観葉植物を室内でおしゃれに飾るコツ
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観葉植物を室内でおしゃれに飾るコツ
観葉植物をおしゃれに飾るには、部屋の雰囲気と相性の良い植物を知り、置き場所に合ったサイズを選ぶことが大切です。
植物の種類は多いので、どれを選ぶか悩んでしまいますが、まずは育てたいと思える気に入った観葉植物を選んでみましょう。
一目惚れして選んだお気に入りの植物なら、日々のお世話も楽しくなるはずです。
樹形や葉っぱの色味の違いに注目する
観葉植物は、幹や葉の色、樹形によって、相性の良い部屋の雰囲気が異なります。
まずは置く部屋のテイストを見極め、家具やインテリアの雰囲気に合う植物を選びましょう。
部屋のテイスト | 相性の良い観葉植物 |
ナチュラル、北欧 (木目調の家具を基本とした自然の温もりを感じる部屋) | 葉は柔らかい緑色で、幹や樹形がスッキリと美しい植物(フィカス アルテシーマ、パキラ、エバーフレッシュなど) |
モダン (黒と白を基調にしたスタイリッシュな部屋) | 葉は濃い緑で大きく、存在感のある植物(フィカス ウンベラータ、ドラセナ、モンステラなど) |
ポップ (カラフルでアーティスティックな部屋) | カラーリーフの植物や樹形がユニークなど、個性的な植物(クロトン、サボテン、多肉植物など) |
カントリー (欧米の田舎暮らしを思わせるノスタルジックな雰囲気の部屋) | 葉のサイズが小ぶりな植物(ぺペロミア、アイビー、ポトスなど) |
和テイスト (畳や床の間などのある和室) | 葉が細長くて枝よりも葉が目立つ植物や、盆栽のような和の雰囲気のある植物(アレカヤシ、トックリラン、ガジュマルなど) |
アジアン (バリ島などのリゾートを思わせるオリエンタルな雰囲気の部屋) | 大きな葉を持つエスニックな雰囲気のある植物(モンステラ、オーガスタ、アンスリウムなど) |
部屋の余白を埋めるようにして飾る
観葉植物の置き場所は、部屋にある余白を埋めるイメージで配置するとバランスが取りやすいです。
また、観葉植物にはサイズがあります。
飾るスペースに合わせて適切なサイズの植物を選ぶことが大切です。
特に大きな植物を飾る場合は、部屋の角やテレビボードの横など、動線を邪魔しない場所を選ぶと良いでしょう。
飾る場所 | 植物のサイズ(1号=直径約3cm) |
棚やデスクの上 | 3~4号 |
1Rのインテリアとして一般的なサイズ | 6~8号 |
シンボルツリーとして床に置く、広いスペースがある場合 | 10号~ |
一部屋にたくさん置きすぎない
観葉植物をセンス良く飾るには、一部屋にたくさん置きすぎないこともポイントです。
広い部屋であっても、大きさの似た植物が複数あるとごちゃついた印象を与えてしまいます。
また、高さの同じような植物が並ぶと圧迫感が感じられ、部屋を狭く見せてしまう原因になるので避けましょう。
植物をおしゃれに配置するコツは、大きく2つあります。
- 家具や窓枠などと縦のラインを揃える→部屋をすっきりと見せてくれる
- 植物を複数飾る場合は、三角形を意識して配置→立体感が出て、部屋に奥行きが生まれる
鉢に入れておしゃれに飾る方法
リビングや寝室にシンボルツリーがあると、部屋が一気に洗練されて見えます。
また観葉植物をおしゃれに見せるためには、部屋の雰囲気に合わせた鉢選びも欠かせません。
部屋の家具と上手に組み合わせて、観葉植物をインテリアとして楽しみましょう。
存在感のあるシンボルツリーを選ぶ
部屋をぐっとおしゃれに見せたいなら、まず存在感のあるシンボルツリーを1つ選ぶのが近道です。
観葉植物は水やりなどのお世話をしながら住む人とともに育つので、日々成長する様子も楽しみになります。
植物ごとに特性が異なるので、置く場所の日当たりなども考慮して、できるだけ長く育てていける植物を選ぶと良いでしょう。
■初心者でも育てやすいシンボルツリー
フィカス ウンベラータ、モンステラ、エバーフレッシュ、サンスベリア、ガジュマルなど
スツールや花台で高低差をつける
小さな植物を飾るときには、スツールや花台を使って高低差を出すと部屋のアクセントになります。
観葉植物専用の花台以外に、部屋のデザインに合う椅子やステップ(踏み台)なども活用してみましょう。
特に複数の植物を飾るときにはごちゃついた印象を与えないために、置き方にバリエーションを加えることがおしゃれに見せるコツです。
鉢の素材やデザインにこだわる
同じ植物でも、植木鉢を変えると印象がガラリと変わります。
また植え替えをせずにデザインを変えたいときには、鉢カバーを取り入れるのがおすすめです。
■植木鉢と鉢カバーの違いは?
