オレンジの花言葉｜名前の由来

オレンジの花言葉は「純粋」「愛らしさ」「花嫁の喜び」

オレンジの花言葉は「純粋」「愛らしさ」「花嫁の喜び」です。

果物として親しまれているオレンジですが、初夏になると、白くて大きな花を咲かせ、甘い香りを漂わせます。

花言葉が示すように、オレンジの花は純潔や幸せな結婚生活の象徴となっています。

オレンジの花言葉は色によって違うの

オレンジは、色によって花言葉に違いはありません。

オレンジの怖い花言葉

オレンジには、怖い意味の花言葉はありません。

オレンジの花言葉の由来

「純粋」は、オレンジの花の色が白く清らかさを連想させるため付けられました。

「愛らしさ」は、香りが甘く、オレンジの花が咲く様子に可憐さを感じることが由来です。

「花嫁の喜び」は、西洋の結婚式で花嫁の花髪飾りとしてよく使われることに由来します。

オレンジの花言葉に似ている花は？

オレンジの花言葉に似ている花を紹介します。

「純粋」に似た花言葉

• 「純潔」スズラン
• 「清楚」キキョウ
• 「乙女の純潔」コウテイダリア

「愛らしさ」に似た花言葉

• 「至上の愛らしさ」ツバキ
• 「愛嬌」ユキヤナギ
• 「優美」トルコキキョウ

「花嫁の喜び」に似た花言葉

• 「永遠の喜び」スイートピー（紫）
• 「無垢の喜び」サトイモ
• 「喜びを運ぶ」クチナシ

オレンジの花言葉と真逆の意味の花

オレンジの花言葉と真逆の意味を持つ花を紹介します。

「純粋」と真逆の花言葉

• 「憎悪」ユリ（黄）
• 「私はあなたの愛を信じない」ゼラニウム（白）
• 「悪意」ロベリア

「愛らしさ」と真逆の花言葉

• 「強靭」ミツマタ
• 「あでやかな美人」ゲッカビジン
• 「たくましさ」ストケシア

「花嫁の喜び」と真逆の花言葉

• 「愛の後悔」クロッカス（紫）
• 「失われた愛」チューリップ（白）
• 「離れゆく愛」ハス

【英語版】オレンジの花言葉

オレンジの英語版の花言葉には、以下の3つがあります。

• 「purity（純粋）」
• 「Your purity equals your loveliness（あなたの純粋さはあなたの愛らしさと釣り合っている）」
• 「generosity（寛大、気前の良さ）」

「purity（純粋）」「Your purity equals your loveliness（あなたの純粋さはあなたの愛らしさと釣り合っている）」という花言葉は、オレンジの白い花が純粋さを連想させることが由来です。

「generosity（寛大、気前の良さ）」は、1本のオレンジの木に多くの実を付けることが寛大さ、気前の良さを連想させることに由来しています。

オレンジは誕生花の花なの？

オレンジは「4月24日」「9月7日」「9月24日」の誕生花です。

オレンジの名前の由来

オレンジの英名や和名、学名とその由来について紹介します。

英名の由来

オレンジの英名は「Orange（オレンジ）」「Sweet orange（スウィート　オレンジ）」「Orange blossom（オレンジ　ブロッサム）」です。

「Orenge」は、インドから西洋へ伝わる際に言語の変化によって付けられました。

原産地であるインドでは、サンスクリット語で『香り高い』という意味を持つ「ナガルンガ」と呼ばれていましたが、フランス語では「orenge（オランジュ）」に変化し、それが英語にも使われ「Orenge」となりました。

「Sweet orange」の英名は、オレンジの実が甘酸っぱい味をしているため付いた名前です。

なお「Orange blossom」だけは、オレンジの果実と区別するために花という意味の単語が付いています。

和名の由来

オレンジの和名は「アマダイダイ」です。

漢字にすると「甘橙」や「甘代々」と書くこともあります。

「甘橙」は、みかん類を橙（だいだい）と呼び、その中でもオレンジは甘い果実であることに由来します。

また、同じ読みの代々は、みかんが完熟しても木から落ちず、越冬しても前年についた実と同じ木に実をつけることが由来です。

何代も栄えるイメージから縁起の良い果物とされ、子孫繁栄に繋がるように、オレンジがお正月の飾りに使われているのです。

正式な学名

オレンジの学名は「Citrus sinensis（シトラス シネンシス）」です。

citrusは柑橘類、sinensisは中国を意味します。

オレンジってどんな花？

原産国	インド　アッサム地方
科・属	ミカン科ミカン属
タイプ	常緑小高木
花のサイズ	約2.5cm
香り	甘い香り
草丈	1.5〜3m
開花時期	5～7月
旬の季節	初夏
花持ち日数	5日程度
出回り時期	切り花での流通はなし

オレンジの花は、初夏になると白や薄いピンクの花を咲かせ、フレッシュな雰囲気もありながら、甘い香りを楽しませてくれるでしょう。

オレンジの花は直径2～3cmほどで、小柄で可愛らしい花をたくさん木につけます。

甘く濃厚な香りは非常に芳香性が高く、オレンジの花を使って香水やアロマテラピーで利用されることも多くなっています。

また「花嫁の喜び」という花言葉が示すように、オレンジの花は花嫁の冠や結婚式の装飾に使われることが多く、幸せな結婚の象徴となっている花です。

オレンジの風水

風水的効果	家庭の繁栄、金運、商売運
相性の良い方角	西

オレンジのような柑橘類の植物は子孫繁栄の象徴であり、家の西側に植えると縁起が良く、家庭の繁栄を期待できます。

また、オレンジは黄色の実をつけることから、家の西側へ植えることで、金運や商売運をアップさせる効果を期待できるでしょう。

乾燥させたオレンジの花や果実の皮、種を一緒に小さな袋に入れて、肌身離さず持つことで恋愛のお守りになると伝えられています。

オレンジの飾り方

通常、切り花として流通しないため、日本でオレンジの花を飾るのは一般的ではありません。

一方西洋では、花嫁の髪飾りや結婚式の装飾などに、オレンジの花を使う風習があります。