玄関にクリスマススワッグを飾る方法
クリスマスツリーやリースと並んで、最近おしゃれなアイテムとして注目されているのがクリスマススワッグです。
スワッグとは、お花や植物を束ねてつくる飾りのことで、主に玄関に飾ることで見栄えを良くしたりクリスマスの雰囲気作りにぴったりです。
本記事では、玄関に飾るクリスマススワッグの選び方、おすすめのスワッグ、飾り方のポイントなどを解説します。
HanaPrimeでは、クリスマスにふさわしいスワッグを取り揃えていますので、ぜひ確認してみてください。
目次
INDEX
クリスマススワッグを飾る理由
壁飾りという意味のドイツ語が語源であるスワッグ(swag)は、植物をおしゃれに束ねた飾りのことです。
特にクリスマスの時期に、スギやヒノキを束ねて作るボリュームたっぷりなクリスマススワッグは、空間を賑やかに彩ります。
クリスマスリースに比べると、よりナチュラルな印象で、飾るだけでおしゃれな雰囲気を感じられるのもスワッグならではの魅力です。
もともとはヨーロッパで、魔よけのためにハーブを束ねて家の玄関に飾っていたのがスワッグの起源。ヨーロッパでは日が短くなる冬至の頃、幽霊やおばけが出ると信じられていて、魔よけのためにスワッグを飾る風習が生まれました。
またクリスマススワッグに使われることの多い針葉樹の葉は、冬でも緑を絶やさないエバーグリーンとして、ヨーロッパでは永遠の命=幸福の象徴とされています。
リース同様、もともと魔よけのために飾られていたスワッグは、今では幸福を呼び込むアイテムとしてヨーロッパで広く親しまれています。
玄関は風通しが良く、生花を吊るしてもカビが発生する心配がないのでスワッグを飾るには最適な場所です。棚のない玄関でも、フックを付けるだけで飾ることができるので、どんなおうちでも簡単に取り入れることができますよ。
玄関にクリスマススワッグを飾る方法
玄関にクリスマススワッグを飾るには、後付けタイプのフックが便利です。
フックはスワッグ以外にも、季節のリースやお正月飾りを引っ掛けて飾ることもできるので、取り入れておくと便利なアイテムです。
① 玄関の外にクリスマススワッグを飾る
玄関の外のドアに飾るなら、マグネットフックや粘着フックを活用しましょう。
スワッグを束ねてある紐の部分にフックを引っ掛けて吊るすだけなのでとても簡単です。
ただし賃貸だと、家を傷つけずに飾れるかが心配ですよね。
ドアにマグネットや粘着の跡が付かないか不安、という人はマスキングテープを使った方法がおすすめです。
ドア側にマスキングテープを貼ってからマグネットフックや粘着フックを取り付けることで傷を防いでくれます。マスキングテープであれば、剝がすときにも粘着剤が残らないので安心です。
またフックには耐荷重があり、耐えられる重さが決まっています。
落下を防ぐためには、スワッグのサイズや重さに合ったフックを選ぶことが大切です。
水分が抜けてドライフラワーになったスワッグは比較的軽いので、小ぶりなサイズであれば100円ショップなどでも販売されている、耐荷重500g~1kg程度の貼り付けタイプのフックでも耐えられます。
大きなものや、屋外で風があるような場所に飾る場合には、より強力なマグネットタイプのフックが便利です。
重さのある大きなスワッグを飾りたいときには、ドアの上部に引っ掛けるタイプのドアハンガーを使ったり、ドアの内側にフックを取り付け、ワイヤーやテグスをドアの上から外に渡して吊り下げる方法もあります。
ドア上部の隙間によって、設置できない場合もあるので玄関のドアの形状を確認してから選びましょう。
② 玄関の内側にクリスマススワッグを飾る
玄関の室内側でもスワッグを楽しむことができます。
ドアに飾るときと同じように壁にかけたり、インテリアと絡めたディスプレイを楽しみましょう。
お部屋の中であれば、雨や直射日光などが当たらない分、外に飾るよりも長く楽しむことができますよ。
