花束を渡すまでの保管方法はどうしたらいい?翌日や2日後まで日持ちさせる方法

せっかく花束をプレゼントするなら、一番きれいな状態で渡して喜んでもらいたいですよね。

渡すまでに時間が経ち過ぎて、プレゼントする時にはお花がしおれていたり花びらが散っていたりしたら、渡す方も受け取る方も残念な気持ちになってしまいます。

今回は、花束を渡すまでの保管方法や長持ちさせるポイントを解説していきます。

少し気に掛けるだけで、花束をきれいな状態に保っておくことができるので翌日に花束を渡したい方にピッタリの記事です。

\おしゃれでカワイイ/

花束の通販ページを見る

花束は何時間くらい持つ?

花束はどれくらい持つ?翌日や2日後に渡すのも可能?

花束をラッピングしたままきれいな状態で保てるのは、およそ5時間が目安です。

夏なら2~3時間とさらに短く、冬であれば半日くらい持ちます。

花束は、すぐしおれないように茎の切り口を簡単に保水していますが、しっかり水に浸かっているわけではないので水切れしやすく、花の元気がなくなるのが早いのです。

生き生きとした花束をプレゼントすれば、贈られた方もきれいな花を長く楽しめるため、なるべく早く渡すことが、相手への心遣いにもなるでしょう。

\大切な記念日にお花を贈ろう/

花束を日持ちさせる保管方法のポイント

花束を渡すまでなるべく日持ちさせるには、適切な方法での保管が大切です。

花束が痛むのを防ぐための6つのポイントは以下の通りです。

  • 風通しの良い涼しい場所(5℃~15℃)で保管する
  • 直射日光や冷房の風が直接あたるのを避ける
  • 花束は立てて保管する
  • 花びらを水で濡らさないように保管する
  • 鮮度保持剤を使用する
  • 可能であればラッピングを取る

① 風通しの良い涼しい場所で保管する

生花の保管場所の気温は、風通しの良い5℃~15℃くらいの場所が適しています。

  • 温度変化が少ない廊下
  • 部屋の中(ただし温度変化が激しくない春や秋)
  • 冷房が効いた部屋ならクローゼットの中も可能

クローゼットに入れる場合は、閉め切りでも暑くならないか確認が必要です。

また、衣類へのにおい移りや花粉の付着も考えられるので、衣類に触れないよう気をつけましょう。

サプライズプレゼントにおすすめの花束を探す

花束の通販

② 直射日光や冷房の風が直接あたるのを避ける

直射日光や冷房の風が直接あたるところも、花束にとっては過酷な場所です。

お花は茎の切り口から水を吸い上げ、花びらや葉から蒸散させますが、直射日光や冷房の風が水分の蒸散を一気に進めて水切れしてしまい、通常より早く枯れる原因になります。

冷房のついた部屋では、直接風が当たらない場所で花束を保管しましょう。

日当たりがいい部屋では、直射日光があたらない奥の涼しい場所に置くのがおすすめです。

③ 花束は立てて保管する

花束を置いておく時は、横に寝かせず立てて保管しておくのもポイントです。

横に寝かすと、下側になった花が潰れやすくなり、カタチが崩れるだけでなく、折れたり散ったりしやすくなります。

横にすると保水材が下に偏ってしまい、切り口が乾いて水切れしやすくなりますが、立てておけば保水剤が偏ることもありません。

倒れた衝撃で花束が壊れないよう、以下のような方法で立てるのがおすすめです。

  • 花瓶やバケツなどの倒れにくい入れ物に入れておく
  • 紙袋や専用の箱に入っている状態であればそのまま置く
  • 入れ物がない場合は、壁にもたれかけるようにする

HanaPrimeでは、持ち運びに便利な手提げ袋をオプションで選べる商品もあります。

花束 スタンダードブーケ #1653 size:100

花束 スタンダードブーケ #1653 size:100

花束 スタンダードブーケ #1653 size:100を最短当日に出荷します。おしゃれでアイディア性のある花束で気持ちを晴れやかにお部屋を華やかに彩ります。

詳しく見る

④ 花びらを水で濡らさないように保管する

洗面所やお風呂場などで保管する時は、花びらを濡らさないように注意しましょう。

花びらは繊細で痛みやすいので、水に濡れるとシミになったりカビたりする原因になります。

  • 湿気で花束が傷みやすくなるお風呂場では、花だけでなくラッピングペーパーにも水がかからないよう気を付ける
  • 花束を紙袋にすっぽり入れて上から新聞紙などで覆っておくと安心
  • 輸送用の箱に入っている場合は、箱のまま置いておく