- 植木鉢 鉢底に穴のある鉢、直接植物を植え込んで使用する
- 鉢カバー 鉢底に穴のない鉢やかご、プラスチック鉢などをすっぽりと覆うカバーとして使用する
鉢や鉢カバーにはさまざまな素材やデザインがあるので、部屋のテイストや植物に合わせて選ぶと良いでしょう。
また、素材によって通気性が変わるので、植物の特性も考慮して選ぶと尚良いです。
素材を組み合わせるときには、色を揃えると統一感を出すことができます。
鉢カバーの素材 | 合う部屋のテイスト | 通気性 | 合う植物 |
テラコッタ、陶器(光沢なし) | ナチュラル、北欧、カントリー | 〇 | 葉の色が薄い植物(パキラ、ウンベラータ、フィカス類など) |
陶器(光沢あり) | モダン、アジアン | 〇 | 葉や幹の色が濃い植物(ガジュマル、クワズイモ、ユッカなど) |
木製 | ナチュラル、北欧、カントリー、和テイスト | 〇 | 葉の色が薄く、質感の柔らかい植物(アイビー、パキラ、ぺペロミアなど) |
かご(ラタン、麻など) | ナチュラル、北欧、和テイスト、アジアン | 〇 | どんな植物にも良く合う |
金属(スチール、ブリキ、アイアン) | カントリー | △ | 小ぶりな植物(シュガーバイン、サボテン、多肉植物など) |
セメント | モダン、和テイスト | 〇 | 葉や幹の色の濃い、存在感のある植物 柱サボテン、サンスベリア、アンスリウムなど |
プラスチック | ポップ | △ | カラーバリエーションが豊富なので、植物に合わせて色を選ぶ |
通気性の良い鉢は、どんな植物にも使用することができます。
通気性の悪い金属やプラスチックは、湿気を好む植物(シダ類、アンスリウムなど)におすすめです。
土を隠したいならポットテーブルが便利
観葉植物の土を隠したいときには、ポットテーブルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ポットテーブルとは、植木鉢の上に置く木製の板で、幹の根元のまわりを挟むようにして使います。
またペットや小さい子どもがいて、土をいじられたくないときにも活躍するアイテムです。
植木鉢にセットすると、テーブルの中心から観葉植物が生えているように見せることができ、カフェのような雰囲気を出せるのが魅力です。
土を隠してスタイリッシュに見せるだけではなく、板の上にオブジェを飾ってサイドテーブルのように活用することができます。
壁を使っておしゃれに飾る方法
観葉植物を飾りたくても、部屋のスペースが限られていたり、子どもやペットがいると床やテーブルに置くのは難しい場合もあります。
そんなときには壁を有効活用して飾る方法がおすすめです。
壁がキャンバスの役割を果たしてくれるので、観葉植物がまるでアートのように、おしゃれに見えます。
ウォールプランターに寄せ植えする
ウォールプランターは、壁に掛けられるようにフックや取っ手の付いた鉢のことです。
ヨーロッパでは、窓枠のウォールプランターに花が飾られてる光景が良く見られます。
ポット苗を複数組み合わせて、手軽に寄せ植えを楽しめるので、室内でも活躍するアイテムです。
寄せ植えする際は、好む日当たりや水やりの頻度が似た植物を選ぶと育てやすいです。
重さが出ないように軽い土を使い、アイビーやポトス、多肉植物などを自由に組み合わせて楽しみましょう。
グリーンフレームや流木を活用する
観葉植物と雑貨を組み合わせると、よりインテリアと馴染んでおしゃれな雰囲気が出せます。
植物と相性の良いフレームや流木を活用してみましょう。
フレームの中には、観葉植物を直接植え込んであるグリーンフレームや、自分で好きな植物を植え替えられるアイテムもあります。
手軽に取り入れられて、おしゃれ感を出せる素材では流木がおすすめです。
床置きの大きな植物の背面に流木を立てかけたり、ハンギンググリーンを吊るしたりしてみてはいかがでしょうか。
ツル性の観葉植物はハンギングがおすすめ
ツル性の観葉植物は、上から吊るすハンギングで飾る方法がおすすめです。
