開店祝いにおすすめのお花と贈るときのマナー

お店の開店祝いにお花が選ばれる理由は、お店を彩りつつ来訪者にとっても印象が良く見られやすいためです。

開店直後は忙しく、かつ重要な時期なので「失礼や負担をかけないようにお花を贈りたい」など考える方も少なくないでしょう。

本記事では、開店祝いのお花選びのポイント、最も選ばれるスタンド花や胡蝶蘭について贈る業種別の選び方、贈り方のマナーについて解説します。

開店祝いに関するマナーも紹介していますので、近々お花を贈る予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

HanaPrimeでは、開店祝いにふさわしいスタンド花や胡蝶蘭も数多く取り揃えています。

開店祝いのお祝い花を贈るならスタンド花がおすすめ

スタンド花とは、高さのある土台の上にお花をデザインしたフラワーアレンジメントのことです。
街でスタンド花を見かけると「あそこに新しく開店したお店があるんだな」と気が引かれることがありますよね。
高さが大人の身長ほどあり、周囲からとても目立つスタンド花は、お店の開店を存分にアピールすることができるフラワーギフトです。

① スタンド花は一番目立つお祝い花

スタンド花は、お店の店頭に飾るため、他の人が贈ったお花に埋もれてしまう心配がありません。
お祝いに贈るお花にはフラワーアレンジメントもありますが、高さが低く、店舗前の地面に置いた場合はあまり目立ちません。小さなアレンジメントであれば、店頭ではなく店内に飾られる可能性もあります。
その点スタンド花は高さがあり目立つので、記念写真でもしっかりと自分の贈ったお花を確認することができるはずです。

② 周囲の目をひき集客効果が期待できる

スタンド花は華やかで道行く人の目を惹きます。
そのため、新規オープンしたことが周囲に広まりやすく、集客効果が期待できる贈り物として喜ばれます。
また店頭にたくさんのお祝い花が並ぶことで、周囲からの祝福を受けてオープンしたという、お店のイメージアップにもつながります。

③ お店の雰囲気に合ったお花を用意でき、雰囲気も明るくなる

色鮮やかなお花は、お店の雰囲気を明るく彩ります。
胡蝶蘭や観葉植物も開店祝いの定番ですが、色合いや種類が限られるため、お店の雰囲気に合わせづらいのが難点です。
スタンド花は、豊富なバリエーションの中から、お店の内装や外観にぴったりなアレンジを選べるので、お店の雰囲気を壊してしまう心配もありません。

④ 贈り主の宣伝効果も期待できる

企業から贈られるスタンド花は、立て札を立てて手配します。
立て札には、贈り主の会社名や代表者の役職、名前を記載するので、贈る会社の宣伝効果も期待できます。
また立て札は、お店の人脈をアピールするツールでもあります。
お店に著名な人からお花が届いていれば、注目度も高まり、お店の価値も上がるという訳です。

お店の宣伝効果も期待できるスタンド花を探す

スタンド花より胡蝶蘭がおすすめな場合

お店の立地や、業種によってはスタンド花より胡蝶蘭がふさわしいケースもあります。
スタンド花は置き場所に広いスペースの確保が必要です。また、生花の贈り物に関して制限のある場所もあります。以下のケースであれば、胡蝶蘭を検討しましょう。

スタンド花を飾るスペースがお店の外にない場合

お店の前の通路が狭かったり、お店自体がコンパクトな場合は胡蝶蘭を検討しましょう。
大きなスペースを必要とするスタンド花は、スペースの少ないお店にとっては迷惑になってしまいます。
贈る側に悪気がなくても、お店に見合わないサイズの贈り物は、受け取り手によっては嫌味に捉えられてしまうことも考えられます。

胡蝶蘭であれば、卓上に飾れる小さなサイズから用意することができます。
ただし胡蝶蘭を選ぶ場合でも、大輪のものは置き場所にスペースが必要です。
事前に飾る場所を確認し、相手の負担にならないサイズの胡蝶蘭を手配することが大切です。

病院や薬局など清潔感が求められる業種の場合

病院や薬局の開院、開局祝いでは、香りがほとんどなく、花びらが落ちる心配のない胡蝶蘭が好まれます。
特に白い胡蝶蘭は、清潔感が感じられる贈り物として開院、開局祝いの定番です。

ただし病院や薬局では、衛生面や利用する患者さんへの配慮から、生花の持ち込み自体をを禁止しているケースもあります。
事前に必ず「生花の持ち込みが可能かどうか」の確認が必要です。

