花を飾るおすすめ場所はどこ?置く場所がない場合はどうする?
お祝いや記念にもらった花束はどのように飾ったらよいのでしょうか。
花束は切り花を美しく組み合わせたものですので、切り花と同じように、花瓶などに生けて楽しみます。
長くその姿を楽しめるよう、飾るのにおすすめの場所や飾り方をご紹介しましょう。
目次
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花束は花瓶に生け直して楽しむ
花束をもらったら、できるだけ早くラッピングを取り、茎を水の中でカットする水切りを行って花瓶に生けましょう。
そのままの状態で花瓶に挿しても、うまく水を吸い上げられなかったり、ラッピングで蒸れてしまったりするので長持ちしません。
花束には、ある程度の時間水がなくても大丈夫なよう保水材がつけられていますので、すぐに枯れることはありません。
しかし、早めにきちんとお水に生け直すことで花の寿命を延ばすことができます。
花束の状態では数日しか持ちませんので、ぜひ花瓶で楽しんでください。
そのまま飾れると記載のある花束でも、生け直せばさらに長く楽しめます。
花瓶の大きさの目安
花束は色やバランスなどを考えて美しく作られていますので、そのまま楽しみたいという人もいるでしょう。
花束をもらったときと近い状態で飾りたいなら、花束のサイズにあった花瓶を用意してください。
目安としては、花瓶の高さは花の高さの40~60%程度がちょうどよいといわれています。
また、デザインはくびれのあるものを選べば、花束の雰囲気をそのまま生かして飾ることができます。
ただし、花瓶にぎゅうぎゅうに花を入れると、そこから傷んでしまうため口径のサイズには注意してください。
ぴったりの花瓶がないときには
豪華な花束をもらったときなど、適当なサイズの花瓶がないということもあるでしょう。
その場合には、複数の花瓶に分けて色々な場所に飾ってみてはいかがでしょうか。
花瓶に対して花が長すぎる場合には、そのまま飾ると花の重さの影響で折れる原因となりますので、茎をカットして長さを整えましょう。
逆に花瓶の方が高さがあり花びらが水に浸かってしまったり、花が安定しなかったりする場合には、包装されていたセロファンなどを花瓶に沈めると、うまく生けることができますのでお試しください。
口の部分にセロテープをクロスさせて貼るという方法も効果があります。
花瓶自体がない場合には、花瓶にこだわらず、ワインの瓶やマグカップなどを活用してもおしゃれです。
また、花瓶が見つかるまで一時的に飾っておきたい場合には、ペットボトルや牛乳パックなどで代用できます。
ただし、花瓶と違って軽い素材なので花の重みでひっくり返らないように注意しましょう。
また、これらは加工がしやすいので、布やラッピング資材を貼るなどの手を加えて使うというのもひとつの方法です。
もらったときの包装やリボンを利用してみると、素敵なアレンジになります。
花を飾るおすすめの場所
美しい花束を飾るなら、やはり目につくところに飾りましょう。
いつも美しさを楽しめるだけでなく、お手入れのタイミングも見逃しません。
花束を飾るときには、先に飾る場所を決めると、そこに合う花や飾り方がイメージしやすくなります。
飾る前には、周囲を片付けておき、空間に花が生きるようにしましょう。
花束を飾るのにおすすめの場所と飾り方の例をご紹介します。
リビング
家族が集まるリビングに花を飾れば、みんなで花を楽しむことができます。
リビングのテーブルに飾る際は、目線を遮らないように高さを低めにしましょう。
ダイニングテーブルの場合も同様ですが、食事をする場所ですので、花粉のある花や香りの強い花、花弁が散りやすい花の場合は避けましょう。
大きな花束をそのまま生かしたいなら、サイドボードなどの安定した場所に、大きめの花瓶に入れて飾るのがおすすめです。
飾るスペースが少なく、花瓶を倒してしまいそうという場合には、壁面に吊り下げができる花器もありますので活用してみてください。
玄関
玄関に花を飾れば運気がアップするといわれていますし、来客を気持ちよく迎えることができます。
また、風通しもあり直射日光が当たることもないため、花を飾るにはぴったりの環境といえるでしょう。
小物と一緒にディスプレイしてもおしゃれです。
玄関で飾りやすいのはシューズボックスの上ですが、スペースがない場合もあるでしょう。
そのときは、フラワースタンドを用意してその上に花瓶を置くのがおすすめです。
キッチン
キッチンに飾れば、家事で忙しいときにもちょっとした癒しを与えてくれます。
ただし、火を使う場所なので、置き場所によっては湯気があたるなどして花にダメージを与えてしまう可能性もあります。
温度変化の少ない、カウンターの上に飾るのがおすすめです。
サニタリースペース
トイレや洗面所に花があると、明るさと清潔感を演出でき毎日気持ちよく使うことができます。
ただし、広いスペースを確保するのが難しい場所でもありますので、大きなアレンジではなく、一輪挿しなどでさりげなく飾ってみてはいかがでしょうか。
窓際
カーテンやブラインドで直射日光を避けられる環境であれば、窓際に飾るのもおしゃれです。
ほどよい明るさが、花の美しさを引き立ててくれます。
窓際に飾る場合、水温が上がってしまうことを想定してこまめに水を交換するのをおすすめします。
要注意!花束を飾るのに向いていない場所は?
生花はデリケートなので、飾る場合には、次のような場所を避けましょう。
- 高温多湿な環境
- 直射日光が当たる場所
- エアコンの風が直接当たる場所
- ものと触れる可能性がある場所
いずれも、花が傷みやすくなってしまいます。
高温多湿な環境
高温多湿の環境は、花瓶の水が傷んでバクテリアが発生しやすく、花の寿命を早めてしまいますのでおすすめできません。
また、温度が高いことで、想定より花が早く咲いてしまい、花を楽しめる期間が短くなってしまうというデメリットもあります。
人が快適に過ごせるような環境に飾りましょう。
直射日光が当たる場所
直射日光が当たる場所も同様に水の温度が上がりやすくなる上、葉や花が乾燥して傷みやすくなります。
切り花は鉢物のように強い光は必要としませんので、日陰に飾るようにしましょう。
エアコンの風が直接当たる場所
エアコンや扇風機などの風が直接当たると、花の乾燥が進みます。
風通しの良さは必要ですが、風の直撃は避けましょう。
ものと触れる可能性がある場所
なびくカーテンのそばなど、花とものとが触れてしまう可能性がある場所もおすすめできません。
接触する度に花を傷つけてしまうため、花を楽しめる時間が短くなってしまいます。
花束をおしゃれに飾るコツ
花束を飾るときには、花器にもこだわってみましょう。
花瓶の形はもちろん、色がついているか、透明なガラスであるかによってもイメージは大きく変わります。
インテリアの雰囲気にあったものを選ぶことで、さらに美しくおしゃれに見せることができます。
また、花を飾るときにはその花が最も美しく見える角度を意識することも大切です。
例えば、上から見たときにきれいな花は、棚の上よりもテーブルなど見下ろせる場所に飾るとよいでしょう。
まとめ
花束を飾るときには、よく目につき、常に美しさを楽しめる場所を選びましょう。
また、長く楽しむために、風通しがよく直射日光が当たらないなど、花にやさしい環境を選ぶことも大切です。
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