受付やエントランス、ロビーなどに、お客様を迎えるお花を飾ると、雰囲気が良く見えたり、歓迎の気持ちも伝えやすくなります。
しかし、「どこに、どんなお花を飾る?」「雰囲気のいいお花の飾り方は?」など悩む方も多いでしょう。
本記事では、お客様をお迎えするお花の5つの選び方、ふさわしいお花の種類、見栄えの良い飾り方などを紹介します。
お客様をお迎えする機会が多く、居心地のいい空間に変えたい方は、参考にしてみてください。
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目次
お客様を迎えるお花の5つの選び方
お客様を迎えるお花は、次の5つのポイントを考えながら選ぶといいでしょう。
- 飾る場所や目的に合わせてお花を選ぶ
- 四季折々のお花を取り入れる
- 室内の色彩と調和するお花を選ぶ
- 空間に合った控えめな香りのお花を選ぶ
- 飾る場所や目的に合わせて予算を設定する
それでは、順番に解説していきます。
① 飾る場所や目的に合わせてお花を選ぶ
お迎え花を選ぶ時に一番大切なことは、飾る場所や目的に合わせて選ぶことです。
お客様が最初に目にする玄関や受付は企業の顔になるため、華やかなお花を飾ると印象が良くなります。
また、ロビーや待合室ではお客様がくつろげる空間を作り、会議室では打ち合わせに集中できるようにするなど、場所ごとに目的を考えてお花を飾りましょう。
同じ目的を持った場所でも、広さや趣が違えば似合うお花も異なります。
広く明るいロビーには、ユリや胡蝶蘭などの大きなお花を目立たせたアレンジメントを飾ることで、空間を華やかにしてくれるでしょう。
一方で、それほど広くない場所には、ガーベラやトルコキキョウなどの優しい印象のあるお花を飾ることで、狭くても居心地の良い空間を作ることができます。
② 四季折々のお花を取り入れる
お迎え花を選ぶときは、四季折々のお花を取り入れて、季節感を感じられるようにすると、見る人の気持ちを和ませたり、雰囲気がぐっと良くなります。
春には「桜」、初夏には「あじさい」など、日本独特の季節のお花は、海外のお客様にも喜んでもらえて、会話が弾むきっかけにもなるでしょう。
また、夏は涼しげなブルーのデルフィニウムを合わせたり、秋はオレンジのダリアや赤い実などで温かみのあるアレンジにしたりと、お花の色でも季節感を出すことができます。
季節のお花や、温度を感じさせるお花をうまく組み合わせ、お客様にとって居心地のいい空間を作りましょう。
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③ 室内の色彩と調和するお花を選ぶ
お部屋全体の雰囲気を良くするためには、室内の色彩と調和するお花を選ぶことがポイントになります。
室内の色彩と調和させるには、飾る場所とお花を同じトーンでまとめたり、空間に使われている色を取り入れたりなど、共通点を作るのがおすすめです。
室内が柔らかい色彩の場合、淡いピンクのガーベラやバラなど、パステル系で優しい雰囲気のお花を選ぶことで、場所全体の調和が整います。
重厚な雰囲気のある色彩の場合、落ち着いた深い赤のダリアや高級感のあるカサブランカを選ぶことで、統一感を持たせることができるでしょう。
色彩の調和によって室内全体のバランスが整うと、お客様も居心地よく感じて、訪問先に対する印象が良くなります。
④ 空間に合った控えめな香りのお花を選ぶ
お客様をお迎えするときは、空間に合った控えめな香りのお花を選ぶことも大切です。
お花の香りには癒し効果があり、お花を飾った空間がほんのり香ることで、お客様がリラックスしたり、居心地よく感じたりします。
しかし、ユリのように香りがしっかりあるお花は、狭い場所や閉め切った空間では強く香るため、苦手な方もいるかもしれません。
そのため、空間の広さや雰囲気に合わせて、飾ったときの見栄えだけでなく、香りにも気を配るとよいでしょう。
⑤ 飾る場所や目的に合わせて予算を設定する
お花を贈るときは、相手に合わせた金額設定もマナーのひとつですが、お迎え花は贈答用ではないため、予算はある程度自由に設定可能です。
飾る場所に合う大きさのお花を、無理のない予算設定で用意するとよいでしょう。
お花を飾る場所と予算相場の目安は、下表を参考にしてみてください。
お花を飾る場所 | 予算相場 |
事務所の受付や会議室など小規模なスペース | 3,000円~5,000円 |
会社やお店のエントランスなど中規模なスペース | 5,000円~10,000円 |
ホテルのロビーなど大規模なスペース | 10,000円以上 |
お迎え花の目的は、来訪するお客様に歓迎の気持ちを示すことなので、お客様からの印象が良くなるように、ボリューム感も考慮して予算を決めると良いです。
お客様を迎えるお花を飾る場所とお花の種類
お客様を迎える場所によって、ふさわしいお花の種類も異なります。
ここでは、次の5つの場所ごとに、おすすめのお花の種類を解説していきましょう。
- 受付やエントランス
- 会議室
- 待合室やロビー
- 事務所の入り口
- テーブルフラワー(会食)
① 受付やエントランス
