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春のお彼岸におすすめ!墓前や仏壇のお供えに適した花の種類を紹介

2021年3月7日

春のお彼岸におすすめ!墓前や仏壇のお供えに適した花の種類を紹介春のお彼岸、秋のお彼岸には、墓前や仏壇にお花や供物をお供えして、ご先祖さまに手を合わせてお祈りを捧げる、日本ならではの風習があります。お彼岸にお供えする花には特に決まりがなく、故人の好きだった種類や、季節の花を手向けるのが一般的です。今回は、春のお彼岸のお供えにおすすめの、季節を感じられる花や、供花を選ぶときの注意点などを紹介します。

お彼岸には花を供えるのが一般的!線香・水・故人が好きだった飲食物も一緒に

お彼岸には花を供えるのが一般的!線香・水・故人が好きだった飲食物も一緒にお彼岸は、3月20日前後の春分、および9月23日前後の秋分の頃と、年に2回あります。

春分または秋分の日を中日とし、前後3日を含めた7日間が、それぞれお彼岸の期間とされています。その年によって春分と秋分の日が変わるため、お彼岸の期間も固定ではありません。

お彼岸の期間には、お墓参りをしたり、親戚の家などを訪問して仏壇に手を合わせたり、ご先祖さまに感謝の祈りを捧げます。

その際に、線香、花、おはぎ(ぼたもち)、故人が好きだった飲食物などを供えるのが一般的です

お彼岸には故人の好きだった花や季節の花をお供えするのがおすすめ

仏前にお供えする花は、「供花(きょうか/くげ)」、または「仏花(ぶっか)」などと呼ばれます。

お彼岸の期間に、墓前や仏壇にお供えする供花に、特に決まりはありません。

仏花の定番である「菊(キク)」にこだわらず、故人が好きだった種類の花や、その季節に見頃を迎える花をお供えするのがおすすめです

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供花にはタブーとされる種類もある

お彼岸の供花に決まりはないとはいえ、お供えに適さない種類があるため、花を選ぶ際には注意が必要です。

一般的に供花に用いるのにタブーとされているものは、トゲのある花、ツル性の花、毒を持つ花などです。

トゲのある花は攻撃的・殺傷のイメージを与え、ツル性の花はからまる様子が成仏できないことを連想させ、毒を持つ花は仏さまに毒を供えることにつながる、などの理由から避けた方がよいとされています。

それぞれの具体的な品種は次の通りです。

【トゲがある花】
・バラ
・アザミ
・ボケ
・ヒイラギ など

【ツル性の花】
・スイートピー
・クレマチス
・ノウゼンカズラ など

【毒を持つ花】
・シャクナゲ
・スイセン
・ヒガンバナ
・スズラン など

なお、父母や兄弟姉妹など、故人との関係が近い場合は、あまり神経質にならずに、好きだった花をお供えしてあげましょう。

もし故人がバラの花が好きだった場合、トゲを取り除いてからお供えすることをおすすめします

お彼岸の供花にふさわしい花色は?花を長く楽しめる日持ちが良いものも◎

お彼岸の供花にふさわしい花色は?花を長く楽しめる日持ちが良いものも◎お彼岸にお供えする花の品種に決まりがないように、花色にも特に決まりがありません。

ただし、供花には、白や淡い色合いを選ぶのが無難です。ピンク、イエロー、パープルといった、パステル調の淡いカラーが適しています。

また、故人が好きだった色を選ぶのもおすすめです。

故人に花を長く楽しんでもらうために、日持ちの良いものを選びましょう。

お彼岸のお供えする供花の相場や平均予算は?

