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お通夜に贈るお花(供花)のマナーと宗教別の選び方

2023年11月30日

お通夜に贈るお花(供花)のマナーと宗教別の選び方

お通夜に贈る供花は、故人や遺族へのお悔やみの気持ちを表す大切なものです。

供花は宗教や地域によってマナーが異なり、不慣れな場合は札名の書き方など細かな点にも注意が必要です。

本記事では、お通夜の供花の選び方、宗教別の配慮、贈る手順などをわかりやすく解説します。

葬儀にお花を贈るのが初めての方、不安がある方は参考にしてみてください。

HanaPrimeでは、お通夜に贈るのにふさわしいお花を数多く揃えています。

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お通夜に贈る供花(きょうか・くげ)とは?

 

お通夜に贈る供花について、下記の4つのポイントを紹介します。

  • 通夜における供花の意義と飾る場所
  • 供花を贈ってもいい人
  • 供花と香典のどちらを渡すか
  • 供花の予算目安は1基あたり7,000~15,000円

通夜における供花の意義と飾る場所

通夜における供花の意義は、下記の2つです。

供花の意義

  • 故人のご冥福を祈り、遺族に弔意を表す
  • 祭壇を装飾する

通夜では供花を贈り、遺族に弔意を示すのと同時に、お花で祭壇を装飾し葬儀場を華やかにします。

供花を飾る場所は、祭壇の両脇です。

飾る順は、祭壇の中央から外側に向かって、故人との関係性が近い人から並べます。

具体的には、遺族、親族、会社の関係者、友人・・・の順番が一般的です。

供花を贈ってもいい人

供花は、故人へのご冥福を祈る気持ちがある場合、基本的に誰でも贈ることができますが、故人の親族や友人、仕事の関係者が贈るのが一般的です。

また、下記の場合に贈ることもあります。

供花を贈るケース

  • 遠方で、通夜に参列するのが難しい場合
  • 遺族が香典を辞退した場合

とくに故人と親交が深かった場合は、供花を贈り弔意を示すことが多いです。

供花と香典どちらを渡す?

供花と香典は「故人を偲ぶ」気持ちで渡すものであり、同じ意味合いを持っているため、基本的にはどちらか1つで問題ありません

しかし、故人と親交が深かったり、近親者だったりする場合は、供花と香典の両方を渡すこともあります。

そのため、故人との関係性などを踏まえて考えてみるといいでしょう。

また、複数人で供花を贈る場合は、個別に香典も用意するのが一般的です。

供花の予算目安は1基あたり7,000円~15,000円

供花の予算の目安は、1基(供花1つ)あたり7,00015,000です。

供花 1基 7,000円〜15,000円
供花 1対(2基) 14,000円〜30,000円

以前は1対(2基)用意するのがマナーとされていましたが、近年は1基のみ贈ることも増えています。

もし1対で贈る場合は、2倍の値段になるため注意しましょう。

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宗教別|お通夜のお花(供花)の選び方

宗教別|お通夜のお花(供花)の選び方

お通夜のお花の選び方は、宗教によって異なります。

以下では、宗教別のお通夜のお花の選び方を下記の3つ紹介するので、参考にしてみてください。

  • 仏教葬儀の供花
  • 神道葬儀の供花
  • キリスト教葬儀の供花

仏教葬儀の供花

仏教葬儀の供花の具体的な選び方は、下記のとおりです。

タイプ
  • フラワーアレンジメント(籠盛り)
  • フラワースタンド
お花の種類
  • 胡蝶蘭
  • 百合
  • カーネーション
マナー
  • 白色がメイン
  • 毒性のあるお花、香りの強いお花は避ける
  • 関西では樒(しきみ)を飾る習慣がある