賃貸で壁にフックを取り付けるのが難しい場合は、コルクボードを活用して棚に立てかけるように飾ったり、カーテンレールの端に引っ掛けて飾る方法もあります。
クリスマスシーズンであれば、小物やクリスマス柄のタペストリー、ツリーと合わせて、この時期ならではのディスプレイを楽しみましょう。
玄関にピッタリなクリスマススワッグの選び方
クリスマスシーズンには、実物を取り入れた季節感のあるスワッグがおすすめです。
お家の外観やドア、お部屋の雰囲気に合わせたスワッグを選びましょう。
① 玄関にぴったりのサイズは30cm~50cm
まずは飾る場所を決めてから、スワッグのサイズを選びます。
玄関の外に飾るなら、30cm〜50cmのボリューム感のあるサイズのスワッグがおすすめです。
シンプルな玄関のドアをキャンバスにして、おしゃれなインテリアに仕上げることができます。
お家の外観やドアの素材に合わせて、好みの雰囲気のスワッグを選びましょう。
② クリスマスカラーの赤、緑、金色を取り入れる
クリスマスシーズンに飾るなら、赤、緑、金色のクリスマスカラーを取り入れたスワッグはいかがでしょうか。
クリスマスカラーの赤はイエスキリストの流した血、緑は永遠の命、金色は希望や豊かさの象徴です。
スワッグの土台として使うスギやヒノキの緑色をベースに、赤色の実物を取り入れ、金色は加工された松ぼっくりやリボンを加えてもおしゃれです。
賑やかなクリスマスカラーのスワッグを玄関に飾れば、ドアを開けるたび、わくわくした気持ちに心が躍り、クリスマスを迎えるのが更に楽しみになるでしょう。
③ 松ぼっくりやリボンなどでクリスマスらしさを演出
松ぼっくりやコットンフラワーなど、実物をたっぷりと取り入れたスワッグは季節感が感じられます。この時期であれば、ノイバラの実やサンキライなど赤い実物を取り入れたスワッグも、クリスマスの雰囲気が感じられるのでおすすめです。
またクリスマスカラーのリボンがあしらわれたスワッグであれば、リボンを取り外すなど少しアレンジを加えることでクリスマスを過ぎてもそのまま飾れるのもメリットです。
④ 天然素材とアート素材でバランスを取る
ナチュラルな雰囲気が魅力的なスワッグですが、天然素材に少し手を加えることでよりおしゃれなインテリアになります。
たとえば、白やゴールドに装飾がほどこされた松ぼっくりや、クリスマスツリーの定番であるオーナメントを取り入れたスワッグであれば、より華やかでゴージャスなクリスマスを演出できますよ。
室内に飾る場合は壁に額縁を飾り、その上にディスプレイするようにスワッグを飾り付けると、まるでアートのようにスワッグを楽しむこともできます。
⑤ 素材を活かしたナチュラルスタイルも人気
自然をたっぷり感じられる素材をざっくりと束ねた、ナチュラルなスワッグも人気があります。
ナチュラルなスタイルのスワッグは、リボンで雰囲気をガラリと変えることができるので季節に合わせて少し手を加えれば、クリスマス以外の時期も楽しめるスワッグです。
おしゃれなクリスマススワッグ
HanaPrimeがお届けするおしゃれなクリスマススワッグを紹介します。
ひとつひとつ手作りでつくる世界に1つだけのスワッグは、生花からそのままドライフラワーになる姿を楽しむことができるのも魅力的です。
飾る場所を選ばない、クリスマスムードを盛り上げるスワッグ
クリスマス限定商品 スワッグ #1639 size:100
クリスマス限定スワッグ #1639 自然素材をふんだんに使ったクリスマス限定スワッグはプレゼントにもご自宅用のインテリアにもぴったりのアイテムです。おしゃれでかわいいスワッグをバリエーション豊富なデザインとサイズからお選びください。
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玄関のドアや室内の壁にも飾りやすい、30cmサイズのスワッグです。
