公演祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーと贈り方は？相場はいくら？

公演祝いのお花は、出演者の活躍を称えるだけでなく、会場を華やかに彩る、素敵な贈り物です。

しかし、「公演祝いのお花贈る際に気をつけることは？」「贈れない場合もある？」など気になる方も多いでしょう。

本記事では、公演祝いに人気のある胡蝶蘭の贈り方やマナー、場面に応じた適切な予算相場などを解説します。

HanaPrimeでは、公演祝いにぴったりな胡蝶蘭だけでなく、スタンド花も取り揃えていますので確認してみてください。

公演祝いとは？お花はどこに飾られる？

公演祝いとは、さまざまな公演の成功を祝して贈るお祝いの品のことです。
公演祝いとして贈られたお花は、舞台の入り口やロビーに飾られます。
また、出演者の楽屋に飾る「楽屋見舞い」としてもお花が好んで贈られます。

≫楽屋見舞いの胡蝶蘭のマナーや贈り方はこちらの記事で解説

公演祝いが贈られるのは、アーティストやお笑い芸人の舞台公演などのイベントです。
その他、相撲、歌舞伎、能、寄席、落語、お茶会、お芝居、ミュージカル、オペラ、クラシックコンサート、各種芸事・習い事の発表の機会も含まれます。

公演祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由

公演祝いに贈るお花の種類に決まりはありませんが、中でも人気が高いのは胡蝶蘭です。
ここでは、胡蝶蘭が公演祝いに選ばれる理由を3つ紹介します。

会場の入り口やロビーに置いても見栄えがいい

胡蝶蘭は、何よりも見た目が美しく豪華です。
公演が行われるホールの入口やロビーに飾った際にも見栄えがよく、出演者はもちろんお客さん達の目も楽しませてくれます。

お花が長持ちするので長期公演にも最適

胡蝶蘭は花持ちがよいため、簡単な世話だけで2～3カ月の間きれいな花が楽しめます。
公演の種類によっては、数ヶ月の長期にわたって行われるため、その間ずっときれいなままの胡蝶蘭は公演祝いにぴったりです。

公演祝いに胡蝶蘭の花言葉がピッタリ

胡蝶蘭には、花の形に由来した「幸せが飛んでくる」という、花言葉がついています。
公演の成功を祝うのに、ふさわしい花言葉がついています。
また、白い胡蝶蘭には「純粋な愛」という花言葉もあり、こちらも贈る相手への純粋な応援の気持ちを示すのにピッタリです。

公演祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーと贈り方

公演祝いとして胡蝶蘭を贈る際に気をつけたいマナーと、一般的な贈り方について解説します。

贈る場所や持ち込み制限を主催者に確認する

公演の会場によっては、花の設置場所が制限されていたり、花のプレゼントそのものが禁止されていたりする場合があります。
以下に、演劇やコンサートといった舞台公演で使われる全国の主要な公演会場の公式サイトをまとめました。
胡蝶蘭を予約する前に、各会場の受け入れ状況について確認してください。

また、歌舞伎公演では入り口やロビーに花を置けない場合も多く、直接楽屋に届けられます。
歌舞伎公演に花を贈る際には、楽屋に飾ることを前提としたサイズの胡蝶蘭を選びましょう。

贈り先と贈り主がわかるように立て札をつける

演者やお客さんが見た時に誰から贈られたのかひと目で分かるよう、公演祝いには立て札をつけるのがマナーです。
立て札には、贈り先と贈り主がわかるようメッセージ（表書き）を記入します。
単独の公演・ライブであれば贈り先は明確なため、立て札に贈り先を書く必要はありません。
団体を代表して贈る場合には、団体名と贈り主の役職名もあわせて記載しましょう。

具体的な書き方は、以下のページも参考にしてください。

立て札の書き方を見る

公演初日か中日の開演2時間前までに渡す

長期の公演の場合は、公演初日、もしくは公演期間の真ん中の日にあたる「中日（なかび）」に贈るのが一般的です。
開演直前は主催側も準備で慌ただしく、かえって迷惑になってしまうため、開演の2時間前までには届くように手配しましょう。

公演初日をお祝いするための胡蝶蘭を探す

公演祝いに贈る胡蝶蘭の選び方

胡蝶蘭は花の色やサイズのバリエーションが充実しているため、どれを選べばいいか迷ってしまいます。
ここでは、公演祝いに贈る胡蝶蘭の選び方を分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

大輪や本数・輪数の多い胡蝶蘭を選ぶ

公演祝いは会場入り口や楽屋に飾るため、多くの人の目を引くよう、できるだけ見栄えがするものが喜ばれます。
胡蝶蘭であれば花のサイズは大輪、本数（ひとつの鉢植えに植えてある茎の数）と輪数（ひとつの茎に咲いている花の数）も多いものがおすすめです。

胡蝶蘭の含まれるスタンド花を選ぶ

胡蝶蘭単体ではなく、胡蝶蘭が含まれたスタンド花もいいでしょう。
特に会場の入口に飾ってもらうのであれば、スタンド花にすると非常に見栄えがよくなります。

HanaPrimeは、胡蝶蘭を取り入れたアレンジメントやスタンド花の個別オーダーに対応可能です。
ご予算やイメージに合わせ、フローリストが胡蝶蘭入りの特別なアレンジを提案します。
お気軽に問い合わせフォームよりご相談ください。

