ヘリコニアの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
ヘリコニアの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
ヘリコニアの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 注目
- 脚光
- 独特な個性
- 不寛容
- 風変わりな人
目次
INDEX
ヘリコニアの花言葉は「風変わりな人」「注目」「独特な個性」
ヘリコニアの花言葉は「風変わりな人」「注目」「独特な個性」です。
ヘリコニアの花の色は4種類あり、それぞれ花言葉の意味が異なります。
- 黄
- オレンジ
- 赤
- 緑
ヘリコニアの色づいた部分は本来の花ではなく、花を包む苞(ほう)といわれる部分であり、特徴的な形であることがほとんどです。
それでは、苞の色で分類されるヘリコニアの花言葉をひとつずつ解説します。
黄色のヘリコニアの花言葉
黄色の苞をつけるヘリコニアの花言葉は「風変わりな人」です。
花の形状には、直立して伸びるものと垂れ下がりながら左右交互に広がるものが2種類あります。
黄色一色のものは珍しく、花の形状も直立のものと下垂するもの両方がある品種であることからヘリコニアのなかでも「風変わりな人」という意味で花言葉がついたと考えられます。
オレンジ色のヘリコニアの花言葉
ヘリコニアのうち、オレンジ色の苞をつける品種の花言葉は「注目」「脚光」です。
花が上にまっすぐ生長する品種のため、切り花として用いられることが大半で、花束やアレンジメントでは抜群の存在感を放つことから「注目」「脚光」と付与されています。
赤色のヘリコニアの花言葉
ヘリコニアのなかでも、赤色の苞をつける品種の花言葉は「独特な個性」です。
温室で育てられているものを見かける場合が多く、下に垂れ下がる花をつけるものが大半です。
大きく垂れ下がりながら左右交互に苞を広げる様子や、オウムやロブスターに例えられる形状から「独特な個性」とつけられています。
緑色のヘリコニアの花言葉
ヘリコニアのうち緑色の苞をつける品種は珍しく、花言葉は「不寛容」とつけられています。
不寛容という花言葉がつけられた理由はわかっていませんが、ヘリコニアのなかで緑色の品種が珍しいことからきている可能性があります。
ヘリコニアの怖い花言葉
ヘリコニアには、死や病気などの怖い意味をもつ花言葉はありません。
ただし、緑色の苞をもつヘリコニアには「不寛容」という花言葉がつけられており、意味を考えると心配になる花言葉をもつといえそうです。
「不寛容」とは、違いを認めたり尊重したりすることを否定する様子が考えられます。
ヘリコニアは左右交互に苞がつき秩序だった印象のものがある反面、緑色の品種の少なさから秩序を乱すイメージでつけられた可能性があります。
「不寛容」という言葉自体は怖い言葉ではありませんが、意味する状態や様子は不安になるものがあるといえるでしょう。
ヘリコニアの花言葉に似ている花は?
「風変わりな人」という花言葉に似ている花
- 「風変わり」ケイトウ
- 「ひょうきん」「ひょうきんな」キウイ・ヘチマ・ペロペロネ
- 「変化に富む」ペチュニア
「注目」「脚光」という花言葉に似ている花
- 「注目を浴びる」スカシユリ
- 「目立たせて」ブローディア
「独特な個性」という花言葉に似ている花
ヘリコニアの花言葉と真逆の意味の花
ヘリコニアの「風変わりな人」や「独特な個性」と真逆の意味をもつ花言葉はありません。
真逆の意味に近いと考えられるものとしては、ボケの「平凡」やアスパラガスの「変化がない」などが考えられるでしょう。
また、「注目」と真逆の意味を持つ花には、イベリスの「無関心」があります。
「不寛容」と真逆の意味の花言葉をもつ花
【英語版】ヘリコニアの花言葉
ヘリコニアの花の色は4種類あり、それぞれ【英語版】花言葉の意味が異なります。
黄 | 明るい炎 |
オレンジ | 美しさ |
赤 | 若さ・誇り |
緑 | 大きな利益 |
日本のヘリコニアの花言葉と【英語版】花言葉では、似ている花言葉はありません。
全く異なる意味の花言葉がつけられているため、贈る相手によっては注意が必要です。
ヘリコニアの花言葉の由来
ヘリコニアの「風変わりな人」「独特な個性」という花言葉は、日本で見かける花とは異なる独特な形から付けられています。
まっすぐ下向きに垂れ下がり左右交互に花を広げる姿も珍しく見えたことでしょう。
温室でひときわ目を引く色や形に「注目」せざるを得ない様子や、アレンジメントで「脚光」を浴びる様子などが花言葉につながっています。
緑色の苞をもつヘリコニアの花言葉「不寛容」の由来ははっきりわかっていませんが、ヘリコニアのなかでも緑色の花をつけるものが珍しく少数派であることに由来していると考えらます。
【英語版】花言葉では、緑色の珍しさから「大きな利益」をもたらすと考えられたのであれば、納得できますよね。
ヘリコニアは誕生花の花なの?
