知っておきたいマナー 花と植物を贈る

ペットに贈るお供え花のおすすめ5選!選び方のポイントも解説

愛する家族の一員であり、かけがえのない大切なペットのお悔やみに、お供え花を贈って冥福を祈る気持ちを伝えましょう。ペットへのお供え花は、弔意を表すだけでなく、残された飼い主のなぐさめになり、心を癒やすアイテムとしてもひと役買います。また、ペットロスで悲しむ知人や友人への贈り物にもおすすめです。そこで、大切なペットのお悔やみに適したおすすめのお供え花や、選び方のポイントを詳しく紹介します。

愛するペットの供養や命日に贈るお供え花の種類は?

ペットへ贈るお供え花とひと口にいっても、スタイル、色味、使用する花材などにより、さまざまな種類があるので、使用シーンや好みに応じて選びましょう。

お供え花には、主に次のようなスタイルがあります。

【お供え花のスタイル】
・花束、ブーケ
・アレンジメント
・プリザーブドフラワー

花束・ブーケはそのままでは傷んだり、しおれたりするため、受け取ったあとに花瓶に入れて管理するのが一般的です。あるいは、ペットの棺に入れる花として活用することも可能です。

▼花束タイプのお供え花

なお、花瓶に移す必要がない、そのまま飾れる花束・ブーケもおすすめです。

▼そのまま飾れる花束タイプのお供え花

お供え花をそのまま飾りたい場合は、アレンジメントタイプも適しています。

そのまま飾れる花束・ブーケタイプ同様に、花瓶に移す手間がかかりません。

吸水スポンジ(オアシス)が乾燥しないように、適宜水やりをすることで花が長持ちします。

▼アレンジメントタイプのお供え花

プリザーブドフラワーは生花ではないものの、本物と見まちがうほどリアルにつくられているのが特徴です。

特殊加工がほどこされており、水やりなどのお手入れは一切不要です。サイズからカラーにいたるまでラインアップも豊富にあり、贈り物にも向いています。

愛するペットのお悔やみに贈るお供え花を選ぶときのポイントは?

ペットに贈るお供え花のスタイルが決まったら、使用する花を選びましょう。

花の種類は多岐にわたるため、選ぶのに迷ってしまうこともあるでしょう。そのようなときは、以下のポイントを意識して選ぶのがおすすめです。

ペットが好きだった花や思い出のある花を選ぶ

ペットが好きだった花があれば、ぜひその種類を選びましょう。

あるいは、ペットとの思い出やエピソードに関係した花を選ぶのもおすすめです。

散歩するルートの途中でよく見かけた花、お花見や旅行に行ったときに撮影した写真に写っている花、普段の生活でペットが興味を示した花などで、品種がわかるものがあれば採用しましょう。

思い出深い花をながめることで当時の記憶がよみがえり、大切なペットと過ごしたなつかしい日々を振り返れます。

贈るタイミングに見頃を迎える季節の花を選ぶ

お供え花選びに迷ったら、贈る季節を代表する種類をセレクトするのも1つのポイントです。

お供え花にふさわしい季節別のおすすめの花は以下の通りです。

【季節別おすすめの花】
・春…カーネーション、ガーベラ、ユリ、スターチス など
・夏…トルコキキョウ、デルフィニウム、ヒマワリ など
・秋…菊、リンドウ、ガーベラ など
・冬…西洋菊、スイセン など