公演祝いに贈る胡蝶蘭ついてHanaPrimeに相談する

色は出演者や舞台のイメージに合わせて選び、迷ったら定番の白

胡蝶蘭は、白だけでなく黄色や赤などさまざまな色の種類があります。
公演祝いの色に決まりはありませんが、相手が好きな色、もしくは舞台の演目のイメージカラーに合わせるのもいいでしょう。
どの色がいいか決められなければ、定番の白なら間違いありません。

HanaPrimeでは、常に豊富なサイズ・色の商品を取り揃えているので、贈り先のイメージにあった最適な胡蝶蘭が見つかります。

黄色やピンクの胡蝶蘭を探す

公演祝いに贈る胡蝶蘭の値段の相場

胡蝶蘭は大きさや花の種類によって数千円～数万円程度と、価格に幅があります。
選ぶ際の目安として、公演祝いに贈る胡蝶蘭の値段の相場を場面別に紹介します。

公演祝いに贈る胡蝶蘭の相場表

出演者個人に宛てで贈る場合、その人が主役やメインの出演者であれば他から見劣りしないよう相場の上限に近い価格で選びましょう。
反対に、主役以外の役柄の人に贈る場合には、主役宛ての花より目立ってしまうとマナー違反となるため、相場の下限を目安に選んでください。

知人や友人の舞台なら5,000円～15,000円

知人や友人の舞台へ送るのであれば、5,000円～15,000円程度が相場です。
価格帯も手頃で、貰った側も持ち帰りやすい小さめのミディ胡蝶蘭がおすすめです。

芸能人、俳優、ア―ティストなら20,000円～50,000円

芸能人、俳優、アーティストといったプロの公演に対して贈るのであれば、20,000円～50,000円程度です。
価格帯は高くなる傾向にありますが、楽屋見舞いとしてであれば少し抑え目の予算でも見栄えのする花が贈れます。

連名や団体で贈る場合は一人当たり3,000円～5,000円

自分一人ではなく連名や団体で贈る場合は、一人当たり3,000～5,000円になるように調整します。
複数人で費用を出し合うことで、一人ではなかなか用意できない大輪の胡蝶蘭や豪華なスタンド花なども選べます。

公演祝いに胡蝶蘭を贈る際によくある質問

最後に、公演祝いに胡蝶蘭を贈るにあたって、多くの人が感じる疑問とその回答を紹介します。

立て札のメッセージ(表書き)はどう書くの？文例は？

立札のメッセージ（表書き）には、贈り先、お祝いの文言、贈り主を3列で記入します。
団体や法人の代表として贈る際には、会社名と役職も記載しましょう。

公演祝いの文言は「祝」や「御祝」といったシンプルなものや「祝御公演」、個人宛であれば「祝 御出演」も使われます。

具体的な書き方は、以下のページも参考にしてください。

立て札の書き方を見る

舞台の初日に贈る時のメッセージ(表書き)は初日祝いなの？

初日祝いとして贈るのであれば「初日御祝」という表書きが用いられます。
初日に贈る場合でも「祝」や「祝御公演」といったオーソドックスな文言でも構いません。

公演祝いは匿名で贈ってもいいの？

匿名でのお祝いは、人によっては失礼に感じたり、不信に思われたりする可能性があります。
どうしても名前を出したくないのであれば「ファン一同」やペンネームを使用するといいでしょう。
公演によっては匿名での贈り物は受け付けていないため、主催者への事前確認が必須です。

楽屋見舞いとして胡蝶蘭を贈る場合のマナーは？

楽屋見舞いとして贈る場合のマナーは、公演祝いとして贈る場合と基本的には同じです。
出演者に間近で見てもらえるものですので、立て札だけでなくメッセージカードを付けるといいですね。

また、楽屋のスペースを考慮し、小規模な舞台ではミディ胡蝶蘭を選びましょう。
小さいサイズにしておけば、公演が終わった後に出演者が持ち帰りやすいというメリットもあります。

参考：楽屋花｜楽屋見舞いで喜ばれる胡蝶蘭の贈り方とマナー

公演に招待された場合はお祝いをどうすればいい？

公演に招待してもらったのであれば、そのお礼として楽屋見舞いを差し入れるのがマナーです。
価格はチケットと同程度の金額を目安に選びましょう。

自分でチケット代を払ったのであれば、差し入れのお返しは必須ではありません。
ですが、お祝いの気持ちを伝えたいのであれば、小さくても構わないのでお花を贈ると喜んでもらえます。

楽屋見舞いに喜ばれる胡蝶蘭を探す

胡蝶蘭以外におすすめのお花はある？

胡蝶蘭以外のお花ですとバラやユリもおすすめです。

また、ボリューム良く華やかに見せるために、暖色系の色合いを選びましょう。

>>公演祝いに舞台花を贈るときのマナー｜おすすめのお花と花束の選び方

公演祝いのマナーや贈り方を踏まえて出演者に気持ちを届けよう

公演祝いの胡蝶蘭は、基本的なマナーや贈り方を踏まえて選ぶことで、晴れ舞台を彩るのにふさわしい贈り物となるでしょう。

HanaPrimeでは舞台公演や発表会のお祝いに最適な胡蝶蘭を数多く取り揃えています。
配送前に商品の写真を無料で送るサービスがあるため、相手に届く前に商品の状態を確認でき、イメージ通りの胡蝶蘭を贈ることができますよ。

公演開催を祝う気持ちが伝わる胡蝶蘭を、ぜひHanaPrimeで選んでみてください。