基本的には白色がメインで、落ち着いた色のアレンジメントなどを飾るのが一般的です。

供花のタイプは、「籠盛りのフラワーアレンジメント」と「フラワースタンド」の2種類あります。

アレンジメントは、バスケットにお花を生けるタイプであるため、会場の規模に関わらず設置しやすい点が特徴です。

一方でフラワースタンドは、高さのあるスタンドにお花を飾るタイプであるため、広めの会場に適しています。

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神道葬儀の供花

神道葬儀の供花の具体的な選び方は、下記のとおりです。

タイプ
  • フラワーアレンジメント(籠盛り)
  • フラワースタンド
お花の種類
  • 百合
  • カーネーション
マナー 白色がメイン

神道葬儀の場合は、基本的に仏教葬儀と大きな違いはありませんが、仏教葬儀と異なり、胡蝶蘭を飾る習慣が少ないです。

また、白色がメインのアレンジメントなどを飾ります。

キリスト教葬儀の供花

キリスト教葬儀の供花の具体的な選び方は、下記のとおりです。

タイプ フラワーアレンジメント(籠盛り)
お花の種類
  • 百合
  • 小菊
  • スプレー菊
  • カーネーション
  • 胡蝶蘭
マナー
  • 生花のみ
  • 名札をつけずに自宅宛に送る

キリスト教葬儀が仏式や神式と大きく異なる点は、下記の3つです。

仏式や神式と異なる点

  • 生花のみを贈る
  • 白色だけでなく、ピンク色などの色花が用いられることもある
  • 自宅宛に籠盛りのフラワーアレンジメントを贈るのが主流

キリスト教の葬儀に参列する場合は、注意してくださいね。

故人の好きなお花を選んでも良い

供花は、故人の好きなお花を選んでも問題ありません

故人の好んでいたお花を贈ることは、尊重する気持ちを表したり、思い出を大切にしたりする意味合いを持ちます。

例として、花言葉から考えてもおすすめのお花は下記のとおりです。

花の種類 花言葉
トルコキキョウ 感謝・永遠の愛
マリーゴールド 別れの悲しみ・変わらぬ愛
キンセンカ 寂しさ・別れの悲しみ
スターチス 変わらぬ心・途絶えぬ記憶
リンドウ あなたの悲しみに寄り添う

故人が好きだったお花を用いることで、遺族にも喜んでもらえるでしょう。

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供花で避けるべきタブーのお花

供花で避けるべきタブーのお花は、下記のとおりです。

避けた方がいいお花 理由
トゲがあるお花 バラ
ヒイラギ類
アザミ
怪我をする可能性があるため
毒があるお花 チューリップ
すずらん
死を連想させるため
香りが強いお花 金木犀
クチナシ
線香の香りを消す可能性があるため