供花には、金額の決まりも特にありません。何よりも、ご先祖さまを敬い、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

したがって、無理に高額な供花を選ぶ必要はなく、お墓参りであれば1,000円程度、仏壇向けの供花は3,000円~5,000円ほどを予算の目安にしましょう

なお、お墓参りの際、供花は墓石の左右2カ所に設置された花器にお供えするのが一般的です。そのため、墓前にお供えする供花は1対(2束)用意します。

また、供花の値段は、花の種類、大きさ、スタイルなどによって変わる点にも注意して選びましょう。

春のお彼岸のお供えにおすすめの花を一挙に紹介!春らしいカラーを取り入れて

春のお彼岸のお供えにおすすめの花を一挙に紹介!春らしいカラーを取り入れて供花の定番「菊(キク)」パスポートの表紙や皇室の紋章に採用されている高尚な花

墓前や仏壇にお供えする花と聞いて、菊をイメージする方も多いのではないでしょうか。

菊は昔から邪気を払うとされ、日本で親しまれてきた花の1つで、パスポートの表紙、皇室の紋章、50円硬貨のデザインなどに採用されています。「高尚」「高貴」などの花言葉があり、春のお彼岸に、ご先祖さまを敬う気持ちを伝えるのにもぴったりです。

菊は花持ちが良く、和菊、洋菊などの種類や、カラーバリエーションも豊富です。

花束やアレンジメントで人気の「カーネーション」花持ちが良く、供花にも◎

カーネーションは母の日に贈るフラワーギフトの定番ですが、普段から切り花も多く流通し、花束やアレンジメントなどによく使われる花です。

ホワイト、ピンク、イエロー、パープルなどのカラーバリエーションがある上、花持ちが良く、供花にも適しています。

バラに似たエレガントな花姿「トルコキキョウ」淡いカラーのラインアップも多い

トルコキキョウは、フリルのような花弁が豪華で美しく、バラに似た品のある花姿が特徴です。

「優美」「思いやり」といった花言葉があり、ウエディングシーンでもよく使われる花の1つです。

カラーバリエーションは、ホワイト、ピンク、パープルなどの淡い色合いが多く、花持ちも良いので、春のお彼岸の供花にも向いています。

純潔のシンボル「百合(ユリ)」気品あふれる高貴な花

百合は気品あふれる、エレガントな花姿が特徴です。

特に白い百合の花は純潔のシンボルとされており、厳かなシーンによく似合います。花持ちが良く、墓前や仏壇へのお供えにもぴったりです。

ただし、花粉が飛びやすいので、つぼみが開いたら、すぐに取り除いておきましょう。

美人のたとえにも使われる「牡丹(ボタン)」ぼたもちの語源となった花

立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合(ユリ)の花、という美人を形容するフレーズで知られる牡丹は、春にゴージャスな大輪の花を咲かせます。

春のお彼岸にお供えする「ぼたもち」は、牡丹が咲く頃に食べる、大きくて丸い和菓子であることから、その名前がついたとされています。

なお、秋のお彼岸のお供えするのは「おはぎ」です。

おはぎもぼたもちも同じ和菓子を表しますが、秋は萩(ハギ)が咲く時期であることから、花姿に見立てて「おはぎ」の名称が使われます。

「スターチス」は花持ちが良く、ドライフラワーにも適している

スターチスは花持ちが良く、切り花として市場に多く出回っています。

ピンク、パープル、イエロー、ホワイトなど、供花に適した花色が多く、仏前にお供えするのにぴったりです。

花が色あせしづらいため、ドライフラワーにしてもきれいな花色を楽しめるメリットがあります。

墓前に花をお供えするときの注意点

花器をよく洗って、きれいな水を使うのがポイント!切り花延命剤を活用するのも◎

墓前に花をお供えするときは、まず花器をよく洗って、汚れを落としましょう。

花を生けるときは新鮮できれいな水を使用します。このとき、切り花延命剤を入れると花が長持ちするので、使用をおすすめします。

先にお供えされている花も大切に

お墓参りに行くと、先に来た人がお供えした花が生けてある場合があります。

このとき、枯れたり、しおれたりしている花は取り除き、鮮度の良いものはそのまま残して活用しましょう

その上で、持参した供花を一緒にお供えするのが一般的です。

まとめ

まとめ春のお彼岸に墓前や仏壇にお供えする花は、故人が好きだったものを選ぶのが理想です。そのほか、春に見頃を迎える季節の花も適しています。寒さがやわらぎ、あたたかくなる季節をイメージできるような、淡くてやさしい色合いを選びましょう。花と植物のギフト通販サイト「HanaPrime(ハナプライム)」では、春のお彼岸のお供えにぴったりの花束やアレンジメントなどを多数用意していますので、ぜひご利用ください。

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