目線の高さにグリーンがくるので、空間に動きが出て、部屋をおしゃれに見せてくれます。
部屋の雰囲気や飾る植物に合ったアイテムを上手に組み合わせて飾りましょう。
ハンギングに使えるアイテム | 合う観葉植物 |
ロープや麻紐 | アイビー、グリーンネックレス、ポトス、ぺペロミアなど |
空き缶・空き瓶 | サボテン、多肉植物など |
ガラステラリウム | 多肉植物・ポトスやシンゴニウムなど根腐れしづらい丈夫な植物、タマシダなどのシダ類 |
ワイヤー、ヒンメリ | 苔玉のコウモリラン、エアプランツなど土を使わない植物 |
麻紐は、簡単に編むだけでハンギングプランターとして活躍します。
空き缶は、穴を開けて紐を通したり、空き瓶は口の部分に紐を巻き付けて吊るすとヴィンテージインテリアのような雰囲気が出て素敵です。
ガラステラリウムは、湿度が上がりやすいので、根腐れしづらい植物を選び、多肉植物を入れる場合は乾燥気味に育てることを心がけましょう。
ヒンメリは北欧の伝統的なモビールで、中にエアプランツなどを入れて吊るすことができます。
簡単DIYでさらに自分好みに飾る
「サイズは丁度良いのに色合いが…」「この場所にちょうどいいサイズの棚があったらな」
そんな悩みは、簡単DIYで解決しましょう。
既製品に塗装したり、すのこを活用すれば不器用な人でも簡単に自分好みのアイテムを作ることができます。
木製の花台やフレームを塗装してリメイク
木製の花台やフレームは、好みの色合いに塗装してリメイクすることで、部屋のテイストに馴染むインテリアになります。
塗装には、アクリル絵の具など耐水性のある塗料を使うか、最後に耐水加工を施して、水やりの際に色が流れないようにしておきましょう。
100均すのこで専用棚が簡単に作れる
100円ショップなどで販売されているすのこを使えば、どんなスペースにもしっくりくる棚をDIYすることができます。
本棚と同じように、植物にも専用の棚があると管理しやすく、部屋もすっきり見えるはずです。
すのこと木箱などを組み合わせることで、さまざまなサイズの植物を飾ることができます。
■すのこを使った専用棚のアイデア
- すのこを組み合わせて、観葉植物専用のシェルフに
- 立てかけたすのこに木箱を引っ掛けて、プランターラックに
- キャスターを付けて、上に大きなサイズの鉢を置けば移動がスムーズに
観葉植物のおしゃれな飾り方
飾るだけで部屋をおしゃれに見せてくれる観葉植物10選を紹介します。
置く場所や部屋の雰囲気に合わせて、好みの観葉植物を選んでみてください。
① 窓辺に置いて部屋を明るく「エバーフレッシュ」
観葉植物 エバーフレッシュ
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エバーフレッシュは、繊細な細い葉が涼しげで、優しい緑色が美しい植物です。
葉は昼に開き、夜には眠る性質を持っているので、育てているうちにどんどんと愛着が湧いてくる植物と言えるでしょう。
葉が軽やかなので、大きなサイズの鉢でも圧迫感がないのも魅力です。
優しい日の当たるところを好むので、カーテン越しの日が当たる場所に置くと、部屋を明るく彩ってくれます。
② モダンな鉢カバーが似合う「サンスベリア」
観葉植物 サンスベリア ローレンチ
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上に向かって伸びる肉厚の葉を持つサンスベリアは、スタイリッシュな部屋に似合う植物です。
葉が濃い緑色をしているので、モダンな鉢カバーと合わせると存在感のあるセンターグリーンになることでしょう。
アフリカ原産の丈夫な植物で、植物の中でも特に高い空気清浄効果があることが認められています。
先端の葉が剣のように伸びるタイプや、肉厚で棒のような葉を持つ多肉植物のようなタイプなど、品種によってそれぞれ個性的な形状をしています。
③ 出窓やサイドテーブルに丁度いい「ガジュマル」
観葉植物 ガジュマル
