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開店祝い、開業祝いに胡蝶蘭を選ぶのはなぜ?相場と知っておきたいお祝いのマナー

開店祝いや開業祝いで、豪華な胡蝶蘭が並んでいる光景を見たことがある方は多いのではないでしょうか。縁起の良い花としてお祝いごとに選ばれることが多い花ですが、そもそもなぜ胡蝶蘭が選ばれるのでしょう。

いざ開店や開業のお祝いに贈りたいと思っても、サイズや色も豊富で、どの胡蝶蘭を選んだらいいか迷ってしまうこともありますよね。

この記事では、花屋さんで働く筆者が、お祝いに胡蝶蘭を選ぶ由来と合わせて、相場や贈る際に気を付けたいマナーを紹介します。

お祝いに胡蝶蘭を選ぶのはなぜ?由来はある?

胡蝶蘭がお祝いに選ばれる理由は大きく2つあります。

1つ目の理由は胡蝶蘭の「幸福が飛んでくる」という花言葉。

胡蝶蘭という名前は、蝶が舞っているように見える花の姿から名づけられました。まさに蝶が幸福を運んでくるような、胡蝶蘭の咲き姿を思わせる花言葉は、新しい門出である開店祝い・開業祝いなどのお祝い事にぴったりです。

2つ目の理由は、見た目が華やかで花持ちがとても良いこと。

胡蝶蘭は大きく華麗な花をつけるので、お祝いの空間を華やかに彩ってくれます。また生花の中でも特に高級なイメージがあるため、特別な日の贈り物に最適です。

お手入れをすれば1か月から、長いものだと3か月ほど美しい状態を楽しむことができ、花を長く楽しんでもらうことができるのも魅力です。水やり頻度が少なくお手入れも簡単なので、贈られた側の負担にならないのも選ばれる理由といえます。

どんな胡蝶蘭を選んだらよい?相場はどのくらい?

胡蝶蘭を贈ろうと考えたときに「3本立ち」や「5本立ち」という言葉を耳にしたことはありませんか。これは胡蝶蘭の花茎の本数を表しています。

日本ではお祝いごとには、奇数を選ぶのが縁起が良いとされているので、胡蝶蘭の本数は3本立て、5本立て、7本立てが一般的です。本数が増えるほど豪華になり、価格も上がっていきます。

しかし開店祝い・開業祝いに選ぶ胡蝶蘭は、本数が多ければ多いほど良いというわけではありません。選ぶ際には、相手の飾るスペースに配慮して、シーンに合った胡蝶蘭を選ぶ必要があります。

胡蝶蘭 大輪 30輪~33輪 3本立ち 白
胡蝶蘭 大輪 30輪~33輪 3本立ち 白

♦30輪以上保証 ♦1本あたり10輪~11輪 ♦安心の品質保証7日間

白色3本立ちの胡蝶蘭はお祝いからお悔やみまで様々なシーンでご利用いただけます。最もスタンダードなものより1ランク豪華な胡蝶蘭です。花言葉「清純」が意味するようにどんな方にも喜んでもらえる商品となっております。

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胡蝶蘭はシーン別、関係性によって選ぶ相場が変わる

開店祝い・開業祝いの胡蝶蘭の相場は、ビジネス(法人)として贈るのか、個人で贈るのかに加えて、相手との関係性によって変わります。

ビジネスシーンでは3〜5万円、個人で贈る場合は1〜5万円が相場になりますが、これまでのお付き合いの長さや今後のお付き合いのことを考えて価格を決めましょう。長年お付き合いのある大企業などでは10万円ほどの胡蝶蘭を贈るケースもあります。

開店祝い・開業祝いで選ぶ胡蝶蘭の主流は、3本立ち〜5本立ち。ビジネスシーンで贈る場合は、他の取引先の胡蝶蘭と一緒に並ぶことも考えられます。見劣りしないものを選ぶためにも、悩んだ場合は少し高めの花を選んでおくと安心です。

ただし、大きすぎて迷惑になってしまう場合もあるので、必ずお店やオフィスの飾るスペースも配慮して選びましょう。

胡蝶蘭 大輪 60輪~70輪 5本立ち 白
胡蝶蘭 大輪 60輪~70輪 5本立ち 白

♦60輪以上保証 ♦1本あたり13輪~14輪 ♦安心の品質保証7日間

こちらは商品は、1本あたり約13輪の白色胡蝶蘭が咲く、最高グレードの商品となっています。輪数も多く、幅、高さもありますので、特別な方へ最高の胡蝶蘭を贈られてみてはいかがでしょうか。大変喜ばれること間違いありません。

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胡蝶蘭の色に意味はある?定番の色味や、値段の違いは?