なお、上記の種類はあくまで目安であり、中にはガーベラのように春と秋に見頃を迎えるものや、通年入手できる品種もあります。

お供え花にふさわしい花言葉を持つ種類から選ぶ

ほとんどの花やグリーンは、それぞれ花言葉を持っています。

そのため、お供え花を選ぶときにも、お悔やみのシーンにふさわしい意味のある種類がおすすめです。

たとえば白い菊には「ご冥福をお祈りします」、リンドウには「あなたの悲しみに寄りそう」、白いカーネーションには「あなたへの愛は生きている」などの花言葉があります。

なお、菊やカーネーションのように、花の種類によっては色ごとに意味が異なる場合があるので注意しましょう。

花持ちが良いものを選ぶ

花は種類によって花持ちが良いものと、そうでないものがあります。

したがって、長期間飾りたい場合は、できるだけ花持ちが良い種類を選ぶのもポイントです。

花持ちが良い種類には、菊、カーネーション、カスミソウ、ユリ、トルコキキョウ、デンファレなどがあります。

日持ちする種類を選ぶほか、プリザーブドフラワーやハーバリウムなど、特殊な加工をほどこしたタイプを活用するのもおすすめです。

ペットを亡くした知人や友人にお供え花を贈るときはマナーに注意

お供え花を、ペットを亡くした知人や友人に贈る場合は、マナーに注意しましょう。

相手に失礼のないようにするには、基本的に一般的な供花の贈り方に準じて用意するのが無難です。

もっとも注意すべきなのは選ぶ花の種類であり、バラやサボテンなどトゲがあるもの、縁起が悪いとされるドライフラワーなどは避けましょう。

また、一般的な供花に多く使用される白い菊やユリなどを含む、淡い色合いで仕上げられたものを選ぶと失敗がありません。

ペットの入った棺に添える花選びの注意点

ペットの入った棺に花を添えて一緒に火葬する場合、色の濃い花や樹脂製のフェイクフラワーを選ぶのは避けましょう。

色の濃い花は遺骨に色が付着し、樹脂製のフェイクフラワーは燃やすことによって煙や異臭が発生する可能性があるため、一緒に火葬するのには向きません。

そのため、色の濃い花や樹脂製のフェイクフラワーは、飾り用として使用しましょう。

大切なペットに贈るお供え花のおすすめ5選!

ここでは、ペットに贈るお供え花のおすすめをタイプ別に紹介します。

花束・ブーケタイプのお供え花のおすすめ3選


アジサイや菊などを使用した、心が落ち着くような色合いの花束タイプのお供え花です。ペットロスに悲しむ人に、安らぎと癒やしを与えてくれるような、やさしい雰囲気が魅力です。そのため、贈り物にも適しています。


大人の雰囲気がただよう落ち着いたデザインが魅力的な、そのまま飾れる花束タイプのお供え花です。花瓶に移す手間がなく、そのまますぐに飾れるメリットがあります。自宅使いに向いているほか、贈り物にもおすすめです。


ホワイトとグリーンカラーの花材を使用した、そのまま飾れる花束タイプのお供え花です。菊、カーネーション、アルストロメリアなどがメインで使われています。お供え花にふさわしい落ち着いた色合いである上、花持ちが良いので、ペットを亡くした知人や友人へ贈っても喜ばれます。

アレンジメントタイプのお供え花のおすすめ2選


白い菊をメイン花材に、ピンクやパープル系カラーの花を加え、淡い色合いのデザインに仕上げられた、バスケット入りのアレンジメントです。落ち着いたカラーですが、地味になりすぎず、飾り用に適しています。


白い菊がメインに使われた、お供え花にふさわしいアレンジメントです。グリーンが添えられていて、ナチュラルな装いに仕上げられているのも魅力です。自宅使いのほか、贈り物にも向いています。

まとめ

ペットへ贈るお供え花には、明確な決まりはなく、好みや用途に応じて自由に選べます。愛するペットが好きだった花、思い出深い花などを選んで飾り、冥福を祈る気持ちを伝えましょう。なお、ペットを亡くした知人や友人へお供え花を贈る場合は、相手に失礼のないように、供花のマナーに沿って手配するのが無難です。デザインがおしゃれなお供え花をお探しの際は、豊富なラインアップがそろう花と植物のギフト通販サイト「HanaPrime(ハナプライム)」のご利用がおすすめです。

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