開店祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーや相場を解説

新しくお店をオープンする際には、開店祝いを贈るのが一般的で、お祝としてお花がよく選ばれます。

その中でも胡蝶蘭は、華やかで格式が高いことから、開店祝いにふさわしいお花として人気です。

そこで「開店祝いにふさわしい胡蝶蘭の種類は？」「贈る際のマナーは？」など気になることもあるでしょう。

本記事では、開店祝いに胡蝶蘭を贈る理由、マナーや注意点、値段や相場、そしておすすめ胡蝶蘭5選を解説します。

開店祝いに胡蝶蘭を贈る理由

胡蝶蘭を開店祝いに贈るのはただ華やかであることだけが理由ではありません。
開店祝いに贈る花として胡蝶蘭が相応しい理由を知り、より一層お祝いの気持ちを込めて贈りましょう。

胡蝶蘭の花言葉は「幸福」で縁起が良い

胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」です。
花を贈る際気になる花言葉ですが、胡蝶蘭の花言葉はまさに開店祝いにふさわしいでしょう。
また鉢植えは「根付く」ということで開店祝いとして相応しいとされています。
さらに英語圏での花言葉も「美」「豪華」「高価」などと開店にぴったりな花言葉です。
商売を営む人の中には、縁起を担ぐ人も多いので、喜ばれるでしょう。

花の香りや花粉が少なく飲食店でも迷惑にならない

胡蝶蘭は見た目は華やかですが、香りや花粉が少ない特徴があります。
開店祝いの場合、店舗にお客様が出入りする場所に飾られることが多いので、香りや花粉が多いものだと不快に感じさせてしまうことがありますが、胡蝶蘭にはその心配がほとんどありません。
特に、お食事を楽しんでいただく飲食店の場合は、香りや花粉に配慮が必要なため胡蝶蘭はぴったりの開店祝いと言えるでしょう。

豪華で華やかな見た目が商売繁盛のイメージにぴったり

胡蝶蘭は見た目通り華やかなお花で、開店を祝うのにぴったりです。
たくさんの蝶が列をつくるような花の形状も集客をイメージさせます。

お花が長持ちし開店の雰囲気も持続する

胡蝶蘭は他の花よりも比較的長持ちします。
胡蝶蘭は通常1ヶ月、長いものであればそれ以上の期間楽しむことができるのが特徴です。
そのため忙しい開店時期に花の傷み具合を気にする必要が少なく、華やかさを持続させることが可能で喜ばれるでしょう。

季節を選ばず贈ることができる

胡蝶蘭は温度管理で開花時期をずらすことが可能なため、季節を問わず贈ることが可能です。
どの季節でもお祝いの雰囲気をまとう胡蝶蘭は開店祝いにおすすめです。

開店祝いに胡蝶蘭を贈る際の6つのマナーと注意点

胡蝶蘭を開店祝いに贈る際、注意したい点は下記の6つです。
受け取る側に、喜んでもらえるポイントを紹介します。

① 生花を贈って問題ないのか事前に確認する

大前提として生花の受け取りが可能か確認しましょう。
生花を飾る場所がない場合や、店の雰囲気やコンセプトに強いこだわりがある場合は生花が好まれないこともあるので事前の確認がベストです。

② 飾るスペースを考慮した大きさの胡蝶蘭を選ぶ

開店する店の規模や場所に合わせた胡蝶蘭を贈りましょう。
胡蝶蘭は大きさや本数、花の数を選ぶことができるので配慮が可能です。
せっかくの開店祝いなのに置き場に困らせてしまうことのないようにすることで、相手にも喜ばれます。
場所や規模がわからない場合は、相手に確認してみましょう。

③ 火事や赤字を連想させる色を避ける

赤い色は火事や赤字を連想させるため開店祝いには避けましょう。
店のコンセプトが赤である場合や、相手が望む場合は赤を贈ることも可能ですが、あまりおすすめできません。
どうしてもということであれば、他の色を混ぜたものにするなど工夫するといいでしょう。

④ 開店1週間前から前日までに届ける

開店祝いとして胡蝶蘭を贈る場合、開店の1週間前から遅くとも前日には届くように配慮しましょう。
開店当日は忙しく、花の搬入などが邪魔になってしまうことが予想されます。
さらに、開店祝いのお花もしっかりセットした上でお客様を迎えることができた方が、受け取る側の負担が少なくスマートでしょう。