上記のお花には注意が必要です。

しかし近年は、故人が好んでいたなどの理由から、供花にバラが用いられることも多くなりました。

そのため、どうしてもバラなどのお花を選びたい場合は、遺族に相談することをおすすめします

供花を贈る手順

供花を贈る手順

供花を贈る手順は、下記の3つです。

  1. 遺族に確認する
  2. 葬儀社(斎場)に確認する
  3. 供花を注文、手配する

供花は、主に葬儀社に注文する場合お花屋さんに注文する場合の2つのケースがあるため、それぞれ見ていきましょう。

① 遺族に確認する

まず、遺族に下記を確認します

確認

  • 葬儀を依頼する葬儀社名
  • 斎場名
  • 葬儀の日時

② 葬儀社(斎場)に確認する

葬儀社には下記の手順で確認しましょう。

確認

  1. 葬儀社に電話で供花を贈る旨を伝える
  2. 喪家の名前・斎場名などを伝える
  3. 斎場に持ち込めるお花のサイズやお花の種類、注意点を確認する

また、お花屋さんに注文する場合は、葬儀社に電話で花屋に供花を注文する旨を伝えておきます。

③ 供花を注文、手配する

葬儀社に確認したあとに供花を注文しましょう。

葬儀社に注文する場合は、下記の手順で供花を決めます。

手順

  1. 供花を決める
  2. 立札を作るのに必要な情報を伝える

また、お花屋さんに注文する場合は、喪家の名前や斎場名、立札を作るのに必要な情報を伝えてください。

供花のマナーと札名の書き方

供花を贈る際には、送り主が分かるように札を添えます。

しかし、札名の書き方を詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

以下では、供花のマナーと供花の札名の書き方を紹介します。

供花は通夜の開式3時間前までに届ける

供花は、通夜が開式する3時間前までに届くように手配します。

これは、係の人が届いた供花を斎場に飾る時間が必要になるためです。

また、早めに届けることで万が一の配送遅れによるトラブルも回避することができます。

そのため、注文するのが遅くなった場合には、葬儀社やお花屋さんに時間までに間に合うか確認するようにしましょう。

供花の札名の書き方

下記の3つのケースに分けて、供花の札名の書き方を紹介します。

  • 個人から贈る場合
  • 法人から贈る場合
  • 団体で贈る場合

個人から贈る場合

個人から贈る場合は、名前をフルネームで記載します。

親戚や友人が個人で贈る場合も、名前のみで問題ありません。

しかし下記のケースもあるため、参考にしてみてください。

参考

  • 親戚が個人で贈る際に同じ苗字の人が多くいる場合:「◯◯市」のように地名を入れることがある
  • 故人の友人だった人が贈る際に、遺族が名前を把握していない場合:名前の前に所属団体を入れることがある

また、会社関係で上司などが個人名で贈る場合には、下記を記載しましょう。

記載すること

  • 会社名
  • 部署
  • 肩書き(役職)
  • 氏名

供花の札名は多くの人の目に止まるものであるため、誰から贈られたものなのか分かるように記載しましょう。

法人から贈る場合

法人から贈る場合は、「会社で贈る」か「部署で贈る」かで書き方が異なります。

会社で贈る場合
  • 会社名
  • 会社名+代表者名
部署で贈る 会社名+「◯◯部一同」

会社で贈る場合には、「会社名のみ」を記載するか「会社名と代表者名」を記載するかの2通りですが、会社によってルールが異なるため、あらかじめ確認が必要になるでしょう。

また、部署で贈る場合は、「会社名と部署名」のどちらも記載します。

団体で贈る場合

団体で贈る場合は、名札の大きさと名前を記載する人数によって書き方が異なります。

少人数 それぞれの名前をフルネームで書く
大人数 ◯◯一同(親戚一同・友人一同など)

大人数の場合にひとり一人の名前を列記すると、名前が小さくなってしまうため、「親戚一同」や「友人一同」などのように記載しましょう。

葬儀のお花の種類(枕花・献花・花輪)

葬儀のお花の種類について、下記の3つを紹介します。

  • 枕花:通夜に故人の枕元に飾るお花
  • 献花:故人にお別れを告げるために捧げるお花
  • 花輪:斎場の入り口に飾るお花

枕花|通夜に故人の枕元に飾るお花

「枕花」は、通夜に故人の枕元に飾るお花で、葬儀が終わるまで添えられます。

飾るとき 通夜〜葬儀が終わるまで
飾る場所 故人の枕元
贈る人 遺族から早く訃報を受けた人(親しい間柄だった人や近親者など)
花の種類
白色の百合 花言葉:純潔・威厳
白色のカーネーション 花言葉:尊敬・私の愛は生きている

枕花は遺族から早く訃報を受けた人(親しい間柄だった人や近親者)から、贈られる場合が多いです。

また、枕花は故人を偲び、悲しみに寄り添う意味合いが込められています。

枕元に飾るため、小さめのサイズのアレンジメントで、下記などのお花が用いられることが多いです。

献花|故人にお別れを告げるために捧げるお花

「献花」は、故人にお別れを告げるために捧げるお花で、献花台に一人一輪のお花を供えます。

飾るとき 告別式
飾る場所 献花台
贈る人 葬儀に参列した人
花の種類
白色の百合 花言葉:純潔・威厳
白色の菊 花言葉:慕う・真実

主にキリスト教の葬儀でおこなわれ、仏教の葬儀における焼香のような意味を持ちます。

場合によっては、無宗教式の葬儀でも献花がおこなわれることもあるでしょう。

花輪|斎場の入り口に飾るお花

「花輪」は、斎場の入り口に飾るお花で、生花や造花を円状にしたものがスタンド式で飾られます。

飾るとき 通夜・告別式
飾る場所 斎場の入り口
贈る人
  • 会社関係者などの団体
  • 遠方で参列できない人
花の種類
白色の菊 花言葉:慕う・真実

団体で贈られたり、遠方で参列できない場合に贈られたりすることが多いですが、花輪を飾るには広いスペースが必要であるため、飾らない場合も多くあります。

また、花輪の大きさや形は、地域や宗派などによって異なるため、贈る際には確認が必要です。

通夜のお花に関するよくある質問

 

通夜に贈るお花は、さまざまなマナーがあるため迷いますよね。

「葬儀のお花はどこに頼むの?」、「供花と香典の両方を贈ってもいいの?」など、疑問のある方も多いでしょう。

以下では、通夜のお花に関するよくある質問に答えます。

通夜と葬儀でお花の選び方は違う?

