寝室におすすめの観葉植物

寝室に観葉植物を置く3つのメリット

一日のうち長い時間を過ごす寝室は、睡眠をとり身体を回復させる大切な場所です。

寝室を快適な場所にすることは、生活の豊かさに繋がるといえるでしょう。

観葉植物は、生活に取り入れることで様々な利点を得ることができるアイテムです。

以下で、観葉植物を寝室に置くと得られる3つのメリットを紹介します。

リラックス効果でくつろげる空間になる

寝室に観葉植物を置くメリットの一つは、リラックス効果を得られることです。

植物が放つ香りには、自律神経を安定させる物質が含まれていて、緊張を和らげリラックスさせる効果があります。

風水では、下向きに葉をつける観葉植物は「陰の気」をもち気持ちを静める効果があるとされるアイテムです。

風水では、モンステラなどの下向きに葉をつけ丸い葉を持つ植物は「陰の気」があるとされ、リラックス効果や気持ちを静める効果があるので、身体を休めたい寝室にぴったりです。

また、色彩の観点からみても、観葉植物の葉の緑色には心を落ち着かせる効果があり、ストレスを軽減するのに役立ちます。

心理的にもお気に入りの観葉植物を寝室に置くことで、毎日目につくたびに癒され、落ち着ける空間になるでしょう。

空気清浄効果や加湿効果で環境が整う

観葉植物は、空気中の化学物質を除去してくれる空気清浄効果を持ちます。

また、光合成によって酸素を出すほか、葉から水分を蒸散して、人間にとって快適な50～60%の湿度に保つ調整効果もあります。

身体を休める寝室には健康的に過ごせる空気環境が大切です。

観葉植物は、空気を綺麗にし快適な状態に調整してくれるので、寝室に置くことで最適な環境に整えることができます。

風水を意識すれば運気アップ

風水では、上向きで尖った葉をつける観葉植物は「陽の気」を持つとされ、邪気払いの効果があります。

逆に、下向きで丸い葉のものは「陰の気」を持つとされるのでリラックスに効果的です。

観葉植物を取り入れる際には、こういった風水効果を意識すると、運気アップが期待できます。

また、風水では方角によってつかさどる運気や意味が異なるので、寝室がどの方角に位置するか把握しましょう。

方角	運気
東	元気や活力に関係する方角。成長、発展や成功運、仕事運を司る。
東南	人間関係の運気を司る。特に恋愛や結婚などの出会い運に関係が深い。
南	「美」や「才能」を司る方角。名誉や人気運に関係する。邪悪なものや悪縁を絶つパワーを持つ。
南西	裏鬼門とも呼ばれ、鬼門に次いでパワーが強い方角。家庭や子宝に関する運を司る。
西	秋の方角で実りや収穫を象徴し金運、財運に直結する。現在の恋が実るといった恋愛運にも関係する。
北西	晩秋を象徴し、安定のパワーを持つ。地位や社会性を司り、特に、一家の主の出世運などに影響する。
北	健康運、子供の運。
北東	最もパワーが強い。邪気が入ってきやすく、鬼門と呼ばれる。

寝室におすすめの観葉植物9選

寝室におすすめの観葉植物を紹介します。

日光があまり入らない寝室でも育てられるように、すべて耐陰性のあるものをチョイスしました。

植物によって必要な日光量や当て方に違いがあるので、それぞれに合った適切な
管理が必要になります。

植物名	置き場所	乾燥への強さ	人気
サンスベリア	風通しが良く、日当たりの良い場所。	とても強い	★★★★★
モンステラ	半日陰。	強い	★★★★★
ドラセナ	柔らかい日光が当たる窓辺。	強い	★★★★☆
アジアンタム	半日陰。	弱い	★★★☆☆
オリヅルラン	日当たりの良い場所。	強い	★★★☆☆
フィカス ウンベラータ	明るい日陰。	弱い	★★★★☆
ガジュマル	日当たりの良い部屋や明るい日陰。	弱い	★★★★☆
アイビー	日当たりの良い場所。	強い	★★★☆☆
アレカヤシ	明るい日陰。	普通	★★★☆☆

① 空気清浄効果が高い「サンスベリア」

観葉植物 サンスベリア ローレンチ

サンスベリアは、空気清浄効果を持ち、枯れにくく、育てやすい植物として人気です。そのため初心者でも簡単に育てることが可能です。オフィスやインテリアをおしゃれに飾るアイテムとしてもとても人気があります。

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サンスベリアはマイナスイオン効果と空気清浄効果が高いエコプラントです。

