裏切りの意味を持つ花言葉15選

プレゼントしたお花に「裏切り」などネガティブな花言葉があったら、お互いに気まずくなりますよね。

相手を傷つけるつもりがなくても、その気持ちが伝わっていないと、嫌な思いをさせることもあるでしょう。

花言葉を知っていれば、プレゼントするときに選ぶのを避けたり、贈るときに選んだ理由を添えたりと対処が可能です。

今回は、「裏切り」に関連した花言葉をもつお花を紹介します。

恋人や大切な人へお花のプレゼントを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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裏切りの意味を持つ花言葉15選

たくさんあるお花の中から、「裏切り」や関連する花言葉を持つお花をリストアップしました。

種類花言葉
カサブランカ裏切り、復讐、恋
ハナズオウ裏切り、不信
ダリア裏切り、豊かな愛情、移り気、不安定
ブルーベリー裏切り、好意
黄色のチューリップ裏切り、望みのない恋
月桂樹(ゲッケイジュ裏切り、不信
オシロイバナ裏切り、恋を疑う
フェンネル裏切り、背伸びした恋、不条理
オキナグサ裏切りの恋、何も求めない
アカネ(茜)不信、中傷
アザミ復讐、報復、私に触れないで
アジサイ浮気、移り気
鬼灯(ホオズキ浮気、偽り
アネモネ儚い恋、恋の苦しみ
ハナニラ耐える、恨み

