ジムに飾るおすすめの観葉植物7選│選び方と管理のコツを解説

近年では観葉植物を取り入れたおしゃれなジムが増えています。

「ジムにおすすめの植物は？」
「ジムに飾るとどんなメリットがある？」

など観葉植物をジムに飾るにあたって、こうした疑問を抱く人が多いでしょう。

本記事では、ジムに観葉植物を飾るメリットや管理方法の解説、おすすめの植物を紹介します。

ジムに最適な観葉植物の選び方も解説しているので、おしゃれなジム作りに役立ててみてください。

HanaPrimeでは、ジムにおすすめの観葉植物を豊富に取り扱っています。

ジムに観葉植物を飾るメリット

ジムに観葉植物を飾るメリットは5つあります。

5つのメリットを詳しく解説します。

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① リラックス効果

観葉植物が飾ってある空間は、リラックス効果が高まります。

植物特有の優しい緑色は、最も目が疲れない色で、見つめることで眼精疲労の軽減が可能です。

実際に、パソコン作業後に数分間植物を見つめるという実験で、眼精疲労値が減少したことが証明されています。

さらに、植物が発する香り成分「フィトンチッド」も、人間のストレスに効果的です。

また、血圧低下や緊張の緩和など、人体をリラックス状態へと導く効果もあります。

植物ならではの緑色とフィトンチッド成分によってストレスが和らぐので、ジムに観葉植物を飾るとリラックスしながら体を動かすことができるでしょう。

② 空気の浄化

観葉植物は呼吸に伴って空気中の有害物質を吸着して分解する能力があり、飾るだけで空気が浄化されます。

また、植物が発するマイナスイオンも人体に悪影響な有害物質の除去に効果的です。

さらに、植物が放出する「フィトケミカル」という化学物質が、空気中のカビやバクテリアの発生を抑制します。

観葉植物がある部屋はない部屋に比べて、有害物質が50％以上も少ないという実験結果があり、天然の空気清浄機といっても過言ではありません。

たくさんの観葉植物を飾るほど、マイナスイオンとフィトケミカルによって、空気の浄化作用が高まるでしょう。

③ 施設の印象アップ

観葉植物はインテリアのアクセントになり、飾るだけで施設の印象がアップします。

どんなテイストの空間とも相性が良く、飾ると空間全体がパッと明るくなるためです。

「なんとなく暗い」「華やかさが足りない」と感じる場合は、観葉植物をいくつか飾ると印象が大きく変わります。

実際に、第一印象となる店先や受付に観葉植物を飾っている施設は多いです。

明るく華やかな空間は目に入りやすいので、観葉植物を飾ると客足を伸ばすことに繋がるでしょう。

④ 利用者の滞在時間延長

観葉植物によるリラックス効果で、ジム利用者の滞在時間アップが期待できます。

落ち着ける空間は、誰しも自然と長居をしてしまうものです。

観葉植物には人体のストレスを軽減し、心身を安定状態に導く効果があるため、ジム利用者にとって居心地の良い空間に仕上がります。

また、リラックスした状態は集中力が高まるので、利用者の運動効果にも良い結果をもたらすでしょう。

観葉植物を飾ることで「運動がはかどる」「また利用したい」と思われる素敵な空間に仕上がり、利用者の滞在時間延長が期待できます。

⑤ 差別化と集客効果

観葉植物を飾ると、ライバル店との差別化に繋がり集客効果が見込めるでしょう。

男性が利用するイメージの強いジムですが、観葉植物を飾ってインテリアに力を入れることで、女性や初心者でも利用しやすい優しい雰囲気になります。

おしゃれなジムという部分で差別化され、明るく華やかな印象から誰でも足を運びやすい施設になるでしょう。

ジムに飾る観葉植物の選び方

ジムに飾る観葉植物は、以下6つのポイントをおさえて選びましょう。

それぞれのポイントを詳しく解説します。

ジムのイメージに合った植物を選ぶ

ジム全体のイメージに合う植物を選ぶことで、インテリアに統一感が生まれます。

以下のポイントを意識して植物を選んでみましょう。

尖った葉はクールで洗練された印象、丸みのある葉は優しい雰囲気など、葉の形状によって受ける印象が異なります。

また、葉が縦に伸びるのか横に広がるのかという点も気にしましょう。

縦に伸びるとスタイリッシュで格好良く、横に広がると存在感があり華やかです。

