コットンツリーの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
コットンツリーの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
コットンツリーの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 繊細
- 偉大さ
- 私を包んで
- 崇高
- 優秀
- 有用
目次
INDEX
コットンツリーの花言葉は「優秀」「私を包んで」「偉大さ」「有用」「崇高」「繊細」
コットンツリーはコットンフラワーとも呼ばれ、「優秀」「私を包んで」「偉大さ」「有用」「崇高」「繊細」という花言葉があります。
「私を包んで」「繊細」は、コットンツリーのふわふわした白い綿(ワタ)の可愛らしい雰囲気を表します。クリスマスのオーナメントや結婚式のドライフラワーブーケとして人気です。隣の国、韓国では、ドラマで使用されて以来、大切な人へ贈る花束の定番だそうです。
国連は、2021年から毎年10月7日を※World Cotton Day(世界コットンデー)に承認しました。
コットンツリーの多くの利点は、世界で認められています。それは「優秀」「偉大さ」「有用」「崇高」といった花言葉の通りとも言えます。
出典:”World Cotton Day 7October”国連.(アクセス日2023.9.18)
コットンツリーの花言葉は色によって違うの?
コットンツリーは、色による花言葉の違いはありません。
コットンツリーの怖い花言葉
コットンツリーには怖い花言葉はありません。
安心して贈り物にできますね。
コットンツリーの花言葉の由来
「優秀」「偉大さ」「有用」などの花言葉は、コットンツリーには多様な用途があり、人びとの生活に役立つことが由来です。具体的には、綿(ワタ)は糸や織物に、種子は食用油や石鹸などに、搾油後の粕は精製し肥料や飼料にと、利用できます。
「私を包んで」「繊細」という花言葉の由来は、開花後に顔を出すコットンボールの部分が、繊細な繊維で出来ていて、種をすっぽり包んでいるからです。
コットンツリーは、開花時も、綿(ワタ)を付けてからも、どちらも美しいため、「崇高」などといった花言葉は、その姿を表現しているようです。
コットンツリーの花言葉に似ている花は?
「優秀」という花言葉に似ている花
- 「聡明」ムラサキハナナ
- 「美点の持ち主」ハクサンチドリ
- 「叡智」エンレイソウ(延齢草)
「私を包んで」という花言葉に似ている花
- 「抱擁」クマザサ
- 「守護」トリテレイア(ブローディア)
- 「私を愛して」チグリジア
「偉大さ」という花言葉に似ている花
「崇高」という花言葉に似ている花
コットンツリーの花言葉と真逆の意味の花
オダマキには、「優秀」の逆の「愚か」という花言葉があります。
アザミは、「私を包んで」とは逆に「触れないで」「独立」という花言葉を持っています。
【英語版】コットンツリーの花言葉
英語版のコットンツリーの花言葉は「富と幸福の約束」です。
コットンツリーの栽培から、もたらされる綿(ワタ)、種、粕は、衣や食の様々なものに活用できるので、富と幸福の糧となります。
コットンツリーは、昔から、英語圏であるアメリカをはじめ世界中の人びとの暮らしを、支えてきたことが由来となっています。
その他にも、コットンツリー栽培から得られる恵みを表した「母の愛」という花言葉もあるようです。
コットンツリーは誕生花の花なの?
コットンツリーの名前の由来
コットンツリーは、花が咲いた後に実がはじけて、コットンが顔を出します。
その頃は、緑色の茎は、すっかり茶色の枝と化しています。
その姿がツリー(木)に見えることが、名前の由来です。
また、コットンツリーは、「コットンフラワー」または「綿花」とも呼ばれています。
それは、コットンが花に見えることが由来です。
英名の由来
英名は、「Cotton tree(コットンツリー)」「Cotton flower(コットンフラワー)」、または「Cotton(コットン)」です。
名前の由来は、上記で説明した日本語カタカナ表記と、同じ意味になります。
和名の由来
コットンツリーの和名は「綿(ワタ)」「木綿(モメン)」です。
綿(ワタ)の由来
昔の日本で「綿(ワタ)」を作る方法は、蚕(カイコ)から作る真綿(マワタ)のみでした。そこで、綿は蚕から糸をつなげて絹を作るという意味が由来です。
木綿(モメン)の由来
コットンツリーは、奈良時代に渡来した後、戦国時代以降に栽培が普及し始め、「綿(ワタ)」と呼ばれるものが2種類になりました。蚕(カイコ)の繭(マユ)から出来る棉と、コットンツリーからなる棉です。
よって、コットンツリーからなる「綿(ワタ)」は、植物のため、木という文字を使い、「木綿(モメン=コットン)」になります。今は木綿をモメンと読みますが、当初はモクメンと言われていたそうです。
一方で、蚕(カイコ)の繭(マユ)は、通常、絹(キヌ=シルク)となる生糸を作り出します。しかし、絹糸作りに不向きだと判断された繭からは、「綿(ワタ)」が作られるのです。そのようにして、繭から出来た「綿(ワタ)」は、「木綿(モメン)」と区別し、真綿(マワタ)と呼ばれています。
正式な学名
コットンツリーの正式な学名は、品種によって複数ありますが、「Gossypium arboreum」が最もよく知られています。
「Gossypium」とは、「Gossypium(腫れもの)」というラテン語が語源です。コットンツリーの実の膨らみを、腫れていると表現しています。「Arboreum」は、ラテン語で木のように見えるという意味です。
コットンツリーってどんな花?
原産国 | アジア、中南米、アフリカ |
科・属 | アオイ科・ワタ属 |
タイプ | 日本の気候では1年草(本来は多年草) |
花のサイズ | 直径5cm程度 |
香り | ホワイトムスクやリネンのような優しい香り |
草丈 | 60~150cm |
開花時期 | 7月~9月 |
旬の季節 | 10月~12月頃 |
花持ち日数 | 花の場合1日~2日 |
出回り時期 | 10月~12月 |
コットンツリーの花の見た目は、同じアオイ科のオクラ、ハイビスカス、ムクゲ、フヨウによく似ています。
花色は、淡黄(クリーム色)、白、紫色などの品種があります。コットンツリーの花には、紫外線や温度でアントシアニンが出る特徴があるため、1日の中で、ピンク、濃いピンク、紅色などへと変色しながら開花を終えます。
花が咲き終えて約1カ月後、どんどん大きくなった実がはじけて、コットンボールが顔を出します。
その棉(ワタ)の部分は、種を包むように出来る種子毛です。
白色のコットンボールが有名ですが、稀に、赤、茶、緑色などの品種もあります。
コットンツリーの風水
風水では、コットンツリーをはじめドライフラワーは陰の要素があるとされるため、風通しの良い所に飾るとよいでしょう。
風通しの良い所は、陰の気が溜まりにくいためです。
具体的には、気のパワーがたくさん必要な玄関、トイレ、寝室に飾ることは、あまりおすすめできません。
リビングなど、風の流れが良い部屋に飾ることがベストです。