⑤ 開店祝いの胡蝶蘭につける立て札の書き方

開店祝いの胡蝶蘭に立て札をつける場合は、「御祝」「祝開店」「祝オープン」などのメッセージとともに贈り主の名前を書きます。
立て札は贈り主が誰かを示すのに大切なので必ずつけるようにしましょう。

さらに、開店祝いの場合、出店名の周知に役に立つので、贈り先の店名を入れると喜ばれます。

立て札の書き方を見る

⑥ メッセージカードをつける場合は忌み言葉を避ける

お祝いの気持ちをストレートに伝えるのにメッセージカードを添えるのは効果的でしょう。
その際、注意したいのが、忌み言葉です。
忌み言葉でお祝いに水を差してしまわないように言葉を選びましょう。
開店祝いのメッセージで避けるべき忌み言葉は以下の通りです。

開店祝いに贈る胡蝶蘭の値段と相場

胡蝶蘭とひとくくりにいっても花の数や本数などの形状により値段は大きく変わります。
開店祝いでよく贈られている胡蝶蘭の値段を解説します。
相手との関係性によっても相場が違うので、参考にしてください。

取引先に贈るなら10,000円～50,000円

取引先への開店祝いは相手先との関係性や、業種によって相場に差が出るでしょう。
イメージが先行しやすい薬局やクリニックの場合は他業種より少し高めの傾向が見られます。

■業種別の相場金額

友人・知人に贈るなら5,000円～10,000円

友人や知人の場合、関係性で価格が変わります。
例えば、知っている程度の間柄では5,000円くらい、親友ほどの仲なら10,000円を超えることもあるでしょう。
友人知人の場合連盟でお花を出すことも多く、その場合は豪華なお花を出すこともできます。

個人でお花を出す場合、あまり親しくない間柄で大きなものを送ってしまうと相手が恐縮してしまうこともあるので、注意しましょう。

身内に贈るなら10,000円～20,000円

身内に贈る場合は、相手の年齢なども考慮して贈るといいでしょう。
身内の門出を少しでも華やかにという気持ちを込めて20,000円以上のものを送ることもあります。

開店祝いにおすすめの胡蝶蘭5選

一番人気は白の3立ち

白の胡蝶蘭は気品がありどんなシーンでも喜ばれ、中でも3本立ちが人気です。
見た目の豪華さと適度な大きさが人気の理由でしょう。
白の3本立ち胡蝶蘭なら開店という門出を祝うのにふさわしく、相手にも喜ばれます。

豪華な5本立ちや７本立ち

人より豪華なものを贈りたい、目立たせたいという場合は5本立ちや、７本立ちがおすすめです。
ただし、かなり大きなものになるので、贈られた側のスペースなども確認して贈る配慮が必要でしょう。

ミディ胡蝶蘭で手軽にお祝い

知人などあまり気を使わせたくないと考えている相手の場合は、ミディ胡蝶蘭もおすすめ。
価格も手頃で、気軽に贈ることができるのが魅力です。
置く場所にも困らない大きさですが存在感はあるのでカジュアルな贈り物にぴったりでしょう。

金運を運んでくる黄色の胡蝶蘭

白の胡蝶蘭が多い中、目立つのが黄色い胡蝶蘭です。
黄色には商売繁盛や、金運のメッセージがあるので開店祝いに喜ばれます。

紅白がおめでたい赤リップの胡蝶蘭

赤リップは白い花びらに赤リップという配色が、紅白のおめでたい色合いがお祝い事に好まれます。
紅白の胡蝶蘭が開店に華やかさを添えてくれるでしょう。

開店祝いに胡蝶蘭を贈る際によくある質問

開店祝いに胡蝶蘭を贈る際によくある質問は下記の通りです。

以降でそれぞれの質問に回答します。

立て札の宛名は会社名？店舗名？どっちを書けばいいの？

立て札に宛名を入れる場合は開店する店舗名を入れると良いでしょう。
開店祝いは開店したことを周知させる役割もあるので、開店した店舗名を入れる方が喜ばれます。

開店祝いの胡蝶蘭はいつまでに贈ればいいの？前日？当日？

開店祝いに胡蝶蘭を贈る場合は、１週間前から前日までには配達が完了するようにしましょう。
また受け取り可能な日時を確かめてから贈ると相手の負担にもなりません。
サプライズ的に贈ると相手が受け取れないことも起こりうるので確認をおすすめします。

開店祝いに5,000円の胡蝶蘭を贈るのは失礼じゃない？

開店祝いを贈る相手との関係性によるところが大きいですが、お祝いする気持ちが大切なので失礼とは言い切れません。
知人やそこまで親しくない相手などには、あまり高価なものは却ってよくない場合もあります。
気になるようであれば、他の人と連名で大きめの胡蝶蘭を贈るなど工夫するといいでしょう。