ヘリコニアの名前の由来
ヘリコニアの名前は、芸術的ともいえる花の形や色使いが、ギリシャ神話に出てくる芸術の女神が住むヘリコン山を連想させることが由来です。
ヘリコニアには、一株の草丈が3m~7mと人よりも大きく生長するものが数多く存在し、こんもりと葉が広がる様子から小さい山のようだと感じられたことでしょう。
緑の大きな葉が広がるなかに、鮮やかで珍しい花をつける様子はまさに芸術的といえそうです。
英名の由来
英名は「Lobster claw」(ロブスター・クロー)と「false bird of paradise」(偽極楽鳥)があります。
代表的な品種の1つであるヘリコニア・ロストラータが、蟹「Lobster」のハサミ「claw」のように見えたことからLobster claw(ロブスター・クロー)とつけられました。
また、ヘリコニアのなかには、ストレリチア(極楽鳥)という花に非常によく似た形状のものがあり、つぼみの時期は区別が難しいため間違われかねません。
このことから、ストレリチアではない花という意味でfalse bird of paradise(偽極楽鳥)と呼ばれます。
和名の由来
ヘリコニアの和名は「鸚鵡花」(オウムバナ)です。
ヘリコニア・ロストラータに代表されるように、赤やオレンジの苞が連なる様子がオウムのくちばしのように見えたことが鸚鵡花の由来です。
とくに垂れ下がる茎にたくさんの赤やオレンジの苞が交互につく様子は、たくさんの鸚鵡が集まっているようにも見え圧巻といえるでしょう。
正式な学名
ヘリコニアの正式な学名は「Heliconia」で、熱帯アメリカ原産のオウムバナ科オウムバナ属の花です。
山のように茂ったなかに芸術的で鮮やかな整列した花をつける様子から、ギリシャ神話の芸術を司る女神ムーサが住むヘリコン山にちなんでつけられたとされます。
葉はバナナにも似た舟形とあらわされる形状であり、1つの茎に1つの葉をつける品種が多数あります。
園芸品種としては、約80品種があり温室で育てられているものを見ることができるでしょう。
ヘリコニアってどんな花?
原産国 | 熱帯アメリカ |
科・属 | オウムバナ科オウムバナ属 |
タイプ | 多年草 |
花のサイズ | 15cm~20cmほど |
香り | なし |
草丈 | 1m~3m以上 |
開花時期 | 6月~10月 |
旬の季節 | 夏 |
花持ち日数 | 7日~10日 |
出回り時期 | 通年だが6月~9月が最盛期 |
熱帯アメリカ原産のオウムバナ科オウムバナ属に属する花で、正確な品種数はわかっていないものの約80種類ほどあるとされます。
ヘリコニアの一見花に見える部分は、苞(ほう)とよばれる部分であり葉の一部です。
この苞と花が上向きに生長するものと下向きに垂れ下がるものがあり、同じ品種とは思えないほど見た目が異なるのが特徴といえるでしょう。
ヘリコニアは、小型品種では50cmから100cmほどの草丈ですが、大型品種では3mから7mにもなるため、育てる場合は品種をよく確認することをおすすめします。
また、ヘリコニアは熱帯アメリカに住むハチドリなどの鳥を媒介して受粉する植物です。
ヘリコニアの風水
ヘリコニアのうち黄色やオレンジ色の苞をもち直立に伸びるものには、風水において金や通貨など贅沢や富かさを表しています。
また、スッと細長く伸びる苞から金属の性質を連想させ、状態の変化や壁や障害を切り開くことを意味するでしょう。
植木鉢の場合は、白色や黄色であれば相性が良く相乗効果を見込めるためおすすめです。
今の状態を切り開き変化を期待する場合や、金運や物質的な豊かさにあやかりたい場合には、西の方角に黄色やオレンジ色のヘリコニアを飾ってみてはいかがでしょうか。
ヘリコニアの飾り方
ヘリコニアは、草丈が大きくなる品種が多く鉢植えなどを探すのは難しい場合があります。
一般に切り花として出回るものには、小型品種の上向きに花や苞をつけるものが知られています。
存在感がある花なので、アレンジメントに数本加えると個性的な雰囲気を演出するでしょう。
オレンジ色や赤色など、原色のはっきりした色のものがほとんどのため、元気になりたいときや南国風のアレンジを楽しみたいときに飾るのもおすすめです。
一般に流通していることは珍しい花であることは間違いないため、見かけたらぜひ飾ってみてはいかがでしょうか。
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