通夜と葬儀では、お花の選び方に大きな違いはありません

通夜と葬儀は「故人の冥福を祈る」意味合いを持っているため、お花の種類にも違いが見られないと考えられます。

どちらでも主に白色の百合、菊、胡蝶蘭が用いられます。

白色が高貴な印象を与える胡蝶蘭は、「純粋な愛」や「幸福が飛んでくる」などの花言葉を持ち、故人を偲ぶのにふさわしい花言葉であるため、通夜や葬儀に贈る場合にもおすすめです。

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直接斎場へお花を配送する場合の注意点は?

直接斎場にお花を配送する場合の注意点は、下記の3つです。

注意点

  • 供花を辞退していないか確認しておく
  • 故人との関係性を伝えておく
  • 通夜の3時間前までには配送しておく

なかには、遺族が供花を辞退している場合もあるため、確認せずにお花を配送すると迷惑をかけることがあります。

そのため、手配する前に確認しておくと安心です。

また、故人との関係性によって供花を並べる順が変わるため、お花を手配する際に関係性を伝えておく必要があります。

斎場でお花を飾る準備ができるように、通夜がおこなわれる3時間前までには配送しましょう。

葬儀の花はどこに頼む?

葬儀の花は、下記の3つに依頼できます。

依頼先 特徴
葬儀社
  • すぐに用意してもらえる
  • 祭壇のバランスなどに合わせてもらえる
お花屋さん
  • お花の種類を自分で選べる
  • 故人が好んでいたお花も探しやすい
お花のECサイト
  • 豊富な種類から選べる
  • 価格帯が幅広い

それぞれ特徴が異なるため、「急いで用意してもらいたい」、「幅広い種類から選びたい」など、希望や状況に合わせて選ぶといいでしょう。

葬儀社によっては、他店で購入した供花は受け付けていないこともあるため、前もって確認してください。

ECサイトは、幅広い価格帯のお花から選ぶことができ、供花を斎場まで届けてくれるためおすすめです。

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供花と香典の両方贈っていい?

供花と香典は両方贈っても問題ありません

もともと供花と香典は同じ意味合いを持っているため、基本的にはどちらか1つで良いでしょう。

しかし故人と親交が深かったり、近親者だったりする場合は、供花と香典の両方を渡すこともあります。

そのため、故人との関係性などを踏まえて考えてみてください。

また、場合によっては遺族が供花や香典を辞退することもあるため、事前に確認しましょう。

供花のお返しは?

供花のお返しは、お礼状とお礼品を贈るといいとされています。

金額の目安やお礼品は、下記を参考にしてください。

お返しの金額の目安 受け取ったお花の金額の1/3~半分程度
お礼品 下記のような「消えもの」

  • お菓子
  • お茶
  • 洗剤

お返しの金額の目安は、香典返しと同様に、受け取ったお花の金額の1/3〜半分程度で考えると良いでしょう。

お礼品は、「悲しみや不幸を消す」という考えから、消えものがマナーとされているため、お菓子やお茶などの食品類、タオルなどの消耗品がおすすめです。

故人の通夜には遺族の気持ちを和らげるお花を選ぼう

故人の通夜には遺族の気持ちを和らげるお花を選ぼう

今回は、お通夜に贈るお花のマナーや、宗教別の選び方などを紹介しました。

供花に用いられることが多いお花は、下記の3つです。

供花に用いられるお花

  • 白色の百合
  • 白色の菊
  • 胡蝶蘭

故人が好んでいたお花を取り入れても問題ありませんが、トゲのある花や毒のある花、香りの強い花は避けましょう。

HanaPrimeでは、定番の菊や胡蝶蘭から、トルコキキョウやスターチスを用いた供花まで、お通夜に贈るのにふさわしいお花を数多く揃えています。

故人が好んでいたお花を取り入れたい場合にも、ぜひチェックしてみてください。

事前にマナーを確認し、通夜には遺族の気持ちを和らげるお花を選びましょう。

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