なぜネガティブな花言葉がついたのか、その由来やプレゼントに選ぶときのポイントも含め解説します。

① カサブランカの花言葉「裏切り」

豪華な見た目でプレゼントにも人気のカサブランカですが、黄色や紫にはネガティブな花言葉があります。

黄色のカサブランカには「裏切り」の花言葉があり、キリストを裏切った弟子のユダが黄色の服を着ていたことが由来です。

また、日本ではクロユリの名前で親しまれている紫色のカサブランカは、「復讐」の花言葉を持ちます。

戦国時代に、奸計により夫に殺されてしまった妻が、クロユリが咲いたら家が滅びると言い残したことが由来です。

戦国武将の夫が失脚によって亡くなったときに、クロユリが咲いていたと言われています。

黄色や紫のカサブランカを贈りたい場合は、その色を選んだ理由や相手へのメッセージを添えるのがおすすめです。

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② ハナズオウの花言葉「裏切り」「不信」

ハナズオウは、春になるとピンクや赤紫、白色の小さな花が密集して咲く落葉低木です。

花言葉には「裏切り」「不信」があり、セイヨウハナズオウに残された言い伝えからきています。

私欲のためにキリストを裏切ったユダが、キリストが処刑されたことで後悔し、セイヨウハナズオウの木の下で自害したと言われているためです。

セイヨウハナズオウはハナズオウの品種のひとつで、この由来からハナズオウ全体の花言葉が「裏切り」となりました。

しかし、ヨーロッパでは縁起の悪いお花でも、日本や中国では春の訪れを告げる花として、古くから親しまれています。

プレゼントするときは、セイヨウハナズオウ以外の品種を贈るか、日本では縁起がよい花であることを伝えましょう。

③ ダリアの花言葉「裏切り」「豊かな愛情」

気品や優雅さを感じるお花でありながら、「裏切り」「移り気」「気まぐれ」「不安定」というネガティブな意味を持つダリア

花言葉の由来は、フランス革命の英雄ナポレオンの妻ジョセフィーヌが、ダリアを愛でていたことからきています。

ダリアの球根を欲しがった貴族がジョセフィーヌの庭師に盗ませ、怒ったジョセフィーヌが関わった貴族たちを追放したのです。

由来は確かではありませんが、白に平和のイメージがあることから、白のダリアには「豊かな愛情」という花言葉があります。

しかし、ダリアはジョセフィーヌのイメージが強く、ナポレオンと添い遂げることができず悲恋としても語られています。

美しいお花ですが、恋人に想いを告げたい、愛を伝えたいときのプレゼントには避けた方が無難です。

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④ ブルーベリーの花言葉「裏切り」「好意」

ブルーベリーは白やピンクの花を咲かせますが、実は深みのある青紫色をしています。

ヨーロッパでは青や紫が涙を表す色なので、どちらの色も含んだブルーベリーに「裏切り」という花言葉がつけられました。

一方で、ブルーベリーは、品種の違う株同士で受粉が促進されることから「好意」といった花言葉もあります。

自家栽培をする方も増え、ブルーベリーは園芸店でも人気です。

ブルーベリーをプレゼントするなら、異なる品種を二株セットで贈ることで好意を伝えましょう。

⑤ 黄色のチューリップ「裏切り」「望みのない恋」

黄色のチューリップは明るく朗らかなイメージがありますが、「裏切り」というネガティブな花言葉がついています。

絵画「最後の晩餐」にもあるように、キリストを裏切ったユダが黄色の服を着ていたことが由来です。

ユダにより、ヨーロッパでは黄色は裏切りの色と考える文化が根付きました。

「望みのない恋」「高慢」といった花言葉も、その文化から発展してつけられたとされています

恋人に贈るときは、黄色のチューリップを避けて、ほかの色のチューリップを選ぶのがおすすめです。

⑥ 月桂樹(ゲッケイジュ)の花言葉「裏切り」「不信」

月桂樹は黄色の花を咲かせるため、裏切り者のユダが由来の「裏切り」「不信」という花言葉がつけられています。

また、月桂樹の葉にある「私は死ぬまで変わりません」の花言葉は、ギリシャ神話が由来です。

アポロンの求愛を拒んだダフネが、アポロンから逃れるために月桂樹に身を変えました。

アポロンは悲しみと永遠の愛の証として、月桂樹の冠を永遠に身に付けていたというものです。

古代ギリシャでは、月桂樹の冠を英雄に授けていたという話もありますが、恋人にプレゼントするのは避けた方がいいでしょう。

⑦ オシロイバナの花言葉「裏切り」「恋を疑う」

オシロイバナは、夏から秋にかけて小ぶりな花を咲かせる草花です。

一株の中に複数の色を咲き分けることもあるため、「裏切り」「恋を疑う」という花言葉がつけられました。

また、オシロイバナは花の咲く時間に特徴があり、夕方咲き始めて翌日の午前中にはしぼんでしまいます。

花の命が短いはかなさから、恋の不確かさやもろさに例えられたことが、「臆病」「内気」という花言葉の由来です。

プレゼントする場合は、よほど気心の知れた相手かオシロイバナについてよく知っている相手に留めた方が無難でしょう。

⑧ フェンネルの花言葉「裏切り」「背伸びした恋」

フェンネルは薬草や料理のスパイスに使われるハーブで、葉や茎、花、種すべてが使える有能さを持っています。