フチが明るい黄色で、ウェーブ模様が入った幅広で肉厚な葉が特徴。

耐陰性が高いため日陰でも元気に育ちます。

生命力があり、水切れや乾燥にも強いです。

水やりを毎日しなくてもよいので、こまめにお世話をする自信が無い初心者にもおすすめ。

風水は、魔除け、厄除け、仕事運アップが期待できます。

寝室に向いている植物ですが、日光が全く入らない寝室の場合は、時々日光に当てましょう。

② 大きな葉で加湿効果もある「モンステラ」

観葉植物 モンステラ

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モンステラは、切りこみが入った大きな丸い葉が特徴で、南国風の雰囲気を持つグリーンインテリアとして定番の観葉植物です。

金運アップの植物としても有名で、南側に置くと運気アップが期待できます。

耐陰性が高く室内の明かりだけでも育つため、日光が当たらない寝室に最適です。

また、大きな葉は加湿効果もあるほか、邪気払いやリラックス効果もあり、モンステラを置くことで落ち着ける空間を作ることができます。

生命力が強く育てやすいので初心者におすすめです。

③ ポジティブになれる幸福の木「ドラセナ」

観葉植物 幸福の木 ドラセナ マッサンゲアナ

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ドラセナは主にアフリカ原産で約50種類の品種があります。

室内の空気を綺麗にする効果が高いエコプランツとして人気です。

代表的な品種に「幸福の木」と呼ばれるドラセナ マッサンゲアナがあります。

ドラセナ マッサンゲアナは、薄いイエローの太いラインが葉の中央を通るように入り、一枚一枚の葉が美しいのが特徴です。

風水的にも良く、魔除けや厄除け、人間関係運のアップに効果が期待できます。

耐陰性はありますが、全く日光が当たらない場所は不向きです。

日光不足で枯れてしまわないように適度に日光に当てることが必要になります。

ただし、直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、日光に当てる際はレースカーテン越しの柔らかい光が当たる窓辺などに置きましょう。

ドラセナ サンデアリーナや、ドラセナ コンパクタは耐陰性が高く、暗い場所でも生育できます。

④ 繊細な葉に癒される「アジアンタム」

アジアンタムは、小さくて繊細なかわいらしい葉が魅力です。

一つ一つの小さな丸っこい葉が、レースのように繊細につきます。

優しく涼しげな見た目で、空間をナチュラルな雰囲気にすることができる観葉植物です。

一年を通して葉を付けるため、美しい姿を四季を問わず楽しめます。

耐陰性は高いですが直射日光は苦手なので、日光に当てる際には徐々に慣らしていくことが大切です。

また多湿を好むため、水やり頻度を増やしたり葉に霧吹きで水を与えたりして、湿潤な環境で育てるようにしましょう。

風水効果としては人間関係の運気をあげる効果があるとされ、アジアンタムを寝室に置くことで恋人やパートナーとの恋愛運アップが期待できます。

⑤ 日陰や乾燥に強く育てやすい「オリヅルラン」

オリヅルランは、細長い明るいグリーンの斑入りの葉が、ふんわりと放射状に広がる観葉植物です。

ボリュームがある柔らかい葉は、部屋を優しい雰囲気にしてくれます。

親株から伸びた茎につく子株は、名前のとおり折り鶴のような見た目でとても可愛らしいです。

また、オリヅルランは空気中のホルムアルデヒドを吸収する、空気洗浄の効果があります。

日陰や乾燥に強く快適な空間を作ってくれる、寝室にぴったりなエコプラントです。

⑥ 恋愛運アップに効果あり「フィカス ウンベラータ」

観葉植物 フィカス　ウンベラータ

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フィカス ウンベラータはハート形の大きな葉が特徴で、家のシンボルツリーとしても人気です。

曲線を描く樹形が美しく、置いてあるだけで部屋がおしゃれになるインテリアアイテムでもあります。

耐陰性は高いですが、日光を好むので冬場は日に当てることが大切です。

丸みを帯びた大きなハート型の葉は、人間関係の運気アップの効果があるとされています。

特に恋愛運や出会い運アップの効果が高いので、これらの運気をあげたい方におすすめです。

⑦ 強い生命力と癒し効果「ガジュマル」

観葉植物 ガジュマル

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精霊キジムナーが宿る「多幸の樹」とされ、高い生命力をもつガジュマル。

沖縄や屋久島など南西諸島に自生しているゴムの木の1種で、土の上にある盛り上がった気根が特徴です。

耐陰性が高いため、日当たりの悪い寝室でもある程度の日当たりがあれば一年中移動させずに育てることができます。

ガジュマルの生命力はとても強く、寿命が長いのがポイントで、初心者でも育てやすい観葉植物です。

風水では、丸みを帯びた葉を下向きに生やすガジュマルは陰の気を放ち、リラックス効果があるとされ健康運の向上が期待できます。

また、仕事運にもよく、西の方角に置くと金運アップ効果も見込める植物です。

⑧ リラックス効果がある「アイビー」

アイビーは斑入りの葉がおしゃれなつる性の植物です。

日光を好みますが、耐陰性もあるので寝室で育てることができます。

アイビーは、日当たりのいい場所から日陰まで幅広い環境に対応でき、丈夫で育てやすいので枯らしてしまうのが心配な初心者にもおすすめです。

丈夫に育てたい場合は窓際に置いて日光に当てましょう。

葉が下向きで「陰の気」を持つアイビーはリラックスの風水効果があります。

葉が下に垂れ下がる性質なので、ハンギングバスケットにしたり、他の花と組み合わせたりして様々な楽しみ方ができるのも魅力です。

⑨ 涼し気なくつろぎ空間に「アレカヤシ」

観葉植物 アレカヤシ

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アレカヤシは名前の通りヤシの仲間で、トロピカルな雰囲気を醸し出す細長い葉が特徴です。