⑤ 鮮度保持剤を使用する

鮮度保持剤とは、水分に切り花用の栄養や抗菌剤等を含んだもので、花束の鮮度を保つための保水材です。

切り花は、鮮度保持剤を使用して保水することで、日持ちさせることができます。

エコゼリー

HanaPrimeでは、鮮度保持剤としてエコゼリーを使用しています。

エコゼリーはゼリー状の透明な保水材で、茎の切り口を浸しておくことで水切れを防ぐ効果があります。

水漏れの心配がなく、長時間保水状態を保てるため宅配便にも便利です。

花束の保管が心配な時は、注文する時に保水方法を聞いてみるのもいいでしょう。

⑥ 可能であればラッピングを取る

ラッピングを外しておくことも、花束の日持ちに効果的です。

当日中ではなく翌日以降に渡す予定の場合、ラッピングで風通しが悪くなり、花が蒸れたりカビたりしやすい状態になっているからです。

翌日以降に渡す際は、以下の手順で保管しておきましょう。

  1. 包装や保水材を全部外す
  2. 花瓶もしくはバケツなどに水をためる
  3. 持ち出すギリギリまで花束を浸けておく

渡す前に改めてラッピングした方が、きれいな花束をプレゼントでき、相手も喜んでくれますが、ラッピングを外すと「きれいに元に戻せるか不安」という方も多いと思います。

不安な場合は花屋さんに相談してみるといいでしょう。

\おしゃれでカワイイ/

車で花束を保管する場合の5つの注意点

車で花束を保管する場合の6つの注意点

ドライブの途中や帰り際に花束を渡す場合、あるいは出先のお店などで渡す際に、やむを得ず車の中に保管するしかない場合もあるでしょう。

そこで、車で花束を保管する時の注意点を5つリストアップしました。

  • 車内でも花束は立てて置く
  • ヘッドレストに袋ごとかける
  • トランクに置く場合は物を片しておく
  • 夏の車中では絶対に放置しない
  • 氷点下になる地域で放置しない

車の中は、屋内や屋外と比べて過酷な環境になりやすいです。

ほんのちょっとの油断で、すぐ花束がダメになってしまうこともあるので、注意してください。

関連記事:2024年版!プロポーズにいい日・時期はいつ?季節や縁起の良い日・悪い日も解説

花束の通販

① 車内でも花束は立てて置く

車内に花束を保管しておく時も、寝かさずに立てておきましょう

寝かしておくと下側のお花が重さでつぶれてしまうだけでなく、走行中の振動も重なりお花同士が擦れることで、さらに傷めてしまいます。

紙袋や箱に入れて倒れないように固定しておけば、車に載せておいても花束を傷めることなく保管しておけます。

公式サイトでサプライズプレゼントのお花を探す

② ヘッドレストに袋ごとかける

花束を紙袋に入れた状態で保管するなら、ヘッドレストに持ち手を引っ掛けて吊るしておくと、立てた状態を保てます。

助手席に乗る方にサプライズで花束を渡すなら、助手席のヘッドレストにかけておくと意外と見つかりにくいのでおすすめです。

それでも心配なら、後部座席のヘッドレストにかけてトランク側に隠しておくことで、ばれることはないでしょう。

HanaPrimeなら、オプションで手提げ袋をお付けできます。

花束 ローズブーケ バラ 12本 #746 size:80 RED

花束 ローズブーケ バラ 12本 #746 size:80 RED

花束 ローズブーケ バラ 12本 #746 size:80をお祝いやプレゼント用に無料のメッセージカード付きで最短当日に出荷します。おしゃれでアイディア性のある花束で気持ちを晴れやかにお部屋を華やかに彩ります。

