ワスレナグサ(忘れな草)の花言葉|名前の由来

誕生花

BIRTH
FLOWER

ワスレナグサ(忘れな草)の花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。

花言葉

FLOWER
LANGUAGE

ワスレナグサ(忘れな草)の花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。

  • 私を忘れないで
  • 真の友情・真実の友情
  • 真実の愛
  • 誠の愛

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ワスレナグサ(忘れな草)の花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」

ワスレナグサの花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」

ワスレナグサにつけられている花言葉「私を忘れないで」と「真実のです。

和名に沿った花言葉に思えますが、実は中世ドイツの悲しい恋の物語に由来しています。

ワスレナグサは青色がよく知られていますが、白やピンク、紫の色も美しく魅力的です。

明治時代に園芸業者がイギリスから輸入したと言われ、現在では茎が長い品種も存在し、ブーケなどにもよく使われます。

日本各地に野生化したワスレナグサが、初夏のさわやかで涼しげな風の様子を表現しているようにも見えるでしょう。

ワスレナグサ(忘れな草)の花言葉は色によって違うの?

ワスレナグサは色によって花言葉に違いがあります

「真実の」「誠の愛」
「私を忘れないで」
ピンク「真実の友情

紫のワスレナグサには、色別の花言葉はないため、全体の花言葉である「私を忘れないで」と「真実の愛」があてはまるでしょう。

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ワスレナグサの怖い花言葉

ワスレナグサの花言葉「私を忘れないで」は、すこしネガティブな意味にも捉えられます。

由来となった物語の中で、騎士ルドルフが恋人のベルタへ伝えた最後の言葉が「私を忘れないで」でした。

恋人の残した言葉を胸に刻み人生を歩んだベルタの物語から花言葉がつけられたと言われています。

悲しい物語が由来ではありますが、恨みからつけられた花言葉ではないため、気にする必要はないでしょう

ワスレナグサの花言葉の由来

ワスレナグサの「私を忘れないで」と「真実の愛」という花言葉は、ドイツで中世から伝わる、騎士ルドルフとその恋人ベルタの悲恋の伝説に由来しています

ルドルフとベルタは、ドナウ川の川辺を散歩しているときに、美しい小さな花を見つけました。

ルドルフはベルタのために、花を摘もうと試みますが、足を滑らせて川へ落ち流されてしまったのです。

重い鎧を身につけていたルドルフは、川の流れが速くて這い上がれません。

残された力を振り絞り、摘んだ花を川岸に投げ「Vergiss-mein-nicht!(私を忘れないで!)」という言葉を残し、流されて亡くなってしまいました。

「私を忘れないで」という花名と花言葉は、この伝説に由来します

また、ベルタが恋人から最後に贈られた花を、生涯肌身離さず持ち続け、独身を貫いたことから「真実の愛」「誠の愛」という花言葉がつけられました

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ワスレナグサの花言葉に似ている花は?

ワスレナグサの花言葉に似ている花は、以下の通りです。

「私を忘れないで」に似た花言葉を持つ花

「真実の愛」に似た花言葉を持つ花

ワスレナグサの花言葉と真逆の意味の花

黒いチューリップの花言葉「私を忘れてください」は「私を忘れないで」の真逆の意味です。

シレネの花言葉には「偽りの愛」という「真実の愛」の真逆の意味が存在します。

【英語版】ワスレナグサの花言葉

ワスレナグサの英語版の花言葉は、和名と同じ「forget-me-not(私を忘れないで)」です。

ヨーロッパでは「友情の象徴」として親しまれているため、ピンクのワスレナグサに「誠実な友情」という花言葉がつけられています。

ずっと変わらない友情の証として、ワスレナグサは卒業式や別れに贈り合う花です。

ドイツでは、白のワスレナグサに「花が何を話すか聞いて」や「汝、私について考えよ」という花言葉もついています。

ワスレナグサは誕生花の花なの?

ワスレナグサは2月7日4月5日4月15日4月21日5月14日誕生花です。

色別の誕生花はありません。

ワスレナグサの名前の由来

ワスレナグサの名前は、花言葉と同じ悲恋の伝説が由来となっています

英名の由来

ワスレナグサの英名も、花言葉と同じ「forget-me-not(私を忘れないで)」です。花言葉の由来として紹介した悲恋の物語が由来となっています。

和名の由来

ワスレナグサの和名には「勿忘草」「忘れな草」のふたつがあります。

どちらも、花言葉と同じ悲恋の物語が由来です。

忘れるという漢字に否定の「勿(な)」を付けることで、花言葉と同じ「忘れないで」という意味になります。

元々、植物学者の牧野富太郎氏によって「わするなぐさ(忘るな草)」と呼ぶように命名されていました。

しかし、この呼び名はヤブカンゾウを「忘れ草」と呼んでいたことが影響して定着せず、現在は「勿忘草」や「忘れな草」が一般的になり、別名として呼ばれる程度になっています。

正式な学名

ワスレナグサの正式な学名は、「Myosotis scorpioides(ミオソティス・スコリオイデス)」です。

「Myosotis」は、ギリシア語の「Myos(ハツカネズミ)」と「otis(耳)」を組み合わせた言葉で、細かな産毛で覆われたワスレナグサの葉が、ハツカネズミの耳に見えることを表しています。

「scorpioides」はサソリのようなという意味があり、花を咲かせる様子がサソリの尾のように曲がっていることが由来です。

ワスレナグサってどんな花?

原産国ヨーロッパ
科・属ムラサキ科ワスレナグサ属
タイプ常緑多年草(日本では一年草)
花のサイズ1cm
香りほとんどない
草丈10~50cm
開花時期4~6月
旬の季節初夏
花持ち日数5日前後
出回り時期1~5月

ワスレナグサは、寒さには割と強いものの、日本の夏の暑さと湿度の高さに耐えられずに枯れてしまうため一年草として扱われています。

ただし、長野県や北海道などの涼しい土地であれば「夏越し」ができ、多年草として毎年花が楽しめるでしょう。

乾燥しすぎても葉が黄色くなってしまったり、枯れてしまったりとトラブルになるため、やや湿り気を持たせてください。

1つの花が開花を迎えると、次々と花を咲かせ、花束のように満開の時期を楽しませてくれるとも特長のひとつです。

ワスレナグサの風水

風水において重要な玄関に飾るなら、色味と玄関の方角は以下の通りがおすすめです。

方角
北東
南西、南
ピンク南東、北
北東

ワスレナグサは「木」のエレメントを持ち、成長と活力のシンボルとなる花です。

特に、東の方角に青色のワスレナグサを飾ると、仕事運アップが期待でき経済的な繁栄を促進させられるでしょう。

ワスレナグサの飾り方

ワスレナグサの少し儚い雰囲気を持つパステルブルーの花は、鉢植えの主役としても寄せ植えの脇役としても活躍します。

また、鉢植えだけでなく、切り花としても楽しめる花です。

水を吸い上げにくい性質があるため、花瓶の水はこまめに換え、茎を熱湯につける「湯揚げ」や「鮮度保冷剤」の利用もおすすめします。

ブーケや切り花として楽しめるよう、茎が長い品種に改良されたワスレナグサもあります。

スレナグサ単体でも可愛らしく、涼しげな雰囲気が空間を演出してくれるでしょう。

ワスレナグサの花自体が小さいので、他の大きな花や同じくらい小さな花などと一緒に飾るとより素敵に見えます。

鉢植えの場合には、株蒸れを予防するために咲き終わった花を丁寧に摘み取ることが、開花時期を長く楽しむコツです。


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