ワレモコウの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
ワレモコウの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
ワレモコウの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 愛慕
- 移ろい行く日々
- 変化
目次
INDEX
ワレモコウの花言葉は「移ろい行く日々」「変化」「愛慕」
ワレモコウの花言葉は「移ろい行く日々」「変化」「愛慕」です。
これらの花言葉は時が流れて物事が変わっていくことや、その一方で変わらない愛情や絆があることを想像させます。
人生の節目を迎えた人や引っ越しなどで遠くへ行ってしまう相手に、変わらぬ想いを込めて贈るのにぴったりの花だといえるでしょう。
また、夫婦や親子など長い時間を共に過ごしてきた相手に感謝のしるしとしてプレゼントするのもおすすめです。
ワレモコウの花言葉は色によって違うの?
ワレモコウの花は紫がかった赤やもしくは茶色がかった赤のものが多く、まれに白いものもありますが、色によって花言葉が変わることはありません。
ワレモコウの怖い花言葉
ワレモコウには、特に怖い意味のある花言葉はありません。
ただ、「移ろい行く日々」や「変化」という花言葉は、現状に満足していて変わることを望まない人には少し恐ろしく感じられるかもしれません。
ワレモコウの花言葉の由来
ワレモコウは、細い茎の先に小さな花がいくつも集まって丸みのある細長い形になっている少し珍しい花です。
「移ろい行く日々」や「変化」という花言葉はその小さな花が上から順番に咲き、時間と共に全体の色が変わっていくことからつけられたと言われています。
深い赤の花が秋の風に揺れて健気に見える様子からは「愛慕」という花言葉が生まれました。
ワレモコウの花言葉に似ている花は?
「移ろい行く日々」に似た花言葉を持つ花
「変化」という花言葉を持つ花
- エゾギク(アスター)
- ルリハコベ
「愛慕」という花言葉を持つ花
ワレモコウの花言葉と真逆の意味の花
ヒヤシンス(青)やツリガネソウには「不変」という花言葉があり、ワレモコウの花言葉「変化」と真逆の意味を持っています。
一方、ワレモコウの花言葉「愛慕」と相反した意味合いのものとしてはラベンダーの花言葉「不信感」や、カンナの花言葉「疑い」があります。
【英語版】ワレモコウの花言葉
ワレモコウの英語の花言葉は「Merry Heart(陽気なハート)」です。
花言葉がつけられた経緯は不明ですが、やや寂しげな印象のある日本の花言葉とはかなりイメージが違います。
ちなみにフランス語の花言葉は「amour exclusif(独占的な愛)」であり、こちらもつけられた理由はわかりませんが恋愛大国であるフランスらしい花言葉です。
ワレモコウは誕生花の花なの?
ワレモコウは「「8月23日」「8月25日」「10月28日」「10月30日」「11月19日」の誕生花です。
夏から秋へと季節が移り変わる頃に咲く落ち着いた雰囲気の花なので、男性や年配の人への誕生日プレゼントにしても良いでしょう。
ワレモコウの名前の由来
英名の由来
世界中に30種ほど存在するワレモコウ属の植物を、西洋ではひとまとめに「Burnet」と呼んでいます。
ワレモコウはワレモコウ属の中でも特に深い赤色の花なので、それを表現した「Great burnet」という英名がつけられました。
別名もあり、「Burnet bloodwort」とも呼ばれています。
名前に「血」という意味の「blood」が入っているのは、ワレモコウの根茎を乾燥させたものが古くから止血薬として使われていたという事実からきています。
和名の由来
和名のワレモコウはいくつか漢字表記がありますが、最も一般的に使われているのが「吾亦紅」です。
人々がワレモコウを見て「この花は何色か?」と議論しているときに、花自身が「吾(われ)もまた紅(こう)なり」と言ったという面白い説が名付けの由来となっています。
ワレモコウの他の漢字表記には「吾木香」というものもあり、葉や茎の香りが木香に似ているため名付けられたと言われていますが実際にはほとんど香りはありません。
正式な学名
ワレモコウの正式な学名は「Sanguisorba officinalis 」と言い、ラテン語で「Sanguisorba」は「血」「吸収する」、「officinalis」は「薬効のある」という意味があります。
英名の由来でも述べたようにワレモコウには止血効果があり、薬草の一種だということが学名からもうかがえます。
ワレモコウってどんな花?
原産国 | 日本、朝鮮、中国、シベリア |
科・属 | バラ科ワレモコウ属 |
タイプ | 多年草 |
花のサイズ | 1〜2cm |
香り | あまりない |
草丈 | 20〜80cm |
開花時期 | 7〜11月 |
旬の季節 | 夏〜秋 |
花持ち日数 | 7〜14日程度 |
出回り時期 | 9〜10月 |
ワレモコウは昔から日本の山野に自生していた多年草で、秋風に可憐にそよぐ姿に風情があるため華道や茶道の世界でも長く愛されてきました。
ワレモコウは基本的に暑さ寒さに強いのであまり世話をしなくてもよく育ち、一度植え付けて定着すれば毎年花を楽しむことができます。
ワレモコウの風水
深い赤色のワレモコウは「火」の気を持つ南の方角と相性の良い花なので、南の方角に飾るとやる気と魅力が高まって自分に自信が持てるようになります。
赤い花といってもバラやチューリップを飾るのは気恥ずかしいという男性や年配の人も、落ち着いたイメージのワレモコウならさりげなく飾ることができるでしょう。
ワレモコウの飾り方
秋の風情を感じさせるワレモコウには、和の雰囲気のある花器がよく馴染みます。
ワレモコウだけで飾るときは、いろいろな方向に伸びる枝のフォルムを生かしてあえてまとめず広げて生けると自然のままの素朴な味わいを楽しむことができます。
主役として生けるだけでなく、主張の強い花の脇役として一緒に生けても良いアクセントになるでしょう。
ワレモコウは、花束にして吊るしておけばそのままドライフラワーにもなります。
ワレモコウのドライフラワーだけを束ねてもシックで素敵ですし、他のドライフラワーと合わせて華やかなスワッグにするのもおすすめです。
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