アイスランドポピーの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
アイスランドポピーの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
アイスランドポピーの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 感謝
- 慰め
- 思いやり
- 眠り
目次
INDEX
アイスランドポピーの花言葉は「慰め」「思いやり」「眠り」「感謝」
細い茎の先に鮮やかな色の花を咲かせるアイスランドポピーには、以下の花言葉があります。
- 慰め
- 思いやり
- 眠り
- 感謝
「慰め」の花言葉は、綺麗な色合いで見る人を魅了させ、一時の心の苦しみをまぎらわせられるほどの癒し効果のある見た目をしているアイスランドポピーにぴったりです。
アイスランドポピーには「思いやり」「感謝」などの前向きな意味合いの花言葉が多いため、贈り物や感謝の気持ちを伝える時におすすめの花となっています。
「眠り」の花言葉は、アイスランドポピーに眠りの作用があることからつけられました。
自分がリラックスしたい時や、ゆっくり休んでほしい方にプレゼントすると喜ばれるでしょう。
アイスランドポピーの花言葉は色によって違うの?
赤色やオレンジ色などの様々な色の花を咲かせるアイスランドポピーには、色によって花言葉が異なります。
赤色 | 「慰め」「感謝」 |
オレンジ色・ピンク色 | 「思いやり」「労り」 |
黄色 | 「私が勝つ」 |
白色 | 「眠り」「忘却」 |
アイスランドポピーの怖い花言葉
アイスランドポピーの花言葉は、全体的に優しくてポジティブなイメージのものが多く、怖い意味のものはありません。
ただ、「眠り」の花言葉は、人によっては間違った意味合いで捉える可能性があります。
たとえば、「眠り」を「死」や「倒れる」などとマイナスな解釈をする方もいるかもしれません。
白色のアイスランドポピーを贈る際は「よく眠れますように」などと一言メッセージを添えておくのがおすすめです。
アイスランドポピーの花言葉の由来
「慰め」の花言葉は、アイスランドポピーの鮮やかな色彩が、見る人の心を穏やかにすることからきています。
「眠り」の花言葉は、アイスランドポピーの実が古くから睡眠薬や麻酔薬として使われてきたことからつけられました。
「思いやり」の花言葉も、人々がぐっすり眠れたり痛みをなくしたりできるように、という意味でついたそうです。
「感謝」の花言葉は、ギリシャ神話からきています。
詳しくは後述しますが、不眠で悩んでいた女神デメテルから、眠りの神ヒュプノスへの感謝の気持ちが「感謝」の花言葉の由来となっています。
アイスランドポピーの花言葉に似ている花は?
アイスランドポピーと似た花言葉を持つ花を紹介します。
「慰め」に似ている花
- 「労い」チューリップ(ピンク)
- 「憩い」サラセニア
- 「あなたを癒す」カモミール
「思いやり」に似ている花
「眠り」に似ている花
「感謝」に似ている花
アイスランドポピーの花言葉と真逆の意味の花
アイスランドポピーと真逆の意味の花言葉を持つ花は、次のとおりです。
「慰め」と真逆の意味を持つ花
「思いやり」と真逆の意味を持つ花
「眠り」と真逆の意味を持つ花
- 「目覚め」モリンガ
- 「明日もさわやかに」アサガオ
- 「覚醒」キクザキイチゲ
「感謝」と真逆の意味を持つ花
【英語版】アイスランドポピーの花言葉
アイスランドポピーには、英語で以下の花言葉があります。
- comfort(慰め)
- thanks(感謝)
- pleasure(喜び)
これらの花言葉は、ポピーにまつわる以下のギリシャ神話が由来です。
ポピーにまつわるギリシャ神話
豊穣の女神デメテルには、愛娘のペルセポネがいました。
冥王ハーデスがペルセポネに恋をし何度か求婚しますが、女神デメテルに認めてもらえないことからある日突然ペルセポネを略奪してしまいます。
愛娘を失った悲しみで女神デメテルは一睡もせず、豊穣の仕事を放棄してまでペルセポネを探し続けました。
荒れ果てた大地にも無関心で憔悴しきった女神デメテルを心配した眠りの神ヒュプノスが、眠りの作用があるポピーをデメテルに与えます。
女神デメテルはポピーを口にすることでようやく眠ることができるようになり、元気を取り戻した、という話です。
「慰め」は、眠りの神ヒュプノスの女神デメテルへの心遣いからきています。
「感謝」「喜び」はデメテルのヒュプノスへの気持ちから言われるようになりました。
アイスランドポピーは誕生花なの?