開店祝いの立て札の書き方

開店祝いのスタンド花には立て札を付けて手配するのがマナーです。
ビジネス関係のフォーマルなシーンでは木札を使用します。
知人や友人宛の開店祝いであれば、カジュアルな紙札でも問題ありません。

■開店祝いの立て札の書き方

「お祝い・お供えで使う立て札の書き方とマナー」に関して更に詳しく知る

立て札が赤いけど大丈夫？

お祝いの立て札の表書きは朱書き（赤字）で記載するのが基本的なマナーです。
慶事の際、お祝いの文言を赤で記載することで、目立たせ注目してもらうことを促す目的で使われます。
逆に黒字（あるいは灰色）は、お悔やみの立て札に使用します。

開店祝いで赤字や火事を思わせる赤はNGとされていますが、立て札の表書きについては赤字で記載しても問題ありません。

連名で贈りたい場合

立て札には名前を連名で記載することができます。
しかし人数が増えると文字が小さくなり読みづらくなるので、その場合は「○○部一同」「○○友人一同」のようにまとめて記載する方法がおすすめです。

お祝いのメッセージカードは必要？

メッセージカードは必ずしも必要なマナーではありませんが、贈り手と受け手の関係性がさらに深まるきっかけにもなるので、添えて贈ることをおすすめします。

立て札とは違ってプライベートなメッセージなので、相手との関係を表すような親しみのあるメッセージを届けると喜ばれます。
開店を祝福し、お店の繁栄を願うようなメッセージを届けましょう。

開店祝いに贈るお花を選ぶ際の注意点

開店祝いを贈るタイミングは、お店にとって忙しい時期です。
相手に手間をかけさせることのないように、注意したいポイントをまとめました。

ユリなどの花粉の出るお花は避ける

花粉でお店の壁や床を汚してしまう心配のあるお花は避けます。
ユリの花粉は、衣類や壁についてしまうとかなり落としづらいです。
また、白いユリは花粉がはじけると、花びらに付着してしまい見た目も美しくないため、開店祝いには避けた方が無難です。

赤一色のお花は避ける

赤色は「赤字」「火事」を連想させ、開店祝いでは縁起が悪いので避けるのがマナーです。
お店のイメージカラーに合わせて赤色を選ぶ場合も、特別な理由がない限りは他の色を混ぜたアレンジを選びましょう。
同様の理由でラッピングにも、赤一色を選ぶのは避けましょう。

飲食店では香りの強いお花は避ける

贈り先の業種にも気を配り、飲食店では香りの強いお花は避けましょう。
強いお花の香りはお酒やお料理の香りを邪魔してしまい、お料理の美味しさを引き立てられなくなってしまいます。

業種やお店の雰囲気で選ぶお祝いお花の色

開店祝いでは、お店の業種、内装や雰囲気に合ったスタンド花を手配することが大切です。
事前にお店の雰囲気や内装のテーマカラーをチェックして、お店のイメージを壊さないお花選びを心がけましょう。

飲食店

飲食店のジャンルとお店のコンセプトに合ったお花を選ぶことが大切です。
お店の内装やロゴの色合い、サイトのイメージカラーなどを参考に、色合いを選びましょう。

美容院やネイルサロン・エステサロン

おしゃれな人が集う美容院やサロンには、グリーンをたっぷり取り入れた清潔感のあるスタンド花が好まれます。
リラックスできる空間を提供する場所なので、見ていて癒されるような、優しい色合いのお花がおすすめです。

雑貨店やアパレルショップ

アパレルショップでは、ブランドの世界観に合ったお花選びが大切です。
ターゲット層がはっきりしているお店であれば、年齢層も考慮してお花の雰囲気を選びます。
お店の雰囲気を壊さないように、ブランドコンセプトやイメージカラー、商品のテイストなどは必ず押さえておきましょう。

贈る業種に合わせて選べるスタンド花をチェック

病院・クリニック・薬局（開院・開局祝い）

病院・クリニックの新規オープンは、開店ではなく開院祝い、薬局は開局祝いに該当します。
来院される方への配慮から、香りがほとんどなく、お花の落ちない胡蝶蘭がおすすめです。