商業施設やリゾート地などでもよく見られる人気の植物で、サラサラとした涼しげな葉がくつろげる空間を演出してくれます。

「元気」や「勝利」というポジティブな花言葉をもつのも魅力です。

アレカヤシは暑さに強く丈夫で、半日陰でも十分に育てることができます。

暑さには強いですが、寒さには弱く、また直射日光は苦手で葉焼けの原因となるため注意が必要です。

寝室にぴったりな観葉植物のレイアウト

寝室にぴったりなレイアウトや、それぞれの飾り方でおすすめの観葉植物を紹介します。

自分の部屋にあったレイアウトで観葉植物を楽しみましょう。

安定感のある床置き

観葉植物は安定感のある床置きが定番です。

テーブル置きに比べ安定感があり、転倒の恐れが少ないので安心して育てることができます。

床置きでは、部屋が広く見えるように、隅に寄せてレイアウトするのがポイントです。

また、鉢や鉢カバーを変えるだけでガラッと雰囲気を変えることができます。

寝室の床置きには、落ち着いた雰囲気で耐陰性もあるシュロチクや、どんな部屋にも合わせやすく日陰でも育つエバーフレッシュがおすすめです。

棚の上に小さな鉢を置く

ベッド横のサイドテーブルやチェスト、棚の上にディスプレイするのもおしゃれでおすすめです。

小さな鉢にすればかわいらしくレイアウトでき、スペースを取らないので他の小物を置くこともできます。

小さなサイズのガジュマルやパキラなどミニ観葉植物として流通しているものも多くあるので、コンパクトに飾りたい方はチェックしてみましょう。

省スペースなハンギングもおすすめ

観葉植物を置きたいけど、スペースを取りたくないという方にはハンギングバスケットを使って飾るのがおすすめです。

ハンギングバスケットを使用して、カーテンレールなどに吊り下げれば、床のスペースが無くても飾る事ができます。

下に垂れるように成長する植物や、つる性の植物と相性がよいため、姫モンステラやオリヅルランなどの耐陰性もあり乾燥にも強いものがおすすめです。

寝室で観葉植物を育てるときの注意点

観葉植物を元気に育てるには、快適な環境を作る事が大切です。

特に、寝室で観葉植物を育てる際には日当たりやクーラーによる乾燥、風通しなどに注意しましょう。

以下で注意点や対策を紹介します。

日照不足の対策をする

植物には光合成のため日光が必要です。

カーテンを閉めている時間が長い寝室は、日照不足に陥りやすい環境といえます。

耐陰性のある観葉植物でも、まったく日光に当たらないと株が弱ってしまい丈夫に育ちません。

昼間はカーテンを開けておくなど、日光に当てる時間を作るようにしましょう。

ただし、直射日光を嫌う植物もいるので、日の当たる窓辺に移動させる、レース越しの日の光を当てるなど、それぞれの観葉植物にあった適切な管理をすることが大事です。

エアコンの乾燥に気をつける

寝室ではエアコンによる乾燥に気をつけましょう。

寝室は特に夏場や冬場ではエアコンを使うことが多いため、空気が乾燥します。

観葉植物の中には乾燥に弱いものも少なくないので、乾燥させないように注意が必要です。

クーラーの風が直接当たる場所には置かず、必要に応じて葉に霧吹きで水を与える葉水を行うなどの管理を徹底しましょう。

換気をして風通しを良くする

窓を閉めたままにすることも多い寝室ですが、風通しが悪い部屋は観葉植物にはよくない環境です。

風通しが悪いと、湿気がたまり病気や害虫が発生する原因になります。

適度に窓を開けてこもった空気を出し換気をして、部屋に新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。

観葉植物を飾って寝室をよりくつろげる空間に

今回は、おすすめの観葉植物や寝室に置くことで得られる様々なメリットなどを紹介しました。

観葉植物はインテリアとして部屋をおしゃれに演出するだけでなく、空気の清浄や湿度調整、心を落ち着かせるといった実用的な効果があります。

HanaPrimeでは、寝室に飾るのにぴったりな観葉植物を多数取り揃えているのでぜひチェックしてみてください。

観葉植物の素晴らしい力を取り入れて寝室をよりくつろげる空間にしましょう。