クリスマスの雰囲気が感じられるユーカリやもみの枝をたっぷりと使用し、実物でアクセントを添えました。
飾る場所を選ばないので、大切な方への贈り物にも選びたいクリスマススワッグです。
自然をたっぷり感じられるボリュームたっぷりなスワッグ
クリスマス限定商品 スワッグ #1643 size:120
クリスマス限定スワッグ #1643 自然素材をふんだんに使ったクリスマス限定スワッグはプレゼントにもご自宅用のインテリアにもぴったりのアイテムです。おしゃれでかわいいスワッグをバリエーション豊富なデザインとサイズからお選びください。
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ナチュラルな雰囲気で、自然をたっぷりと感じられるボリューミーなスワッグです。
玄関のドアに飾れば、来客を賑やかにもてなしてくれること間違いなしの50cmサイズ。
ユーカリやシルバーブロニアを使い、スタイリッシュで大人な雰囲気に仕上げました。
コンパクトで飾りやすいサイズは、マンションにおすすめ
クリスマス限定商品 スワッグ #1634 size:80
クリスマス限定スワッグ #1634 自然素材をふんだんに使ったクリスマス限定スワッグはプレゼントにもご自宅用のインテリアにもぴったりのアイテムです。おしゃれでかわいいスワッグをバリエーション豊富なデザインとサイズからお選びください。
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20cmのコンパクトなスワッグは、マンションや室内のインテリアと合わせて飾るのにおすすめのサイズです。
冬の香りを感じられるユーカリやもみの枝に、ノイバラの赤がクリスマスの雰囲気を盛り上げてくれます。
フォトフレームと合わせてまるでアートのように飾ったり、サイズの違うスワッグをまとめてディスプレイするのも素敵ですよ。
クリスマススワッグに関するよくある質問
今年は、クリスマススワッグを取り入れて、いつもとは少し違ったおしゃれなクリスマスを楽しみましょう。
スワッグに関するよくある質問をまとめました。
クリスマススワッグはいつから飾る?
日本では12月に入ってから飾り始めるという人が多いですが、飾る日付に決まりはありません。
ヨーロッパではもう少し早く、11月の終わり頃から飾り始める家庭が増えます。
キリスト教圏の国では、クリスマスを迎えるまでの期間(12月25日の4回前の日曜日から、12月24日までのクリスマスイブまでの4週間)をアドベントと呼び、その期間に合わせてクリスマススワッグを飾るという家庭が多いです。
スワッグにおすすめのお花や植物は?
スワッグは水に浸けずに吊るして飾るので、ドライフラワーにしやすいお花や植物を選びます。
また玄関の外のドアに飾る場合は、直射日光や雨にさらされることを考慮して、元から水分が少なく変色しにくい素材を選びましょう。
クリスマススワッグにおすすめのお花や植物
- 葉物 もみの枝、ヒムロスギ、ユーカリ、ヒバ、ブルーバード
- 実物 松ぼっくり、コットンフラワー、木の枝、ユーカリの実、ポポラス
- 赤い実物 サンキライの実、ノイバラの実
一年中飾れるスワッグはある?
クリスマススワッグも、リボンやモチーフに少し手を加えるだけで1年中楽しむことができます。
緑の葉物に赤い実物の組み合わせは、モチーフを少し足すだけでお正月飾りとしても長く楽しめるはずです。
また素材を活かしたナチュラルな雰囲気のスワッグであれば、飾る時期を選びません。
クリスマススワッグのお手入れ方法は?
生花のままで楽しむ間は、葉物に霧吹きで水分を与えることで緑色を美しく保つことができます。
そのまま植物の水分が抜けてドライフラワーになってきたら、霧吹きはせず、風通しの良い状態で管理しましょう。