受付やエントランスに飾るお花は、歓迎の気持ちが伝わるような、華やかなお花がおすすめです。
受付やエントランスは、お客様が来訪されたときに一番最初に立ち入る空間で、その雰囲気によって企業へのイメージが決まるといっても、過言ではありません。
エントランスに専用のスタンド台や、受付カウンターの上など、お客様の邪魔にならない場所にお迎え花を飾りましょう。
高さのある台がセットになったスタンド花は、置き場所がない空間にも簡単に飾れるので便利です。
広々とした空間なら、ユリのように香りの強いお花を飾っても、それほど香りがきつく感じにくいかもしれません。
お花の大きいユリやダリアなどをメインに、バランス良くお花を生けることで、見栄えのいい空間になります。
また、格式のある高級感を演出するときは、白い胡蝶蘭の鉢もおすすめです。
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② 会議室
会議室にお花を飾るときは、あまり華美にしないで、落ち着いた雰囲気のお花を飾るといいでしょう。
会議室は、打ち合わせをする目的のため、華やかに飾りすぎると人によっては煩わしく、集中力を奪われると感じることもあります。
会議に集中できるように、シンプルな花束やアレンジメントなどを飾りましょう。
飾る場所は、会議室の隅や演台の上などの会議に邪魔にならない場所、または小さなお花であれば机の上に飾っても差し支えありません。
また、会議室では、講師を招いてセミナーなどを開催する場合もあるかもしれません。
そのため、会議室入口に設けた受付や、登壇する演台上にお花を飾ることで、お花が講師を引き立て、セミナーの成功に貢献するでしょう。
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③ 待合室やロビー
待合室やロビーにお花を飾るときは、お待たせするお客様の気持ちを考えてお花を選ぶのがポイントです。
待ち時間を感じさせないように、見応えのあるデザイン性の高いお花を飾ったり、リラックスできる優しい雰囲気のお花を飾るとよいでしょう。
待合室やロビーでは、お客様はソファーやイスに座って時間を過ごすことが多いため、座ったときの目線に合わせた高さのお花を飾ると良いです。
ローテーブルとソファーがセットになっている場合は、書類などを広げたときに邪魔にならないように、小ぶりなブーケやアレンジメントをテーブルに飾るのがおすすめです。
テーブルがない場合は、待合室やロビーの中央や隅にスタンド台を置き、どこからでも見えるようにボリュームのあるお花を飾るといいでしょう。
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④ 事務所の入り口
受付やエントランスと同様に、事務所の入口も企業のイメージを印象付ける大切な場所なので、バラやガーベラなど華やかで明るいお花を飾るのがおすすめです。
扉の外や、中に入ってすぐのところにお花を飾ることで、これから入ろうとするお客様に良い印象を与えることができます。
事務所の入り口の大きさに合わせて、適切なサイズのお花を選ぶことも、印象を左右する上で大切なポイントです。
すっきりと清潔感がある事務所に見えるように、お花を飾る場所は特にきれいに整えることがおすすめです。
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⑤ テーブルフラワー(会食)
会食時のテーブルフラワーは、お互いの目線を遮らない高さで、お料理にかからない程度の大きさのお花を飾るのがポイントです。
テーブルフラワーは、あくまで会食の雰囲気を盛り上げたり、お料理を引き立たせたりするためのものなので、会食の邪魔になるような飾り方は避けましょう。
また、香りがないお花や控えめなお花を選んだり、美味しく料理が食べられるような色を選ぶと良いでしょう。
黄色やオレンジのビタミンカラーや、赤やピンクなどの暖色系は、食欲を増進するとされる色なので、会食を盛り上げるときのお花にぴったりです。
一方で、寒色系は食欲を減退させる色になるため、会食時のテーブルフラワーには選ばないようにしましょう。
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お客様を迎えるお花の飾り方のポイント
お客様を迎えるお花の飾り方のポイントには、次の4つが挙げられます。
- 空間に合ったサイズのお花を飾る
- 花器やスタンド台の色や素材にこだわる
- テーブルや床の色も考慮して飾る
- デザイン性の高いアレンジメントを選ぶ
飾る場所の広さや色調、テーマなども考えながら、ふさわしいお花を飾りましょう。
① 空間に合ったサイズのお花を飾る
お客様を迎えるためのお花は、空間に適したサイズを選ぶことが重要です。
小さすぎるお花は空間を活かしきれず、逆に大きすぎるお花は圧迫感を与える可能性があります。
どのくらいの大きさがふさわしいか迷うときは、お花屋さんに飾る場所の写真を見せて、サイズ感の相談をするのもおすすめです。