アイスランドポピーの風水
方角 | 南西 |
植木鉢の色 | 黄色、オレンジ |
植木鉢の形 | 正方形 |
アイスランドポピーは風水において、私生活や仕事に安定をもたらす効果があると言われています。
方角や鉢を選んで飾ると、安定を求める人の運気がさらにアップするでしょう。
また、暗い場所や散らかった場所に置くと情緒の安定に影響が出るため、明るく開放的な空間に置くのがおすすめです。
ほかにも、金運上昇には、西の方角に黄色のアイスランドポピーを飾るのが良いとされています。
アイスランドポピーの名前の由来
アイスランドポピーの英名、和名、学名におけるそれぞれの由来を紹介します。
英名の由来
アイスランドポピーの英名は「Iceland poppy」です。
18世紀に、北極探検家がシベリアの氷原(Iceland)でアイスランドポピーの花を発見したことが由来となっています。
和名の由来
アイスランドポピーの和名は「西比利亜雛罌粟(シベリアひなげし)」です。
日本には、大正時代に観賞用の花として伝わりました。
和名は名前のとおりシベリアで発見されたひなげしという意味で、シベリア地域などの寒冷地域を原産とする短命な多年草を指しています。
正式な学名
アイスランドポピーの正式な学名は「Papaver nudicaule(パパウェル・ヌディカウレ)」です。
「Papaver」は、ケルト語のパンがゆという意味の「Pap」が語源となっています。
乳児を夜眠らせるために、催眠作用のあるポピーの汁をパンがゆに入れたことからつけられました。
「nudicaule」は「裸の茎を持った」という意味で、花茎に毛が生えていないことが由来となっています。
アイスランドポピーってどんな花?
原産国 | シベリア、ヨーロッパ、アジア大陸北部 |
科・属 | ケシ科・ケシ属 |
タイプ | (一年草扱いの)多年草 |
花のサイズ | 6〜10cm |
香り | ほのかな良い香り |
草丈 | 30〜50cm |
開花時期 | 3〜5月 |
旬の季節 | 春 |
花持ち日数 | 5日ほど |
出回り時期 | 冬から春 |
アイスランドポピーはシベリアやヨーロッパの亜寒帯などに自生していて、冷涼な気候を好む花です。
本来アイスランドポピーは多年草ですが、日本では夏の暑さを乗り越えられないことから、夏前までの一年草(1年以内に枯れてしまう花)として扱われています。
花茎を長く伸ばした先端に直径6〜10cmの花を一輪咲かせ、草丈は30〜50cmです。
アイスランドポピーの開花時期は3〜5月で、ほかのポピーの品種と比べて早めに花を咲かせます。
大面積で植栽されることが多く、鮮やかな色合いで薄紙のように繊細な花びらが一面に咲き誇る姿は、非常に美しくなっています。
アイスランドポピーの飾り方
アイスランドポピーはできるだけ長時間、直射日光の当たる場所に飾るのがおすすめです。
土は常に湿っている状態を嫌うため、水をあげる時は鉢中の土の表面が乾いてきてからにしましょう。
アイスランドポピーは1苗だけ植えるよりも、何本も咲かせることで圧巻の花姿になるため、飾る時はまとめて多く植えるのがおすすめです。
花の色がさまざまなので、春一番の可愛らしいカラフルな景色を楽しめます。
切り花として飾る時は、花瓶に少ない水で生けるのがおすすめです。
水に浸かっている茎の部分を少なくすることで、腐りやすい茎を長持ちさせることができます。
花瓶の水をこまめに取り替えて清潔を保つのも大切です。
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