結婚式におすすめのお花のティアラの種類と選び方
結婚式の日は特別な瞬間が多く、参列した人にとっても忘れられない日になります。
種類が豊富にあり、ドレスにもよく合うお花のティアラは、結婚式でもよく用いられるアイテムです。
しかしお花のティアラの種類は幅広くあるため、「似合うものが分からない」、「お花のティアラは何がおすすめ?」など悩みのある方もいるでしょう。
本記事では、結婚式におすすめのお花のティアラの種類や選び方を紹介します。
HanaPrimeでは、結婚式のティアラにふさわしいお花を数多く揃えているので、ぜひチェックしてみてください。
目次
INDEX
お色直しでティアラを変えれば2倍、3倍楽しめる
結婚式では、お色直しでティアラを変えたり、金属製やお花のティアラを組み合わせたりすることが一般的です。
ティアラの種類はさまざまですが、以下では大まかに3つに分けて紹介します。
それでは順番に見ていきましょう。
金属製のティアラ
金属製のティアラは、結婚式でも定番です。
キラキラした見た目は豪華な印象を与え、純白のウェディングドレスにもよく合います。
金属製の場合、鮮やかな色というよりはシルバーやゴールドが多く、気高い印象を与えます。
そのためお色直しでは、ドレスや髪型に合わせてデザインが異なるティアラを付けると、全く違う印象を持ってもらえるでしょう。
角度によって表情が変わるティアラは、参列している友人や親族にも特別感が伝わります。
お花のティアラ
お花のティアラは、挙式よりも披露宴で多く用いられます。
お花は種類が豊富にあるため、ドレスとお花の色を合わせると、個性的なスタイルを作りやすいでしょう。
費用 | 5,000〜20,000円 |
質感 | やわらかい・ナチュラル |
注意点 | ・生花だとデリケートなため取り扱いに気を付ける ・毒のあるお花や花粉の付いているお花は避ける |
また、お花のティアラは、金属製ティアラに比べて安い場合が多いです。
結婚式では費用がかかりますが、お花のティアラは支出を抑えながらも、自然な美しさと柔らかい印象を与えられます。
とくにお花が好きな方は、こだわりを持って他にはないティアラを付けられると、思い出にも色濃く残るでしょう。
ティアラ+生花
ティアラと生花は相性がいいため、組み合わせるのもおすすめです。
より華やかでオリジナリティの溢れる姿を見せられます。
また、金属製のティアラが放つ上品で洗練された輝きと、生花のもたらす自然な美しさや優雅さが調和するでしょう。
たとえば、下記などの組み合わせ方があります。
- 「モダンなシルバーのティアラ」と「白色のバラ」
- 「シンプルなゴールドのティアラ」と「赤色のポインセチア」
- 「ビンテージ風のブロンズのティアラ」と「ラベンダーの小花」
- 「ゴージャスなゴールドのティアラ」と「真紅のバラ」
組み合わせ方は何通りもあるため、会場の雰囲気やドレスに合うものを見つけられるでしょう。
結婚式は、人生の中でも大切な瞬間ですよね。
ティアラと生花を組み合わせると、大切な瞬間にふさわしい特別感を演出できます。
結婚式におすすめのお花のティアラの種類
特徴ごとの結婚式におすすめしたいお花のティアラの種類は、下記の7つです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
①情熱的|定番はバラのお花
定番はバラのティアラです。
バラはカラーで大きく印象が変わるため、自分の理想とする雰囲気に近づけます。
たとえば赤色は、華やかで情熱的な印象を演出できるでしょう。
また、下記のようにバラは品種が幅広くあるため、ドレスに合うものや好みのものが見つかりやすいのも特徴です。
品種の大分類 | 品種名 |
オールドローズ | ・ガリカ ・ダマスク ・ケンティフォリア ・アルバ |
モダンローズ | ・イングリッシュローズ ・つるバラ ・ポリアンサローズ |
バラは主に、1867年以前に作出された「オールドローズ」と、1867年以降に誕生した「モダンローズ」の2つに分かれます。
それぞれ品種が豊富にありますが、オールドローズは一季咲き、四季咲きのものが多い点が特徴です。
また、品種によってティアラの雰囲気も大きく変わります。
そのため、ドレスやアクセサリーなど、全体的なバランスを見ながら決めてもいいでしょう。
また、下記の花言葉からバラの色を決めるのもおすすめです。
色 | 花言葉 |
赤色 | 情熱・美・愛情 |
ピンク色 | 感謝・上品・しとやか |
白色 | 純粋・純潔・私はあなたにふさわしい |
白色の「私はあなたにふさわしい」は、結婚式にぴったりな花言葉ですね。
