行うという点から、ホテルや専門の式場で実施する結婚式と比較するとハウスウェディングは多めに費用が掛かる傾向にあります。
ホテルや式場では300万円ほど掛かるプランの場合、ハウスウェディングでは400万近くになる可能性が高く、結婚式の費用を抑えたいと考える夫婦には向いていません。
しかし、プライベート感や非日常感を味わえるのはハウスウェディングならではの魅力なので、メリットとデメリットを比較しながら自分たちに合う金額のプランを探してみるといいでしょう。
ハウスウェディング会場の選び方
ハウスウェディングに使用する会場の候補が複数ある場合は、どこを選べばいいのか悩んでしまうでしょう。
予算や式のイメージなどさまざまな方向から新郎新婦がとくに「重視したいポイント」を決めて、一番納得できる会場を選ぶことが大切です。
予算 | 専用の式場やレストランでの式よりも費用が大きくなりやすいため、あらかじめ予算を決めておくと会場選びの幅が狭くなります。 ちなみに、ハウスウェディングで招待人数が50人~60人ほどの規模の式を行う場合、全国平均では320万円ほどの費用が必要です。 先に予算を確定しておけば、あれもこれもとプランを追加してしまう事態を避け、予算内に収まるように借りる会場や演出を決めることができます。 |
招待する人数 | ハウスウェディングで使用する会場選びには、当日招待するゲストの人数は非常に重要となります。 たとえば親族や限られた友人のみでささやかな式を挙げる際に、広い会場を選んでしまってはスペースを持て余してしまうでしょう。 会場を決定する前に2人で話し合い、ある程度招待する人数を把握してから適切な会場を探すことをおすすめします。 |
参列者の年代 | 招待する人数とあわせて、ゲストの年代もある程度把握しておくのがおすすめです。 ゲストの平均年齢が高い場合、極度にカジュアルな雰囲気の会場はよく思われない可能性もあるでしょう。 また、移動に掛かる負担を考慮して会場は利便性のいい場所を選ぶようにすると年代問わず足を運びやすくなります。 |
どんな式にしたいかを具体的にイメージ | 会場選びには、式のイメージを明確にしておくことも重要なポイントです。 ガーデンビュッフェ形式にしたりゲストと一緒に空に向かって風船を飛ばしたりといった演出の希望がある際には、庭やプールがついた会場を選ぶ必要があります。 室内メインで進行する場合は、理想とする装飾ができる環境であるか、広さや動線に問題はないかなどを頭に入れて具体的にイメージすることで、ぴったりな会場が見つかるでしょう。 |
フェアに参加 | 専用の結婚式場と同じように、ハウスウェディングとして貸し出される会場でもお得なフェアが開催されていることがあります。 雑誌やインターネットから得られる情報だけでは会場選びが難しいと感じる方は、積極的にフェアに参加して実際に目で見てみることがおすすめです。 複数のフェアを体感し、比較しながら自分たちに合う会場を見つけてください。 |
おすすめのハウスウェディング会場
ハウスウェディングに使用される会場のなかで、実際によく選ばれている場所を3つの主要都市に分けていくつか紹介します。
会場選びに悩んだ際には、まずは人気がある場所からチェックして参考にすることで、自分たちが求める条件や理想の雰囲気が見えてくるはずです。
東京
IWAI OMOTESANDO(イワイ オモテサンドウ) | 渋谷区/表参道駅 | クチコミ総合ランキング 東京都1位獲得中 試食やプレ体験などフェアが豊富 豪華特典プレゼント実施中 |
クラシカ表参道/別邸KEYAKI | 渋谷区/表参道駅 | 2名~48名まで収容可能な個室レストラン ワークショップやアンケートが充実 結婚式後の特典やプランが魅力的 |
アニヴェルセル立川 | 立川市/立川駅 | 緑豊かな貸し切りガーデンウェディング ペットと過ごせるプランあり 季節限定の選べるフェアが多数開催 |
名古屋
アルカンシエル luxe mariage 名古屋 (アルカンシエルグループ) | 名古屋市/名古屋駅 | お得なフェアやプレゼント企画が充実 名古屋駅から徒歩5分と抜群の利便性 選べる4つの会場はすべて全天候型テラスと階段付き |
アニヴェルセル白壁 | 名古屋市/尼ケ坂駅 | テーマに合わせて選べる3つの貸し切り邸宅 10万組に選ばれた自慢の料理とデザート SNS連動のキャンペーンやプレゼントあり |
覚王山ル・アンジェ教会 | 名古屋市/覚王山駅 | 雰囲気抜群の教会で行う本格的な挙式 料理は厳選された旬の京野菜を使用 クラシカルで気品漂うドレスを幅広く展開 |
大阪
アイネス ヴィラノッツェ大阪 (クラウディアホールディングスグループ) | 大阪市/扇町駅 | 公式サイトからの予約&来館がお得 梅田駅から徒歩10分のプライベートガーデン付き邸宅 パーティー会場とガーデン一体型の一組貸し切りタイプ |
アルカンシエル luxe mariage 大阪 (アルカンシエルグループ) | 大阪市/新大阪駅 | 大聖堂と貸し切りガーデンで行う結婚式 フェアは公式サイトからお得に簡単申し込み 新大阪駅から徒歩3分の立地でアクセス抜群 |
アニヴェルセル 大阪 | 大阪市/なんば駅 | 最大級の大聖堂や豊富な体験ができるフェアが人気 公式サイトにてフェアに関する基礎知識を紹介 全天候型のアトリウムにより毎日がベストシーズン |
ハウスウェディングで気を付けること
プライベート感が大きく、ゲストと近い距離で気兼ねなく楽しむことができるハウスウェディングですが、専用の式場やレストランで行う結婚式のように注意するべき点もあります。
ハウスウェディングの会場は街の中心部のみならず郊外にも多く展開されているため、天候や利便性を考慮して場所を決めたり手配をしたりすることが大切です。
季節を考えた演出を
演出を考える際には、季節や天候への考慮も忘れてはいけません。
たとえばガーデンウェディングを希望している際には、ガーデンでの演出のみならず当日が雨天だった場合のために室内での演出プランも用意しておく必要があります。
また、室内外問わず気温に合わせた設備や小物を整えて、ゲストに不便がないように配慮するとより素敵なウェディングとなるでしょう。
郊外の場合はシャトルバスの手配を
ハウスウェディングの会場が離れた場所にある場合、車や公共交通機関では行きにくい可能性があります。
そのため、ゲストがスムーズに到着できるように、会場に向かう専用のシャトルバスを手配するのがおすすめです。
当日までにすべてのゲストにシャトルバスの利用有無を確認し、適切な大きさや台数を用意しておくとスムーズです。
少人数の場合
招待するゲストの人数が少ない場合、大きな会場を予約すると閑散とした雰囲気になってしまいます。
適切な広さの会場をおさえるためにも、参加人数は事前にしっかりと把握するようにしましょう。
また少人数でのハウスウェディングは、ほかの予約とバッティングした際に大人数の申し込みを優先されてしまう可能性もあることを頭に入れておいてください。
とくに人気のある会場は競争率が高いので、注意が必要です。
少人数用のコンパクトなハウスウェディング会場も多く展開されているので、心配な方は一度チェックしてみることをおすすめします。