さらに、植物によっては南国、アジア、北欧などイメージが定着している種類があります。

ジムに合う雰囲気の植物で統一するのもおすすめです。

葉の形状や伸び方、植物のイメージを加味して、ジムのテイストに馴染む観葉植物を選んでみてください。

耐陰性がある種類を選ぶ

プライベートを考慮するジムでは、窓からの光が少ない傾向にあります。

そのため、ジムに飾る植物は少ない日光でも育つ、耐陰性の高い種類を選びましょう。

植物の耐陰性について、以下の点に注意してください。

日陰にも種類があり、光が一切入らない空間で植物を育てることは困難です。

耐陰性のある植物は、間接的に光が入る「明るい日陰」か、木漏れ日のように少量の光が当たる「半日陰」のどちらかに当てはまります。

例外として、窓際に飾る場合は十分に光が当たるので、植物の耐陰性は必要ありません。

ジム内の日当たりに合わせて、植物の耐陰性を考慮しましょう。

空気清浄効果のある植物を選ぶ

植物には光合成の際にホルムアルデヒドやキシレン、ベンゼンなどの有害物質を取り込む作用があります。

さらに、カビやバクテリアを抑制する「フィトケミカル」と、有害物質を除去する「マイナスイオン」を放出しているので、飾るだけで空気の浄化に効果的です。

実際に、室内に観葉植物を飾ったところ、アレルギー症状が軽減したという報告があります。

全ての植物に空気を浄化する作用はありますが、その度合いはさまざまです。

健康目的での利用者が多いジムに飾る植物は、以下のポイントを重視して選びましょう。

マイナスイオンはリラックス効果も伴うため、空気清浄効果の高い植物はジムにぴったりです。

数ある観葉植物の中でも、サンスベリアやポトスが空気の浄化作用が高いことで知られています。

空気清浄効果が高い植物を選んで、ジム利用者が快適に過ごせる清潔感のある空間を目指しましょう。

手入れが簡単な植物を選ぶ

手入れが簡単な植物は、手間が掛からずジムでの業務に支障をきたしません。

以下の条件に当てはまる植物がおすすめです。

それぞれのポイントを解説します。

水やりの頻度が少ない

水やり頻度が少なくて済む乾燥に強い植物を選んでみてください。

植物によって水やりの頻度が異なり、たくさんの水分を必要とする種類ほど頻繁な水やりが必要です。

複数の植物を飾るケースが多いジムでは、乾燥を好む植物で統一すると水やりの負担を減らせるでしょう。

成長速度が遅い

剪定をしなくてもキレイな状態を保ちやすい、成長速度が遅い植物を飾るのがおすすめです。

成長が速い植物は葉をグングン伸ばして樹形が崩れやすく、定期的な剪定が必要になります。

ジム利用者の目に入る場所に飾る植物は、美しい姿を維持したいものです。

手間をかけなくてもキレイな樹形を保てる、成長速度がゆっくりな植物を選びましょう。

環境の変化に強い

環境適応力の高い丈夫な植物を選べば、失敗なく元気に育てられるでしょう。

設置場所や室温の変化に弱い繊細な植物は、管理が難しく枯れやすい傾向にあります。

耐暑性や耐陰性がある初心者向きの植物は、手が掛からないのでおすすめです。

サイズや形状を考慮する

飾る場所に不釣り合いなサイズや形状は、インテリアに馴染まず調和を欠く場合があります。

ジムでは多数の人が出入りしたり体を動かしたりするため、植物が邪魔にならないことが重要です。

以下のポイントを参考に、植物のサイズと形状を考慮しましょう。

横に大きく広がる、つる状で下に垂れて伸びるなど、植物によって葉の広がり方はさまざまです。

高さや鉢のサイズが小さくても、葉の広がり方によっては大きく場所を取ることもあります。

どこにどんな植物を飾るのか、あらかじめ計画することが大切です。

葉の広がり方と飾りたいスペースの広さを考慮し、サイズや形状が最適な植物を選びましょう。

利用者の安全性を考えて配置する

ジムはたくさんの人が体を動かすため、安全性の高い場所に飾る必要があります。

機材の近くに置くのは控えて、以下の場所を中心に飾ると安全です。

リラックスして過ごす空間を中心に飾るのがおすすめです。

体を動かすスペースに飾る場合は、植物を倒す心配のない機材から離れた邪魔にならない位置に飾りましょう。

ジムに飾るおすすめの観葉植物7選

ジムに飾るおすすめの観葉植物を7つ紹介します。

それぞれのおすすめポイントを解説するので、観葉植物選びの参考にしてください。