また、白色のバラであれば、お色直しだけでなく、挙式でもドレスに合わせやすいでしょう。
②純粋な愛|女性らしさを表現できるカーネーションのお花
カーネーションは、ふわふわの花びらが、可憐で優しい雰囲気を表現してくれます。
母の日のイメージが強い赤色のカーネーションは、結婚式でお母さんに感謝を伝える意味でもおすすめです。
また、ピンク色や白色などの淡い色を組み合わせても、可愛らしい印象を与えられます。
カーネーションは下記のように花のつき方や咲き方が幅広く、品種もさまざまです。
品種のなかには、花びらの縁に色が付いているタイプもあり、目を惹く美しさが特徴です。
異なる品種のカーネーションを組み合わせるなど、オリジナリティを出しやすいでしょう。
色ごとの花言葉は、下記のとおりです。
オレンジ色のカーネーションは「あなたを愛します」という花言葉を持ち、結婚式の雰囲気にぴったりですね。
③華麗で優雅|イエベ系ならダリアのお花
イエベ系の色が多いダリアも、華麗で優雅な雰囲気を演出できます。
イエベ(イエローベース)とは、黄みを含んだ色のことです。
ダリアは小さな花びらが可愛らしく、色も幅広くあるため、ドレスにぴったりなティアラを付けられます。
小さなダリアをワンポイントで付けたり、大きなダリアをメインで付けたりと、アレンジしやすい点が特徴です。
ダリアの旬の時期は秋ですが、開花時期が長く、1年を通してお花屋さんに並んでいます。
そのため結婚式の時期に合わせて、美しいダリアのティアラを用意できるでしょう。
ダリアの全体の花言葉は、「華麗」、「優雅」、「気品」などで、色ごとの花言葉は、下記のとおりです。
色 | 花言葉 |
赤色 | 華麗・栄華 |
ピンク色 | 乙女の真心 |
白色 | 豊かな愛情・感謝 |
黄色 | 優美・栄華 |
どの色の花言葉も結婚式に適しているため、ドレスのデザインや、演出したい雰囲気にも合わせて選ぶといいでしょう。
④癒やしの香り|ブルべ系ならラベンダーのお花
ラベンダーは、ブルベ系で癒されるすっきりした香りが特徴です。
ブルベ(ブルーベース)とは、青みを含んだ色を指します。
見た目の美しさだけでなく、フローラルの良い香りが結婚式会場にも癒しを与えてくれますね。
綺麗な紫色のラベンダーは、ブルベ系のドレスやメイクと調和し、優しく上品な印象を演出できるでしょう。
サイズは他のお花よりも小さめですが、鮮やかな紫色に存在感があり、ティアラとして髪型に合わせてアレンジしやすい特徴があります。
また、ラベンダーの花言葉は、「あなたを待っています」、「清潔」、「幸せが来る」などです。
「幸せが来る」という花言葉は、結婚式で今後の2人の幸せを願う意味でもぴったりですね。
⑤高貴で純潔|和装結婚式なら菊のお花
和装の結婚式には、菊のお花がおすすめです。
昔から日本でも馴染み深い菊は和装にもよく合い、下記のように大きさや品種が幅広いため、アレンジしやすいでしょう。
菊は品種によって花びらの形もさまざまです。
大きな菊を1つだけ付けても存在感があり、落ち着いていて麗しげな印象を持ってもらえるでしょう。
菊全体の花言葉は、「高貴」、「高潔」、「高尚」で、色ごとの花言葉は、下記のとおりです。
色 | 花言葉 |
赤色 | 愛情・あなたを愛しています |
ピンク色 | 甘い夢 |
紫色 | 夢が叶う・私を信頼してください |
黄色 | 長寿と幸福 |
赤色は、結婚式にもぴったりな花言葉ですね。
シンプルな和装でも、赤色や黄色などの鮮やかな菊を付けることで、気品のある姿を見せられます。
⑥明るく前向き|夏ならひまわりのお花
夏に咲くひまわりは、元気で活発的な印象を演出できます。
ひまわりは大きさが幅広くあるため、小さなひまわりであれば、白のバラやダリアなど他のお花と組み合わせても相性がいいですね。
黄色やオレンジ色のドレスには、ひまわりのティアラがよく合うでしょう。
ひまわりの花言葉は、「憧れ」、「あなただけを見つめる」、「情熱」と、愛を誓う結婚式の場にもふさわしいです。
夏に結婚式を挙げる場合は、ひまわりのティアラを付けると季節感があり、ビタミンカラーで雰囲気も明るくなります。
⑦祝福|冬ならポインセチアのお花
大きな花びらがゴージャスな印象で、存在感が抜群にあります。
クリスマスシーズンに結婚式を挙げる場合には、赤色と白色のポインセチアを組み合わせると、季節感も醸し出せるでしょう。
ポインセチアの色ごとの花言葉は、下記のとおりです。
色 | 花言葉 |
赤色 | 幸福を祈る・祝福 |
白色 | あなたの祝福を祈る |
ピンク色 | 清純・思いやり |
結婚を祝福するのにふさわしい花言葉ですね。
結婚式でお花のティアラが一番似合うのはどのスタイル?
