シャクナゲの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
シャクナゲの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
シャクナゲの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 威厳
- 危険
- 荘厳
目次
INDEX
シャクナゲの花言葉は「威厳」「荘厳」「危険」
シャクナゲの花言葉は複数ありますが、代表的なのは「威厳」「荘厳」「危険」です。
高山に自生するシャクナゲは、厳しい環境下で美しい花が咲く姿から「高嶺の花」として扱われてきました。
華やかで豪華な姿から「威厳」「荘厳」が、そして簡単には手にすることができない場所に咲くことから「危険」の花言葉が付けられています。
シャクナゲの花言葉は色によって違うの?
シャクナゲの花言葉は、色による違いはありません。
どの色であっても、シャクナゲの花言葉は「威厳」「荘厳」「危険」です。
しかしシャクナゲの花はカラーバリエーションが豊富なので、贈る相手や飾る場所の雰囲気に合わせて上手に色を使い分けるとよいでしょう。
たとえば「白・ピンク・赤・黄・紫」などが、シャクナゲの花の色として知られています。
シャクナゲの怖い花言葉
シャクナゲの花言葉で怖いものとして知られるのが「警戒」や「危険」です。
これは、シャクナゲの花にある毒に由来しています。
シャクナゲの葉にはロドトキシンという成分が含まれており、嘔吐・けいれん・血圧低下といった危険な症状を引き起こします。
シャクナゲの葉を強壮剤や利尿剤として使う人もいますが、これはシャクナゲを「石南花」と書くことから、漢方の「石南」と混同されていることが原因です。
名前が似ているものの、シャクナゲの葉には漢方薬のような効果はありません。
シャクナゲの花言葉の由来
シャクナゲの花言葉は、シャクナゲが簡単に採取できないような高山に自生することに由来しています。
また「簡単に手にすることができない」というイメージから、高嶺の花はシャクナゲを指しているとも言われています。
華やかで貴婦人のドレスを思わせるような花を咲かせるシャクナゲには、まさに「威厳」「荘厳」といった花言葉がぴったりだといえるでしょう。
そして美しいシャクナゲに似つかわしくないような「危険」「警戒」といった怖い花言葉は、シャクナゲの葉に含まれる有毒成分のロドトキシンが由来です。
シャクナゲの花言葉に似ている花は?
「威厳」という花言葉を持つ花
「荘厳」という花言葉に似ている花
「危険」という花言葉に似ている花
- 「警戒」キリンソウ
- 「触れないで」アザミ
- 「疑惑」ハナズオウ
シャクナゲの花言葉と真逆の意味の花
シャクナゲの花言葉である「威厳」と「荘厳」は、重々しさがあり立派な様子を表しています。
そのため、ネモフィラの花言葉である「可憐」は真逆の意味だといえるでしょう。
またシャクナゲの花言葉には「危険」がありますが、ミモザは真逆の意味を持つ「安全」が花言葉となっています。
【英語版】シャクナゲの花言葉
シャクナゲには、英語でも複数の花言葉が付けられています。
- danger(危険)
- caution(用心)
- beware(注意する)
英語版の場合は、シャクナゲの葉が持つ毒に由来する花言葉のみとなっているのが特徴です。
日本における「威厳」や「荘厳」に該当する花言葉は、英語版ではないようです。
シャクナゲは誕生花の花なの?
シャクナゲは2月20日、4月26日、5月6日、5月8日、5月10日、5月15日、7月12日、8月2日の誕生花です。
また、ピンクのシャクナゲは6月5日の誕生花となっています。
シャクナゲの名前の由来
シャクナゲの名前は、ギリシャ語の「赤いバラ」と「木」が由来となっています。
また和名である「石楠花」と似た文字の「石南花」と読んだことも、由来となっているようです。
英名の由来
シャクナゲの英名は「Rhododendron」で、ギリシャ語の「rhodon(赤いバラ)」と「dendron(木)」が由来です。
シャクナゲの英名を直訳すると、「赤いバラに似た花が咲く木」となります。
和名の由来
シャクナゲの和名は「石楠花」で、中国のバラ科の植物である「石南花」を間違って「しゃくなんげ」と読んだことが由来です。
しかし中国の「石南花」はシャクナゲとは異なるバラ科の花なので、和名の「石楠花」は勘違いがきかっけとなって付けられた名前だといえるでしょう。
またシャクナゲの幹は、曲がりくねって伸びることが特徴です。
そのため「一尺も真っすぐな部分がない」という意味の「尺なし」が「しゃくなげ」に変化したという由来もあるようです。
正式な学名
シャクナゲの正式な学名は「Rhododendron metternichii」です。
「Rhododendron」は赤い花をつける木というシャクナゲの見た目が、そして「metternichii」は植物採集家であったオーストリア首相のメッテルニヒ公の名前が由来となっています。
シャクナゲってどんな花?
原産国 | ヨーロッパ、アジア、北アメリカ |
科・属 | ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属 |
タイプ | 低木、高木 |
花のサイズ | 5cm |
香り | わずかに香る |
草丈 | 50cm~5m |
開花時期 | 4月下旬~5月中旬 |
旬の季節 | 4月中旬~5月初旬 |
花もち日数 | およそ1週間 |
出回り時期 | 4月~5月 |
高嶺の花として知られるシャクナゲは、華やかな花を咲かせます。
それぞれの花は5センチほどですが、10輪ほどの花が集まって咲くため見た目が豪華であることが特徴です。
また市場に出回っているものは香りが強くありませんが、高山に自生する原種のシャクナゲは、素晴らしく華やかな香りを放ちます。
シャクナゲの香りには高いリラクゼーション効果があるため、瞑想などのメンタルケアに活用されることもあるほどです。
高いアロマテラピー効果があるシャクナゲには、精油や石鹸といったアイテムもあります。
シャクナゲの風水
風水には「花風水」という言葉があり、花が持つエネルギーが運気にプラスの影響を及ぼすと考えられています。
シャクナゲを部屋に飾れば、きっと気の流れがアップして幸運が舞い込んでくるでしょう。
また鬼の出入り口だとされる鬼門の方角である東北にシャクナゲを植えれば、邪気を払ってくれます。
そして恋愛運を上げたいなら、ピンク色のシャクナゲを飾るのがおすすめです。
運気アップを願って花を飾る場合は、花を置く場所を清潔に保ちこまめな水やりを忘れないようにしてください。
シャクナゲの飾り方
シャクナゲはたくさんの花が集まって咲くため、1輪挿しでもボリュームがあり豪華で華やかです。
ただしとてもよく水を吸うので、シャクナゲの切り花を飾る場合は水切れしないように注意してください。
また比較的シャクナゲは花が重たくバランスがとりづらいため、花瓶の口が狭いものを選ぶと安定して飾ることができるでしょう。