HanaPrimeで扱っているアレンジメントの一部は、おおよその商品の大きさも記載しているので、参考にしてみてください。
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② 花器やスタンド台の色や素材にこだわる
お客様をお迎えするお花を用意するときは、お花の色や種類に合わせて、花器やお花を乗せるスタンド台の色や素材にもこだわりましょう。
上質なお花を飾る場合は、高級感のある壺や大理石のスタンド台などを使うことで、上品な雰囲気を演出することができます。
小花や可愛らしいお花を飾る場合は、ナチュラルなかごアレンジや、ガラスの花器に生けた花束が、雰囲気を和らげてくれるでしょう。
統一感のある花飾りをすることで、お客様の印象もぐっと良くなります。
③ テーブルや床の色も考慮して飾る
花器やスタンド台だけでなく、テーブルや床の色とのバランスも考慮して飾ることで、より印象のよいお迎え花になるでしょう。
木のテーブルや木目の床には、かごやガラスの器を用いて、ナチュラルな雰囲気のアレンジメントやブーケを飾ると、自然に包まれたリラックスできる空間を演出できます。
白や黒のモノトーンのテーブルや床には、シンプルな陶器の器に華やかなお花を飾ることで、空間を明るい雰囲気に変えることができるでしょう。
お花の印象だけで決めずに、空間全体をコーディネートする気持ちでお花を選ぶと、統一感があるだけでなく、お客様にとっても居心地のいい場所になります。
④ デザイン性の高いアレンジメントを選ぶ
お客様に対してお花を強く印象付けるためには、デザイン性の高いアレンジメントを選ぶこともポイントです。
スタイリッシュなデザインや、トレンドを意識したアレンジメントは、お客様の記憶にも残りやすいでしょう。
また、毎回テーマを決めて、季節のお花のアレンジメントなども取り入れながら飾るのもよいでしょう。
月ごとに色やお花の種類を変えたり、テーマ性のあるアレンジメントを飾ったりすることで興味を持ってもらえ、お客様との会話のきっかけにもなります。
お客様を迎えるお花に関するよくある質問
最後に、お客様を迎えるお花に関するよくある質問を解説していきます。
お客様を迎えるお花に定番はある?
飾る場所や求める雰囲気によって、ふさわしいお花は異なるので、お客様を迎えるお花に定番はありません。
ただし、お客様に印象付けたいイメージがあるなら、場所ごとにその目的に合うお花の種類を選びましょう。
高級感のある場所には白い胡蝶蘭、優美な雰囲気の場所には赤バラなど、特定のお花をその場所の定番にするのもおすすめです。
お花を飾る場所や雰囲気によっては、定番のお花が飾られていることで、お客様に安心感を与えることもあります。
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観葉植物とお花どっちがいい?
お客様を迎えるために飾るなら、観葉植物よりもお花がおすすめです。
観葉植物は華やかさに欠けるため、お客様を歓迎する気持ちを伝えるには物足りないでしょう。
しかし、観葉植物を置くことで雰囲気が和らぎ、リラックスした空間づくりができます。
さらにお花が加われば、より空間が華やかになるため、観葉植物とお花の両方を飾ることで、雰囲気がもっと良くなるでしょう。
飾り花と迎え花の違いは?
飾り花とは、お客様をお迎えする場所に飾るお花のことで、エントランスやロビー、受付など、お客様が来るあらゆる場所にあしらうお花のことです。
迎え花も飾り花と同じ意味を持ちますが、さらにお客様を歓迎する意味合いが強いときに、迎え花と表現します。
迎え花は、重要なお客様が来るときや、イベントなどで多くのお客様が来るときなど、特別な場合に飾るお花とも言えるでしょう。
迎えるお花を選ぶ際の最も重要なポイントは?
お客様を迎えるお花を選ぶ際の最も重要なポイントは、お客様がお花を飾ってある場所に来たときに、どう感じるかを考えて選ぶことです。
迎える側にとって居心地のいい空間であることも大切ですが、一番大切なのはお客様のことを考え、リラックスできたり、気分よく過ごせたりする環境を作ることです。
お迎えのお花を選ぶときは、常にお客様目線で考えるようにしましょう。
お客様を迎える特別な日にはお花でおもてなしをしよう
お客様を迎えるためのお花には、来訪者に歓迎の気持ちを伝えるだけでなく、お客様を和ませたり、リラックス効果を与えたりなど、いろいろな効果が期待できます。
そのため、お客様がくつろいで過ごせるように、空間の雰囲気やインテリアに合うお花選びが大切です。
お花を選ぶ際には、ロビーやエントランス、会議室や会食テーブルなどの場所ごとや、お客様をお迎えする目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
四季折々のお花を飾って季節感を出したり、デザイン性の高いアレンジメントを飾り印象付けたりすることもできます。
お客様を迎える特別な日には、どのようなお花で歓迎するか、どのような気持ちで過ごしてもらいたいかなどをしっかり考えて、お迎え用に飾ったお花でおもてなしをしましょう。
\飾る場所にふさわしいお花を選ぼう/