お花のティアラは、美しく個性的です。
しかし、結婚式でお花のティアラを付ける場合、どんなスタイルが似合うのか迷うこともあるでしょう。
以下では、お花のティアラに似合う髪型やメイクなどを紹介します。
髪型はロングヘアまたはアップヘア
結婚式でお花のティアラを付けるときは、ロングヘアかアップヘアがおすすめです。
とくに大きなお花がモチーフのティアラを付ける場合は、ロングヘアだと巻き髪などでよりゴージャスな印象を演出できるでしょう。
また、髪を下におろした状態でお花のティアラを付けると、お花の種類によっては重たい印象になる場合があります。
そのため、ポニーテールなどのアップヘアで顔周りをすっきり見せ、お花の美しさを際立たせるのも1つの手です。
普段のメイクはナチュラルメイク
赤色やピンク色などのお花のティアラを付ける場合は、ナチュラルメイクがおすすめです。
お花のティアラを付けるときにメイクが濃すぎると、アイシャドウやリップのカラーとお花の色で少ししつこい印象を与えるかもしれません。
ナチュラルメイクの具体的なポイントは、下記のとおりです。
- アイシャドウやリップの色は薄めにする
- アイメイクでラメを付けすぎない
- 肌馴染みのいいファンデーションやチークを使う
アイシャドウのカラーとお花の色を合わせても、統一感を出しつつ個性を表現できます。
一番はウェディングドレスのスタイル
お花のティアラを付ける場合も、1番大切なのはウェディングドレスのスタイルです。
お花は種類が豊富なため自分の好みに合わせやすく、唯一無二の個性的な表現もできます。
しかしドレスとの相性が悪いと、全体的にバランスが崩れた印象を与えることもあるでしょう。
そのため、ドレスに合わせてティアラを決めると、全体で見ても統一感があり、洗練された雰囲気が出ます。
結婚式のお花とティアラに関するよくある質問
初めての結婚式は、迷うことも多いですよね。
「ティアラは生花と造花のどちらがいいの?」、「お花のティアラは持ち帰りできるの?」など疑問を持つ方も多いでしょう。
以下で、結婚式のお花とティアラに関する、よくある質問を紹介します。
お花は生花と造花どっちがいい?
お花のティアラを付ける場合は、下記などの理由から造花よりも生花がおすすめです。
- 造花は近くで見ると違和感が出る
- 生花にはリラックス効果があり、近くで見ても美しい
造花だと枯れず、花びらが取れにくいため扱いやすいですが、近くで見たときに違和感が出ます。
一方で生花は、リラックス効果があるため、結婚式に参列した人に癒しを与えられるでしょう。
また、生花のティアラであれば、緊張しがちな結婚式という場で、自分自身もリラックスできます。
結婚式の会場には、お花が飾られている場合も多くあるため、生花で統一すると会場全体が華やかな雰囲気になるでしょう。
\生花の花束が豊富/
お花や金属製のティアラは何歳まで付けられる?
お花や金属製のティアラは、何歳でも付けられます。
しかし金属製だとデザインやサイズが限られるため、自分好みのものが見つからない可能性もあるでしょう。
お花のティアラであれば、「可憐」、「上品」、「クール」など自分の系統にマッチしつつ、好きなお花を選べます。
選択肢が幅広いため、個性を出したい方やティアラにこだわりたい方には、お花のティアラがおすすめです。
結婚式が終わったらお花のティアラを持って帰れる?
結婚式後にティアラを持ち帰れるかどうかは、レンタルするか購入するかで異なります。
お花はしばらくすると枯れるため、購入して結婚式で身につけるケースが多いでしょう。
持ち帰ったあとに、写真を撮り直したり、お部屋に飾ったりして、結婚式を振り返るのも良いですね。