キンセンカの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
キンセンカの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
キンセンカの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 寂しさ
- 献身
- 別れの悲しみ
- 失望
目次
INDEX
キンセンカの花言葉は「献身」「別れの悲しみ」「失望」「寂しさ」
オレンジや黄色が印象的なキンセンカの花言葉は「献身」「別れの悲しみ」「失望」「寂しさ」です。
この少し切ない花言葉は、恋にまつわるギリシャ神話が由来となっています。
キンセンカの花言葉は色によって違うの?
キンセンカの花言葉は、黄色とオレンジ色で花言葉が違います。
キンセンカの怖い花言葉
オレンジ色のキンセンカは「別れの悲しみ」「失望」「寂しさ」といった花言葉を持っています。
オレンジ色で見栄えもするキンセンカですが、プレゼントとして贈る時には、他の花と合わせて贈るなど少し工夫した方がよいでしょう。
また、キリスト教徒が多いアメリカやヨーロッパでは、キンセンカは色に関係なく「絶望」や「悲嘆」といった花言葉を持っています。
キンセンカの花言葉の由来
「献身」「別れの悲しみ」「失望」「寂しさ」という花言葉は、ギリシャ神話の太陽神アポロン・水の精クリティ・レウコトエの恋にまつわる話が由来とされています。
水の精クリュティエーは、太陽神アポロンに片思いをしていました。
しかし、レウコトエとアポロンは既に恋仲で、クリュティエーはそれがうらやましくて仕方がありません。
徐々に嫉妬心を募らせたクリュティエーは、ついにレウコトエの父親に、アポロンとの関係を密告します。
レウコトエは怒った父親に、生き埋めにされ、殺されてしまいました。
ただ、レウコトエがいなくなっても、クリュティエーの恋心は一切アポロンには届きません。
クリュティエーは、嫉妬した己の浅ましさを心から恥じ、アポロンを見るため空を見続けました。
そして9日後、空を見続けたクリュティエーはキンセンカへと姿を変えたとされています。
キンセンカの花言葉に似ている花は?
「献身」という花言葉に似ている花
- 「献身的な愛」ヘリオトープ
- 「お役に立ちたい」イヌタデ
「別れの悲しみ」という花言葉に似ている花
- 「見捨てられた」アネモネ
- 「深い悲しみ」「無限の悲しみ」アリウム
キンセンカの花言葉と真逆の意味の花
アガパンサスは「恋の訪れ」「愛の訪れ」という花言葉を持っています。
ナデシコは「純愛」という花言葉があります。
【英語版】キンセンカの花言葉
欧米でオレンジや黄色は、裏切りや臆病さを表す不吉な色とされています。
オレンジ色 | 「悲嘆」「悲哀」「忍ぶ愛」 |
黄色 | 「絶望」「悲しみ」「失望」「別れる悲しみ」 |
キンセンカは誕生花の花なの?
キンセンカの名前の由来
キンセンカは和名の呼び方です。英名では「ポートマリーゴールド」と呼ばれています。
英名の由来
ポートマリーゴールド(Pot marigold)の呼び名は、初期のキリスト教徒によって名付けられました。
マリーゴールドは、聖母マリアを語源とし、聖母マリアを祝うすべての祭りの時期に開花する黄金色の花という意味があります。
また、ポートというのは「食用」という意味です。
ヨーロッパでは、キンセンカの花をサラダに散らしたり、スープに浮かべたりして、食用としても楽しまれています。
和名の由来
キンセンカは、中国名の「金盞花」を日本語にならって読んだものが定着しそのまま呼ばれ続けています。
中国の「盞」(セン)という漢字には盃という意味があり、キンセンカが真上を向いて咲く姿からこの漢字が当てられました。
また、江戸時代に中国を経て花卉用・薬用として入ってきたので、「唐金盞花」(トウキセンカ)とも呼ばれています。
正式な学名
キンセンカの学名は「Calendula officinalis」(カレンデュラ オフィキナリス)です。
「Calendula」は、ラテン語で「月の初めの日」を意味する「カレンダエ(kalendae)」に由来しています。キンセンカの花期が長く、どの月でも咲いていることから、この学名がつけられました。
一方で「officinalis」は「薬用の、薬効のある」という意味があります。
キンセンカは、古代エジプトの時代から損傷した皮膚や粘膜の炎症対策、虫刺されの薬などとして用いられてきました。
キンセンカってどんな花?
原産地 | 南ヨーロッパ、地中海沿岸 |
科・属 | キク科・キンセンカ属 |
タイプ | 一年草 |
花のサイズ | 2cm~12cm |
香り | 花に香りはなし |
草丈 | 園芸用:10~40cm切り花用:60~70cm |
開花時期 | 春ごろ |
旬 | 12月~5月 |
花もち日数 | 5日~10日ほど |
出回り時期 | 冬~春ごろ |
キンセンカの園芸種は大きく分けて2種類があります。
小輪で横に広がるホンキンセンカと、中輪で立性のキンセンカです。
ホンキンセンカは小さな黄色い花を咲かせ、株は地面を這うように横に広がっていきます。
キンセンカは八重咲きや千重咲きのマリーゴールドによく似た花を咲かせます。
こちらの品種は、美容や健康によいハーブとしての活用も可能です。
とても丈夫な品種なので、関東以南なら冬越しもできます。
ガーデニング初心者の方でも、おすすめの品種です。
水はけがよく、日当たりの良い場所に植えてあげましょう。
キンセンカの風水
黄色やオレンジ色であるキンセンカは、風水で『陽』の要素を持つ花と言われています。
出会いを求めるなら、東南方位にオレンジ色のキンセンカを飾るのがおすすめです。
東南方位は、人間関係の改善や良い人脈との巡り合わせを呼ぶ方角になります。
恋活や婚活を成功させたい人、新生活で新しい環境に飛び込む人は、ぜひオレンジ色のキンセンカのパワーを借りてみましょう。
黄色のキンセンカを西か南西の方角に飾ると金運を呼び込む効果があります。
金運がたくさん舞い込んでくるよう、お気に入りの花瓶にたっぷり黄色のキンセンカを飾りましょう。
さらに白い花と一緒に飾ってあげると、金運がしっかり浄化されて新しい所からお金が舞い込んできます。
キンセンカの飾り方
キンセンカは、購入時にあまり花が咲き過ぎてなく、つぼみがついているものを買うと長めに楽しめるのでおすすめです。
花が大きめ咲く品種は、1輪挿しで、小さく咲く品種は束にしてたっぷり飾ると、お部屋が華やかになるでしょう。
オレンジと黄色の両方を買って一緒に飾るのも素敵です。
また、花を少し楽しんだ後は、ドライフラワーとして飾るのをおすすめします。
上手く乾燥させれば、きれいなキンセンカのオレンジ色や黄色が鮮やかに残ります。
ドライフラワーにして飾れば、切り花の時よりも数か月以上、長く楽しめるでしょう。
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