① モンステラ│空間をおしゃれに演出

葉の切れ込みがおしゃれなモンステラは、つる性の観葉植物です。

ツヤのある深い緑色の葉が美しく、エキゾチックな雰囲気を感じられます。

耐陰性と耐暑性があり、よく成長するので育てやすいです。

葉が大きく横に広がるので、3～4号の卓上サイズでも十分に存在感があります。

受付カウンターなど、誰もが目につく場所に飾ると華やかさが増すでしょう。

② サンスベリア│空気清浄で快適な環境

観葉植物の中でも随一の空気清浄効果があるサンスべリアは、マイナスイオンの放出量が多いといわれています。

人の出入りが多い場所や化粧室など、清潔を保ちたい空間に飾るのがぴったりです。

葉に水分を溜め込むサンスベリアは乾燥に強いため、水やり頻度が少なくて済みます。

縦にスラリと葉を伸ばし、葉先は細く尖っているのでスタイリッシュです。

大きく育っても100cm前後で横のスペースを取らないので、置き場所に困りません。

③ パキラ│リラックス感を提供する

成長が旺盛で丈夫なパキラは、初心者でも育てやすい観葉植物の1つです。

十分な日当たりを好みますが、明るい日陰でも育つ耐陰性があります。

葉の鮮やかな緑色が美しく、ジム利用者がリラックスして過ごすスペースに飾るのがおすすめです。

太く立派な幹や三つ編み状に仕立てた幹など、個体による雰囲気の違いを楽しめるでしょう。

④ アレカヤシ│広々とした印象を演出

アレカヤシは、羽のように細かな葉が涼しげでトロピカルな雰囲気が漂う植物です。

明るい緑色が非常に美しく、放射状に伸びる葉が広々とした空間を演出します。

強すぎる日光は苦手なので、直射日光を避けた明るい室内で管理すると元気に成長するでしょう。

華やかなため、人を出迎える受付や開放感を表現したい空間に向いています。

⑤ フィカス・ベンジャミン│高級感をプラスできる

シンプルでありながら洗練された雰囲気が漂うフィカス・ベンジャミンは、どんな空間とも相性が良い観葉植物です。

幹は三つ編み状に仕立てられることが多く、光沢のある細かい葉が高級感を演出します。

卓上サイズよりもある程度成長した姿が格好良く、品のあるシンプルさでどこに置いても馴染むでしょう。

耐陰性はありますが、より明るい場所で育てると葉色が良くなり丈夫に育ちます。

⑥ ポトス│維持が簡単で管理が楽

班のある大きな葉が美しいポトスは、下に向かって伸びるつる性の植物です。

強く丈夫に育つことから、初心者でも失敗なく育てられます。

耐陰性が高く半日陰でも元気に成長するため、日当たりが弱い場所にも飾ることができるでしょう。

大型の鉢植えも魅力的ですが、小鉢を高さのある場所に飾ってつるを下に垂らすのがおすすめです。

模様が印象的な葉が良く映え、おしゃれなジムに仕上がります。

⑦ ドラセナ・マッサンゲアナ│顧客満足度が向上する

ドラセナ・マッサンゲアナは、別名幸福の木と呼ばれる縁起の良い観葉植物です。

風水の観点では玄関との相性が良いとされており、ジムの入り口周辺に飾ると運気アップが期待できます。

葉には黄色の班が入っており、鮮やかな緑色とのコントラストが美しいです。

明るい場所を好むため、ある程度日当たりが確保できる場所が適しています。

豪華で華やかな雰囲気が特徴的なので、ジム利用者の目を引くことでしょう。

ジムに飾る観葉植物の維持管理のコツ

観葉植物に必要な管理は、以下の通りです。

ジムにおける維持管理のコツを、それぞれ詳しく解説します。

水やり

植物の水やりで重要なのは以下3点です。

乾燥を好む種類は少ない水やり頻度で問題ありませんが、乾燥が苦手な植物は土が乾いたらその都度水やりをしましょう。

気温が低く成長がゆるやかになる冬は、水やりの頻度を控えめにします。

過剰な水やりは根腐れを起こして枯れる恐れがあるので注意してください。

水やりの負担を減らすには、水やり頻度が少ない植物を選んだり、自動給水器を活用したりする方法がおすすめです。

水が入ったボトルを土に挿すと、土が乾いたタイミングで水を与えてくれる自動給水器は、水やり頻度の多い植物の管理を楽にします。

日光の確保

植物は日光がないと成長できません。

できるだけ日当たりの良い場所で育てるのがベストですが、ジムでは置き場所に制限があったり、日が入りにくかったりすることもあるでしょう。