詳しく見る

③ トランクに置く場合は物を片しておく

トランクに置く場合は、ほかの荷物が花束とぶつかることがないよう、片付けておきましょう。

立てて置く場合は、紙袋や箱に入れて花束の足元を何かで固定しておくと安心です。

また、トランクを閉めた時に、車内の天井が花束の頭に当たると潰れてしまうため、花束の高さにも注意しましょう。

斜めに置けるようにクッションなどをあてがうと、花が潰れにくく、水漏れの心配がありません。

④ 夏の車中では絶対に放置しない

花束は暑さにとても弱いため、夏の車中に放置することはNGです。

真夏の炎天下であれば、ものの数分でしおれてしまいます。

暑さでしおれてしまった花は、慌てて涼しい場所に持ち運んでも元に戻りません。

走行中は冷房で涼しくても、エンジンを切ればすぐに車内の温度が上がるので、車を離れる時は、面倒でも花束を車内に放置せず持ち歩くようにしましょう。

プレゼントにぴったりで持ち歩きやすい花束を探す

⑤ 氷点下になる地域で放置しない

花は暑さだけでなく、極端な寒さにも弱いです。

特に氷点下を下回る地域は、寒すぎる車内に花束を放置しないよう注意しましょう。

寒すぎると凍ってしまい、一度凍ったお花は適温の場所に移しても元に戻りません。

夜間に外気温が氷点下を下回るエリアでは、屋内でも場所によっては気温が下がるため、花束を保管する場所は、気温の変化に注意が必要です。

関連記事:プロポーズのバラの花束はどこで買うのがおすすめ?購入時の注意点

\大切な記念日にお花を贈ろう/

渡す前にしおれたら?元気な状態に戻す応急措置と注意点

気を付けていても、花束がしおれてしまうこともあります。

保管状況によって花束の元気がなくなってしまう可能性があるなら、外出先でも対処できるように準備しておけば安心です。

渡す前にしおれてしまった花束を元に戻す応急措置には、次の3つが挙げられます。

  • 根元に水を入れる
  • しおれている1・2本を抜き取る
  • 霧吹きで水をかける

注意点も含めて解説していくので、参考にしてください。

根元に水を入れる

花束がぐったりしている時は、水切れを起こしていると考えられるため、保水している根元に水を入れて応急処置をするという方法があります。

先端の細い水差しボトルで束ねている隙間から水を注入する
ラッピングを元に戻せる場合ラッピングを外し、状態を見ながら保水する

ただし、あまりにぐったりしている場合、多少水を足した程度では戻りません。

あくまで応急措置であり、水切れを起こしかけている時の対処法だと理解しておきましょう。

しおれている1・2本を抜き取る

1,2本しおれている程度であれば、抜き取ってしまうのもありです。

しおれているお花を残したままだと、花束全体が鮮度のないように見えてしまうからです。

小花系やグリーン1〜2本抜き取る
スプレー状に枝分かれしているお花傷んだ部分だけ切り取る
メインのお花全体の雰囲気が変わってしまうので注意

目立たない小花系やグリーンは1〜2本であれば丸ごと抜いても違和感がありません。

しかし、バラやガーベラのようにメインとなるお花は、抜き取るとバランスが悪くなったり、全体の雰囲気が変わってしまうので注意しましょう。

霧吹きで水をかける場合は花びらを濡らさない

蒸散した水分を補う形で霧吹きで水をかける方法もありますが、その場合は、葉っぱだけに水をかけるようにし、花びらは濡らさないよう注意しましょう。

お花の種類によっては、シミになったり傷んだりしてしまいます。

ラッピングペーパーに水がかからないように、至近距離で霧吹きを使うこともポイントです。

花束の保管方法に関するよくある疑問を解決

最後に、花束の保管方法に関するよくある疑問を、3つ解決していきます。

家で保管するならどこがいい?

廊下◯ 冬は気温が低くなければOK
リビング◯ 夏は冷房が効いていればOK
クローゼット◯ 涼しく風通しがあればOK
ベランダ△ 日差しの強くない冬の昼間ならOK
玄関× ドアの開閉で温風や寒風にさらされやすい

夏は風通しが良く涼しい場所や、冷房の効いた場所冬は温度変化の少ない寝室や、気温が低くなければ廊下でも大丈夫です。

家でサプライズをする場合は、涼しい部屋のクローゼットや寝室などがおすすめです。

玄関はドアの開閉による温風や寒風にさらされやすいので、避けたほうが良いでしょう。

サプライズプレゼントにぴったりの花束を探す

花束を冷蔵庫に入れても大丈夫?

家庭の冷蔵庫で花束を保管するのは、おすすめできません。

花屋の冷蔵庫は、5℃~10℃くらいに設定されています。しかし、家庭用の冷蔵庫は、だいたい3℃~5℃が標準です。

花にとっては少し寒すぎるので、冷蔵庫に保管するのは避け、常温で保管できる冷暗所を探しましょう。

日持ちしやすいお花の種類は?

花束をきれいな状態で保管しておくには、日持ちしやすいお花を使うのもひとつの方法です。

ここでは、日持ちしやすいお花の例をリストアップしました。

季節が限られるものもありますが、どれも花屋さんで入手しやすいお花です。

渡すまでに時間がかかる場合は、注文時に花屋さんにどのような花材を使うのか聞いてみるのもいいでしょう。

関連記事:夏の暑さに強いおすすめの花ランキング

花束の保管方法を理解してキレイなお花をプレゼントしよう

花束の保管方法を理解してキレイなお花をプレゼントしよう

花束を渡すまでに時間がかかると、保管方法によってはしおれたり傷んだりしてしまいます。

炎天下の車中や氷点下の屋外など、環境次第ではすぐにダメになってしまうため、適切な保管方法を理解しておくことは大切です。

基本的には、直射日光が当たらない風通しがよく涼しい場所に置いておくのが一番ですが、渡すタイミングや状況によっては難しい場合もあります。

お花を扱い慣れていないと、とまどうこともあるでしょう。

「花束をプレゼントしたい」「ちゃんと保管しておけるか心配」という時は、ぜひこの記事を読み返して適切な保管方法を心掛け、キレイな花束をプレゼントしましょう。


胡蝶蘭の通販

一覧へ戻る

オススメの記事

RECOMMENDED ARTICLES