ドクダミの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
ドクダミの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
ドクダミの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 野生
- 白い追憶
- 自己犠牲
目次
INDEX
ドクダミの花言葉は「野生」「白い追憶」「自己犠牲」
ドクダミには「野生」「白い追憶」「自己犠牲」という花言葉があります。
特徴的な花の形と強く独特な臭いを持つドクダミは、抜いても抜いても生えてくるとても強い植物です。
家の庭や空地など、日本のいたるところで見ることができるでしょう。
身近な存在の薬草のひとつで、生薬名を「ジュウヤク(十薬)」と言います。
ジュウヤクという名前は、薬として10個もの効能を持つことからつけられたといわれ、さまざまな怪我や病気で用いられてきました。
ドクダミの花言葉は色によって違うの?
ドクダミは花の色が黄色だけなので、色による花言葉の違いはありません。
白い花のように見える部分は「総苞」と呼ばれる部分で、
中央のとがっている部分に小さな黄色の花が密集しています。
総苞が八重咲きの「ヤエドクダミ」という種類もありますが、花はドクダミと同じ黄色のため花言葉も同じです。
ドクダミの怖い花言葉
ドクダミの花言葉に、怖い意味はありません。
ドクダミの花言葉のひとつである「自己犠牲」は、自分の欲望や幸せを差し出して尽くすという意味のため、怖い印象を持たれる場合もあります。
しかしドクダミの場合は、多くの人を助けるために薬として使われることから付けられた花言葉で、怖いものではありません。
ドクダミの花言葉の由来
花言葉の「野生」は、ドクダミの生命力の強さに由来しています。
ドクダミは地下茎で繁殖するため、たとえ地上部の葉や茎を抜いても増殖すできる植物です。
「白い追憶」の花言葉は、ドクダミの花の見た目と独特の強い香りに由来しています。
古くから薬草として活用されてきたため、ドクダミの香りを嗅ぐと手当てをしてもらった記憶や花の様子が思い起こされることからつけられた花言葉です。
「自己犠牲」は、一見すると自虐的な花言葉のようですが、ドクダミを使って傷や病気を手当てする様子からつけられています。
ドクダミの花言葉に似ている花は?
ドクダミと似た花言葉を持つ花を紹介します。
「野生」に似た花言葉
- 「野生的な美しさ」キバナコスモス
- 「自然の恵み」オレガノ
- 「快活」クズ
「白い追憶」に似た花言葉
- 「追憶」エゾギク
- 「記憶」パンジー(黄色)
- 「記憶」「追憶」ユーカリ
「自己犠牲」に似た花言葉
ドクダミの花言葉と真逆の意味の花
「野生」の逆の意味に、ヒイラギの「保護」という花言葉があります。
黒色のチューリップの「私を忘れて」という花言葉は「白い追憶」の真逆の意味です。
スイセンの「自己愛」という花言葉は「自己犠牲」と逆の意味を持ちます。
【英語版】ドクダミの花言葉
英語ではありませんが、中国ではドクダミの薬効にまつわる伝説から「命の輝き」という花言葉がつけられています。
この花言葉は、老人を回復させたドクダミの古い伝説に由来します。
伝説は、病気の老人とその息子夫婦の物語です。
欲深い息子夫婦は、村の人達がくれた滋養のある食べ物を老人には与えずに自分たちで食べてしまいます。
その代わりに食べさせたのが、山で拾った「魚臭い葉」を煮込んだスープでした。
この「魚臭い葉」こそがドクダミで、老人の病気は治りみるみる元気になっていったそうです。
ドクダミは誕生花の花なの?
ドクダミの名前の由来
ドクダミの名前は、生薬として毒を取り除く効果があることに由来します。
「毒矯め(どくため)」の矯めという言葉は「正しく直す、悪いことを改める」という意味です。
英名の由来
英名は「Chameleon plant(カメレオンの植物)」や「Lizard tail(トカゲのしっぽ)」があります。
これらは、生育環境によって葉の色が変わることが由来です。
このほかに、葉の臭いが魚の臭いに似ていることから由来する「Fish Mint」「Fish herb」「Fishwort」という呼び名もあります。
和名の由来
和名の「ドクダミ」には、「毒矯め」だけでなく、「毒痛み(どくいたみ)」や「毒溜め(どくため)」から変化したという説もがあります。
「毒痛み」は、毒や痛みに効果があることが由来です。
ドクダミの生の葉が持つ臭いの元は「デカノイルアセトアルデヒド」と呼ばれる成分で、ペニシリンよりも強い抗菌作用を持つことでも知られています。
「毒溜め」は、ドクダミの独特な香りから、毒が入っているのではないかと勘違いされたことに由来します。
ドクダミは水を好み、湿地帯などで広く繁殖しやすい植物です。
ドクダミが広範囲に生えている場所が香りの強烈さゆえに「毒溜め」と呼ばれ、そこからドクダミという名前になったという説もあります。
正式な学名
正式な学名は「Houttuynia cordata(ホウツイニア コルデイタ)」です。
Houttuyniaは、オランダの医師・博物学者Maarten Houttuyn(マールテン ホッタイン)の名前にちなんでいます。
cordataは、ラテン語で「心臓の形」を意味する言葉で、ドクダミの葉の形を表したものです。
ドクダミってどんな花?
原産国 | 東アジア |
科・属 | ドクダミ科ドクダミ属 |
タイプ | 多年草 |
花のサイズ | 1~3cm |
香り | 独特の香り(葉) |
草丈 | 20〜50cm |
開花時期 | 5~7月 |
旬の季節 | 梅雨 |
花持ち日数 | 10日程度 |
出回り時期 | 通年 |
ドクダミは、薬として使われるだけでなく、お茶や食用としても楽しまれています。
薬としての効果を上げたいときには、花が咲いている時期の地上部を使います。
期待する効果のひとつであるフラボノイド配糖体に分類される「クェルシトリン」が豊富に含まれる時期だからです。
ドクダミの薬効としては、利尿作用や抗菌効果、血管強化効果、抗酸化作用などが報告されています。
花部分は、前述したように、白い「総苞片」と呼ばれる物に囲まれた黄色の小さな花が特徴的です。
園芸品種も栽培されているため、花部分が巨大化したものや葉に白やピンクなどの斑が入ったドクダミもあります。
ドクダミの風水
風水の常識として、枯れたものや臭いの悪いものなどはエネルギーを下げるとされています。
そのため、独特な強い臭いを持つドクダミを家の中で飾ることは風水的に良くないとされる行為です。
ですが、白い総苞片が特徴的なドクダミは、鬼門とされる東北に植えると厄除けの効果が期待できます。
庭に植える際は、家の中まで臭いの届かない場所を選ぶようにしましょう。
ドクダミの飾り方
ドクダミは、葉の臭いが強烈なため、切り花としての観賞用には向かないでしょう。
地植えをする場合には、繁殖力の強さからいつの間にか広範囲に広がってしまうこともあるので注意が必要です。
育てたドクダミの葉を使って、ドクダミ茶にしたり、お風呂に入れてドクダミ風呂にしたり、スキンケアにドクダミ化粧水を作ったりと利用できます。
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