ビジネスシーンでは白い胡蝶蘭が選ばれることが多いですが、ピンクや、めずらしい色だと黄色や紫、青系の胡蝶蘭もあります。

胡蝶蘭全体の花言葉「幸福が飛んでくる」に加えて、白は「清純」ピンクは「あなたを愛します」という花言葉を持ちますが、他の色には特定の花言葉はありません。個人や親しい間柄で贈る場合は、相手のイメージに合わせて好みの胡蝶蘭を選ぶのも素敵な計らいです。

定番の白・ピンク・リップ(白の中央に赤の差し色のあるツートンカラー)に比べて、めずらしい黄色・紫・青系は生産者が限られているため、流通量が少なく価格が高くなります。

また赤色単色の胡蝶蘭は、火事や赤字を連想させるため、開店祝い・開業祝いでは避けた方が無難です。リップに関しては、紅白で縁起の良い色と捉えられているので選んでも問題ありません。

胡蝶蘭を贈る際に気を付けたい、知っておきたいマナー

大切なお祝いに選んだ胡蝶蘭、贈る相手に悪い印象を与えないためにも贈る際に気を付けたいおきたいマナーを知っておきましょう。

贈るタイミングはいつがいい?

開店祝い、開業祝いで贈る胡蝶蘭は基本的に、開店・開業日の前日に届くように手配します。しかし開店・開業前は忙しく受け取りが難しい場合も多いので、可能であれば贈り先に事前に連絡を取り、届け日の調整をしておくのもひとつの気遣いです。

特に開店祝いの場合、オープン初日は来客に追われてあわただしくなる可能性が高いので、当日の配送は避けましょう。開店・開業日に間に合わない場合は、遅れてしまったお詫びの言葉を添えて、当日を避けたなるべく早い日程で手配します。

ビジネスシーンではサプライズは避ける

相手に知らせずサプライズで送ったほうが喜ばれるのでは。と考える方もいるかもしれませんが、ビジネスシーンで胡蝶蘭を贈る場合、サプライズは避けるべきです。

突然大きな胡蝶蘭が届いて置く場所に困ってしまうような状況では、せっかくの贈り物も迷惑になりかねません。お祝いを贈りたい旨を事前に伝え、相手方の了承を得るのがマナーです。

開店祝い・開業祝いでは胡蝶蘭の花の大きさにも気を付ける 

胡蝶蘭は花のサイズが大きい順に「大輪」「中輪」「ミディ」と呼ばれます。

個人の贈り物や親しい間柄のやり取りであればミディを選ぶこともありますが、ビジネスシーンで贈る場合は、大輪の胡蝶蘭を選ぶのが一般的です。

ただしビジネスシーンであっても、お店やオフィスのスペースが限られている場合は中輪を選んでも問題ありません。

立て札やメッセージカードを添えて贈る

 開店祝い・開業祝いではたくさんの胡蝶蘭やアレンジメントが贈られることが想定されます。誰からのお祝いかがすぐ分かるように、立て札も忘れずに手配しましょう。

一般的には札に「祝」または「祝 御開店」「祝 御設立(御開業)」などと記載し、送り主の名前や企業名を記載します。個人的なお祝いで名前を出したくない場合はメッセージカードのみでも問題ありません。

立て札を用意した場合でも、手書きのメッセージカードを添えるとより相手に喜んでもらえる特別な贈り物になります。

まとめ・お祝いの気持ちを胡蝶蘭に託して

開店祝い・開業祝いに気品あふれる美しい胡蝶蘭を選べば、贈り先の方にもきっと喜んでもらえるお祝いになります。お祝いの気持ちを花に託して届けてみてはいかがでしょうか。

Hana Prime(ハナプライム)では開店祝い・開業祝いにもぴったりな胡蝶蘭を豊富なラインナップでご用意しています。

細かい写真付きで、自宅にいながらゆっくりとお祝いのお花を選ぶことができます。ぜひギフトにぴったりの胡蝶蘭を見つけてください。

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