コスモスの花言葉|名前の由来
誕生花
BIRTH
FLOWER
コスモスの花言葉|名前の由来は以下の誕生花です。
花言葉
FLOWER
LANGUAGE
コスモスの花言葉|名前の由来の花言葉は以下になります。
- 愛
- 移り変わらぬ気持ち
- 乙女の純潔
- 乙女の純真
- 謙虚
- 自然美
- 調和
- 美麗
- 野生的な美しさ
- 優雅
- 幼い恋心
- 恋の思い出
- 恋の終わり
- 優美
目次
INDEX
コスモスの花言葉は「乙女の純真」「調和」「謙虚」
秋の代表的な花、コスモスの花言葉は「乙女の純真」「調和」「謙虚」です。
秋の風になびくコスモスを見ると雨風に弱いイメージをもつかもしれませんが、台風で倒されても健気に咲き続ける強さもあります。
コスモスの花言葉の由来
コスモスの花言葉は色により変わりますが、一般的に知られているのは「乙女の純真」「調和」「謙虚」です。
コスモス畑で風に儚く揺れる姿は「乙女の純真」という花言葉がぴったりです。
コスモスの花言葉は色によって違うの?
コスモスは花の色によって花言葉に違いがあります。
ピンクのコスモスの花言葉:「乙女の純潔」
ピンクのコスモスの花言葉は「乙女の純潔」です。
ほんのり色づいたピンクの花びらは他の色のコスモスと比べると愛くるしい印象です。
白のコスモスの花言葉:「優美」「純潔」「美麗」
花言葉はその花のイメージからつけられると言われています。
白のコスモスの無垢な佇まいからこの花言葉がつけられたことが想像できます。
赤のコスモスの花言葉:「愛情」「調和」
赤のコスモスの花言葉は「愛情」「調和」です。
風に揺れる可憐なイメージのコスモスの中でも赤いコスモスは他と違い凛と強い印象があります。
「愛情」という花言葉にぴったりです。
「調和」という花言葉は一般的に知られているコスモスの花言葉と同様のイメージからきています。
黄色のコスモスの花言葉:「幼い恋心」「自然美」「野生的な美しさ」
黄色のコスモスはその色から子どもの元気な様子がイメージできます。
花言葉の「幼い恋心」「自然美」「野生的な美しさ」は子どもの飾らない、ありのままのところからついた花言葉なのかもしれません。
茶色のコスモスの花言葉:「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」
花びらが茶色のチョコレートコスモスはその名の通り、ほんのりチョコレートの香りがします。
花言葉「恋の思い出」「恋の終わり」はほろ苦いビターチョコレートからきたのかもしれません。
また「移り変わらぬ気持ち」という花言葉からは芯の強さを感じられます。
他の色のコスモスとは違う大人っぽい印象からきた花言葉かもしれません。
コスモスの花言葉は英語圏で違う
英語のコスモスの花言葉は「harmony(調和)」「beautiful(美しい)」「modesty(謙虚)」です。
花言葉の「beautiful(美しい)」はギリシャ語の「kosmos」(宇宙)が由来になっていると言われています。
「kosmos」は「宇宙」だけではなく「秩序」の意味があり、昔から規則正しく整然としたことは美しいとされてきました。
またコスモスは花束にしても主張しすぎないところから「harmony(調和)」「modesty(謙虚)」という控えめな花言葉がついたのかもしれません。
コスモスの花言葉に似ている花は?