しかし、フェンネルが黄色の花を咲かせるため、「裏切り」という花言葉がつけられました。

黄色の服を着たユダが由来で、ヨーロッパでは黄色は裏切りの色とされているためです。

万能でありながらネガティブな意味がつけられているため、「不条理」の花言葉もあります。

また、生い茂る葉のすきまから茎をまっすぐ伸ばす様子が、背伸びした姿に見えることから「背伸びした恋」とも。

不条理な花言葉の由来を話のタネに、有能なハーブをプレゼントすると、楽しんでもらえるかもしれません。

⑨ オキナグサの花言葉「裏切りの恋」

オキナグサは、4月~5月にかけて花を咲かせる多年草の草花です。

花言葉の「裏切りの恋」は、時間の経過で変わる花の咲き姿からきています。

咲き始めはうつむいた恥ずかしそうな姿ですが、咲き終わりにはツンと上を向くため、最初の印象がなくなってしまうからです。

また、「何も求めない」という花言葉もあり、由来は花びらを落とした後の果実が、長く白い綿毛で覆われる姿からきています。

白髪の老人に例えられる見た目や、タンポポのように飛んでしまうはかなさからつけられています。

オキナグサが特別好きというわけでなければ、恋人に贈るのは避けた方が無難です。

⑩ アカネ(茜)の花言葉「不信」

アカネは、根が赤の染料として使われることで知られています。

花言葉には「不信」「誹謗」「中傷」といった意味がありますが、花が薄い黄色に近い白色をしていることが由来です。

西洋では黄色は裏切りを連想させる色なので、そこからネガティブな花言葉がつけられたとされています。

また、アカネは他の植物に絡みながら育つツル性の植物です。

依存しながら生きているように見られるため、「媚び」「私を思って」という花言葉がつけられました。

相手を傷つけたり困らせたりする意味ばかりなので、恋人へのプレゼントにはふさわしくありません。

⑪ アザミの花言葉「復讐」

アザミはツンツンした頭をした花で、葉や茎にもトゲがあるのが特徴です。

花言葉の「復讐」「報復」は、トゲが大きく関わっています。

かつてノルウェー軍がスコットランドに夜襲を試みたときに、アザミのトゲが刺さって大声を発してしまいました。

スコットランド軍はその声で夜襲に気付き、難を逃れたというのが由来です。

触るとケガをさせてしまうことから、「私に触れないで」という花言葉もあります。

トゲが刺ささると嫌な気持ちにさせてしまいかねないので、恋人へのプレゼントには入れない方が安心です。

⑫アジサイの花言葉「浮気」「移り気」

アジサイは花の色が時期ごとに変化することから、「浮気」「移り気」「無常」といった花言葉があります。

特に、青や紫のアジサイは、クールな色のイメージから「冷淡」「無常」という花言葉も持つため、プレゼントするときは注意が必要です。

アジサイを贈るときは、メッセージカードなどで言葉を添えると安心です。

⑬ 鬼灯(ホオズキ)の花言葉「浮気」「偽り」

鬼灯は鮮やかに色づいた提灯のような実が特徴ですが、中はほぼ空洞で小さな実があるだけです。

見た目の大きさに対して実が小さいことから、「偽り」という花言葉がつけられました。

鬼灯には食用と観賞用がありますが、観賞用には毒があります。

「浮気」という花言葉は、江戸時代に浮気相手の堕胎剤として使われていたことが由来です。

また、日本では鬼灯はお盆の花の定番なので、プレゼントにはあまりふさわしくありません。

ごく親しい人への贈り物に留めるか、メッセージカードをつけるなどの配慮をしましょう。

⑭ アネモネの花言葉「儚い恋」「恋の苦しみ」

アネモネは白や赤、ピンク、紫などの上品な色をした花で、繊細な花びらや見た目のかわいらしさからとても人気です。

しかし、「儚い恋」「恋の苦しみ」といったネガティブな花言葉がついているのは、ふたつのギリシャ神話が由来となっています。

ひとつは、アフロディーテが恋をしたアドニスが亡くなったときに、アフロディーテの涙やアドニスの血からアネモネが咲いたというもの。

もうひとつは、ゼフィロスが妻の侍女アネモネに恋をし、自分のそばに置いておくために一輪の花に変えたというお話です。

アネモネを恋人に贈るときは、メッセージカードに気持ちをつづって、ネガティブな意味がないことも伝えましょう。

⑮ ハナニラの花言葉「耐える愛」

ハナニラは、初春に星のような形の薄い青や紫、白の花を咲かせる草花です。

はかなげな色から悲しい別れ、寒い冬に耐えて花を咲かせることから「耐えるという花言葉がつけられました。

また、「恨み」「卑劣」という花言葉もあり、葉や球根を傷つけるとニラのような匂いがすることが由来になっています。

花言葉だけでなく匂いもいいものではないので、恋人へのプレゼントには不向きです。

今回取り上げたお花の中には、プレゼントに人気の種類もたくさんあります。

お花を贈るときにネガティブな花言葉が気になる場合は、渡すときにひとこと付け加えたりメッセージカードをつけるのがおすすめです。

HanaPrimeでは、プレゼントにふさわしい花束やアレンジメントを多数取りそろえています。

無料のメッセージカードもあるので、ぜひチェックしてみてください。


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