開院祝い、開局祝いに贈るお花については以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

開店祝いに贈るお花の相場

贈る相手との関係やお付き合いの深さを考慮して、贈る金額を決めましょう。
相手にお返しの負担をかけないためにも、相場に合った金額のお花を手配することが大切です。

スタンド花は、予算に合わせて1段か2段を選ぶことができます。
1段の相場は15000円前後、2段の相場は30000円前後です。
贈る際には金額だけでなく、事前に飾る場所の確認をし、サイズ感も考慮してお花を選びましょう。

■開店祝いに贈るお花の相場

友人や知人へのお祝いは、お返しを心配させず、気軽に贈れる金額を選びます。
取引先に贈る場合は、他の会社からもお花が届くことが想定されるので、会社を代表するのにふさわしい金額で、印象に残るお花を選びましょう。
身内への開店祝いであれば、親族一同として豪華なスタンド花を用意しても喜ばれるでしょう。

開店祝いに贈るおすすめのスタンド花

HanaPrimeでは、開店祝いにふさわしいスタンド花を種類豊富にご用意しています。
お店の業種、外装や雰囲気に合わせてお花をお選びいただけるので、贈り先のお店にもきっと喜んでもらえるはずです。

おしゃれな美容室やサロンの開店祝いにおすすめ

白グリーンを基調に、ネイティブフラワーを取り入れたおしゃれな雰囲気のアレンジメントです。
落ち着いた雰囲気でありながら、動きのある枝ものや葉を使い、見る人を飽きさせない印象的なアレンジに仕上がっています。おしゃれな美容院や、イタリアン、カジュアルなアパレルショップや雑貨屋さんにもおすすめです。

フレンチ、エスニックなお店、アパレルショップにおすすめ

ポップなオレンジと赤の花合わせに、落ち着いたグリーンを取り入れたシックな色合いのアレンジメントです。
ビタミンカラーを取り入れつつも、大人っぽい印象なのでフレンチや落ち着いた雰囲気のアパレルショップなどにもおすすめのスタンド花。
個性的な色合わせなので、他のスタンド花と差を付けたい人にもおすすめです。

迷ったときには、どんな雰囲気のお店にも似合う白色のスタンド花

シンプルな色合わせですが、どんな雰囲気のお店にも似合う白グリーンのスタンド花です。
バラやカーネーションをふんだんに取り入れ、葉物にも動きがあるので白グリーンでも華やかな印象を与えるアレンジ。
清潔感が感じられるアレンジなので、ビジネスシーンの贈り物にも最適です。

開店祝いに贈るおすすめのお花

お花の中には、門出を祝うのにふさわしい花言葉を持った種類があります。
メッセージカードにお祝いの言葉とともに、花言葉を添えればより特別なギフトになり、祝福の想いが届くはず。
ぜひお花選びの参考にしてください。

ガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」

パッと開いたお花が見る人を元気にしてくれるガーベラには「希望」「常に前進」という花言葉があります。
来店するお客さまが思わず笑顔になってしまうような、かわいらしい雰囲気が魅力的。
お店のこれからの発展を願い、応援する気持ちを込めて贈る開店祝いには最適なお花です。

トルコキキョウ（リシアンサス）はお店を華やかに彩るお花

トルコキキョウは門出のシーンにふさわしい「希望」という花言葉を持ちます。
カラーバリエーションが豊富で、ボリュームたっぷりなトルコキキョウはウェディングシーンにも使われる華やかなお花です。
エレガントな見た目に加え、とても花持ちの良いお花なので、美しい状態を長く楽しめるのも魅力です。

スイートピーの花言葉は「門出」

新しい旅立ちを祝福する「門出」という花言葉を持つスイートピーは、フリルのような優しい花びらがかわいらしいお花です。
「優しい思い出」という花言葉もあるので、古くからの友人がお店をオープンするシーンに選ぶと喜ばれます。
さらに「蝶のように飛翔する」という花言葉があり、これから新しいお店のスタートを祝福するには最適なお花です。

アルストロメリアの花言葉は「持続」「未来への憧れ」

「持続」「未来への憧れ」という花言葉を持つので、新しいお店がずっと続きますようにという願いを込めて贈りたいお花です。
花言葉同様に、とても花持ちの良いお花でもあります。
お花の花びらには独特の模様が入っていて、合わせるお花によって上品にもエキゾチックにも変化する姿が楽しいお花です。

ひまわりは太陽の方を向いて咲く、見る人にパワーを与えるお花

「情熱」という花言葉があるので、お店を応援する気持ちを込めて贈りたいお花です。
明るさと元気の良さがいっぱいのひまわりをお店に飾れば、お店に活気が溢れます。
太陽の方を向いて咲く性質を持つひまわりは、見る人にパワーを与えてくれる元気なお花です。