その場合は耐陰性のある植物を中心に飾るのがおすすめです。

耐陰性が高いほど、少ない日光で元気に育てられます。

日光の確保にあたって気を付けたいのは、直射日光です。

観葉植物に日当たりは必要不可欠ですが、直射日光に長時間さらすと葉焼けを起こして株全体が弱ります。

長時間強い日光が当たる場所は避けましょう。

葉の掃除

葉はそのままにしておくと汚れるので、定期的な掃除が必要です。

植物は葉で呼吸や水分蒸発を行うため、汚れが付着すると生命活動の妨げになります。

以下いずれかの方法で、葉の掃除を行いましょう。

葉水は霧吹きで葉に水をかけることを指し、汚れが落ちるのと同時に、葉の乾燥や害虫の発生を防げます。

拭き取りにくい形状の葉や、汚れがそれほど目立たない場合は、葉水が向いているでしょう。

たばこのヤニなど頑固な汚れには水拭き、ホコリの除去なら乾拭きがおすすめです。

拭き取りは、軍手をはめて葉の表面を撫でるように行うと短時間で完了できます。

観葉植物の数が多くて大変な場合は、ぜひ軍手を活用してみてください。

葉の表面だけでなく、裏側も忘れずに掃除しましょう。

害虫対策

観葉植物を不適切に管理すると、害虫が発生する可能性があります。

害虫が原因で弱って枯れてしまうケースもあるので、対策をしましょう。

観葉植物の害虫対策に効果的な方法は、以下の通りです。

害虫は湿った環境を好むので、観葉植物を飾る場所はできるだけ日当たりと風通しが良い場所を選んでください。

葉水や拭き取りで葉の掃除を定期的に行い、清潔な状態を保ちましょう。

また、土の表面をココナッツファイバーなどで覆う対策も手軽でおすすめです。

害虫が鉢に侵入しにくくなり、見た目もおしゃれになります。

さらに、自然素材の虫よけスプレーや木酢液など、害虫が嫌う成分を植物に散布しておくと安心です。

害虫が発生すると駆除に手間が掛かるため、あらかじめしっかりと対策をして植物の健康を守りましょう。

湿度管理

観葉植物に最適な湿度は50％～60％です。

乾燥した状態が続くと枯れてしまうこともあるため、注意しましょう。

暖房器具を使用する冬場は特に乾燥しやすいので、加湿器の使用や葉水をおすすめします。

植物に暖房の風が直接当たらないよう、設置場所にも気を付けてください。

ジムに観葉植物を飾る際のよくある質問

「健康への影響は？」「レンタルと購入どちらがいい？」など、ジムに観葉植物を飾る際のよくある質問をピックアップしました。

詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

観葉植物のアレルギーや健康への影響は？

観葉植物を飾ると、環境要因のアレルギー反応が治まったり、ストレスが軽減されたりします。

アレルギーが改善する理由は、植物がもつ空気の浄化作用により、ホルムアルデヒドやアンモニアなどを含む有害物質が除去されるためです。

さらに、植物にはカビやバクテリアの抑制効果もあるので、空気中のアレルゲンが大きく減少するでしょう。

また、植物ならではの緑色と香りにリラックス効果があり、ストレス値が減少することが分かっています。

室内に飾ることで、血圧の低下や自律神経の安定、眼精疲労の軽減などに効果的です。

観葉植物はレンタルと購入どちらがいい？

飾る観葉植物の数が多い場合はレンタル、少ない場合は購入がおすすめです。

レンタルの多くはメンテナンスまで請け負ってくれるため、植物数が10種類を超えるなど管理が大変なケースに向いています。

一方で、飾る植物が5種類以下と少なく、従業員で管理できる状況であれば購入のほうが費用を抑えられるでしょう。

どこに飾るかをあらかじめ計画し、観葉植物の数に応じて検討してみてください。

観葉植物の経費計上の方法は？

観葉植物の購入目的に合う勘定科目で経費計上します。

施設の装飾が目的の場合、勘定科目は「消耗品費」が適切です。

購入時のレシートや領収書を保管し、以下のように仕訳しましょう。

ジムに観葉植物を飾ってイメージアップしよう！

観葉植物のリラックス効果や空気清浄は、健康目的で訪れるジムに飾るのに最適です。

インテリアとしておしゃれな観葉植物を飾ると、性別や年齢を問わず誰もが足を運びやすい雰囲気を目指せるでしょう。

HanaPrimeでは、ジムに最適な観葉植物を多数取り揃えているので、ぜひ施設の雰囲気に合うものを見つけてみてください。