「乙女の純真」という花言葉に似ている花
「調和」という花言葉に似ている花
「謙虚」という花言葉に似ている花
コスモスの花言葉の真逆の花
コスモスの「乙女の純真」と真逆の意味の花言葉にはホオズキの「偽り」があります。
また「調和」と真逆の花言葉はトウモロコシの「仲たがい」、「謙虚」と反対の花言葉はスイセンの「うぬぼれ」です。
コスモスの花言葉の意味とミスチル
ミスチルの「花言葉」という歌を聞いたことはありますか。
ミスチルは多くのヒット曲を生み出していますが、「花言葉」は知る人ぞ知る名曲と言われています。
曲は「コスモスの花言葉に揺れながら」という歌詞から始まります。
おそらく曲を聞く人は(コスモスの花言葉は何だろう)と疑問に思いながら聞くのではないでしょうか。
コスモスの花言葉は一般的に知られている「乙女の純真」「調和」「謙虚」の他にそれぞれの色によって、ピンクは「乙女の純潔」白は「優美」「純潔」「美麗」赤は「愛情」「調和」など数多くあります。
ではこの曲の場合はどの花言葉について歌っているのか気になりますよね。
私的な解釈になりますが、
君がくれた 僕に足りなかったものを
出典:花言葉 / Mr.Children 作詞:桜井和寿
集めて並べて 忘れぬよう願う
君の全て 僕に見せて欲しかったのに
コスモスの花言葉は咲かなかった
上記の歌詞の最後に「君の全て 僕に見せて欲しかったのに コスモスの花言葉は咲かなかった」という表現があります。
「コスモスの花言葉」の部分を赤のコスモスの花言葉「愛情」に入れ替えると意味がしっくりきそうです。
失恋したときの気持ちが伝わってくる切ない曲です。
コスモスは誕生花の花なの?
誕生花は国や地域により異なると言われていますが一般的には季節の旬の花になることが多いようです。
コスモスの名前の由来
コスモスの名前の由来はギリシャ語の「kosmos」からきています。
ギリシャ語の「kosmos」には「宇宙」「秩序」という意味があり、花びらが整然と並ぶ姿やコスモス畑で咲いている様子が宇宙に散らばる星のようだからコスモスと名付けられたと言われています。
英名の由来
コスモスは英語でも「cosmos」(コスモス)と呼ばれています。
その由来は上記の日本語のコスモスと同じくギリシャ語の「kosmos」からきていると言われています。
和名の由来
コスモスの和名は秋桜(アキザクラ)です。
字の通り秋に咲く桜のような花という意味でつけられたようです。
コスモスは明治時代に日本に伝わり、山口百恵さんが歌った「秋桜(コスモス)」がヒットしたことで「コスモス」と呼ばれるようになったと言われています。
正式な学名
コスモスの学名はCosmos bipinnatusです。
Cosmosは上記でもあげたギリシャ語の「kosmos」が由来となっています。
bipinnatusは「bi」が2つの「pinnatus」羽状のという意味です。
ちなみにキバナコスモスの学名は「Cosmos sulphureus」チョコレートコスモスの学名は「Cosmos atrosanguineus」となりどちらも同じコスモス属ですが、ウィンターコスモスの学名は「Bidens laevis」となりコスモス属ではありません。
コスモスってどんな花?
原産国 | メキシコ |
科・属 | キク科コスモス属 |
タイプ | 一年草(チョコレートコスモスは多年草) |
花のサイズ | 約6~10㎝ |
香り | ほとんどしない(チョコレートコスモスはほのかにチョコレートの香りがする) |
草丈 | 20~150㎝ |
開花時期 | 6~10月 |
旬の季節 | 夏~秋 |
花持ち日数 | 5~10日位 |
出回り時期 | 8~10月 |
キク科のコスモスはピンク、白、赤の花を咲かせます。
早咲きと遅咲きがあり6~10月に開花しますが、夜の長さが昼よりも長くならないと咲かない短日植物のため、秋に多く出回ります。
最近は品種改良も進み、短日性に影響されない品種もあります。
草丈は20㎝〜150㎝まで大きく育つものもあり、花の大きさは品種により個体差はありますが6~10㎝ほどです。
またチョコレートコスモス以外のコスモスはほとんど香りがありません。
コスモスの飾り方
コスモスの切花を買うときの注意点や飾り方、お手入れ方法を紹介します。
コスモスは茎がしっかりしていて、中心の花粉の粉が出ていないものを選ぶのがポイントです。
花粉の粉がでているものは終わりかけの可能性が高いからです。
飾るときは見た目がすっきりするまで葉を取り、水は5㎝位と少なめに入れましょう。
毎日水を入れ替えるときに少し茎を切ると長持ちします。
くったりしてきたら湯上げをしましょう。