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「ありがた迷惑」にならないための開店祝いのお花の贈り方のマナー

せっかく心を込めて贈ったお祝いのお花が、相手の迷惑にならないために、贈り方のマナーを押さえておきましょう。

① 生花を贈ってもよいか事前に確認する

お花を贈る前に、生花が贈れるかどうか必ず確認を取りましょう。
お店によっては生花の受け取りをお断りしているケースもあります。
また、お花の雰囲気や色遣いに希望がある場合もあるので、親しい間柄であれば事前に要望を聞いておくと、より喜ばれる贈り物になるはずです。

② 開店日の前日に届ける

開店当日は忙しいため避け、前日に届くように手配します。
お店に直接行く予定があれば、小ぶりな胡蝶蘭やアレンジメントなら、お祝いの言葉とともに直接届けても喜ばれます。
スタンド花はお花屋さんからの配送が必要です。
前日は準備などでお店にいないことも考えられるので、事前にお花を贈りたい旨を伝え、配送日の調整をしておくのが大人のマナーです。

③ 開店後は1週間以内に届ける

開店前日に間に合わない場合は、遅くなったお詫びとともに1週間以内には手配しましょう。
直接渡したい場合も、来店の予定が1週間を過ぎるようであれば一度配送で手配し、お店を訪れたときに改めてお祝いの言葉を伝えた方がスマートです。

開店祝いにお花を贈る際のよくある質問

開店を知ったのが開店後だったけどどうしたらいい？

お詫びを添えて、お祝いの気持ちを届けられれば、遅れてお祝いを手配しても問題ありません。
ただし、開店から1か月以上経ってしまった場合は札の表書きを「祝御発展」として手配します。
このタイミングでの生花のお祝いは、お店によっては迷惑になることもあるので、事前にお花を贈りたい旨を伝え、あちら側の意向も伺ってから手配した方が親切です。

小さめのお花を贈るなら何がおすすめ？

そのまま飾れるフラワーアレンジメントがおすすめです。
小さなサイズであれば、受付やカウンターの上に飾れるサイズもあるので、お店のスペースが狭い場合にはアレンジメントを選びましょう。

コンパクトに飾れるフラワーアレンジメントを探す

担当してくれてた美容師が独立するみたい。お客さんから贈るのはどう？

いつもお世話になっている美容師さんの独立のお祝いは、お客さまから贈っても喜ばれます。
ただし気を遣わせないためにも、あまり高価なアレンジは避け、レジ前やお客さまの鏡の前に飾れるサイズ感のものを選びましょう。

3,000円くらいで贈れるおすすめのお花はある？

そのまま飾れるフラワーアレンジメントがおすすめです。
HanaPrimeでは季節のお花を使ったアレンジメントを豊富にご用意しています。
お店の業種や雰囲気に合わせて、好みの色合いのお花を届けましょう。

開店祝いに花束を贈るのはどう？

花束よりはそのまま飾れるアレンジメントがおすすめです
開店したばかりのお店には、花瓶がないことも考えられます。
開店祝いの時期は忙しいので、花束の水替えが相手の負担になることも考慮し、なるべく相手に負担をかけないお花選びを心がけることが大切です。

開店祝いにお花以外を贈るなら？

お花以外の贈り物なら、お店のインテリアになる観葉植物がおすすめです。
お花の雰囲気を選ぶとき同様に、お店のテイストにあった植物を選びましょう。
大きな観葉植物は、広いスペースが必要になるので贈り先の意向も確認してから選んだ方が安心です。

開店祝いにふさわしい観葉植物を選ぶならHanaPrime

開店祝いにふさわしいお花を贈って門出を祝おう

お店の門出である開店には、希望と同じくらい不安な気持ちもあることでしょう。
そんな時に共に届く、お花のギフトは相手の不安を和らげ、お店へのエールを届けてくれるはずです。

HanaPrimeでは、開店祝いにふさわしいスタンド花を種類豊富にご用意しています。
業種や雰囲気に合わせたお花選びができるので、どんなお店にもぴったりなイメージのお花が見つかるはずです。
大切な方に贈る開店祝いのスタンド花は、ぜひHanaPrimeで、お祝いの気持ちをお花に託して届けてみてはいかがでしょうか。

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