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ユニークな樹形をしたガジュマルは、「多幸の木」と呼ばれ、自生する沖縄ではキジムナーと呼ばれる精霊が住むと伝えられています。
自生するガジュマルは巨大ですが、観葉植物としては出窓やサイドテーブルに置くのに丁度良いサイズです。
濃緑をした小判型の葉は、触り心地も良く、直射日光にも負けないので、窓際でも育てやすい植物と言えるでしょう。
幸せを呼ぶ木として親しまれているので、贈り物にも最適な植物です。
④ パーテーションとしても活躍「シルクジャスミン」
観葉植物 シルクジャスミン
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光沢がある濃い緑色の葉が美しいシルクジャスミンは、甘い香りのする白い花も楽しめる植物です。
成長速度が早く、上に向かってスクスクと伸びるので、空間を分けるパーテーションとしても活躍します。
真夏以外の直射日光なら耐えられる丈夫な植物で、初心者でも育てやすいのも魅力的です。
大きく育つので、リビングの窓際や、寝室のコーナーなど、スペースのある場所に飾ることをおすすめします。
⑤ 部屋の雰囲気を決めるシンボルツリーに「フィカス ベンガレンシス」
観葉植物 フィカス ベンガレンシス 曲がり
フィカス・ベンガレンシスは丸みを帯びた葉と白い幹で独特の樹形をしている個性ある観葉植物です。 丈夫で育てやすくお洒落な見た目からインテリアグリーンや、 素敵な花言葉を持つことからお祝いの贈り物としてもとても人気があります。
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美しい白い幹を持ち、葉脈がはっきりと見えるフィカス ベンガレンシスは、部屋のシンボルツリーにおすすめしたい植物です。
ナチュラルな雰囲気の部屋と相性が良く、麻やラタンの鉢カバーと組み合わせて、インテリアグリーンとしてとても人気があります。
実はユニークな樹形はワイヤーで曲げて人工的に作られたもので、本来の幹は真っすぐです。
よりおしゃれに見せたいなら、幹に曲がりのある株を選んでみましょう。
また幹が柔らかいうちであれば、自分で好みの樹形に曲げることもできます。
⑥ 大きな葉っぱは流木との相性◎「コウモリラン」
鹿の角やコウモリのようなユニークな見た目がかっこいいコウモリランも、インテリアとして人気のある観葉植物です。
コウモリランは、自生地では大きな樹木に着生して育つので、木の板や苔玉にも着生させて育てることができます。
おしゃれに飾るなら、水苔を使って流木に着生させ、ハンギングで楽しむのがおすすめです。
湿気を好むシダ類の中では乾燥に強いので、ハンギングでも育てやすい植物と言えるでしょう。
⑦ 鉢から溢れさせてボリューミーに飾る「アジアンタム」
シダ植物の仲間で、柔らかい黄緑色の美しい葉が涼しげなアジアンタム。
繊細な薄い葉は保水力がないので、水切れを起こさないようにこまめな葉水をすると効果的です。
葉が良く茂る植物で、生育期には枝が垂れるようにどんどんと伸びていく様子を楽しむことができます。
ぜひ鉢から溢れるほどにいっぱいに茂らせて、流れるような枝の様子も楽しんでみてください。
⑧ モノトーンの部屋に合う濃い緑色「コーヒーの木」
艶のある深い緑色の葉が、モダンな雰囲気の部屋にぴったりなコーヒーの木。
上手に育てると香りのあるジャスミンに似た香りのある白い花を咲かせ、花が終わると赤い実を付けます。
カフェのようにキッチンやリビングに飾るのにふさわしい植物です。
小さな鉢のイメージがありますが、大きなものは150cmほどにもなるので、部屋のセンターグリーンとしても活躍してくれることでしょう。
⑨ 壁掛けやハンギングに最適な「ディスキディア」
ディスキディアは、ツル性の植物で、かわいい小さな葉をたくさん茂らせます。
葉の形は品種によって、三角形やハート型など、葉がぷっくりと多肉質なのも愛らしい植物です。
ツル性の植物の特性を生かして、ハンギングとして吊り下げて飾ってみてはいかがでしょうか。
