自由の意味を持つ花と花言葉9選

自由の意味を持つ花言葉9選

アスチルベ	自由、恋の訪れ
ネコヤナギ	自由、気まま
カワラケツメイ	自由
ダイモンジソウ	自由、恋の訪れ
ヒエンソウ（飛燕草）	自由
プロテア	自由自在、甘い恋
ツキミソウ（月見草）	自由な心
ヒルザキツキミソウ	自由な心、固く結ばれた愛
フリージア	天真爛漫

① アスチルベの花言葉「自由」「恋の訪れ」

赤や白、ピンクの小さなかわいらしい花をたくさん咲かせる「アスチルベ」の花言葉は「自由」と「恋の訪れ」です。

「自由」の花言葉は、風にゆれる花の様子からつけられました。

また「恋の訪れ」は、無数のつぼみが次々と自由に花を咲かせていく様子が、まるで徐々に幸せな気持ちを実感していく恋の訪れを感じさせることが由来となっています。

アスチルベは、花束やブーケのほかにフラワーアレンジメントも人気です。

もこもことボリュームのあるお花は、存在感のあるフラワーギフトを贈りたい方にもよく選ばれています。

優しくて温かい雰囲気が感じられる花なので、老若男女問わずどんな方にもおすすめです。

② ネコヤナギの花言葉「自由」「気まま」

漢字で「猫柳」と書く花「ネコヤナギ」は、その名の通り猫を連想させる見た目が特徴です。

猫のしっぽのような、ふっくらとした花穂が春の訪れを知らせます。

ネコヤナギには、猫のしっぽのように気ままなイメージを表す「自由」や「気まま」といった花言葉がつけられています。

そのため、花好きな方のみならず猫好きな方にもぴったりなお花のひとつです。

暑さや寒さに強くて初心者でも育てやすい花なので、植物のお世話に慣れていない方への贈り物として選んでも問題ありません。

シルバーに近い白色の花穂が一番多く見られるカラーですが、ほかにもピンクやゴールド・黒など豊富なカラーがあります。

③ カワラケツメイの花言葉「自由」

「カワラケツメイ」はマメ科の植物で、夏頃になると黄色い小さな花を咲かせます。

「自由」という花言葉の由来ははっきりとわかっていませんが、河原や野原などさまざまな場所でたくましく育つカワラケツメイの様子からつけられたのでしょう。

花束やフラワーアレンジメントよりも健康茶として利用されることが多く、別名を「マメチャ」や「ネムチャ」などと呼ばれています。

花束として贈る際には、野山の草花を中心に作り上げるナチュラルなブーケに取り入れるのがおすすめです。

もちろんカワラケツメイを使ったお茶をプレゼントするのも人気なので、贈る相手の好みに合わせて選んでみてください。

④ ダイモンジソウの花言葉「自由」「恋の訪れ」

白色や淡いピンク色の花を咲かせる「ダイモンジソウ」の花言葉は、アスチルベと同じく「自由」と「恋の訪れ」。

それらは、お花の形が漢字の「大」の時に似ていることが由来とされ、円形の葉など特徴的な見た目が魅力です。

また、ほかにも「好意」や「情熱」といった熱い恋心を感じさせる花言葉が多くつけられています。

基本的には鉢植えで、水切れや根腐れに注意をしながらなるべく涼しい場所で管理をします。

⑤ ヒエンソウ（飛燕草）の花言葉「自由」

花の形がのびのびと羽を広げて飛ぶ鳥のように見えることから「飛燕草」や「千鳥草」という和名を持つ「ヒエンソウ」は、まさに「自由」という花言葉がぴったりな花です。

「自由」は、ヒエンソウが風になびいている姿が燕たちが自由に飛び回っている様子に見えることからつけられました。

爽やかな青や白色のほかに、かわいらしい赤やピンク・紫などカラー展開も豊富なので、ほかの花とも合わせやすいでしょう。

青や白の花をメインにすると、性別や年齢を問わず贈りやすいギフトに仕上がるので、花束やアレンジメントのデザインに悩んだ際には、ぜひ選んでみてください。

ヒエンソウだけを集めたボリュームのあるブーケや、ドライフラワーもおすすめです。

とくにドライフラワーは部屋のなかを彩るアイテムとして、多くの方に人気を集めています。

⑥ プロテアの花言葉「自由自在」「甘い恋」

ギリシャ神話に登場する海神「プロテウス」は、自分の姿を思うままに変えることができたと言われています。

プロテウスの名前が語源となり「プロテア」というお花の名がつけられ、さらにプロテウスの特徴から「自由自在」という花言葉がうまれました。

また、プロテアには「甘い恋」という花言葉もあり、ミツドリがまるで恋をしているかのように愛おしそうにプロテアの蜜を吸う様子が由来となっています。

花持ちがいいので切り花としてよく選ばれていますが、大きくて存在感のあるお花はドライフラワーとしても人気が高く、ボリュームのあるアレンジには欠かせません。

インパクトのあるインテリアを求めている方は、ぜひ一度プロテアを飾ってみてください。

⑦ ツキミソウ（月見草）の花言葉「自由な心」

夕方から夜にかけてお花を咲かせる「ツキミソウ」には「自由な心」を中心に、恋愛や美しさに関する花言葉がつけられています。

開花中の短い時間のなかで、自由に色を変えていくツキミソウの生態こそが「自由な心」という花言葉の由来となっています。

日が落ちてからひっそりと咲くお花の姿は非常に幻想的で、誰もが虜になること間違いありません。

白色の状態でお花を咲かせ、朝を迎える頃には徐々にピンク色になっていることもツキミソウの魅力のひとつです。

開花や色の移り変わりなど豊富な楽しみ方ができるので、お花のお世話が好きな方へのギフトとして選べばきっと喜ばれるでしょう。

⑧ ヒルザキツキミソウの花言葉「自由な心」「固く結ばれた愛」

ツキミソウと同様に「自由な心」という花言葉を持つ「ヒルザキツキミソウ」は、同じ「ツキミソウ」という名前を持ちつつも、その名の通り昼に咲くお花であることが特徴です。

ツキミソウのように夜間の時間に縛られることなく、自由にお花を咲かせる様子こそが「自由な心」という花言葉の由来となっているのでしょう。

また、ヒルザキツキミソウには「固く結ばれた愛」という花言葉もつけられています。

一夜だけで開花を終えるツキミソウに対して、日中でもしぼまずに2～3日の間お花を咲かせ続ける健気でまっすぐな姿が由来となりました。

そのため、恋人への贈り物や結婚式の際に使用するお花としても非常におすすめです。

ツキミソウとは反対に昼に開花する種類なので、挙式や披露宴が行われる時間帯に合わせて美しいお花を楽しむことができます。

⑨ フリージアの花言葉「天真爛漫」

芳香があるため切り花として人気が高い「フリージア」は、栽培の難易度も低いため初心者さんでも育てやすいお花です。

カラー展開も幅広く、とくに白や赤・ピンク・オレンジといった明るい色が多いため、花束やフラワーアレンジメントを一気に華やかにしてくれます。

見た目から感じられる印象が由来となり、明るくて元気いっぱいなフリージアにぴったりな「天真爛漫」という花言葉がつけられました。

球根から育てたり切り花やアレンジメントを飾ったりと、楽しみ方も豊富です。

いつでも元気いっぱいなあの人への贈り物として、フリージアを選んでみてはいかがでしょうか。