1万円の胡蝶蘭でおすすめはある？

3本立ちの鉢植えなどがおすすめです。
HanaPrimeでは大輪の30〜33輪で3本立ちのものを10,000円（税込11,000円）から贈ることが可能です。
ラッピングや立て札も無料でつけることができます。

お祝いに10,000円（税込11,000円）から買える胡蝶蘭

開店日に間に合わなかったらどうすればいい？

開店日に間に合わない場合は、開店日から１週間以内に送るようにしましょう。
開店から１週間ほどはお客様の多い時期なので遅れた分大きなものを送るとインパクトがありますよ。
1週間以上遅れてしまった場合は、落ち着いた頃にアレンジメントや観葉植物などを贈るのもいいでしょう。
また開店からかなり時間が空いてしまった場合は、華やかなものを贈るよりも店のコンセプトや雰囲気に合わせたものを贈る方が喜ばれる事もあります。

HanaPrimeではフラワーアレンジメントも豊富に取り揃えております。

お祝いにぴったりの観葉植物やアレンジメントを探す

ピンク色や赤リップ胡蝶蘭は贈らない方がいい？

ピンクや赤リップどちらも開店祝いに人気のある色です。
ピンクは女性の集まる店などに好まれますし、赤リップは紅白でおめでたい色なので開店の祝賀ムードを盛り上げます。
ラッピングを赤一色にしないように心がけるなど工夫すれば素敵な贈り物になるでしょう。

配達希望日に間に合わせるにはどのくらい前に注文したらいい？

注文するお店やお届け先によって異なりますが、贈る予定日の2日前であれば当日に届けられることが多いです。
しかし、ギリギリで注文することになると贈りたい花を選べないこともあるので、余裕を持って１週間くらい前には注文した方が良いでしょう。

なお、HanaPrimeの場合、12:00までのご注文でしたら翌日配送可能です。（北海道・四国・九州に関しましては、最短で翌々日のお届けとなります。）
明日や明後日にはお花を届けたいという方でも、HanaPrimeでしたら間に合う可能性があります。

開店祝いにぴったりな胡蝶蘭を探す

開業して開店する場合は開店祝い？開業祝い？

開業は事業を始めること、対して開店は店をオープンすることです。
実際にお客様をお迎えする場所に飾ることが多いので、飾る店舗の名前で開店祝いとするのがいいでしょう。

病院や薬局が開店する場合は開店祝い？開院祝い？

病院や薬局の場合は開院祝い、もしくは開局祝いとするのが一般的です。

胡蝶蘭以外で開店祝いにおすすめの花・植物

開店祝いとしては、胡蝶蘭が選ばれることが多いです。
しかし他のものを選択したいあなたにおすすめの花や植物を紹介します。

観葉植物

開店日周辺だけでなく、長く店内を明るくしてくれる観葉植物も開店祝いとして人気があります。
インテリアの1つとして長く飾ることができるのも魅力です。
素敵な花言葉を持つ観葉植物もあるので、お祝いのメッセージを込めて贈ってもいいでしょう。

フラワーアレンジメント

届いたらすぐに飾ることができるフラワーアレンジメントも人気です。
好きな花が選べることも人気の秘訣でしょう。

場所を選ばず好きなところに飾りやすいので、受け取った側も使いやすく喜ばれます。

スタンド花

開店祝いというとスタンド花を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
大きくて目立つスタンド花は宣伝効果があり、集客にも一役買うため、喜ばれるものの一つです。
色々な花を入れることができる上、目立つので開店を周知させる効果抜群です。

ただし、スタンド花は大きいため、贈る場合はスペースの確認などしておくことをおすすめします。

華やかな胡蝶蘭で開店に花を添えよう

胡蝶蘭は開店というおめでたい場面に花を添えるだけでなく、お客様を迎える際、香りや花粉が少なく長く楽しめるといったメリットを持っています。
開店祝いという門出を華やかに演出するのに胡蝶蘭はぴったりの花です。
胡蝶蘭と共に幸せが舞い込んでくるよう、開店した店が繁栄することを願って開店祝いに胡蝶蘭を贈りましょう。

HanaPrimeでは知人・友人や取引先の開店祝いにぴったりの胡蝶蘭を数多くそろえています。
開店祝いのお祝いの気持ちを込めて贈ってみてはいかがでしょうか。

HanaPrimeの公式HPはこちら