多肉質な葉には水を貯えることができるので、吊り下げた場所からこまめに降ろさなくても良いのもハンギング向きです。
⑩ ワイヤーやヒンメリでおしゃれに「エアプランツ(チランジア)」
エアプランツ(チランジア)は、根や葉から、空気中の水分を吸収できるので、土を必要としない特性を持ちます。
そのため飾る場所の制限がなく、アイデア次第で自由な飾り方を楽しむことができるでしょう。
ワイヤーやヒンメリを活用してハンギングしたり、流木などに着生させて飾る方法がおすすめです。
成長していないように見えますが生きているので、霧吹きやソーキング(溜めた水に浸ける)などのお世話を忘れないようにしましょう。
観葉植物を室内で育てる場合の注意点
種類によって好む生育環境は異なるため、育てる観葉植物は、植物の特性も考慮して選ぶと良いでしょう。
置く場所の日当たりにも気を配って選ぶと、長く育てていくことができます。
また、吊り下げて飾る場合は水やりの方法なども考えておきましょう。
耐陰性を考慮して置き場所を決める
観葉植物を元気に育てるためには、その植物の特性に合った置き場所で育てることが大切です。
3つのポイントを確認して、置き場所を決めましょう。
- 日当たり(耐陰性が高い/低い)
- 風通し(湿気を好む/乾燥を好む)
- 温度(寒さに弱い/強い、暑さに弱い/強い)
耐陰性が低い(たくさんの日当たりが必要な)植物を室内で育てる場合は、数日に一度は屋外で日光に当てるなど工夫が必要です。
また耐陰性の高い植物も、日光に当てることで強い株に育ちます。
寒さに弱い植物は、気温の下がる時期に窓際に置くのは避けるなど、植物の特性を理解して置き場所を選びましょう。
水やりの仕方を考えて飾る
飾る際には植物の水やりの仕方も考えて、置き場所を選ぶと管理がしやすいです。
特にハンギングで吊り下げる場合は、水やりの際に取り外せる工夫をしておくと良いでしょう。
また、地震などで落下した場合を考えて、ベッドの上などに飾るのは避けた方が安心です。
■大きな鉢、重たい鉢
水やりのたびに鉢を移動させるのが難しいサイズの観葉植物を飾る際は、鉢の下に受け皿を敷いて鉢底から水が漏れるのを防ぎます。
鉢皿に水を残すと根腐れや虫の発生の原因になるため、吸水性のあるスポンジなどで吸い取りましょう。
また鉢の下に、キャスター付きの台を活用するのも便利です。
■ハンギングや壁掛け
ハンギングは水やり後に水が垂れてしまうのを防ぐため、一度外して水やりを行います。
ハンギングバスケットに鉢を入れて取り出せるように工夫したり、フックごと外せるようにしておくと管理がしやすいです。
乾燥を防ぐため、エアコンの風が直接当たらない場所を選ぶと良いでしょう。
壁掛けのフレームなどは直接水やりを行えるアイテムもあります。
受け皿が付いてるタイプは、水やり後にお皿に水を残したままにしないように注意しましょう。
賃貸の場合は壁掛けの方法に注意
賃貸住宅などで壁に穴があけられない場合は、以下の方法でハンギングを楽しみましょう。
- カーテンレールを活用する
- 突っ張り棒に引っ掛ける
- ハンガーラックを立てかけて飾る
窓際でも育てられる植物であれば、S字フックを使ってカーテンレールに引っ掛ける方法が簡単です。
レールの耐荷重を考慮して、あまり重くない鉢を選ぶと良いでしょう。
突っ張り棒は横だけでなく、コート掛けのように縦に活用すると複数の植物を吊り下げることができます。
できるだけ壁を傷つけずに飾るなら、立てかけたハンガーラックにフックを使って吊るす方法が安心です。
観葉植物を取り入れておしゃれで居心地の良い部屋に
部屋に観葉植物を飾ることで、リラックスしたおしゃれな空間を演出することができます。
植物には豊富な樹形や色があるので、部屋の雰囲気に合わせたインテリアとして、好みの種類を選ぶことができるのも魅力です。
HanaPrimeでは、室内で育てやすい観葉植物やおしゃれな鉢カバーを豊富に取り揃えています。
ぜひ公式サイトから、部屋にぴったりな観葉植物を選んで、植物との心地良い暮らしを楽しんでみてください。