イヌホオズキの花言葉|名前の由来
公開日 2025年03月31日
更新日 2025年03月31日
誕生花
BIRTH
FLOWER
イヌホオズキの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
イヌホオズキの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 真実
- 嘘つき

目次
INDEX
イヌホオズキの花言葉は「真実」「嘘つき」
日本各地の畑や道端などで見られるイヌホオズキには「真実」「嘘つき」という花言葉があります。
大人の膝あたりの草丈で、夏から初秋にかけて白い小ぶりな花を付けるのが特徴です。
薬草として用いられることがありますが、毒性もあります。
また、繁殖力が高く、思わぬところに生えてくるため、雑草として駆除されることが多い植物です。
イヌホオズキの花言葉は色によって違うの?
イヌホオズキの花言葉は色による違いはありません。
イヌホオズキの怖い花言葉
イヌホオズキは「嘘つき」という、怖い意味を持つ花言葉があります。
イヌホオズキの花言葉の由来
しかし、ホオズキの特徴であるオレンジ色の果実を付けないことや、有毒で食べられないことから「嘘つき」という花言葉が付けられました。
また、イヌホオズキの可憐な白い花からは想像できない、黒い実がなるという意外性が「真実」という花言葉の由来といわれています。
イヌホオズキの花言葉に似ている花は?
イヌホオズキの花言葉に似ている花を紹介します。
「真実」という花言葉に似ている花
「嘘つき」という花言葉に似ている花
イヌホオズキの花言葉と真逆の意味の花
イヌホオズキの花言葉と真逆の意味を持つ花は、次のとおりです。
「真実」という花言葉と真逆の意味の花
- 「嘘」キブシ
- 「偽りの言葉」フォックスフェイス
- 「詐欺」モウセンゴケ
- 「人を騙す」アニス
「嘘つき」という花言葉と真逆の意味の花
【英語版】イヌホオズキの花言葉
イヌホオズキには英語の花言葉はありません。
イヌホオズキは誕生花の花なの?
イヌホオズキの名前の由来
イヌホオズキの英名、和名、学名とその由来をご紹介します。
英名の由来
イヌホオズキの英名は「Black nightshade(ブラック ナイツヘイド)」です。
「black」は、イヌホオズキの果実が熟すと黒色になることに由来します。
「nightshade」は「陰の夜」を意味し、イヌホオズキの緑色の実が熟すと黒色になる姿を、夜がだんだんと更けていく様子にたとえて付けられました。
和名の由来
イヌホオズキの和名も「イヌホオズキ」で、漢字では「犬酸漿」または「犬鬼灯」と書きます。
ホオズキに似ているものの、食べられないことから「役に立たない」という意味合いの「犬」が付けられました。
また、ホオズキとは花や実の形状が異なるため「似て非なるもの」という意味の「非(イナ)」が転じて「イヌ」となったという説もあります。
なお、別名で「バカナス」とも呼ばれ、ナス科ではあるものの、やはり食用にならないことから、そのような名前が付けられました。
正式な学名
イヌホオズキの正式な学名は「Solanum nigrum(ソラヌム ニグラム)」です。
「solaum」の語源「solamen」はラテン語で「安静」を意味し、同じナス属に鎮痛作用がある種類が存在することに由来します。
「nigrum」は「黒」の意味で、イヌホオズキの緑の小さな実が熟すと黒色になるため付けられました。
イヌホオズキってどんな花?
原産国 | 日本 |
科・属 | ナス科・ナス属 |
タイプ | 一年草 |
草丈 | 20~60cm |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い |
耐陰性 | 強い |
日当たり | 日当たりの良い草地や路傍 |
剪定時期 | 通年 |
育成難易度 | 育てやすい |
イヌホオズキは日本列島に人々が住み始めたころに、大陸から日本に広がったと考えられています。
世界中の温暖な地域に広く分布しており、日本国内でも日当たりのよい乾燥した場所に自生する植物です。
イヌホオズキの葉は、以下の特徴を持っています。
- 長さ3~10cm
- 卵形で、先端が尖っている
- 縁がのこぎりの歯のような形をしている
- 葉の両面に非常に短い毛があり、触るとザラザラしている
また、イヌホオズキは夏から秋にかけて、5枚の白色の花びらと黄色のおしべを持つ花を咲かせます。
花が終わると緑色の実をつけ、熟すと中に20〜50個の種子を含むのが特徴です。
なお、イヌホオズキは、実、葉、茎にソラニンなどの毒を持ちます。
誤って口に入れると嘔吐や下痢を引き起こすため、イヌホオズキに触れたあとは手を洗いましょう。
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